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  • OPNsenseからpfSenseに移行

    OPNsenseを導入して、さらにCasaOSにサーバを集約して機器もケーブルもスッキリして、はーやれやれ、と思っていたのもつかの間、突然ある日の朝に、ネットが繋がらなくなりました。メインPCもスマホもです。LAN内のサーバにはつながり、OPNsenseを飛ばして、大元の光回線ルータに直接wifiで繋ぐと、インターネットにアクセスできたので、どう考えてもOPNsenseに問題があります。

    ということで、出勤するまでの数十分間かけて色々やっても駄目、仕事を終えて帰宅してからバックアップデータから復旧しても駄目、ついにはファクトリーリセットをしても駄目、ということで絶望に打ちひしがれていました。

    また完全にゼロからOPNsenseを入れ直せば、多分動作するんだろうけれど、また同じ設定をやったらまた同じように駄目になりそうですし、そもそもまたOPNsenseを入れるのも芸がないので、OPNsenseの派生と言うか正確には派生元から分離したpfSenseの方をインストールしてみます。

    なんかよく知らないですが、netgateという会社のホームページからダウンロードできるようですが、メールアドレスやら住所やらを登録しないといけないようです。色々調べていたらRedditに旧バージョンのftpのURLを貼っている神がいましたけれど、そもそも何か送られてくるわけではないので、メールアドレス以外は嘘を書いておけばいいだけです。メールアドレスもFirefox Relayのマスク機能を使えば、何の個人情報も先方には渡りません。

    さて、なんやかんやで手に入れたisoファイルを、いつものごとくUSBメモリ内のVentoyのフォルダにコピーして、いざインストール。途中の画面は似ていますし、インストール完了直後のコンソール画面での設定はほぼ同じですね。

    GUI画面はまるっきり異なりますが、実際に設定できる内容はやっぱり似ています。インストール直後のデフォルトのIDとパスワードが[admin]と[pfsense]で、[root][opnsense]だったOPNsenseとは違ったのでちょっと焦りましたけれど。

    さて、またAIにも聞きつつ、自分の環境に合わせた設定をしていきます。今回は逐一、バックアップを段階ごとに保存していきます。しかし、[Diagnostics]→[Backup & Restore]→[Config History]に、設定変更ごとに巻き戻したり設定を保存したりする機能があることを知りました。逐一バックアップ取らんでもええんかいな。まあ、動かなくなったりログインできなくなったら終わりなので、やっぱりバックアップデータの別PCへの保存は必要ですね。

    ともかく、設定をすればちゃんと動きました。LANとOPT1の分離も出来ましたし、Tailscaleプラグインを入れてモバイル回線からもアクセスできました。

    これでなんとかなりそう。これでもなんか知らん間に駄目になったら、OpenWRTを試してみようか。

  • Proxmoxから大半のサーバをCasaOSに移転(というか作り直し)

    先日の投稿では、OPNsenseをルータ兼FWとして導入したと書きましたが、今度はその内側のネットワークとサーバの話です。

    これまでProxmoxを入れたPCを複数台運用して、
    WordPress
    NginxProxyManager
    NextCloud
    Jellyfin
    FreshRSS
    AdguardHome
    などなどのサーバを運用してきまして、クラスタ化やバックアップなど様々なLinuxサーバの勉強とおためしをしてきましたが、勉強のためではなく、自分個人で利用者として使うことになると、各PCでの動作確認や電源・LANケーブルの煩雑さが鬱陶しくなってきました。

    そして、ふと思ったのが、「そもそもPC1台にまとめたら良いんじゃね」ということでした。

    現在のProxmox内でのサーバ運用でも、オーバーヘッドを加味しても十分に余裕がある状態であり、また、一人だけしか使わないのですから同時に複数のサーバを酷使することはありません(例えば、NextCloudで写真同期しながら、Jellyfinで動画を再生しつつ、OMVで大量のファイルコピーをこなったりすることはないです)。

    ということで、現状のProxmoxの各VMやLXCを整理して、1台のPCに集約することにしました。利用するのはCasaOSです。

    Zimaboardに最初にインストールされていたのを少しだけ触っただけでしたが、これを気にガッツリ触れてみましたが、個人利用での複数サーバ運用ならこれが最適解のような気がします。もっと細かく設定したいなら、Dockerで直接全てのパラメータを自分で決めれば良いでしょう。

