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  • M1 Mac mini 個人的レビュー続き

    新しいAppleSiliconのM1チップを搭載したMac miniを購入して半月ほど経ちましたが、日常的な使用での問題はほぼ起きていません。

    これまでのところの問題点は、
    スリープに移行すると、Thunderbolt3(USB-C)-DisplayPort変換でつないでいる4Kモニタが省電力になってオフになったと思ったら瞬間的にオンになってすぐにオフになる繰り返しが起きることくらいでしょうか。

    これについては、モニタ側の自動省電力移行は諦めて、モニタの電源スイッチ自体を切っています。それでも、スリープからの復帰時にモニタの電源スイッチを入れた後、Macの復帰に時間がかかります。

    Thunderboltからのモニタ出力には問題があるという報告があちこちで見かけますので、この点は私の環境の問題と言うよりは、Mac miniあるいはM1チップ自体の問題なんでしょう。先日のBigSurのアップデートに期待しましたが、アップデート後もこの不具合は直っていませんでした。

    あとは本当に個人的な環境では使うソフトもハードも問題ありません。Appleの新製品には気をつけるのが常識だったと思っていましたが、今回は逆に良い意味で裏切られました。Rosetta2でのアプリ起動も問題無いソフトがほとんどです。

    とりあえず個人的にざっくりしたレポートとしますと、
    ・brotherのプリンタ DCP-390CN
    かなり古いプリンタですが、試しにIntelMac用のドライバを入れてみたらすんなり動きました。ちなみにLAN接続です。

    ・StationTV Link
    nasneをネットワーク経由で見るソフトですが動きませんでした。まあ、そもそもIntelMacでもあまり使い勝手が良くなかったので別にいいのですが。

    ・宛名職人
    BigSur対応の最新バージョンなら普通に使えます。

    ・AdGuard
    広告ブロックもSafariでもGoogleChromeでも動作します。ただ、Intel版のためかオンにしているとブラウザでリンクが開くのに時間がかかることがままあります。Universalアプリになったら速くなるかも知れませんが、現状はオフにして広告を読み込んだ方が結果的に速いという状況のようです。

    あまり特殊なドライバを使わなさそうな、外付けSSD、HDD、USBマイク、BTヘッドホン、BTイヤホンなどは当然使えます。

    メモリ8GBでの動作に不安はありましたが、スワップ使用領域は1GBから4GBの間にほぼ収まりました。ほとんどの時間帯は2GB〜3GBになっています。

    GoogleChromeで10数個タブを開きつつ、Excel、Word、PowerPoint、Slack、CotEditor、TweetDeckなどの使用してこれですので、かなり負荷をかけない限りは事務的な使い方なら問題ありません。多分今後も大丈夫でしょう。

    さらに、Universalアプリが揃ってくれば、メモリの使い方がさらに上手になるはずです。

    懸念としては、今後の新しいmacOSで、使用メモリが増えてきた場合ですが、その場合でもさっさと諦めて買い直しでいいかなと思えるくらい、今は軽快に動作しています。

    動画編集を全くしない人でも、ほぼ無音デスクトップパソコンが欲しい人の選択肢に入ってくるのではないでしょうか。

    このM1 Macの特徴の一つである、iOSアプリの動作にも驚かされます。特に前述のStationTVが使えなかったnasneですが、iOS用のtorne mobileで普通に録画もリアルタイムもテレビを見ることが出来ます。

    WindowsとMacの大きな違いとしては、まず第一にアプリケーションの数に差があることです。Windowsはそれこそ、Windows95時代のソフトウェアでも最新のWindows10で動くものがあります。過去のソフトウェアを含めると、WindowsとMacでは比べる意味が無いくらいの数の差があります。

    しかし、このAppleSiliconのMacの登場により、iOS用アプリもMacで動作するアプリになります。もちろん、全てが動くわけではなく一部に限られますが、「今時のアプリケーション」というくくりであれば、Windows10 対 macOS&iOSという戦いは結構な勝負になるのではないでしょうか。

    ちなみにWindows On Armは状況が逆で、過去の資産を動かすためのx86エミュレーションが無いと誰も使わないでしょう。WindowsはAndroidスマホとの連携を進めてきましたが、そもそもどちらも連携しなくても使えるので、アプリ動作の共有までは行かないでしょうね。そもそもがっつりしたエミュレータがないとダメですし。エミュレータはありますが、Windowsデフォルトの機能というわけでもないので、動作は誰にも保証されていませんし。もちろんWindows自体のソフトウェア資産はMac+iOS以上にありますが。

    第一、Androidアプリを取り込んでいるのはChromeOSです。ChromebookであればほぼAndroidアプリをそのまま動かせるが、こちらはWindowsと違ってMacとは市場で競合しません。

    PC市場は
    ローエンドPC・・・Chromebook、Windows
    ミドルクラスPC・・・Mac、Windows
    ハイエンドPC・・・Mac、Windows
    こんな風に成り立っていますので、MacはChromebookと直接的なライバルにはなり得ません。そもそも価格帯が異なり、出来ること出来ないことの棲み分けがはっきりしています。Windowsは当然ながらどこのランクでも競合がいますが、だからこそ大量の利用者とソフトウェアが存在するので痛し痒しですね。

    ここ数年、Macには停滞感が漂っていました。MacBookのキーボード問題やデザインが全く変わらないiMacの問題がある一方で、Macでの利用者が多かったアプリケーションでもWindowsでの提供が一般的になったこと、そもそも大半のサービスがブラウザ経由のクラウド利用が一般的になったことなどもあって、Macに見切りを付けてWindowsマシンを使う人もチラホラ見かけられました。なんせWindowsはピンキリで、自作やカスタマイズも自由なので求める性能を求めやすい値段で手に入れられますから、Macが使いづらくなれば当然です。

    しかし、今回のM1 Macはその劣勢を跳ね返すポテンシャルは十分にあります。現時点ではローエンドのMac mini、MacBookAir、MacBookProだけですが、ハイエンド向けのAppleSiliconが登場したら、性能ではWindowsマシンだと厳しくなるくらいの差が付くかも知れませんね。

  • 菅義偉首相とマクロン大統領

    菅総理がこのご時世に7人で会食して批判を浴びました。

    そういう会食を自粛しては権力を維持できない、総理の椅子に付いたのは選挙によるものではないからだという批判的なnoteでも書こうと思っていたら、フランスのマクロン大統領が十数人で会食して翌日にコロナ陽性になっていました。さすがフランス、さすが民主主義、さすが直接選挙で大統領を選ぶ国です。日本とはレベルが違う。

    そんな冗談はさておき、マクロン大統領は大統領としての法的な権力はあっても、長年にわたり与党で実績を積んで人脈や経歴を抱えているわけではなく、権力を行使するための基盤がありません。だからこそ、コロナ禍の中でもわざわざ与党内の実力者との会食を欠かすわけにはいかなかったのでしょう。

