平繁無忙の何でも書くブログ

  • 現代国家の権力の正当性の源泉

    こないだのnoteで安倍政権の歴史的評価は10年や30年先、と書いたばかりですが、

    https://hrsgmb.com/n/nd2e6f17c845d

    同時代的な評価もその史料(資料ではなく)になると思います。

    安倍政権時代における様々な評価や批判はこれから嫌というほど出てくるでしょうし、現代政治研究の優先事項になっていくでしょうけれど、公文書の保存が日本ではまだ進んでいないのが残念ですね。安倍政権批判の一つでもあった、公文書の取扱い問題ですが、紙の書類だけではなく、WordやExcel、PDFなどの電子ファイルもそうですし、電子メール、チャット履歴も公文書になり得ます。それら全てを残していかなければ、歴史研究は難しいでしょう。この点は欧米に劣っているはずです。

    公文書の取扱いがいい加減でも安倍内閣が歴史的長期政権を営めた理由は様々ありますが、権力の源泉、根拠という観点から見れば、安倍政権が存在し続けたのは選挙に勝ち続けてきたからです。

    少し前のnoteでも書いたのですが、

    https://hrsgmb.com/n/nac04c608dcd7

    まず、2012年の自民党総裁選挙で安倍晋三は党員投票では石破茂に負けたけれど議員投票でひっくり返して総裁の座に就きました。この時点では議員の支持は得ても党員の大きな支持は得ていませんでした。ただ、その年の暮れに、時の野田内閣が解散総選挙を行った際に大勝して政権を奪還したことで、安倍総裁は党内支持を圧倒的に掌握しました。そしてその後も衆院選も参院選も、多少の増減はありつつも自公政権は勝ち続けてきました。

    見方を変えると戦に勝てる将軍を兵士が慕うようなものです。だからこそ党員の支持よりも議員の支持の方が大きかったのだと思います。

    選挙に勝つことで議員の支持を得て、権力の正当性を維持してきた安倍政権は、ある意味、議院内閣制民主主義国家の究極形(理想形かどうかは別として)かも知れません。

    その安倍内閣後の政権運営を担う、自民党新総裁を選ぶ自民党総裁選挙は、党員投票を省くことになりました。

    その代わり、議員票と都道府県連票で選出するわけですが、そのうちの都道府県連票はどうやら独自の予備選を開いてドント方式などで3票を割り振るところがほとんどのようです。直接選挙ではないですがある程度は党員の意向も反映されることになりました。それでも議員票の割合が多いので、菅官房長官の優勢は揺るがないでしょう。

    自民党の密室政治を批判しているはずの野党である立憲民主党が、合併に合わせて選ぶ新党首を結局議員だけで選ぶ方針を出したことで強烈なブーメランが戻ってきました。新総裁即首相の自民党と単なる野党では重要性が異なる!という擁護も出来なくはないですが、それはそれで立憲民主党は今後も野党だからどうでもいいだろ、という隠された主張で後ろから斬りつけるようなものでもあります。本当の万年野党の日本共産党なんて、幹部批判も許さずトップがずっと変わらない仕組みですので自民党は真逆の在り方を続けているのですし。

    野党はともかく、自民党は割合はともかく支持層の意向をある程度は汲み取ろうとしています。自民党や安倍内閣は独裁だとか国民を無視しているとか非難されがちですが、例え独裁であっても支持層の意見を無視することは出来ません。それが権力の源泉だからです。軍隊を握っている独裁者は軍の意向を無視できません。それと同じことは形は違えど民主国家でも成り立ちます。完全に自分一人の意向だけで支配している独裁者など歴史的にもごくわずかでしょうし、そんな独裁者はあっという間にクーデターでやられるはずです。

    以前読んだ本ですが、ソ連においても一党独裁国家でありながら民意を何とか汲み取ろうとしていたという研究成果をまとめた本がありました。

    ソ連という実験 ─国家が管理する民主主義は可能か
    松戸 清裕 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480016423/

    出来レースかつ監視されている選挙でも有権者が投票用紙に様々な要求を書いていたというのは面白いというか、興味深い話でした。

    ちなみに今年でちょうどソ連崩壊から30年です。ソ連の政治制度に関する歴史研究は上記のように今後どんどん出てくるでしょう。それと同じように、安倍政権の歴史研究はもっと先にならないと冷静なものにはならないでしょうけれど、今後どのような評価が下されるでしょうか。