    さて、使うPCは、現在自宅にあってサーバ運用しているPCの中では最も高性能な、Ryzen5 3550Hを積んだものです。


    https://www.amazon.co.jp/dp/B0DBLGVNXQ


    以前にもこのブログやnoteでも紹介しましたが、今になって型番が「AN2」であることを知りました。というかPCウラ面にも書いていました。

    このPCはメモリ16GB×2での運用も可能で、以前には32GB×2の合計64GBでも動作しました。今回は合計32GBで使います。

    Proxmoxに入れるVMやLXCではいつもUbuntu Server24.04を使ってきましたが、今回はついこないだメジャーバージョンアップがあったDebian13を使ってみることにします。

    isoファイルをVentoyの入ったUSBメモリにコピーしてさっさとインストールします。毎度のことながらVentoyの有能さには感心します。考えた人天才か。

    Debian13自体はGUIでは使わないので最小構成プラスSSHだけでインストール完了させて、続けてCasaOSです。こちらもcurlコマンド一発ですのでありがたいです。

    CasaOSのインストールが完了したら、メインPCのブラウザでDebian13及びCasaOSのプライベートIPアドレスを叩いて表示させます。CasaOSのデフォルトポート番号[80]は運用するサービスによっては競合するので、さっさと変更しましょう。私は[9091]にしましたが、競合しなければ、かつ自分が忘れないようなものなら何でも良いです。八千番台は結構使われがちです。

    お次はApp Storeから使いたいものをどんどんインストールしていき、競合するポートとか、ネットワークとか、ボリュームとかはエラーが出るたびに生成AIに質問して解決していきました。大して知識がなくても、諦めない根性と、データを失っても良い覚悟と、解決にかける時間があればなんとかなるものです。

    ちなみに、ここでOPNsense&NEC PC+LANカードという組み合わせをした一番の理由である、Wordpressサーバの分離を行いました。

    OPNsenseのLANアドレスには、メインPCやCasaOSをつなぎ、OPT1の方にはProxmoxに入れたWordpressとNginxProxyManagerをつなぎました。NginxProxyManagerはOPNsense→AdguardHomeを経由してドメイン解決していて、さらにLet’s EncryptによるSSL認証にも利用しているので、今すぐは無くせないですね。

    取り急ぎ、サーバ・ネットワークの簡素化と分離を行うことが出来ました。

    しかし、このRyzen5搭載のPC「AN2」の問題点は、CPUを低速で動かしていても、発熱→ファン高速回転→温度低下→ファン低速回転→発熱→ファン高速回転→温度低下・・・というループとなってファン音が気になってしゃーないことです。

    ということで、せっかく入れたCasaOSのセットアップをやり直します。低電力で有名なIntel N100を搭載した、UN100Pの方を使うことにしました。メモリはAN2から持ってきた16GBを使います。AN2のCasaOSでは32GBでも十分に余りまくっていましたから、16GBでも多いくらいです。

    Debian13とCasaOSのインストールが短時間で終わることが救いですね。もう一度同じことをやり直して完了。ちなみに、Proxmoxで全て運用していた時にNASとして使っていたOpenMediaVaultは、今回は使用せずにCasaOSそのもののファイル共有機能を使います。個人利用ならこれで十分でした。

    さて、ここまで上手くいって、よしよし・・・と思っていたところ、まさかの状態に陥りましたが、次の記事に続きます。

  • OPNsenseのインストールから設定完了

    先日、NECのジャンク品スリムPCにLANカードを追加したところまで書きましたが、ここからはOPNsenseをインストールしていきます。ちなみに私は生成AIに聞きながらインストール・設定をしていきましたが、参考に出来るサイトとしては、
    さくらのVPSマニュアル
    https://manual.sakura.ad.jp/vps/os-reinstall/iso-install/opnsense.html
    こちらがわかりやすいかも知れません。ただし、これはクラウドサーバでの設定ですので、ローカル環境の実機では設定が一部異なります。

    OPNsenseのサイト
    https://opnsense.org/download/
    からイメージをダウンロードします。私はUSBメモリに入れたVentoyのフォルダに入れるので、「Select the image type」はDVDを選び、isoファイルを落としました。それぞれの違いはここに書いてありました。
    https://docs.opnsense.org/manual/install.html#installation-images

    Ventoy入のUSBメモリをPCに挿して起動してインストール開始。まずはCUI画面での設定です。WAN interfaceは光回線ルータにつながっている方を選び、LAN interfaceは、従来の内部ネットワーク(メインPCやProxmoxホストなど)につなぎます。

    インストール時にいきなりログインIDとパスワードを求められますが、ここは
    ID installer
    Password opnsense
    と入れればOKです。知らないと焦りますな。もちろん、ドキュメントには書いてあるのですけれど。
    https://docs.opnsense.org/manual/install.html#opnsense-installer

    この後は、大抵のLinuxディストリビューションと同様に、言語、キーマップ、ストレージやパーティションなどを決めて、インストール開始。途中でrootユーザーの設定を行います。

    完了したら再起動しますが、OPNsenseはデフォルトでいきなり、インストールしたPCのプライベートIPアドレスが「192.168.1.1」に設定されてしまいますので注意が必要ですね。

    さて、ここからが最後のCUIでの設定です。0から13までの選択肢が出る中で、まずは2を選び、インターフェイスの設定を行っていきます。ちなみに、1を選ぶと、インストール前のWAN/LANの設定をやり直せます。