    これで米英仏の三大国のトップが揃って新型コロナウイルスに感染したことになりました。このコロナウイルスを過小に見ていたジョンソン首相・トランプ大統領が感染したのは無理からぬことですが、国での被害も多く対策を気にかけていたフランスの国家元首が感染したのは意外でした。もちろん、どんなに対策を立てていても感染するときは感染するようなウイルスです。ましてや休みやテレワークで済ませるわけにはいかない立場ですから、しようがないといえばそうなのですが、国民には事実上抑制させていた多人数での会食後に感染したのはあまりに決まりが悪い失態です。

    そもそも、マクロン大統領は国民戦線のマリーヌ・ルペンを大統領にしないために担ぎ上げられた候補でした。本人がどう思っているか知りませんが、彼に投票した人の何割かはルペンにしないためだけに投票したはずです。そう考えると、マクロン大統領は就任した時点で半分レームダックになっているようなものです。そんな状況を打破して権力行使をスムーズにさせるための会食だったかも知れません。

    一方の菅総理は、7年半以上続いた安倍内閣の路線を一応は継続させるための内閣です。少なくとも来年夏に実施される予定の東京オリンピックが終了するまでは、内閣は存続するはずです。その後の9月に行われる予定の自民党総裁選挙でどうなるかは知りませんが。選挙管理内閣ならぬ、五輪管理内閣みたいなものです。

    そう考えると、GoToキャンペーンを簡単に諦めなかったのも分かります。延長線上には五輪の通常に近い形での開催があったのでしょうし、安倍内閣の一つの柱でもありました。一番大切なのは五輪管理内閣ではなくコロナ管理内閣でしょうけれど、コロナ管理が出来なければ五輪管理も出来ないはずなのですけれど。

    菅総理・マクロン大統領についての批判としてはいくらでも思いつくでしょうけれど、見方を変えて会食の出席者について考えてみるとどうでしょうか?

    そういった会食をしないと、総理や大統領に対して協力出来ないのでしょうか?

    出席者に対してもそういう批判がなされるようになると、会食自体も減るでしょう。会食したらトップの評判だけではなく、出席する自分たちも批判を浴びるのであればたまったものではありませんし。

    多人数での会食を批判するに当たって、会食しない方が得をする、会食したら損だ、という状況を作り出せば無くなるはずです。不祥事を起こした民間マスメディアに対する、スポンサー・広告主企業への不買運動が近いかも知れません。

    将を射んと欲すればまず馬を射よ、といったところでしょうか。

    つまりは政権を批判する人にしろサポートする人にしろ、中枢よりもその周辺を攻撃・守備した方が効果はあるんじゃないでしょうか。

  • 2020年12月20日J3リーグ第34節ガンバ大阪U23対FC岐阜DAZN観戦の感想

    昨日のJ1のガンバホームゲームでは何というかアレとしか言いようのない内容と結果になってしまいましたが、とりあえず今日は忘れてU23の今年最後かつチームとしての活動最後の試合を応援します。

    昨日トップチームでスタメン出場した塚元は今日の試合には当然メンバー入りせず、後半途中出場だった川﨑、唐山、中村はスタメン入りです。

    対するFC岐阜には、前田遼一がいますが元ガンバの川西翔太も在籍しています。川西も結構息の長いプレイヤーとなりましたね。

    前半2分にいきなりエリア内のその川西に危険な場面を作られましたが何とかシュートは打たれず。

    9分、左サイドの山口がクロスを入れると唐山には合わないものの、こぼれ球を高木が豪快に蹴り込んで早速ガンバU23が先制します。

    J2昇格には長野と相模原が負けた上で自身は大差で勝つしかない岐阜も12分、中島が強烈なグラウンダーミドルを突き刺して同点に追いつきます。U23にとっては最後に昇格がかかっているチームとの対戦になったのは幸運でしょう。

    ビルドアップ時に中盤や前線にボールを入れたときの岐阜のプレスがきついためなかなかつなげません。良い形でパスをつなぎ始めればアタッキングサードまではいけますので、岐阜の守備も全てをカバー出来ているわけではありません。上手くはがせればチャンスはあります。

    23分にも左サイドを切れ込んだ山口のクロスのこぼれ球を中村が打つもDFに阻まれます。

    30分にも高木からの長いパスを受けた中村が右からゴール左まで持ち込んでシュートを打ちますがバーに当たります。

    33分にも川﨑がセンターサークルから一直線にドリブルして、最後のシュートは惜しくも右に外れました。

    ガンバの攻勢が続く中、早くも岐阜が選手交代を行いました。その点から見ても、1−1からの内容はガンバペースでしょう。

    38分にも芝本のクロスに唐山が競って、こぼれたところを川﨑がシュート、そのこぼれに反応した唐山はオフサイドでした。

    40分、攻め続けたガンバが勝ち越します。中央で川﨑、唐山、中村とつないで最後は川﨑が決めました。

    45分には珍しく唐山が長いドリブルで相手を交わし続けてエリア内に侵入し、最後のシュートだけが力無く決められませんでした。

    その後も攻勢が続くも決められず2−1で前半を終えます。

    後半開始後、最初は49分岐阜に鋭いシュートを打たれますが一森が弾き出しました。

    その後はまたガンバペースとなりますが、シュートが決まるところまではいきません。前節の鹿児島戦では後半に4対1とリードしたところから5失点という記録的な逆転負けを喫したことを考えると、この後に得点しても失点してもバランスを失わず気持ちを切らさないことが重要でしょう。

    74分には先制点の高木に代わって前節2得点の坂本が入りました。75分には中村に代わって村上が入りました。

    78分には岐阜のCKから一森が出たところに頭で合わされましたが、カバーに入った誰かに当たって防げました。3点目をなかなか取れないと、危険な場面が一回でもあるとヒヤッとします。

    82分にも厳しいシュートを打たれましたが一森がキャッチ。今日の一森は頼もしいですね。ただ、残り時間が減ってきて岐阜が前に出てきています。こういう時にカウンターや縦パス一本で追加点を取れると楽なのですが。

    時間的にロングボールによるパワープレーに出てきた岐阜への対応はギリギリですが出来ています。最後にシュートを打たれても何とか一森の正面になるように出来ています。

    その後は相手陣内でもパスを回して時間を上手く使い、岐阜の攻撃をしのいで2−1のまま試合終了となりました。

    久し振りの勝利で今シーズン、そして5年間の活動を終えることが出来ました。

    今年、U23での成長株は川﨑・塚元・唐山の3人であるのは間違いありません。トップチームでの出場があるのはその証しです。それ以外ですとなんといっても山口でしょう。左サイドの高い位置でラストパスを出せる存在になってきました。来年はトップでも出場のチャンスはあるはずです。

    これでガンバ大阪U23の活動は終わりとなります。

    堂安律、中村敬斗、食野亮太郎と今は欧州でプレーする彼らが出ていたことを考えると、伝説のチームとも言えるでしょう。もちろんその3名だけではなく、今年出ていた選手にも後に欧州移籍を果たす選手はいるでしょうし、他のJクラブに移籍して戦力になっている選手もいます。トップチームへの選手供給という観点で見れば、ガンバのトップチームはもちろん、Jリーグ全体への供給から見ても成功したプロジェクトだったのは間違いありません。