  • 2020年9月5日ガンバ大阪&ガンバ大阪U23DAZN観戦の感想

    今日は18時からU23チームが藤枝とホームで、18時半からトップチームが仙台とのアウェイでの試合です。

    17時開始と19時開始などでズレていたら、例えDAZNであっても一試合に集中できるのですが、ほぼ同一時間帯での試合となると二画面を同時に見るので大変ですね。

    さて、水曜のU23の試合で活躍した唐山や川崎がトップ帯同しないかな、と思っていましたが、ここ数試合手を付けられないくらいの活躍をしていた川崎が、トップの仙台戦のサブに入りました。U23での活躍ぶりを見ていた人にしてみれば誰もが納得の起用です。

    そしてトップのサブには遠藤も久し振りに入りました。その代わり、小野・矢島がメンバーから外れると言うことでちょっとした荒療治にもなっています。

    U23の方は人数の関係もあってオーバーエイジも入れています。絶好調の川崎が抜けた穴を唐山・高木・塚本が埋められるかが期待ですね。

    試合開始はU23の方が30分早いため、まずはこちらの観戦から。

    6分にはFKからオーバーエイジ起用の菅沼が頭で合わせますが惜しくも防がれます。キャリアから言ってU23帯同は悔しいでしょうけれど、見返すつもりでパフォーマンス出来るかどうか。

    7分にはその菅沼ヘッドから得たCKをおくのが決めて早速先制です。負けなしが続き、連勝中のU23の好調さが分かります。

    20分にOA起用の高木が痛んで伊勢と交代します。

    お互いに決定機まではいかず、攻め合い守り合いという感じで時間が進んでいましたが、37分には左サイドのクロスからつないだ藤枝に決められて1−1のイーブンになりました。結局このまま前半終了。

    後半は両チーム交代無しでスタート。

    55分には黒川に代わってオムこと山口が今日は途中出場です。

    59分にはスルーパスを通されて吉平に2点目を決められました。

    63分にもCKから危ないシュートを打たれます。その直後にタビナスが新里に代わって入りました。連戦のため、DF陣にもローテーションさせているのかも知れません。

    どうも今日は攻撃の爆発力が無いというか、ここぞというところでたたみかけられていません。もちろん川崎不在もあるし、それ以外の原因もあるでしょう。

    75分にはつないで中央から伊勢がミドルも弾かれます。

    82分には立て続けにシュートを打たれますが一森がセーブ。87分にも大石にドンピシャヘッドを打たれますがこれも一森が防ぎました。

    89分には塚本が左から振り抜きますが、ミドルは枠の上。

    91分には自陣でボールを奪われ、大石に決められて1−3。実質試合が決まってしまいました。

    もうちょっと、前線の唐山を狙うボールがあっても良かったのかなと思いますが、藤枝が先制されても慌てず、じっくり攻め続けていた結果でもあると思います。

    ここからは仙台ガンバ戦。

    トップチームのスタメンは3バックは変わらず。中盤にはルーキー山本が入りました。ここ最近ミスからの失点もあった藤春の先発起用が吉と出るか。まあ前節は藤春の逆転ゴールが誤審でオフサイドされたのは可哀想でした。

    2トップは宇佐美アデミウソンのコンビです。先発はこの2人が一番良いと思うんですよね。少なくとも、終盤パワープレーしようとした時にパトリックや千真がいないというのは迫力に欠けます。

    試合は序盤、仙台の立て続けのCKなどガンバは守勢に回る中、4分に早速CKをゲデスに頭で合わされて失点します。

    ここ数試合、本当に失点が多すぎるのですが、どうにかならんもんですかね。

    と思っていたら、井手口のインターセプトからつないで攻め込み、最後は山本が切り返しての素晴らしいシュートを決めてすぐに同点に追いつきます。まさに起用に答えるJ1初ゴールでした。

    試合の展開としては悪くありません。リードされている時間が長いよりははるかに良いです。

    11分には相手ゴール前でアデミウソンがGKと接触しながらループシュートを打ちますが、惜しくも外れました。

    14分には低い位置で山本がボールを失ってゲデスに狙われましたが助かりました。直後の15分、ガンバの右CKを三浦がすらしてアデミウソンが合わしてゴール! あっという間に逆転です。スローで見ると、三浦が合わせて飛んできたボールに、アデミウソンがジャンプして合わせているんですよね。反応速度すげえな、と子どもみたいな感想を抱いてしまいます。

    17分には仙台のFKの混戦で至近距離からゲデスに打たれますが東口が弾きます。

    良いときでも悪いときでも、井手口が広範囲でボールを奪い続けますが、悪いときはそこから攻撃につながりません。良いときは1点目のようにそこからシュートまでもっていけます。

    と思っていたら、29分に宇佐美の絶妙なボール奪取からグラウンダーのパスを受けた井手口が左足で合わせましたが、ゴール左に外れてしまいました。あれは決めて欲しかったですが、宇佐美なら相手を交わして打てたと思うんですよね。