    この辺もまあ、Proxmoxとかのインストール時の知識があれば大丈夫ですね。IPv6関係は無視します。設定が完了したらリブートして、またこの画面に戻ってきたら、次はGUIでの設定です。このCUIの画面は実機上で表示されたままですので、もし万が一rootパスワードを忘れた場合はここの「3」からリセットできます。

    次は、GUIでのセットアップです。

    インストール時に設定したLANのゲートウェイアドレスに、
    :8443
    をつけてブラウザで開けば入れます。

    最初にウィザードが出てきますが、これを飛ばしても個別で設定できますし、ウィザードのやり直しも出来ます。

    自分の環境に合わせて設定していきます。キャプチャとか取っていなかったので、最初にどのように設定したかをもはや全く覚えていませんが、この時点ではWordpressサーバの分離は行わず、全てのデバイスをLAN(192.168.100.0/24)の方につなげましたので、まだそこまでややこしくは無かったはずです。それでも難しかったですが。

    システム→設定→全般
    インターフェース→割当/LAN/WAN
    ファイアウォール→NAT→ポートフォワード/外向き
    ファイアウォール→ルール→LAN/WAN
    サービス→ISC DHCPv4→LAN

    なんかを設定したと思います。その後にも色々といじっていますが、それについてはまた後日書きます。

    とりあえず、これでOPNsenseを用いたファイアウォール・ゲートウエイを設定できました。Core i5 8500Tにメモリ16GB、SSD128GBという過剰スペックですけれど、少なくともハードウェア的制約で困ることはないでしょう。

  • NECのジャンク品のスリムPCにLANカードを追加してOPNsenseをインストールした

    前回の記事で、NEC製のスリムPCをジャンク品として購入した話を書きましたが、使いみちとして、LANカードを挿してLANポートを増やして自宅ネットワークを拡張しようと思います。

    具体的には、現在、Proxmoxのホスト内にあるLXCコンテナで運用しているWordpressサーバ(このブログ)を、他のサーバ群と別のネットワークに分離します。他所からアクセスされるサーバは、他のサーバとは分けるべきですね。そもそも、クラウド上で運用すればいい話ですが、それは置いといて。

    さて、そこで必要になるのが、LANポートが2つ以上あるLANカードと、そのカードをスリムPCに挿すためのライザーカードです。どちらもAliExpressで買おうかと思いましたが、Amazonでも対して値段が変わりません。多少の値段差は、送料プラス安心で埋まります。昨今のAmazonは配送トラブル・中身のすり替えなどが問題になっていますけれど、まあこのカード類程度の金額であればダメージは少ないですし、こういうライザーカードなんて売っているネットショップは非常に限られます。

    ちなみに、購入したものは以下の2点です。

    https://www.amazon.co.jp/dp/B0DQQ94D1D


    https://www.amazon.co.jp/dp/B085WPC19Q

    ライザーカードはLenovo m720qでも使えるもので、同構成のNECのこれでも動くはずと思って買いました。
    LANカードはIntelチップでギガビットポートを2つ積んでいれば良いので、これにしました。シビアなスピード要求があるわけではないですし。

    さて、PC本体を開けて、2.5インチSSD用アダプタを外し、ライザーカードを挿す・・・前に、LANカードをライザーカードに挿す必要があります。不可能ではないですが、先にライザーカードを挿すとめんどくさいです。

    出来上がりはこんな感じ。

    PC本体の背面はこちら。若干傾いていますが、固定できないのでしょうがないですね。重いGPUカードならメインボードに干渉するかも知れませんが、LANカード程度なら大した自重はありません。

    次は、OPNsenseのインストールのお話です。

  • Proxmoxをアップグレードしてみた

    Debian 13が正式に公開されましたが、DebianベースのProxmoxは一足先に新バージョンである9.0が公開されていました。そんなんいいんですかね。

    自宅のネットワークでは、ProxmoxのクラスターをミニPC3台で構築していますので、アップグレードする対象も3つになります。元のバージョンは8.4.9で、すでにapt update済です。

    アップグレードのレポートは、Linuxやサーバに詳しい諸兄が、すでにQiitaやZennやnoteで書かれていますので、それらも参考にしましたが、ちょくちょくややこしいこともあるみたいですので、具体的な方法は、Google AI StudioにてGemini 2.5 Proさんにお聞きしました。

    人それぞれ異なる環境によって、アップグレード前の準備と実際の手順は多少異なるはずですが、概ね
    ・バージョン8.4.*までアップデートする
    ・VMやLXC及びホストのバックアップを取る
    ・VMとLXCをシャットダウンもしくはマイグレーションで移動する
    ・pbs8to9 –full で事前にチェックして、エラーと警告の項目に対応する
    ・APTリポジトリをtrixieに変更する
    ・apt dist-upgrade でアップグレードする
    ・再起動する
    ・アップグレード後にVMとLXCを復帰させる
    といった流れです。CephやHAについては使っていないので分かりません。使っている人ならご自身で調べてなんとかするでしょうけれど。

