先日、AmazonのAI部門が大幅な人員整理を行うというニュースがありました。レイオフが頻繁にあり、日本のような解雇規制のないアメリカの話ですから、そう珍しくもないかも知れませんが、これから伸びていくはずのAI事業でのリストラなのでニュースバリューはあるでしょう。
なんせ、AI部門の従業員から見れば、自分たちが頑張って導入して発展させたAIのために、自分たちが不要という判断を経営陣に下されたのですから。
AIの過剰とも言える利用バブルによって、AIはAIのために存在するようになり、コンピュータはコンピュータのために存在しつつあります。
メモリを始めとする半導体を大量に消費し、消化し続けるデータセンターと、その中にあるAIは、本当に人間や社会のためになっているのか。
かつての日本の不動産バブルは、ちょうど頂点の時期にNHKが、
「土地はだれのものか」
という特集を組み、そしてその後、バブル崩壊により土地神話が崩壊しました。
今のAIは、まさに、「AIはだれのものか」という問いかけがなされてもおかしくない状況かも知れません。
そして、コンピュータ関連企業も、ほぼ例外なくAIバブルに乗ろうとしています。