    直後にゲデスにヘディングシュートを打たれますがこれも東口がキャッチ。

    今日は高い位置でボールを奪えるシーンが多く、こういう試合は見ていて楽しいですね。

    31分には宇佐美のミドル。36分には良い展開から藤春のシュート。

    今日は倉田も良いですね。矢島・小野といった移籍組にポジションを奪われ気味でしたが、あの位置で一番汗をかける選手だと思います。

    そうかと思えば39分に仙台のCKからハンドによるPKを取られました。個人的にはどう見ても肩だと思いますが、前節からの流れでは、ツキも無いなあと思えてしまいます。

    しかし、ガンバには東口がいます。まさに守護神として西村のPKを防ぎ、ガンバのリードは続きます。

    そしてこのまま前半終了。CKから失点とPKを招いてしまいましたが、それ以外のプレーはここ数試合で最も良かったのではないかと思います。

    後半開始。様子伺いながらも47分にはいきなりミドルを打たれますが東口の正面。正面で受けるシュートが多いのは、DF陣がシュートコースを絞れている証拠でもあります。

    49分にも右サイドから攻められてあわやという場面もあります。どうも今日は開始直後が良くありません。今日だけでは無い気もしますが。

    後半は開始から20分くらいずっと劣勢です。シュートまでももっていけません。どこかで手を打つのかと思っていましたが先に交代したのは仙台でした。

    そのあとガンバもアデミウソン・宇佐美に代えて千真・パトリックコンビに入れ替えます。

    72分には待望のカウンターでパトリックから千真につながりましたがゴール前の絶好機で惜しくも打てず。ここは打って欲しかった。

    ここで流れが変わったのか、直後の73分にセカンドボールを奪った倉田が相手を交わして見事なコントロールショットを決めて3−1。お手本のような巻いて入る美しさでした。

    25分以上攻められ続けながらも、ゴールが決まったのはガンバだというのは、サッカーというスポーツの難しさを実感させられます。その直前に大決定機を逃しているのですけれどね。

    そしてこれを受けて仙台がさらに選手交代。ついにガンバにとっても馴染み深い長沢も入って来ました。

    後半疲れているところに、スペースでボールを受けられるパトリックがいるのは頼もしいですね。逆に相手にしてみたら大変でしょう。

    82分に仙台が最後の交代を行います。ガンバは川崎を出しやすい雰囲気にはなってきましたが、じゃあ誰に代えるかというと、誰だろう・・・。倉田かなあ。山本に代えて井手口をボランチというのもアリですが。

    84分には小野瀬のシュートでちゃんと攻撃を終えます。流れは悪くありません。

    85分には左サイドから千真の突破、パトリックが潰れて、高速でPAに侵入してきた井手口が今度はしっかり決めました。これで3点差。

    今日のゴールは、先発に抜擢した選手、復帰した選手、交代出場した選手が活躍してのものが多く、まさに采配が当たったというか、的確だったのは間違いありません。

    さて、ここで倉田に代えて高尾、山本に代えて川崎!ついにJ1リーグ戦初出場です。
    高尾が右サイド、小野瀬がインサイドに入り、川崎が2列目、井手口がボランチでしょう。

    90分にはゴール前でのシュートを井手口がブロック。本当に守備範囲が広い。

    91分にはCKから打たれるもこれも東口がキャッチ。

    94分にはドリブルで少し持ち込んだ川崎がミドルシュート。そして試合終了となりました。

    4試合ぶりの勝利としては申し分ない結果でした。後半、2人交代するまでずっと劣勢の中でしのげたのが大きいのと、前半に東口のPKセーブが全てだったかも知れません。今日の個人的マンオブザマッチは東口。井手口と迷いましたがPKを決められて同点になっていたら後半の展開もまるっきり異なっていたでしょう。

    感想は分けて書きましたが試合は同時に見ていました。ホームとアウェイで攻める方向が異なるので、交互に見ていると混乱します。

    試合結果は対照的になりました。先週末はトップが惨敗してU23が快勝でしたが、今日は逆になりました。どちらかというとトップが勝つ方が間違いなく良いのですが。

    川崎のJ1デビューもあって良い試合となりました。トップチームでのゴールはルヴァンカップで決めた唐山の方が先でしたが、リーグ戦は唐山よりも川崎が先になりました。

    来週は今週とは逆に水曜にトップのみ試合があり、U23は土曜までありません。9日の柏戦で川崎や唐山の帯同があるのかどうかも楽しみですね。

  • 現代人に体毛は必要?