    多分、面倒なのは事前チェックで出てきたエラー・警告への対応でしょう。私の場合は、3つのホストで以下のような表示が出てきました(1つのホストでしか出ていないものと、重複しているものがあります)。

    WARN: systemd-boot meta-package installed but the system does not seem to use it for booting. … Consider removing ‘systemd-boot’
    WARN: The matching CPU microcode package ‘intel-microcode’ could not be found! … apt install intel-microcode
    WARN: dkms modules found, this might cause issues during upgrade.
    WARN: Deprecated config ‘/etc/sysctl.conf’ contains settings – move them to a dedicated file in ‘/etc/sysctl.d/’.
    WARN: The matching CPU microcode package ‘amd64-microcode’ could not be found! … apt install amd64-microcode

    どれくらい個人差があるか分かりませんが、intelやAMDのmicrocodeの問題ってここで初めて対応することになるのが、「なんでやねん」という感じもしますけれど。

    なんやかんやエラーとかありましたけれど、その都度Geminiに聞きながらなんとかホスト3つともアップグレードに成功し、9.0.3になりました。

    Proxmoxだけ利用しているのであればここで終了なのですが、私の場合は別PCでProxmox Backup Serverも動かしていますので、こちらもアップグレードしないといけません。PVEを9にアップしたら、PBSも4にしないと不具合が起きるらしいです。

    ということで、PBSのアップグレード方法をGeminiに聞きつつ実行していきます。ちなみにPBSでの事前チェックコマンドは
    pbs3to4 –full
    です。

    こちらもほとんどやることはPVEのときと変わりませんが、事前準備でデータストアのドライブは、オプションからメンテナンスモード(リードオンリー)にしておくべきなんだそうです。アップグレード中にバックアップデータをいじったらヤバそうなのは素人目にも分かります。

    PBSのアップグレードもなんだかんだエラーとかありましたが、ここでもその都度Geminiに聞いていくと全部解決して無事、アップグレードできました。現時点での最新バージョンは4.0.12ですね。

    Proxmoxは2年毎のバージョンアップグレードが行われるようですが、移行猶予期間みたいなものとして1年プラスされるので、今回のPVE9とPBS4はおそらく2028年8月までサポートされるはずです。まあ、次のバージョンが出たら出たですぐに飛びついてしまうとは思いますけど。

  • Mergerfs&Snapraid導入、いくつかのサービス停止、k3sクラスターなど、サーバ構成を色々変更しました

    Proxmox3台+ゲートウェイPCという構成でしたが、これにバックアップ用のシンクライアントを購入したと前のエントリで書きました。Proxmox3台の中でも、USB接続HDDを各サーバ(NextCloudやJellyfinなど)にそれぞれ接続していましたが、それらの外部ストレージをOpenMediaVaultに一括してまとめ、Mergerfs&Snapraidを使って、擬似的に1つのストレージにして、かつ擬似的なRAID構成にして、NextCloudやJellyfinがそれにアクセスするような形にしました。

    また、ほとんど使っていなかった、
    Memos
    ChangeDetection
    ArchiveBox
    も停止しました。LXCコンテナの削除までは行っていませんので、また使いたくなったら有効にします。

    あと、サーバ監視として、少し前はWindowsで動かせるPRTGのフリー版を使っていて、その後、UptimeKumaをコンテナに入れて運用していましたけれど、結局のところ手の届くところにあるサーバで、ゲートウェイPC以外はProxmoxの管理画面で確認出来るのだから、サーバ監視サービスも要らないと言えば要らないですね。こちらも停止させてました。

    合計で4つのコンテナを使わなくなったことで、かなりリソースに余裕が出てきました。こうなると逆に貧乏性のためか、余っているのがもったいなく感じてきます。

    ということで、興味はあったけれど全く理解出来ないKubernetesに手を出してみることにしました。今のハードウェア的なリソースでは、フル環境のK8sはかなり重めになってしまい、他のサーバを停止させかねないので、軽量なK3sを導入してみます。

    K3sは1つのノードからでも実行出来ますが、せっかくなので各Proxmoxのホストに分けて、マスターノードとワーカーノード2つを構築しました。

    ということで、結局のところ、今の動かしているサーバ構成は以下のようになりました。

    ゲートウェイ(Zimaboard)
    CPU:Intel Celeron N3450(4コア4スレッド)
    メモリ:2GB
    ストレージ:eMMC 32GB
    OS:Ubuntuserver24.04
    サーバ内容:ファイアウォール(UFW)、VPN(WireGuard)、広告ブロック(Pi-hole)