    個人的な思い出では、まだ堂安・食野がいた頃のU23に、怪我から復帰したパトリックが出場して、確か堂安のパスをもらってシュートを決めてパトリックコールが起きたことを思い出します。

    後は、トップチームの松本戦の翌日に行われた、U23の長野戦でしょうか。同時刻で長野対岩手の試合が行われていましたが、ピッチ脇に雪がありましたね。去年訪れたのは夏でしたが、まだ綺麗で見やすい良いスタジアムでした。

    その長野は最後にまさかの敗戦。今治に勝った相模原がJ2昇格を決めました。今年はプレーオフも無く、J1もJ2も降格が無い特殊なシーズンでした。また、来シーズンは降格チームが4チームとなるこれまた特殊なシーズンとなります。

    ガンバは来年、ACLも戦います。今以上に選手層を質量共に増さないといけません。その中にこのU23の選手も加わるはずです。

    その前に天皇杯準決勝ですね。怪我人が戻ってこれるか分からない以上、川﨑・塚元・唐山・中村あたりはベンチ入りもあり得ます。もしも彼らの得点で優勝できたら、まさにクラブの勝利と言えるでしょう。

  • 2020年12月19日J1リーグ第34節ガンバ大阪対清水エスパルスDAZN観戦の感想

    本当に色々あった今年のJ1リーグも今日で最後です。ガンバ大阪は2位&天皇杯出場が決まったことで、水曜の試合に出て疲労が溜まっている選手を今日の試合に出す理由は無くなりました。さすがに全員入れ替えてくることはないでしょうけれど、ある程度は若手選手・これまで出場が少なかった選手を使うことは確実でした。

    ちなみに、個人的にはこんなスタメン希望でした。

       唐山 塚元
    川﨑       中村
       福田 奥野
    山口 キム 三浦 高尾
        東口

    そして実際はこちら。

       塚元 パト
    倉田       福田
       山本 奥野
    藤春 キム 三浦 高尾
        東口

    となりました。まあさすがにこんなもんですよね。川﨑・唐山・中村にも出番はあると期待したいところです。というか、中村仁郎はまだプロ契約していないですよね? 来年の飛び級プロ契約は確実なんですかね。

    対戦する清水は今年はほとんど調子が悪く、遂に最下位にまでなってしまいましたが、ここで蘇る記憶。今年は最下位のチームと対戦してまさかの敗戦となった試合が湘南戦、仙台戦とあったのですよねえ……。

    さて、今年のJ1最後の試合の前半キックオフ。開始直後からの前からのプレスは前節同様機能しているようです。

    ただ、決定機まではいかず、清水にもそれなりに攻められる時間もあります。時間が経つにつれ清水の守備、特に出足の速さが目立つようになりました。

    どちらかというと4:6で清水ペースくらいな感じで試合が進んでいきますが、お互いに決めては無く飲水タイムに入ります。

    飲水タイム明けからはガンバのボールキープ時間が増えました。それまでも時間だけならガンバの方が多かったですが、清水陣内でのポゼッションが増えた感じです。

    しかしシュートまではなかなかいかず、43分の倉田の枠外に逸れたシュートくらいでした。こうなるとシュートレンジの長い宇佐美の不在が響いてきます。

    結局このまま前半終了。双方うーんと唸ってしまいそうな内容だったと思います。

    さて後半。

    48分にいきなりヒガシのビッグセーブ2連発で清水の攻撃を防ぎます。また今節もDAZNスーパーセーブにノミネートされますね。

    結局そのCKからの流れで思いっきりライン上げに失敗してドフリーで決められて失点。後半は入り方がピリッとしないというか点取ることに意識が行ってしまっていたのでしょうか。

    さてこれでリードされた展開です。

    52分にもあわやという場面もあり、やり方を変えるか選手を替えるかしないとちょっとこのままではこのままズルズルと負けるのは目に見えています。

    そのタイミングで藤春に代えて千真、奥野に代えて矢島が入ります。攻めるしかないのですからボランチを攻撃的にして福田が左SBに回ります。

    これで攻勢が強まって62分には倉田が打つもシュートは枠外。63分にも倉田のシュートがありますがこれはGKキャッチ。

    しかし明らかに空回りしているのか、64分に自陣ゴール前で処理を誤ってシュートを決められてこれで0−2。かなり厳しくなりました。

    もうどうにでもな〜れ、と言いたくなる展開ですが、塚元に代わって川﨑が入りました。いっそ唐山・中村も入れてしまいましょうよ。

    結局得点出来ないまま時間が経っていき、81分に遂に唐山・中村が倉田・山本に代わってピッチに登場です。

    87分には中村のシュートをGKがこぼしましたがパトリックは詰め切れず。

    89分の福田のクロスに唐山が頭で合わせますがバーの上。

    中村が中盤でのドリブルの仕掛けと積極的なシュートで攻撃のリズムを作ります。というか他のプロ選手は何をしているのだと言いたくもなってしまいます。

    結局これで試合終了。なんというか最終節に酷い試合となってしまいました。将来への希望が持てるのが中村仁郎だけじゃないかと思えるような試合でした。高2の二種登録選手が最後一番頑張っていた状況はなんとも考えさせられます。

    勝つときは接戦、負ける時は完敗というのは間尺に合いません。これで天皇杯で川崎にリベンジという以前の問題でしょう。その前の徳島相手にもなんというか怪しい気にさえさせられます。宇佐美・小野瀬・井手口ら故障者が戻ってくるかが重要になりそうですが、今シーズンが今日の試合が最後ではないだけマシですね。今日が最後だと辛い記憶でシーズンオフに入ってしまいます。

    ガンバの試合は以上でしたが、降格も無く、1位2位が既に決まっていた今日のJ1の試合では他サポの注目は名古屋・セレッソ・鹿島の3位・4位争いでした。

    3位はACL出場、4位も天皇杯を川崎かガンバが獲ればACL繰り上がりになるため、最後の重要な順位争いでしたが、最終的には3位名古屋、4位セレッソとなりました。名古屋は勝って自力で3位を決めました。鹿島対セレッソの直接対決も別のタブレットで見ていましたが、勝てば逆転4位の鹿島が1−1での状況で、最後の最後のシュートがポストに弾かれて試合終了というのは他サポが見るエンタテインメントとしては至上のものでしょう。当該サポにとってはたまったものではないでしょうけれど。

    今シーズンは東京五輪の過密日程のため、例年よりも早い2月中旬にシーズンが開幕しました。そしてコロナ禍のため、12月後半にリーグ戦が終了するという、過去一番長いシーズンとなりました。その一方で、2月下旬から7月までは休止していたため、開催されていた時期だけで言うと、最も短かったシーズンでもあります。