    唐突な思考実験ですが、現代人に体毛は必要でしょうか?

    ヒトの身体の重要なところと皮膚の大半には毛が生えています。衝撃を吸収する役割と、暑さ寒さをやわらげる役割があります。

    ただ、現代社会においては、身体防護の機能を備えた衣服や防具、あるいはエアコンなどの空調設備があれば、その役割において体毛は不要なはずです。

    いっそのこと、つるっつるにしてしまった方が便利かも知れません。体毛が防ぐ脅威もあれば、体毛によって起こるケジラミみたいな病気もあります。髪型を変えたければウィッグを付ければいいですし、実際、そのために丸坊主でなくても短髪・ベリーショートにしている人もいるでしょう。

    暑さ寒さのうち、暑さは年々厳しくなっていますが、結局はエアコンの効いた室内での行動や生活が増えることになります。特に今年、コロナ禍からテレワークやオンライン授業を余儀なくされた人も多いですが、それによって外に出なくてもある程度は業務・学習が出来ることに気が付いた人もいるでしょう。一切外出不要とまでは行かなくても、、またコロナウイルスの脅威が無くなる、あるいは落ち着くとしても、ネット経由の業務・勉強は今後の時流の一つになるはずです。

    外に出なくなれば、衝撃や酷暑を緩和する体毛の役割も必然性を失います。後は、ファッション、外形的特徴としての役割ですが、自前の毛髪ではないことで、それこそ自前の毛髪では出来ない奇抜さや機能性を持った髪型にも出来るのではないでしょうか。

    とはいっても、体毛を不要となった生物になったとしても、その方向に進化していくにはまだまだ年数が足りません。暑さ寒さを防ぎ、危険な衝撃から守られるような現代生活を営めるようになったのはこの数十年程度です。世代で言えば1,2世代くらいですから、体毛の薄い遺伝子が人類を支配するようになるのはもっと先の話でしょうから、これからも生まれてくるヒトには体毛が存在し続けます。

    SFやらニュースやらで未来人の背格好が予想されたりしていますが、つるっつるになっている予想って無いんじゃないでしょうか?

  • ドスパラの新ノートPC「VF-AD4」レビュー

    ドスパラで安いPCが新発売されたので、購入してみました。VF-AD4というノートパソコンです。

    https://www.dospara.co.jp/5press/share_info.php?id=1863
    https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=5&tc=275&ft=&mc=9479&sn=3378

    税抜29,980円ですが、送料3,000円と消費税を足すと三万円台後半になってしまいました。3万切りの感覚で買うと、いざ決済を終えたときにあれ?となってしまいます。難波のお店に行けば送料も節約できましたが。

    MacBookを手放してから、手持ちのパソコンがMac miniのみでしたのでサブノートPCが欲しかったということもありましたが、かといってそれなりの値段のマシンを買ってしまうと、普段使わないのももったいないので、とりあえず動くレベルで安いものを探していました。

    こんな感じの箱に入ってきました。

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    スペックはかなり低いですが、M.2のSSDも別途取り付けられますし、microSDスロットもあるので、ストレージ容量については問題ありません。ちなみにM.2ですが増設できるのはSATAタイプです。購入時はどうか分からなくて、到着してからドスパラに問合せしようかなと思っていたら、思いっきり増設用のフタにこんな風に書いていました。サイズを表す2280とかも記されているのは親切ですね。

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    SATA接続ですので、NVMEほどの速度は出ないはずです。ただ、このCPU・メモリでNVMEじゃないと速度不足になるような使い方はそもそも不可能ですので、過不足は無いと考えて良いでしょう。

    むしろメモリが4GBしかなく、増設も出来ない方がやっかいですね。

    ChromeOSをインストールしてデュアルブートにしてみたほうが使いやすいかも知れません。

    もしもメモリ増設できて、CPUもCeleronN4000ではなくN4100とかなら事務処理系としては相当いいマシンになったでしょうに。

    スペックだけ考えると、同じ値段で中古品を探した方が圧倒的に快適だと思います。第5世代のCore i5&メモリ8GB&SSDくらいは狙えるでしょう。でもそんなことはいいのです。あくまでサブ機ですし、ITガジェット好きにとってはPC購入はロマンなのですから。

    フルHDの液晶はまあ値段相応です。1366x768でないだけマシです。今時、14インチでそんなのは無いと思いますが。視野角も広いです。

    キーボードは通常サイズです。変則的なところがこのサイズだとありませんね。個人的に嬉しいのは、十字キーが逆T字タイプなところです。少し前までのMacBookのような、手触りのみですぐに上下左右キーを認識できないものではないので良かったです。キートップの文字が大きくてスタイリッシュさとは真逆ですが、これはこれで格好いい気もしてきました。