    バックアップサーバ(T520)
    CPU:AMD/GX-212JC
    メモリ:4GB
    ストレージ:M.2 SATA SSD 16GB
    OS:Proxmox Backup Server
    サーバ内容:Proxmox Backup Server

    PVE(Wyse5070)
    CPU:Intel CeleronJ4105(4コア4スレッド)
    メモリ:DDR4 16GB
    ストレージ:SATA接続SSD 480GB
    OS:ProxmoxVE
    サーバ内容:
    RSSリーダーのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    Apt-cacher-ngのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ2GB、スワップ512MB、ストレージ100GB)、
    OpenMediaVaultのVM(CPU2コア、メモリ4GB、ストレージ10GB、USB接続HDD2TBx2台、USB接続HDD1TBx3台)
    K3sのワーカーノードのVM(CPU2コア、メモリ2GB、ストレージ20GB)

    PVE2(N100)
    CPU:Intel N100(4コア4スレッド)
    メモリ:DDR4 16GB
    ストレージ:SATA接続SSD 240GB
    OS:ProxmoxVE
    サーバ内容:
    JellyfinのVM(CPU2コア、メモリ4GB、ストレージ32GB)、
    K3sのワーカーノードのVM(CPU2コア、メモリ2GB、ストレージ20GB)

    PVE3(3550H)
    CPU:AMD Ryzen5 3550H(4コア8スレッド)
    メモリ:DDR4 16GB
    SSD:NVMe接続SSD 512GB
    OS:ProxmoxVE
    サーバ内容:
    WordPressのLXCコンテナ(CPU2コア、メモリ4GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    Nginx Proxy ManagerのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ8GB)、
    NextCloudのVM(CPU4コア、メモリ8GB、ストレージ50GB)
    K3sマスターノードのVM(CPU2コア、メモリ4GB、ストレージ20GB)

    K3sの各ノードは、上記にあるようなスペックよりも少な目でも動くようですけれど、せっかくなので多目にリソースを配分しています。

    ただ、Kubernetesのクラスターを作ったは良いものの、ここからの勉強が大変ですね。
    ゆくゆくは、現在コンテナやVM内のDockerで構築している各サーバを、K3s上に移行させたいですが、学びつつやっていくのは時間がかかりそう・・・。

  • またミニPC(シンクライアント)を購入した話

    既に何台もミニPC(シンクライアント含む)を持っていて、ホームサーバをいくつも立てているのですが、個人的にちょっと気になっていたのが、バックアップ用のサーバについてです。
    Wyse5070というDELLのシンクライアントにProxmoxを入れて、その中にVMとしてProxmox Backup Serverを入れていたのですが、何故かメモリ使用量が4GBでMAXに張り付いていました。動いている限りは別に良いのですが、自分としてはバックアップ用のサーバは独立している方が良いんじゃないかと思いはじめ、必要十分なスペック(余分は要らない)のマシンを探していました。

    ヤフオクでhpのシンクライアントであるt520を見つけて購入。ちゃんとACアダプタ付きで、ヤフオクのクーポンも使って2,000円で買えました。

    スペックは以下の通りです。
    CPU:AMD/GX-212JC
    メモリ:DDR3 4GB
    ストレージ:M.2 SATA SSD 16GB

    単体でアレコレしようと思うととてもじゃないが無理なレベルですが、Proxmox Backup Serverを直接入れる分には問題ありません。メモリとストレージは交換可能ですが、バックアップ専用サーバならこれ以上増やす必要もないですね。

    Proxmox Backup Serverを入れてUSB接続HDDの設定を行い、Proxmoxの方でバックアップの設定をしてから、とりあえずすぐに実行。問題なく動作しました。これからはスケジュール通りに動いてくれます。

    ちなみに、ProxmoxのVMとして動かしていたときとは異なり、メモリ使用量が数百MBしかありません。Proxmox内に入れているときと、PBS単体で直接インストールした場合でこんなに差が出るものなんでしょうか? この辺が謎ですが、減ったのですから良しとしましょう。

    元々、PBSを入れていたWyse5070に余裕が出来ましたので、LXCコンテナで動かしている軽めのノードを他のホストから持ってきた結果、サーバ構成は現在はこうなっています。

    ゲートウェイ(Zimaboard)
    CPU:Intel Celeron N3450(4コア4スレッド)
    メモリ:2GB
    ストレージ:eMMC 32GB
    OS:Ubuntuserver24.04
    サーバ内容:ファイアウォール(UFW)、VPN(WireGuard)、広告ブロック(Pi-hole)

    バックアップサーバ(T520)
    CPU:AMD/GX-212JC
    メモリ:4GB
    ストレージ:M.2 SATA SSD 16GB
    OS:Proxmox Backup Server
    サーバ内容:Proxmox Backup Server