    まだ明日のJ2とJ3が残っていますが、J2は昇格2チームは既に決まりましたし、徳島と福岡の得失点差を考えると事実上優勝も決まっています。J3も秋田のぶっちぎり優勝が既に決まりました(というかガンバの目の前で決められました)が、最後の1枠を長野と相模原と岐阜が争います。岐阜は得失点差もあるのでほぼ無理ですが。

    U23チームとして最後の試合となるガンバ大阪U23が対戦するのはそのFC岐阜です。奇跡の昇格のためには得失点差を稼がないといけない岐阜が立ち上がりから特攻を仕掛けてくる可能性もありますが、ガンバ大阪U23としては最後を綺麗に締めくくってほしいと思います。

  • 知識と知恵袋とオヤジギャグ

    人間は生きていく中で知識を蓄えていきますが、動物的にと言うか生物的にと言うか、生存のために知識を活用したのが始まりのはずです。

    現代のように高度な社会を築いた後でも、人間は基本的に生きている内に知識が増えていきます。それは個人の中で具体例から抽象化され、現実の問題の解決策として表出したときには知恵となります。

    いわば知識(経験とも言います)によって生存競争を勝ち抜ける生物学的要素が、社会的なヒトになってからも重要な役割を担っていることになります。

    知識・経験からひねり出した知恵によって、目の前の問題解決に役立てることは個人レベルでも起きることですが、集団や組織でも当然ながらあり得ます。

    むしろ、そのために同じ目的を持つ複数の人数が集まって集団を形成するとも言えるでしょう。

    もちろん、過去に得た知識からでは解決策を導けない問題もあり得るでしょうけれど、全くのゼロから解決策を作り上げるよりは、やはり「知恵」に基づいて対策する方が成功の可能性も高くなるでしょう。

    知恵が知識や経験から現実の事象に対応して導き出されるものであるのなら、長く生きて多くの経験をしている人の方が必ず上手く対応出来る、ということになりかねませんが、若いうちは知識経験が少ない代わりに、思考も柔軟で身体的にも機敏に動けますから、自分の判断と行動で問題を解決出来ます。

    年を取ると身体的に衰えてきて、取った行動が失敗だったときに取り返しがつかないので、前もって蓄えてきた知識から助けを得る、という見方も出来るでしょう。いわば、おばあちゃんの知恵袋的なノウハウです。

    自分の知識から目の前の事象に対応出来る情報を引っ張り出してくる、そして若者より年配者の方が得意、というのと似ているのが、いわゆるオヤジギャグです。

    全く新しいもの、突拍子もない発想からくるギャグではなくて、たいていは下らない冗句、語呂合わせ、言葉遊びの駄洒落です。

    目についたものの名前や、耳にした言葉によって、過去の知識から似た言葉や音の情報が引き出されて、その二つが連結されてオヤジギャグが口をついて出てきます。

    若い人がオヤジギャグを言わないのは、好き嫌いやセンスの問題ではなく、蓄えてきた情報が少ないことと、遭遇した事象に対応する情報を出さなくても柔軟に対応出来る状態なので、オヤジギャグ向きの思考回路になっていないだけであるのだと思います。

    つまり、オヤジギャグを言い始めたら、その人は若者と老人を区切っている境界を越えたというサインを出しているのだと言えます。

    そうやって前もって考えておけば、若い人達はオッサンオバサンがつまんない駄洒落でケラケラ笑っていても優しくするするスルー出来るのではないでしょうかね。

  • リフロー型電子書籍からのピンポイントでの引用が出来ない件

    個人的に普段読む本はほぼ全て電子書籍、特にAmazonのKindleになっています。本の中には参考文献や引用で、別の書籍の情報が出ていることがありますが、当然ながら引用箇所にはその本のページ番号が書かれています。

    しかし、この読んでいる当の電子書籍にはページ番号は存在しません。正確に言うと、固定型の電子書籍は紙の本と同じですので、ページは存在します。しかし、リフロー型の電子書籍ですと、読むデバイスの画面サイズや解像度によって1画面内の表示可能な文字数が異なりますし、同じデバイスでもフォントやフォントサイズを変えると表示文字数は変わります。

    そのため、リフロー型ではページ数の概念はありません。Kindleではその代わりに位置ナンバーという目安が存在します。

    アプリではなくKindle端末では章ごとにその位置ナンバーが目次(書籍内の目次ではなくKindleが表示する目次)で表示されるので、読んでいる時に大まかな目安が分かります。もちろん、読書の進捗率としてのパーセンテージも表示されているのでそっちの方が分かりやすいですが、まだ読む前の章自体がどれくらいのボリュームがということが位置ナンバーからは大雑把に計算できます。

    では、位置ナンバーがページ番号がわりになるか、というとそれは微妙な話でして、これまでの読書では位置ナンバーがどのように決められているのか、あまり気にしていませんでしたが、どうやら結構ややこしい仕組みになっているそうです。

    いろいろ検証している人のブログを見ましたが、単純に行(論理行)で数字が割り当てられているわけではなくて、一定の文字数か文節数ごとに内部で割り当てられているみたいです。Amazonの公式のヘルプページには「位置No.とは、本文の各行に割り振られた番号です。」とガッツリ書いてあるんですけどね。

    もちろん、行だけで数字を割り振っていった場合、改行せずに文章が長く続くような文学作品では大変なことになります。逆にほぼ全て改行されているような詩集・句集といったものでもやはり位置ナンバーが膨大な数になってしまいます。

    使い勝手が良いような、悪いような位置ナンバーですが、読者が大まかな目安として使用する分には十分でしょう。しかし、論文での引用といった厳密さが要求される場合は不便です。正確な場所を他人に伝えるのが難しいからです。

    多分、この位置ナンバーの仕組みをAmazonは公開しないでしょうけれど、公開するか、あるいは電子書籍を扱う企業が団体を作って一様なルールでも出してほしいものです。そうすれば、論文に電子書籍からでも引っ張ってきやすくなるでしょうし。もちろん、電子書籍そのもののの改版やアップデートの問題は別にあるのですが。

  • 2020年12月16日J1リーグ第33節横浜FC対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    先日の週末に行われた試合では、セレッソ・名古屋ともに引き分けたため、試合の無かったガンバは今日の試合で勝てば3位以上が確定し、合わせてセレッソが今日勝てなければ2位が確定することになりました。

    今日のガンバはもはや欠かせない福田湧矢が累積警告で出場停止のため、中盤には奥野がスタメンに復帰し、控えには遂に中村仁郎が入りました。井手口は今年は無理なんでしょうね。しかしセンターバックが昌子・三浦・ヨングォンのうち1人は控えというのは贅沢な布陣ですね。そのうち2人が怪我していたときに出ていた菅沼も穴を感じさせないプレーをしてくれましたし。

    さてキックオフ。2位を目指してレッツゴー!