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    メインストレージのeMMCは久し振りに使いましたが、今のものは意外と速いですね。かつての印象では、SSDより遅くてHDDと大差ないくらいかと思っていたのですが。

    タッチパッドには指紋認証機能も付いています。認証精度や速度はそこそこでしょうか? WindowsHalloはある程度の精度がないと使えないはずですので、使えるこのデバイスはそれなりの性能だと思います。

    充電がUSB-typeCなのも嬉しいところです。というかそうでなかったら買っていません。ゲーミングノートとか高出力のACアダプタが必要ならともかく、モバイル向けや低スペックなノートパソコンならUSB-Cで充電出来るようにすべきでしょう。

    付属のACアダプタは45Wですが、手持ちの30WのUSB-C充電器でも充電出来ました。

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    左右にあるUSB-typeAの端子はいただけません。おそらく薄型化のためでしょうけれど、下側の角がかなりとがっていて、ちょっと危険を感じます。カバーやケースにしまうときやカバンの中で引っかかったり、他のものを傷つけたりしそうです。

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    完全FANレスなのはいいですね。静かです。その代わりに性能が犠牲になっているのですが。

    重量は1.28kgです。14インチ液晶のノートPCとしては軽い方だと思います。現行のMacBookAirとほぼ同じです。というか、1.3kg前後のノートパソコンはたいていMacBookAirを意識した重さだと思います。ちなみに3ポンドが1.36kgで、だいたいポンド単位でデバイスの重さがある程度決まります。
    iPad(9.7〜11インチ)はおよそ1ポンド、
    12インチMacBookはおよそ2ポンド
    MacBookAirがおよそ3ポンド
    といった重量感を持っておけばいいです。ただ、日本国内メーカーはポンドなんて気にしませんが。

    Windows10の更新をさせましたが、気が付いたのはWindows10のバージョンが1909なこと。今発売しているものはみんな2004になっているものと思っていましたが何でなんですかね。

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    Officeソフトとして、WPS Officeが付いてきます。使いたい人は使ってもいいでしょう。MSOfficeの最新版2019は多分このPCには結構荷が重いでしょうし。メモリ4GBですので、GoogleChromeとExcelを同時に開くと厳しいと思います。

    ちなみに、このパソコンのプレスリリースの確か前日に、ドンキホーテでも「MUGA ストイックPC」の第三弾として似たようなパソコンが発表されていました。既に発売されています。
    https://www.donki.com/j-kakaku/product/detail.php?cname=%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81&item=3131
    スペックもサイズ感も似ていますが、多少は異なります。

    シンクライアント的な使い方なら問題ないですね。Chromeリモートデスクトップでメインマシンに接続出来るくらい通信環境が良ければその方が快適かも知れません。とりあえず試してみましたが、CPUの弱さがリモート接続に影響することは無さそうです。

    ちなみに、今回購入したドスパラのノートパソコンの、一つ前の型が
    https://www.dospara.co.jp/5info/cts_vh-ad3s
    これであり、
    スペック的にはまさにドンキホーテの今回のマシンに結構近いですね。
    それくらいのタイムラグが、1万円の差とブランドと細かいスペック差になっているという見方も出来ると思います。

    とりあえず、税抜3万切り!の新品ノートPCとして割り切った使い方をするにはいいんじゃないでしょうか。フルHD、USB-C充電、SSD増設可能というのは安い中古PCでもあまり無いですし。

    最後に、microSDカードを適当に差し込んだら、差し込み口の下にずれて入ってしまい、奥に奥に入り込んででてこなくなってしまったため、最初の起動からわずか数時間で裏面を分解しないといけなくなった顛末を記します。

    裏面全部のネジを外すと簡単に外れました。

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    写真右下の、四角い黒いゴムのところに挟まっていました。そのゴムの下が本来のスロットです。

    とりあえずmicroSDカードを救出して、一通り内部構造を眺めてみます。メモリはバッテリの下にあるのでしょうかね。購入初日にそこまで分解する気にはなれないので、このまま元に戻しました。怖いのでmicroSDカードは使わないことにします。SSD追加してしまえば容量的には問題ないですし。

  • 党内権力の正当性獲得のためには党員投票やった方がいいのでは

    安倍首相の後任にあたる、自民党の次期総裁を選ぶ総裁選はどうやら党員投票無し・国会議員投票のみになるみたいです。

    私個人は自民党員でもなんでもないのでどうでもいいというか関係ない話ではありますが、自民党員の人にとっては結構不満が出てくるんじゃないでしょうか?