    PVE(Wyse5070)
    CPU:Intel CeleronJ4105(4コア4スレッド)
    メモリ:DDR4 16GB
    ストレージ:SATA接続SSD 480GB
    OS:Proxmox
    サーバ内容:
    ChangeDetectionのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ512MB、ストレージ10GB)、
    MemosのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ512MB、スワップ512MB、ストレージ10GB)、
    Apt-cacher-ngのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ2GB、スワップ512MB、ストレージ100GB)、
    Uptime KumaのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    ArchiveBoxのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ2GB、スワップ512MB、ストレージ16GB)、

    PVE2(N100)
    CPU:Intel N100(4コア4スレッド)
    メモリ:DDR4 16GB
    ストレージ:SATA接続SSD 240GB
    OS:Proxmox
    サーバ内容:
    RSSリーダーのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    Nginx Proxy ManagerのLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ8GB)、
    OpenMediaVaultのVM(CPU1コア、メモリ2GB、SSD10GB、USB接続HDD2TB)
    JellyfinのVM(CPU2コア、メモリ4GB、ストレージ32GB、USB接続HDD1TB)、

    PVE3(3550H)
    CPU:AMD Ryzen5 3550H(4コア8スレッド)
    メモリ:DDR4 16GB
    SSD:NVMe接続SSD 512GB
    OS:Proxmox
    サーバ内容:
    WordPressのLXCコンテナ(CPU2コア、メモリ4GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    NextCloudのLXCコンテナ(CPU2コア、メモリ4GB、スワップ1GB、ストレージ10GB、USB接続HDD1TB)

    PVE3のホストに余裕があるので、今後なにか新しいものを試す分にはここで行うことになります。ただ、もうそうそうやること無い気がしてきました。

    ここでは載せていませんが、ホームサーバとして立てたが使わなかったので消したものや、上手く動作しなかったので諦めたサービスもいくつもあります。

    ProxmoxのVMにLinuxを入れて操作のお勉強をしても良いのですが、それくらいの用途ならWindows11のメインPCでVirtualBox上に作れば良いだけですね。

    当面は少なくともハードウェア的に増やすつもりはないですが、そういうつもりでどんどんミニPCが増えてきたので、増やさない自信は無いですが・・・。

  • Ryzen5 3550HのCPU周波数を固定してサーバ運用する話

    買ったは良いがCPUのファンが五月蠅いので、メインPCとしては使っていなかったミニPCがありましたが、今はProxmoxを入れてサーバ運用しています。

    とはいえ、ファン音が五月蠅いと24時間稼働のサーバ運用には向いていません。逸般の誤家庭ならともかく、一般の御家庭では常時ファン音が唸るサーバは邪魔者に過ぎません。

    ということでCPUの発熱・ファン音対策が必要になってきます。
    まとも、というか一般的なPCや自作マシンですと、BIOSでCPUの周波数やファンコントロールが出来るのですが、このPCではBIOSに入ってもCPU関係の設定項目が少なく、そこら辺をイジることが出来ませんでした。

    ということで、次はLinux上で設定を試してみます。今回はGeminiに聞きながら行いました。

    既にProxmoxをインストールしていますが、一応実機にマウス・キーボード・モニタをつないで起動。
    まず、cpufrequtilsをインストールします。

    sudo apt update
    sudo apt install cpufrequtils # Debian/Ubuntu系の場合(ProxmoxはDebian系)

    以下のコマンドで、現在のCPUの周波数ガバナーと利用可能な周波数を確認できます。

    cpufreq-info

    このコマンドで見ると、このRyzen5 3550Hの周波数は1.4GHz、1.7GHz、2.1GHzと出てきました。 8個あるコアそれぞれで、現在のCPU周波数は異なっているので、これを一番低い1.4GHzに固定しましょう。

    Geminiに教えてもらい、全てのCPUコアをuserspaceガバナーに設定します。

    echo "userspace" | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/scaling_governor #固定したい周波数を設定(例: 2000MHz = 2.0GHz)

    Ryzen 3550Hのサポートされている周波数範囲内で設定してください。

    周波数はcpufreq-infoで確認した利用可能な周波数の中から選びます。

    echo "1400000" | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/scaling_setspeed

    これで、Ryzen5 3550Hの下限である1.4GHzに固定出来ました。
    cpufreq-infoでもそのように表示されます。

    これにより、設定前の通常使用のときよりもかなりファンの回転数が減りました。
    元々、このPCではファンの回転数が速いときと遅いときが交互に来ていて、音もうるさいときと静かなときがありました。ずっと同じ音量ではないのは、ずっと五月蠅い環境よりも多分辛いです。しかし、この周波数固定作業によってファンが速く回転する頻度が激減しました。