    と思っていたら、いきなり倉田がパスカット、山本がパトリックに縦パスを入れて千真、倉田と続き、パトリックへのパスが流れたところに矢島がシュート、弾いたところにパトリックが頭で落として倉田が詰めて早速先制点! 

    両チームともプランとしてはあまり想定していないような時間帯で試合が動きました。しかし得点の流れとしては、守備での役割が求められる奥野以外の前線中盤5人が絡んでのゴールですので理想的な形だったのではないでしょうか。

    9分にもパトリックへの浮き球を落としたところに倉田が走り込んでGKと一対一になりましたが防がれてしまいます。

    10分にも山本からパトリックに当てて千真がシュートという練習通りっぽいシュートまで持っていけました。

    この攻撃の後は横浜FCペース。微妙に人の配置をずらしたようにも思えますが、17分には左からのクロスに皆川が頭で合わせてのシュートまで許してしまいました。

    ガンバの中盤両サイド外側を上手く使われてしまって数的不利になる状況が続きます。だからと言ってガンバの方もそのためにフォーメーションを変えるわけにはいきませんので、このまま我慢してしのぐか、外側をカバーする人間を明確にするかでしょうか。パト千真の2トップが横浜FCの両サイドへのパスを出すDFラインに対して効果的にプレスできていないところが根本的な問題のような気もしますが。

    なんとか失点しないまま飲水タイムへ。決定機を作られるところまではいきませんでした。ここで対応を出来ると良いのですが。

    奥野がサイドのカバーに行っているようにも見えますが、飲水タイム前の10分間ほどは攻められなくなりました。五分五分といったところでしょうか。

    と思っていたら32分にはサイド突破されてシュート性のクロスを東口が弾いたところに安永にシュートを打たれましたが枠を外れました。今日ここまでで一番の危険なシーンでした。

    36分に高尾が奪って千真とワンツーで倉田に大きなクロスを送りましたがCKに逃げられます。

    41分には右からのクロスに斉藤に合わされますがシュートスピードが無くて助かりました。徐々にゴールに迫られつつありますねえ………。

    44分には山本と倉田の間を通された縦パスからシュートまで持っていかれます。自陣で相手が十分に時間を持ってパスを出される状況はまずいですねえ。

    46分には左から斉藤光毅のカットインからのシュートは東口が何とか触ってCKに逃げました。

    その直後に敵陣左からのFKを山本が倉田がフリック、パトリックに当たりましたが押し込めず。これを決めていれば相手に精神的にダメージが残ったと思うのですが。

    結局、開始1分の倉田のゴールのみの前半となりました。全体的な内容としてはリードしてハーフタイムに入れたガンバの方が少しラッキーでしょうか。

    さて後半。いきなり相手GKのミスを拾って矢島が直接狙いましたが残念ながら外れました。これが決まっていたらすごい試合展開だったのですが。

    47分には右サイドの瀬古から皆川に合わされましたがこれもシュートは弱く助かりました。

    48分には千真がシュートもGKキャッチ。その後は横浜FCのシュート。いきなりきわどいシュートを打ち合う展開で始まりました。

    後半開始になってまたパト千真の2トップのプレスの動きが良くなったでしょうか。しかし両チームとも得点は無いまま時間は過ぎていきます。こういう展開だと2トップや2列目が疲れますが、その辺が17歳〜19歳の控えしか入っていないんですよねえ。なかなか交代が難しいところです。

    再び前半のように開始10分過ぎからずっと横浜FCペースですが、なんとかしのいでいる状況です。

    66分横浜FCが二枚替え。松浦・瀬沼が入ります。68分にはその松浦のシュートは右に外れて助かりました。

    飲水タイムになかなか入らないまま横浜FCの攻勢は続きましたがしのいで72分にようやく飲水タイム入り。

    解説の戸田さんも2列目の矢島が追うのがキツくなってくると言っていましたが、替えるにしても川﨑か塚元か。唐山・中村ではないですし、いっそのことオム山口を2列目にとかは守備的すぎますかね。

    と思っていたところ81分に一気呵成の攻めが決まりました。矢島が高い位置で取って倉田のシュート、千真のシュート、最後はパトリックが蹴り込んで遂に0−2というスコアに持ち込みました。これも前線の4人で取ったゴールですね。

    その試合再開時に横浜FCは三浦知良がピッチに入りました。

    そして87分に2点差もあってか千真から唐山に交代となりました。FWでの出場ですがこの時点での最優先のタスクは前線での守備ですのでしっかりこなしてほしいです。

    その直後にエリア内に持ち込まれますが藤春のカバーが間に合い助かります。CK後にパトリックに替えて塚元を入れます。J3で見てきた2トップがJ1で実現しました。

    そしてそのまま試合終了!

    見事に自力でACL確定の3位以上を確定させました。そして同時開催のセレッソ対鳥栖戦が前半1−1、後半もそのままでしたがアディショナルタイムに鳥栖が勝ち越してセレッソ敗戦となり、ガンバの2位と天皇杯出場が決まりました。

    今シーズンは残り1試合ありますが、今年は本当に大変なシーズンでした。後は天皇杯があります。そこで2つ勝って久し振りのタイトル獲得を成し遂げてもらいたいです。

  • ahamoがもたらすインパクト

    docomoのahamoプランの発表の後に、auが従来通りの料金体系のリリースを行ったために、解約を訴えるような炎上騒ぎになってしまいました。

    docomoもソフトバンクもauのようなプランも存在していますので、auだけがぼったくりのような印象になってしまったのは、KDDIの中の人にとっても不本意でしょう。

    しかし、その前段階としてKDDIは総務省からの強い圧力に対して真っ向から批判し、メインブランドの大幅な値下げは行わないと明言していました。それに対してさらに総務省や大臣がキレていましたが、その辺のやり取りを見ていたdocomoが総務省の意向にかなうようなahamoプランを出してきたことも対照的でした。

    NTTがdocomoを子会社化したことから、NTTコミュニケーションズのOCNをサブブランド化して、
    docomo&OCN
    au&UQ mobile
    SoftBank&Y!mobile
    という、メインブランド・サブブランドの組み合わせになるものと個人的には思っていましたが、docomo本体が2980円のahamoプランを出したことでその可能性は無くなったとみて良いでしょう

    結局、docomoはahamoを総務省への回答として出しました。事前に話を通していたのじゃないかなと邪推してしまいますが、どっちにしろauとSoftBankは新たに回答を提示する必要があります。

    その回答として、サブブランドであるUQ mobileからau、Y!mobileからSoftBankへのMNPの手数料を無くすというものでした。高品質で安いプランに無料で移行出来るから実質値下げですよね、という理屈になりますが、だったらそもそもサブブランド自体の存在意義も無くなりそうな気がします。

    UQ mobileは元々WiMAXのためのものでしたし、Y!mobileにいたっては全く別会社であるイーモバイル・ウィルコムでしたから、吸収合併した後も別ブランドで残している意味はあったのでしょう。ただ、そのサブブランド自体がMVNOとシェア争いをしていて、MNOのサブブランドとして高品質な通信回線を扱っていることはある意味、MVNO潰しでもありました。