    その人たちにとっては、決して安くはない党費を払い続けてきたのに・・・と思いましたがそもそも党費がいくらか知らなかったので調べてみました。

    入党
    https://www.jimin.jp/involved/joining/
    党費:一般党員 年額4,000円、家族党員 年額2,000円、特別党員 年額20,000円以上

    だそうです。安い高いは人によって感想が異なるでしょうけれど、総裁選を党員投票無しでやるのなら党員は必要なのか、っていいたくなる人もいるのではないでしょうか。

    各都道府県にある自民党支部は当然ながら党員投票を要望しています。日頃、党員を増やして党費を集めているのは支部ですからそれもまた当然のことでしょう。

    議員投票のみとなると、派閥が小さく多数派工作がどうも下手そうな石破氏にとっては不利な展開です。一方、長年安倍内閣で官房長官として支え続けた菅氏にとって、安倍政権の継承というか大きな方向転換を急にして欲しくない現役議員や大派閥の支持が見込めますので、当然ながら有利です。さらに、勝ち馬に乗ろうとする議員もいるでしょう。

    しかし、議員投票のみを行って総裁に就いたとしても、党内での権力の源泉を握ったとは言えません。そもそも安倍総裁だって2012年の総裁選では石破氏に党員投票では負けています。議員投票で逆転して総裁に就いたわけで、その後も石破氏への期待がある程度残り続けているのは、まさにこの党員投票の結果がもたらしているものでもあると思います。

    逆に言うと、菅総裁が議員投票のみで実現したとすると、その後の政権運営に党内が一致できるかどうか微妙になってくるかも知れません。石破派の反発だけではなく、全国の党員が一致団結出来るかどうか怪しくなります。

    かつての総裁選で議員投票で逆転して総裁に就いた安倍首相は、一応は逆転したという結果で総裁になったという正当性がありました。そしてその後の総選挙で政権を奪還したことで党内の支持と権力を得ることが出来ましたが、党員投票無しで決まるかも知れない菅総裁にどれだけ正当性を党員が感じるでしょうか?

    時間はかかっても、党員投票やった方がどの候補にとってもいいと思うのですが、それほどまでに党員投票では石破氏有利なんでしょうか。菅・石破の争いは結構いい勝負になりそうだと思うのですが、実際に党内で支持者・党員と会っている議員にしてみたらまた感触は違うのでしょうか。

    さらにうがった見方をすると、党員投票やっているほど、安倍首相の病状に余裕が無い、議員投票だけでさっさと後継を決めないとヤバい状況、という憶測をする人が出てくる、という考えもあり得ます。一国の総理の健康状態を確たる証拠も無しに妄想してはいけませんが、出来れば堂々と党員投票もやった方がなにかといいんではないでしょうか。

  • オープンソースと真逆の中国の国家体制

    中国企業が、中国国内向けのGitHubのようなサービスを始めるそうです。

    中国が国内用のGitHubとして代替サービス「Gitee」を構築中
    https://jp.techcrunch.com/2020/08/22/2020-08-21-china-is-building-its-github-alternative-gitee/

    中国がGitHubの代替として国産サービスの「Gitee」を基にしたプラットフォームの構築を目指している
    https://gigazine.net/news/20200824-china-building-github-alternative-gitee/

    上記記事中にはテンセントが関わっている、似たようなサービスが既にあるとの記述もありますが、オープンソースに関する情報へのアクセスは、自由と戦う中国にとっても重要であることは間違いありません。

    中国共産党のポリシーから言って、オープンソース界隈の思想とは相容れないはずなのですが、それを抜きにすると自国のIT産業が成り立たないことは分かっているのでしょう。

    以前、こんなnoteを書いたことがありましたが、

    https://hrsgmb.com/n/n618c0cfb7107

    開発者同士がコミュニティを通じて活発にやり取りすることで、高レベルな情報共有が効果的に行え、かつ無駄な開発工程も減るのだと思いますが、それが中国国内に閉じこもってしまったら、結局はあまり発展が進まないのではないかと思います。

    もちろん、中国政府にとって便利、有益な分野はどんどん進歩していくでしょうけれど、それこそGAFAみたいな新しい概念のサービスやソフトウェアなどは生み出せないのではないでしょうか。

    じゃあTikTokはどうなのかというと、その創業者は中国国内からは売国奴と罵られるほどアメリカが好きな人ですので、結局アメリカ的な自由なやり取りがサービス開発には重要であることの別方向からの証拠になるはずです。

    反米オープンソースホストサービスとして、中国だけではなくロシアやイランなども加えてもいいのかも知れませんが、人的リソースや経済規模を考えると結局中国中心になるのは間違いないですから、反米連合も結局どの国にとってもあまりメリットはありません。