    実際にProxmoxに動かす各サーバのCPU負荷によっても変わるでしょうが、最少周波数に固定したので、そうそう大きな騒音にはならないはずです。

    ちなみに、これらの設定はどうやら再起動時などで外れるようですので、一発で設定するスクリプトも作成しました。

    nano set_cpu_governor.sh
    !/bin/bash
    
    echo "userspace" | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu/cpufreq/scaling_governor # ガバナーを userspace に設定
    
    echo "1400000" | sudo tee /sys/devices/system/cpu/cpu/cpufreq/scaling_setspeed # 固定クロックに設定
    
    cpufreq-info # 現在の設定を確認

    作ったスクリプトに実行権限を与えます。

    chmod +x set_cpu_governor.sh

    実行します。

    ./set_cpu_governor.sh

    systemdで起動時に実行するようにしても良いですが、まあそんな頻繁ではないですし、Proxmoxのホストから実行すれば良いだけなので、とりあえずはここまで。

    今回のこのRyzen5 3550Hはそこそこ古いCPUということもあり、不便なところもありますが、最近の他のRyzenシリーズですと、CPUの熱効率はもっと良くなっているでしょうから、わざわざこんなことはしなくてもサーバ運用時でも静かかも知れません。IntelのN100ならBIOSで消費電力を絞ればほぼファンは回らないんじゃないでしょうか。

  • サーバ死活監視を導入したら即、役に立った話

    先日書いた自宅のネットワークとサーバの構成の投稿の最後に、
    PRTGのフリー版を各種サーバ・PCの死活監視に導入した
    ということを書きました。

    その時は、
    「言うてもそうそうサーバもPCも変にならんだろう」
    と高をくくっていたのですが、サーバ群の配置・配線を少し変えるために一旦、Proxmoxが入っているPC3台とも、全てのノードを停止して電源を落としたのですが、
    配置・配線を変えてから再起動させると、メインPCのブラウザでProxmoxが表示されません。

    壊れるにしても3台まとめてハードウェア的あるいはソフトウェア的に壊れるわけもないと思い、早速導入したばかりのPRTGを見てみると、3台ともPingは通っていることが分かりました。これにより、ネットワークが途切れているわけではない(ケーブル破損やIPアドレスのもんだいではない)と判明。

    PCが起動したら勝手にProxmoxも起動して、ノードも自動起動するはずなのに?とハテナマークを抱えながら、サブモニターとPCをHDMIケーブルでつないでみると、クラスター構成の3台(pve、pve2、pve3)のうち、pve3は起動していました。

    今度はpve2をモニターで見てみると、USB接続SSDやHDDが自動でマウント出来ないエラーにより、Proxmoxが起動できずに止まっていました。

    nano /etc/fstab

    でマウントしている行に # を付けてコメントアウトして保存、再起動すると無事、Proxmoxが自動で起動しました。

    オプションで「ブート時に起動」するようにしていたLXCコンテナやVMも、当然ながら自動で起動していますが、一時的にマウントされなくなっているUSB接続のストレージも、改めてマウントして設定し直し。

    ちなみに、VMやLXCコンテナでマウントする場合、USBパススルーでProxmoxホストを飛ばして各ノードでマウントさせる方法と、ホストでマウントしてから各ノードで共有する方法があります。汎用性があってスマートなのは後者なのでしょうけれど、素人のLinux・サーバユーザにとっては、USBパススルーを利用して、1台のストレージを1個のノードに紐付ける方が手っ取り早くて簡単ですね。

    ともかく、サーバの死活監視って個人レベルでも役に立つことがあるのですね。早速そのメリットを実感した次第です。

  • 自宅ネットワーク内でのホームサーバ構成

    ・現状

    今年の2月から今までにかけて、なぜか突然、「ミニPC購入欲」が沸いてきまして、それに素直に従った結果、自宅というか自室にある常時稼働パソコンが5台になってしまいました。他にノートパソコンとしてChromebookもありますが、こちらはたまにしか起動しないので今回の話からは外れます。

    さて、この4台のパソコンについては、メインPC以外の用途は常時稼働サーバとして運用しています。

    型番で言いますと、
    DELL Wyse5070
    IceWhaleTechnology Zimaboard
    Minisforum UN100P
    Goodtico MINIPC-3550H
    となりまして、見事にメーカーもスペックも異なります。これらを生かそうと思いつつ、自分の勉強のためと、様々なサービスを享受するため、そしてGoogle社なんかを始めとするメガIT企業に頼り切らないようにするため、自宅サーバを色々立てることにしました。

    とはいえ、メガIT企業に頼らないと言いつつも、実際にサーバを立てるに当たっては、ChatGPT、Gemini(Google AI Studio)、Claudeといった生成AIの皆さんに、ひたすらガッツリ聞きまくって、悩みつつ試行錯誤しつつ、サーバを立てては消したりなんやかんやした結果、現時点では以下の通りの構成となりました。

