連戦が続くJリーグの中でも、ACL2準決勝2試合と、決勝進出のための日程変更により、最も過密スケジュールで試合をこなしているガンバ大阪は、今日はアウェイでの京都サンガ戦です。
ガンバのスタメンは前節、試合中に負傷交代したジェバリ、ウェルトン、安部を欠く布陣。怪我の深刻度が気になりますが、たっぷり休んでACL2決勝に備えてほしいところです。代わりに入ったのが宇佐美、奥抜、美藤の3名で、左SBも初瀬ではなく中野が入りました。18歳のGK荒木は3試合連続のスタメンです。宇佐美は開幕節以来のスタメン復帰です。
1分、ファーストシュートはガンバのヒュメットでした。
その後は前回対戦同様ほどにはガンバがボールをキープする時間は多くはありません。8分には右サイドを攻略されてゴール前でのピンチもありましたが、なんとかしのげました。
京都が前回の反省を活かしているということもありますがガンバも攻守のキーマンである安部とジェバリを欠いているのも京都ペースな理由ですね。
15分、山下のクロスから宇佐美が左足でダイレクトボレーを放つも枠の左にそれました。
17分の京都の速攻からペドロにシュートされるも荒木がセーブ。
その後もどちらかと言うと京都の方がやりたいサッカーを出来ているような展開が続きますが、両チームともゴールは生まれず前半終了。
ガンバは本来のサッカーができなかったですが、ロングボールや相手DFの裏を突いた時にチャンスになっていたので、一方的に押し込まれていた感じは意外と無かったですね。
後半は両チームともに交代無しで開始。
後半も前半と同様に京都がセカンドボールも拾えて、連続して攻撃を仕掛ける展開に。ガンバは守りながらカウンターやロングボールで活路を見出せるか。
前半に比べると少しオープンな展開にもなっているので、ガンバにもチャンスが出てきます。60分のカウンターではヒュメットのシュートはDFがブロック。
61分に京都がついにラファエル・エリアスを入れてきました。
69分、宇佐美と奥抜が下がり、食野と南野が入りました。南野が1トップでヒュメットがトップ下、食野が左ウイングですね。
その後も一進一退の攻防が続き、時間がタイムアップに近づいていきます。
85分、エリアスの強引な突破からのシュートはGK荒木が正面でキャッチ。
89分、フリーにしすぎた京都の新井が強烈なミドルシュートをガンバゴールに決めて痛恨の失点を喫してしまいます。あまりにバイタルエリアで時間を与えすぎてしまいました。
94分、鈴木のFKからゴール前に入れたボールを、京都GK太田がこぼしてしまい、南野がこぼれ球を決めてガンバが起死回生の同点ゴールをゲットしました。VARで岸本がGKと交錯したファウルを取られるかと思いましたが、助かりました。多分、岸本が相手選手にシャツを引っ張られたからGKとぶつかったとみなされたのでしょう。
その後の京都の猛攻をしのぎ、タイムアップ。ガンバにとっては2試合続けてのPK戦になりました。
PK戦では、京都の2人目を荒木がブロックしたものの、ガンバも3人目の中谷が失敗、6人目の山下も止められてしまい、万事休すかと思いきや、京都6人目を荒木がブロック。まだ続きます。
しかし、ガンバの7人目も止められ、京都7人目が決めて試合終了。ガンバは勝点1に留まりました。
とりあえず、ガンバとしては負けたのは残念ですが、怪我人が増えなかったのは良かったでうs。それくらい厳しい選手事情ですので。
PK戦での失敗どうのこうのよりも、問題なのは安部不在だと攻守の切り替えや中盤での支配率に影響が出てしまうことと、ジェバリ不在だと前線でのタメが作れずに攻撃に厚みがでないことですね。これは構造的な問題でもありますが少なくとも選手を入れ替えても同じことは出来ません。
その2つの問題を解決するには、鈴木徳真をトップ下(インサイドハーフ)に入れて、ダブルボランチを美藤と倉田にすることでしょうか。これで安部とジェバリの不在の解決の一つの方法にはなるとは思いますが・・・試してくれるかどうか。
とりあえず、次は5月2日の神戸戦ですね。ここで90分以内に勝てなかったら優勝はまず間違いなくありません。まあ、百年構想リーグの優勝よりも、ACL2優勝のほうが重要度が高いので、とにかく次の神戸戦も怪我人が出ないことが最重要ですけれどね。