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  • HaikuOS奮闘記(01):HaikuOSとはなにか?

    1:Haiku OSとは

    2026年現在、PCの主流のOSは、Windows、macOS、Linux系、BSD系、ChromeOSに大別されます。一般のPCで使用されるOSとしては、これら以外のOSはほぼありません。そんな中で、独立系OSとしてなんとか存続している(ただしシェアはほぼありません)のが、HaikuOSです。

    2:HaikuはLinuxではない

    Windows10のサポート終了前後から、古いPC利用のためにLinuxを使う動きが活発になりました。それと同時に、世界中に無数にあるLinuxディストリビューションも脚光を浴びるようになりました。
    しかし、このHaikuはLinuxディストリビューションではありません。もちろん、BSD系統のOSでもありません。UNIX互換ではありますが、BSDとも、Macとも、Linuxとも異なる独立系のOSです。

    3:BeOSの思想を受け継ぐデスクトップOS

    Windows、Mac、Linux、BSDは90年代もありました。ChromeOSが新たに加わったくらいですが、その時代には他のOSも存在していました。OS/2 Warp,NextSTEP,超漢字(BTRON),などなど、今よりも多様ではありました。NextSTEPはAppleが後継OSとして採用し、今につながっています。NextSTEPとMac後継を争ったのが、BeOSでした。このBeOSは結局主流にはなれず消えていったのですが、有志によるプロジェクトによって、HaikuOSとして復活し、今に至るまで開発が続けられています。

    4:なぜLinuxユーザーがHaikuを試すのか

    LinuxでのメインPC利用、サブノートでの利用、そしてサーバ群の運用に関して、一通り落ち着いたところです。改めて何かチャレンジしてみようという気になり、OSを探してみました。
    Windows互換のReactOSや、ChromeOSの非Chrome版のFydeOSといった、変わり種のOSは他にもありますが、今回試してみようと思ったのは、Haikuが日本語入力も問題なく出来ることを知ったからです。もちろん、それ以前にもBeOSの流れを汲むOSだということは知っていて、ほとんど誰も使っていないOSにチャレンジするのはロマンでもあります。

    5:Haikuで期待できることと期待できないこと

    まず、はっきり言って実用性はありません。メインPCとしての利用、仕事での利用、重要なファイルやサービスの利用には向いていません。なんせまだベータ版です。さらに、他のOSでは数多くのソフトウェア資産がありますが、Haikuで使用できるソフトウェアは限られています。
    逆に出来ることは、それなりに少ないリソース環境下での、ローカル環境で使えるソフトウェアでのファイル作成、編集と言った作業です。また、ブラウザも少ないですがChromiumベースやFirefoxベースのものもありますので、ブラウザ上で動作するサービスはほぼ使えるはずです。

    6:このブログで今後検証する内容

    まずはメインPCであるMXLinux上で、VirtualBoxを使ってHaikuを試してみることにします。
    自分的に問題なさそうなら、その後は余っている実機での運用チャレンジに進みます。

    7:まとめ

    要するに、「誰も使っていないOSをあえて使ってみる」という、完全に趣味の世界の話です。
    実用性は最初から期待していません。ただ、BeOSの流れを汲む独自OSが今もひっそりと開発され続けていて、しかも日本語まで使える——それだけで、試してみる理由としては十分です。
    LinuxもWindowsも一通り触ってからの「OSの寄り道」ですね。