    ・Zimaboard

    (スペック)
    CPU Intel Celeron N3450(4コア4スレッド)
    メモリ 2GB
    ストレージ eMMC 32GB

    (用途)
    RJ45のLANポートが二つあるので、自室のPCとスマホ・タブレットのゲートウェイとして運用することにしました。具体的にはUbuntuserver24.04をインストールして、Firewall(UFW)と広告ブロック(Pi-hole)とVPN(WireGuard)のサーバとして利用しています。PCIeカードもさせますが、今のところは使う予定無し。シングルボードマイコンとして使う分には充分な性能があります。メモリが4GBや8GBのものだと、もっと有効活用出来たでしょうけれど、それはそれで高くなりますので割り切ってルータっぽく使う分にはこれでいいですね。

    ・Wyse5070

    (スペック)
    CPU Intel CeleronJ4105(4コア4スレッド)
    メモリ DDR4 16GB
    ストレージ SATA接続SSD480GB、USB接続HDD2TB

    (用途)
    こちらはLANポートが1つしかないですが、USBポートは8つもあります。最初はOpenMediaVaultを入れて、2TBのUSB接続HDDを2台でRaid1としてNAS運用していましたが、今はProxmox Backup Server のVM(CPU2コア、メモリ4GB、スワップ1GB、ストレージ10GB、USB接続HDD2TB)のみとして利用しています。まだ余力はありますが、個人的にはバックアップ用のサーバには他のサービスを入れたくないので、当面はこのままだと思います。

    ・UN100P

    (スペック)
    CPU Intel N100(4コア4スレッド)
    メモリ DDR4 16GB
    ストレージ SATA接続SSDが240GBと、USB接続SSDが2TB

    (用途)
    もともとベアボーンとしてメモリもストレージもない状態で買いましたが、手持ちのNVMe接続SSDをつないでWindows11を入れてみて、あっさり使えましたが、そもそもメインPCのWindowsがあるので使い道がありません。ということでサーバに回します。
    Proxmoxを導入して、その上で、既にノードとして
    FreshRSS(RSSリーダー)のLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    Vaultwarden(パスワードマネージャー)のLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ512MB、ストレージ16GB)、
    Nginx Proxy Manager(リバースプロキシ)のLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ1GB、スワップ1GB、ストレージ8GB)、
    OpenMediaVault(ファイルサーバ)のVM(CPU1コア、メモリ2GB、SSD10GB、USB接続HDD2TB)、
    を動かしています。

    ・MINIPC-3550H

    (スペック)
    CPU Ryzen5 3550H(4コア8スレッド)
    メモリ DDR4 16GB
    SSD NVMe接続SSDが512GB、USB接続SSD1TB、USB接続HDD1TB

    (用途)
    以前、使っていたPCが故障したために急遽購入したこちらのマシンが、普段使いだとファンがうるさく、結局別のPCをまた購入してメインPCとして使っているため、このRyzen搭載ミニPCは押し入れにしまっていました。他のミニPCでどんどんサーバを立てていくと、やりたいことが増えてきたため、このRyzen5マシンを復帰させました。ファンのうるささはCPU周波数を低速で固定することで対策しました。この対策についてはまた別の記事に書こうと思います。ともかく、手持ちのサーバ運用ミニPC群の中では、一番リッチなスペック(といってもCPU単体ではN100と大差ないですが)なので、重たい動作のものを集めました。
    Proxmoxを導入して、その上で、既にノードとして
    WordPressのLXCコンテナ(CPU2コア、メモリ4GB、スワップ1GB、ストレージ10GB)、
    NextCloudのLXCコンテナ(CPU2コア、メモリ4GB、スワップ1GB、ストレージ10GB、USB接続HDD1TB)、
    Apt-cacher-ng(パッケージ配布キャッシュプロキシ)のLXCコンテナ(CPU1コア、メモリ2GB、スワップ512MB、ストレージ100GB)、
    UniversalMediaPlayerのVM(CPU2コア、メモリ4GB、ストレージ32GB、USB接続SSD1TB)、
    を動かしています。
    Apt-cacher-ngのストレージは、本当はキャッシュを貯めておくのに外付けのSSDかHDDにしたいところですが、現状余っているものがないため、内部のSSDを多目に確保して運用しています。

    ・その他、これから

    後、いくつもあるサーバの死活監視のために、ZabbixとかNogiOSとか運用してみたかったのですが、生成AIに聞きながら作成しても失敗してしまいました。この辺はひとえに私の知識不足なので、またそのうち試してみます。ですので、現在はWindowsで運用できる、PRTGのフリー版を使ってとりあえずPingの監視だけ行っています。まあ、この程度のサーバ数なら一つ一つ見てても何とかなるといえばなるのですけれど。別に仕事じゃないし。

    あと、導入したいのはメールサーバくらいでしょうか? メールサーバは結構面倒というか、既に何度か試しましたが色々大変で結局上手く行かなかったので、また折を見て試すつもりです。ただ、既にメールサーバを入れられそうな余裕があるPCがないのですよね・・・。