    今回のdocomoのahamoプランはMVNO潰しとも言われていますが、ahamoプランに移行するような人はそもそも他のMVNOかUQ mobileやY!mobileを検討していたことでしょう。

    ただ、月間通信容量(いわゆるギガ数)が比較的多い、2000円〜4000円あたりのMVNO各社のプランはもはや成り立たないでしょうね。ahamoの20GB2980円が消費者にとっての基準になります。

    MVNOは2000円以下の低価格帯と、特殊なプランでの生き残りをかけることになります。特色のない企業が過当競争で潰れていくのはどこの業界でも当たり前のことですが、政府の圧力によるものというのが自由至上主義と相容れません。もっと邪推すれば、MVNOを潰してMNO各社に顧客を集めて5G、次いで6Gへの資本投下をさせたいのかも知れませんが……。

    ただ、ここまで総務省も高く拳を振り上げてしまったら、メインブランドの値下げを要求し続けるでしょう。個人的には、auショップでUQ mobile、ソフトバンクショップでY!mobileの契約も出来るのなら、サブブランドの存在意義が本当に存在するのかとも思います。100%子会社だったら本体の中に取り込んで安くしろよ、品質も大差ないだろ、というのが総務省の言い分とも言えます。

    マイナンバーにしろ、キャッシュレス決済にしろ、国民へのスマホの普及は政府にとって至上命題です。そのための一つの方策としての携帯キャリアへの強力な要求です。しかし、それもいいですがそれ以外に優先する事項として、政府・自治体・各種公的団体ではまだまだWindowsのInternet Explorer縛りのサイトやサービスが存在する状況をまず変えてほしいと思います。携帯料金以前の問題でしょうに。

  • サッカーでのVARのチャレンジ回数制限もあってもいいのでは?

    昨晩に行われた、ACLの神戸の試合は、色々な議論や疑惑を呼びそうなVARでのゴール取り消し、VARでのゴール承認、そして最後の最後にPKという神戸にとっては辛い判定の連続で逆転負けとなりました。

    コロナ禍によりJリーグもACLも過密日程となり、J1では5連敗の状態でカタールに着いた神戸が準決勝まで進み、あと一歩で決勝進出を逃したところまで行ったのはすごいことだと思います。それだけになおさら、昨日の試合の判定には思うところがありますが、文句を言っても覆りません。VARに関してはまだ誰も慣れていないのが真相だと思います。

    Jリーグでは2020年シーズンから導入したVAR(ビデオアシスタントレフェリー)ですが、コロナ禍によって開幕戦のみの施行となってしまいました。今の試合実施状況であれば来年からは復活出来るような気もしますが、実際にコロナ禍がこの冬でどのような変化を迎えるか分かりませんので予断は許しません。

    とはいえ、いずれはVARがサッカーにとっては身近なものになるでしょう。誤審は減るに越したことはありませんが、VARの導入によってゴール前での混戦になる度に主審がビデオをチェックするようになってしまい、試合がその都度中断してしまうと楽しさも減ってしまいます。

    やっている選手も精神面だけではなく、身体が冷えてしまうのも問題でしょうから、もっと利用される技術が発展してVARのチェックにかかる時間を短く出来るようになるか、あるいはいっそのこと他の一部スポーツで採用されている回数限定のチャレンジ制度に変容するかも知れません。

    今のVARはレフェリーが判断してチェックしていますが、場面によって監督が異議を訴える形にすれば、両チームが流した微妙な場面は試合の中断を招かなくなります。

    チャレンジ回数の設定やどんな場面で利用出来るかなど、議論の余地はいくらでもあるでしょう。開始1分の疑惑の場面ではチャレンジの権利を惜しんで利用せず、その後はチャンスも無く敗れてしまったら、「あの時使っていれば良かった」と悔やむでしょうけれど、それはチャレンジ制度がある他のスポーツでも同様です。

    あるいは、主審とは別の人間がビデオ判定を下す、ということで時間節約は出来るかも知れません。大相撲でのビデオ判定は土俵の上にいる行司ではなく土俵下の勝負審判が行います。その結果、差し違えが起きることもありますが、最終的なジャッジは審判団が下すということになっているから出来ることでしょう。

    サッカーの場合はあくまで試合中のジャッジは全て主審が下すことになっていますので、根本的なルールを変えないと、ビデオ判定で主審以外がジャッジを覆すということも出来ないはずです。そこまでするくらいならVAR自体止めてしまえ、という主張も出てきかねません。

    どんなスポーツにおいても、50年前、100年前とはまるっきりスピードが異なります。主審の肉眼だけでは追いつけなくなる以上は、何らかの対策は必須です。人間がジャッジすることに重きを置く気持ちは分からなくはないですが、誤審が増えていく状況を放置していては、誤審の中にいろいろな疑念も湧いてしまいます。

    本来のスポーツの在り方と、誤審を減らすための技術活用とが上手く織りなせるために、どのような仕組みが一番良いのかはまだまだ試行錯誤が続くのだと思います。

  • 2020年12月13日J3リーグ第33節鹿児島ユナイテッドFCガンバ大阪U23戦DAZN観戦の感想

    先日のミッドウィークの試合では、週末にJ1の試合が無いこともあり、トップに昇格してプレーしていた川﨑らもJ3の試合に出ていましたが、今日はさすがに出ていません。水曜の横浜FC戦の結果とセレッソの結果次第では、そのタイミングで2位確定もあり得ますから当然でしょう。今日は彼ら抜きですが、U18のキャンプで活躍したらしい、FWの坂本に注目ですね。

    さて前半キックオフ。お互いに高い位置でのプレスが効いていますが、逆に言うとお互いに低い位置で奪われてピンチを招いているとも言えます。

    お互いに決定機の前くらいまでは持っていけますが最後には奪われてしまう状態が続く中、14分にタビナスの縦パスを受けた坂本が反転して切り込み、右足アウトサイドでシュートするもポストに阻まれ、村上がこぼれ球をシュートも浮きました。その後にも菅野のミドルがCKを誘い、そのCKのこぼれ球が高く上がったところをタビナスが強さを発揮して落としてゴール真ん前にいた高木が押し込み、遂に高木の今年初ゴールが生まれました。CKの対応でライン際に残っていた鹿児島の選手が上がるのを怠ったために、高木がオンサイドになりましたね。鹿児島にしてみたら防げる失点だったでしょう。

    と思えば21分に鹿児島の薗田が中央からスルーパスを受けてエリア内に侵入し、當麻が倒してしまいPKを取られてしまいました。これを決められて1−1になりました。

    直後にも数的不利の状況からフリーでミドルを打たれますがイユノがファインセーブでしのぎます。

    30分にこぼれ球がゴール前で高木へのスルーパスになってしまい、直接打ったシュートは左に外れました。これが決まっているとよかったのですが。

    41分、中央でプレスに成功してボールを奪い、パスはブロックされてもすぐに拾った坂本が見事なミドルを突き刺して勝ち越しに成功します。

    そこから前半終了までは鹿児島の攻勢が続いたものの防ぎきりました。ガンバとしては前からの守備がハマった良い45分でした。逆に思ったサッカーが出来なかったはずの鹿児島はハーフタイムに2人替えてきました。