    米中経済戦争の矢面に立たされているTikTokやHUAWEIにとっては、腹立たしい情勢なのかも知れませんし、トランプ大統領に問題が全く無いとは言いませんが、中国企業が中国政府に対しては少なくとも大っぴらには批判や要求はしていません。あくまでアメリカ政府を非難しているだけです。

    かつてAppleがテロリストのiPhoneロック解除についてFBIからの要求を拒否したように、TikTokやHUAWEIその他中国企業は中国政府の圧力をはねのけられるとは思えません。だからこその中国企業外しが世界的に始まっているのですから、中国政府や市場の閉鎖性を変えない限りは、世界の自由市場やオープンソースのタダ乗りをしているという中国企業への批判は結構妥当なものだと思います。

  • 5人交代制と飲水タイムは続くのか

    昨年のワールドカップで大々的に導入され、その後各国のリーグ戦などでも採用され始めたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)でしたが、今年導入予定だったJリーグではコロナ禍による影響から見送られることになりました。

    その一方で新しく増えたルールというか制度が5人交代制です。

    過密日程になった連戦で、選手の疲労を軽減するためのものですが、これによって試合中に監督が試合を動かす手段が増えることになったと思います。

    これにより疲れた選手を入れ替えるだけではなく状況に応じて特徴的な選手を入れやすくなりました。ハーフタイムで劣勢のチームが2人交代するのはもはや珍しくありません。見ている方としても、よりワクワク感が増したと思います。

    来年・来シーズン以降も継続されるかどうかは分かりません。5人交代制は国際サッカー評議会によって2021年7月31日までに終了するリーグでも認められるそうですが、新型コロナウイルスの感染・収束状況によっては再延長ももしかしたらあり得るかも知れません。

    ただ、当初からの一部批判にあるとおり、5人交代制は当然ながら選手層が厚いチームの方が有利です。言い方を変えると、金を持っている方が有利になります。もちろん、5人交代によって戦術に深みや幅が出てくることもあるでしょうけれど、単純には多くの優れた選手を抱えているチームがより安定した結果を残しやすくなるのは目に見えています。

    もう一つ、今年が初めてではありませんが飲水タイムも前後半の真ん中あたりに設けられました。飲水タイムでは事実上の作戦タイムとして、全員を集めて戦術変更や意思確認などが出来ますし、熱中症・脱水症状対策が設けられた理由です。

    5人交代制とは違って選手層が薄いチームにとってもメリットがあるものですし、そもそもセットプレーなどで試合が止まったときにこれまでは選手が自由に給水できましたが、今では一つのボトルを複数人で飲むことが出来ませんので、この飲水タイムは真夏の猛暑の日本においては命綱にもなっています。

    飲水タイムがあるのは9月末までとも言われてましたが、その後でもまあまあ必要なんじゃないでしょうか? というか、交代できない審判にとっても飲水タイムでの休息・飲水が結構ありがたいんじゃないかと試合見てて思ってしまいます。

    審判の安全確保を理由にVAR採用を見送ったのですから、飲水タイムも安全確保のために続けても良いと思いますが、やっぱり試合を途中で止めたくないというところもあるんですかね。

  • 報道の自由と桎梏

    何ヶ月も前のネタではありますが、マスメディアに関して各国の報道自由度ランキングというのが毎年発表されています。

    それが本当に妥当かどうかは別として、日本の今年の順位は世界で66位と決して高くありません。自由主義・民主主義国家としては低い方でしょう。

    北朝鮮や中国に比べるとマシといわれても、そもそも国家体制が全く異なるそれらの国と比べる意味がありません。といって、西欧や北欧の国々と比べるとどうしても分が悪くなります。ただ、政権批判はマスメディアやSNSを通じて普通に行えますし、野党指導者が毒を盛られたり、政権批判した書店主が拉致されたり、政権批判したSNSアカウントが凍結されたりすることもありませんので、別に報道自由度が高いわけではないけれど、絶望するほどひどくはない、といったところでしょうか。

    であれば、マスメディアは自身に対する圧力やしがらみを減らす方に動いているのかというと、どうもそうには思えません。長年存在する記者クラブ制度や、新聞であれば再販制度、テレビ局なら電波法といった法律で制限の無い自由競争から守られている既得権益もあります。そして近年増えたマスメディアへのしがらみが、新聞代金に関する消費税軽減税率です。

    もし、いつの日か政権が暴走してマスメディアを強烈に締め付けようとしたとき、これらの仕組みを使えば容易に締め付けられます。そのような圧力には我々は屈しない! と啖呵を切られても、あまり説得力が無いというか、鎖につながった首輪をして、与えられた餌を食べながら飼い犬がワンワン吠えていてもあまり迫力はありません。