    49分には左サイドで前半から再三仕掛けてきた山口が抜け出し、ライン際からのマイナスのパスに坂本が右足で合わせて今日2点目をゲットします。これで久し振りの2点リードとなりました。数ヶ月ぶりかなあ。

    54分には再びエリア内でスルーパスを受けた坂本が3点目を狙いますが、鹿児島のGKに片手でシュートを阻まれてしまいハットトリックならず。

    しかし56分には左サイドの山口から中に展開し、パスをつないで最後は坂本のパスを受けた荻野が強いシュートでGKの手を弾いて得点します。荻野はこれがJリーグ初ゴールで、ガンバとしては遂にいつ以来か分からない3点差の状況を作りました。

    鹿児島も62分、右サイド酒本のアーリークロスを前で受けた牛之濱に決められて2−4となりました。

    直後に酒本のシュートはわずかに外れて助かりました。その後も鹿児島の猛攻は続き68分には波状攻撃から最後は強烈なミドルを放たれるもイユノが再びファインセーブで防ぎ何とか失点せずに飲水タイムを迎えました。

    その後も、残り2試合連勝がJ2復帰の最低条件である鹿児島の攻撃は勢いを増し、酒本のクロスっぽいロングシュートはバーに当たりました。そして遂に78分に砂森のシュートが決まって3−4と1点差に迫られます。酒本の交代出場から一気に流れが変わりました。これまでずっと試合に出ていたそうですが、なんで今日は控えだったのか分からないレベルです。さすがにセレッソで長年活躍してきたベテランの格の違いが明らかに出ています。

    さて今度はガンバが再開直後に村上の折り返しに荻野が頭で狙いますがキーパーに防がれます。

    しかしガンバの攻勢はこれくらいで、そこからさらに攻められ続けて84分に遂に同点に追いつかれます。ガンバにとっては3点差を追いつかれる厳しい状況ですが、鹿児島にとっても同点ではダメで勝ち越さないといけない厳しい状況です。

    鹿児島は同点ですがリードされているも同様の状況ですのでまだ前掛かりで攻めてきます。ここでもう一度、追加点を取って突き放したいガンバですが有効な攻撃が出来ません。

    結局89分にひたすら攻め続ける鹿児島が遂に逆転します。ガンバの選手の大半がボールウォッチャーになって棒立ちになっていましたが、完全にメンタルの問題でしょうね。

    92分にはCKから松田が頭で合わせるも外れました。そして最後、94分にこの試合の流れを変えた酒本が鋭いグラウンダーのシュートを決めて6−4。そしてこれで試合終了。

    ガンバにとっては4点目を取ったところでイージーな展開だと思ってしまったかも知れません。控え選手の少なさもあって疲れた選手を替えづらいのもあったと思います。しかし、この大逆転の一番の原因は、鹿児島の昇格への執念でしょう。1−4になっても全員が逆転できると信じて攻撃に全力をかけたところが大きかったはずです。

    ガンバU23にとってはショッキングな敗戦でしたが、若い選手にとっては、昇格をかけたチームと対戦すること、自分や家族の生活をかけて戦うプロ選手との試合は大きな経験になるでしょうね。

    もう今年のJ3リーグも、そしてガンバ大阪U23の活動自体も残り1試合となりました。多くの選手をトップチームに送り込み、またそこで結果を出せなくても他のクラブに移籍してプレーしている選手もたくさんいます。

    総括するにはまだ早いでしょうけれど、ガンバ大阪U23の活動自体は成功だったと言えると思います。

    さて、来期以降の選手獲得について名前が出てきました。まずは関西学院大学の山見選手が再来年に加入することが発表されました。

    関西学院大学 FW 山見選手 2022シーズン新加入選手として仮契約
    https://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/11812/

    高尾・山本、そしてその前の阿部、呉屋も含めて完全に関学からのルートが確立されていますね。来年は強化指定での出場もあるでしょう。

    こんな言い方してはなんですが、来年はU23のJ3参戦がなくなるので、今後はなおさら大卒選手が重要にになってきます。19歳〜22歳において大学で成長した即戦力を獲得できるのは手っ取り早いといえば手っ取り早いですし、最近はユース卒からトップに上がってきてレギュラーになる選手は結局欧州に行ってしまいます。ガンバだけではなく、J1クラブのレギュラー格で20歳前後の選手はみんなヨーロッパのスカウト・代理人の網に入っているのは間違いありません。

    ちなみに来年はエリートリーグ、ユースリーグが遂にスタートするそうです。どのような内容なのかメディアには出てきていないのですが、ガンバU23は結局どうするんでしょうかね。今年だけではなく来年もコロナ禍によってリーグ運営もクラブ経営も相当厳しくなるでしょうけれど、何とかJリーグの良さもガンバ大阪のらしさも無くならないようにあってほしいものです。

  • Rakuten Handを買いました

    先日、楽天モバイルがRakutenHandという新端末を発売しました。以前にRakutenBigと一緒に発表されていたと思いますが、Handの方は数ヶ月遅れての発売となりました。

    で、早速購入してみました。Rakuten miniに続いて楽天モバイルのeSIM専用端末です。そんなに楽天に対して忠誠心などないのですが、軽い端末・小さい端末の選択肢が非常に少ないのでしようがありません。

    もちろん、この半年以上使ってきたRakuten miniも個人的には満足できるスマホなのですが、

    ・Android9のまま
    ・32GBという容量
    ・動作が遅い→SoCの遅さ
    ・時々アプリが落ちる→メモリの少なさ
    ・指紋認証がない

    といった問題がありました。そもそも現役のスマホとしてどうなのかという捉え方も出来ますが、携帯性は抜群ですし、リッチコンテンツはMacやiPadで利用するので、よくあるスマホの使い方とは異なっているでしょう。

    それでも、不満が無いわけではないので、とりあえずRakuten Handも試してみます。これがよければminiの方はHandが壊れてしまったときの予備機として保管できます。楽天モバイルのeSIM専用端末を使っていると、予備機にもeSIM利用可能端末を持っておかないといけないので、Rakuten mini しか無かった時はそれが不安でした。その問題の解消にもなります。

    このRakuten Handですが、もちろん買う前に一応スペックは調べています。SoCは最近売れ筋のAQUOS Sense4と同じSnapdragon 720Gです。しかもAQUOS Sense4よりも画面解像度が低いので、重い処理をしない限りは問題無いはずです。

    ちなみにRakuten miniのSoCはSnapdragon 439で、比較サイトでのベンチマークの数字を比べると倍近い差がありました。

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    さて、届いたパッケージを開封します。ラウンドエッジの液晶保護シートと、割引購入出来るレザーカバーの黒を同時購入しています。

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    中身は本体、ケーブル、電源アダプタでした。

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    電源アダプタは5V2.0Aのもので小型ですがとりあえず個人的には使い道がありません。もうそろそろ、電源アダプタやケーブルを無しにしたりオプションにしたりすべき時代だと思うのですけどね。100円ショップでも簡単に手が入るものなのですし。

    さて、この純正のカバーと液晶保護シートですが、Rakuten miniでも購入して愛用していましたが、今回はカバーは良いけどシートが外れでした。

    Rakuten Handの一つの目玉である画面内指紋認証のところが目立つシートになっているのですが、それを貼ると動画を見るときに邪魔になります。貼り方が悪かった気もしますが、エッジ部分の反応もよくない感じですし、とりあえず当面は液晶側は裸で使用します。レザーカバーはさすがに良い出来です。

    ちなみにオッサンの手で持った感じはこんなんです。

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    iPhone 12 mini
    131.5 × 64.2 × 7.4mm / 133グラム / 5.4インチ

    Rakuten Hand
    138 x 63 x 9.5mm / 129グラム / 5.1インチ

    なので、小さいと話題のiPhone 12 miniを少し厚く長くした感じです。じゃあiPhone12miniの方が良いかもとも思いましたが、
    ・指紋認証がない
    ・USB-C接続ではない
    ・値段が高い
    という点が個人的には惹かれません。

    とりあえず、Rakuten Handを起動し、Rakuten miniからの移行を行います。

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    iPhoneでは簡単にデータやアカウントの移行が出来て、何度も行いましたがAndroid同士での移行システムを使うのは初めてです。相当前(Android2.2からAndroid4.01とか)の頃はこんなサービス無かったはずです。

    eSIMの移行には少し戸惑いましたが、検索しながら出来ました。次いで、LINEやおサイフケータイなどの同時利用出来ないアプリの移行を行いました。

    LINEは何度も行ってきたのですぐに出来ましたが、Androidのおサイフケータイ移行も初めてで戸惑いました。移行はGoogle Payアプリではなく、EdyやSuicaの個別のアプリから行うというのは知らないとハマりますね。

    ともかく、一通りの作業は終わり使えるようになりましたが、ラウンドエッジのスマホは初めてなのでまだ慣れません。ラウンドエッジの本家と言えるGalaxyはラウンドエッジを無くすとかいう報道もありましたし、iPhoneも端を角張らせたデザインに戻りました。流行に乗り遅れている気もしますが、一応はこれで最近流行りの縦長スマホユーザーになれましたのでプラマイゼロと思っておきましょう。

    150g未満の小型スマホの選択肢がもう少し増えてくれると良いのですが。欲を言えば100g前後の方が良いですけれど、スマホはひたすら巨大化していっていますので、無い物ねだりですかね。

    最後に、Rakuten HandとRakuten miniを並べてみます。

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    こうやって見るとminiが小さく見えますが、miniの下のベゼル幅がHandよりも広いために、Handの表示領域はサイズ差以上に広いです。その分、縦の長さを短くしてくれた方が個人的には嬉しかったのですが、その分、電子書籍を読むときには表示文字数が増えるのでよしとしましょう。

  • 北朝鮮核開発に対抗するには日米安保

    少し前には北朝鮮がなぜか夜中に軍事パレードを行ったり、ICBMのアピールをしたりよく分からない国際情勢になっていますが、核兵器とICBMが完成してしまうと当然ながらアメリカの脅威になります。

    アメリカを核兵器で攻撃できる国家とはガチンコの戦争はしませんので、北朝鮮がそうなるとアメリカ軍が侵攻して金王朝を打倒する可能性は無くなります。

    なし崩し的に核保有を認める形になるでしょうけれど、そうなると日本にとっても安保上の脅威となります。

    北朝鮮が核攻撃をちらつかせて脅迫してきたときに対抗するには現時点では日米安保による米軍との協調しかありません。

    色々な理想に基づいて、日米安保の解消・米国寄りの外交の転換などを求める思想はありますが、北朝鮮の核保有・対日本攻撃能力が現実的になると無理な話になってきます。

    アメリカとの軍事同盟解消は右寄りの人も左寄りの人も主張しますが、左寄りの人が言う、いざという時は国連や国際社会が何とかしてくれるという理屈は、現実の世界では何の実現性もありません。ロシアのウクライナ侵攻や、アルメニア・アゼルバイジャン間の紛争、イエメンやシリアの長年の内戦に周辺国が関与していることなどに、国連など国際組織が効力ある手段を持ち合わせていないことは明白です。

    北朝鮮を非難しつつも中国ロシアが安保理でかばうのは容易に想像できますし、国連総会でも中国のバラマキで中国よりになる小国だって山ほどいるでしょう。攻められる国にサポートが寄せられるとは限りません。

    攻められたらまずは自国と同盟国で跳ね返さないと国際社会は助けてくれないのです。

    その一方で、アメリカ従属外交・安全保障体制を嫌って、再軍備を求める右寄りの考えも無茶な話です。

    今アメリカが担っている軍事的な負担を全て日本で賄おうとすれば、金額的にも人的にも技術的にも無理がありすぎます。日本が専守防衛でもアメリカに攻撃能力があるからこそ守られている平和を、どうやって日本単独でカバー出来るのか。

    もしアメリカの核の傘からも外れて、北朝鮮・ロシア・中国の核攻撃に対する抑止力を作り出すには日本独自の核武装しか無いはずですが、本気で核武装を考えているのでしょうか。技術的には可能であっても、核実験、核を搭載して攻撃する武力、もちろん費用も必要ですし、核武装に対する国民の分断を許容出来るでしょうか?

    憲法改正、再軍備、核開発、核実験、対基地攻撃能力の獲得、核武装となってようやく抑止力たり得ます。

    結局のところ、コスト的にも、政治的なハードル面でも、国民からの許容度でも、実現可能性でも北朝鮮に対抗するには日米安保しかありませんが、アメリカ軍が世界の警察の地位から離れようとしていることや、在日米軍負担の増額を求められていることは日本にとっても難しいことですが、ある意味、安倍前首相がトランプ大統領と懇意(少なくともそのように見える)になるよう努力していたのは評価されるべきでしょう。

    コロナ禍で北朝鮮も大変とか、もうすぐ政変が起きるとか、体制が崩壊するとか言う記事はちょくちょく見かけますが、多分一時期流行った中国崩壊論と構造は似ていて、そういう記事を読みたい読者とそういう記事を書きたい著者がお互いの願望のマッチングによって生み出されているだけで、中国も北朝鮮もそう簡単には崩壊しません。

    ああいう記事が本当になるのなら、今頃中国はバラバラになって内戦状態になり、北朝鮮は崩壊してロシアと中国の草刈馬になっているはずです。

    多数のプレイヤーの思惑と行動が入り交じる国際情勢では、基本的には願望は成就しないと思っておかないといけません。