    その犬種がチワワかドーベルマンかによって怖さは変わりますが、自らを縛る鎖を増やしてしまって、報道自由度が西欧に劣る日本は問題だ!と叫んでいるのも滑稽に思えてきます。

    報道自由度を高くしたいのであれば、取材方法やマネタイズについてもっと独立性を高めないとどうしようもないと思うのですが、当の報道機関自身があまり関心は無いのかも知れません。

    ちなみに、報道自由度ランキングの日本の順位の根拠としていろいろ指摘されていたようですが、各社によってそのピックアップは異なります。

    日本経済新聞では、編集方針が経済的利益に左右されること、
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58344020S0A420C2000000/

    朝日新聞では、原発問題や政権批判で記者がSNS上で攻撃されること、
    https://www.asahi.com/articles/ASN4P64NRN4PUHBI01W.html

    時事通信では、記者クラブ制度がフリーランスや外国人記者差別になっていることと、SNS上での政権批判が攻撃されること、
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042200205&g=int

    が理由として取り上げられていました。各社それぞれの方針によって取り上げる内容が異なるというのは、いろいろと分かりやすいですね。

    産経新聞は今年の報道自由度ランキングの記事がネットで見つかりませんでした。有料会員のみ閲覧できるのかも知れません。まさか取り上げてないことは無いと思いますが。

    ちなみに、過去の記事では以下のような取り上げ方でした。まあ産経らしいと言えば産経らしいですね。

    2016年では安倍首相批判などでメディアの独立性を失っていることと、特定秘密保護法が理由としていて、
    https://www.sankei.com/entertainments/news/160420/ent1604200009-n1.html
    2018年では、経済的利害・フリー記者&外国人記者の制限が理由でした。
    https://www.sankei.com/world/news/180426/wor1804260005-n1.html

    マスコミだって人の子ですから我が身はかわいいですし稼がなければ生きていけないのは事実ですが、自由を自ら犠牲にして恵まれた立場を選んでいるというのは、ジャーナリズムに関する大いなる皮肉でしょう。

  • パトロン批判はタブー?

    コロナウイルスの脅威の最中に、夜の街に繰り出して楽しくやってたことを週刊誌などで取り上げられて、非難される有名人はちょくちょく出てきます。

    阿炎や石田純一がやらかしたのは一回だけでは無いですし、軽率と言えば軽率なので擁護しようとも思わないですが、連れ出したパトロン(タニマチ)もいるはずですよね?

    この状況下でパトロンとして夜の街に彼らを連れ出す金持ちもどうかとは思います。

    パトロンの方はあんまり批判されないんですかね。もちろん、当の本人がダメなことには変わりないのですが。

    パトロンの要求を断りづらいというのは分かります。無茶を言ってきたパトロンの誘いを断って、後でその割を食ってしまうことを恐れてしまう、という意識はあるのでしょう。

    もちろん、他の多くの芸能人・スポーツ選手はそのように誘われても断っているでしょうから、誘いを断り切れなかったということは言い訳にしかなりません。

    しかし、逆にそういう誘いをする方の考えも個人的にはよく分かりません。

    面倒な人が金主になっていると面倒さに拍車がかかりますが、パトロンをむげに出来ない相手側の弱みにつけ込む卑劣さは非難されてしかるべきでしょう。

    本来のパトロンは相手の支援のためのはずですが、支援される側を追い込んで苦境に立たせたとしたらもはやパトロンとは言えないでしょう。

    「コロナウイルスの問題の中でも有名人を顎で呼びつけられる俺スゲエwww」

    って感じで夜のお店で鼻息荒く自慢しているのでしょうか。そうだとしたらまさに裸の王様(もしくは女王様)としか言いようがありません。

    しかし、そもそもそういう人の周りに、彼(彼女)に向かってはっきりと「あなたは裸の王様だ」と指摘するような人はいないでしょう。いたとしてもその指摘を受けて自分が悪いと思って改善するわけがないので、今後もこういうことは続くのでしょうね。

  • たまにはリアルタイムなニュースに関するnoteでも

    たまにはリアルタイムなニュースに関するnoteでも書いてみようかと思います。

    NHKニュースで安倍首相が辞任の意向を固めたとの報道がありました。この後の本人の記者会見で実際にどのような内容で話があるか分かりませんが、ここまでがっつり報じられているのをみるとさすがに誤報は無いでしょう。

    総理大臣は激務と言われますが、病状悪化で動けなくなると国家の内外に影響が及んでしまうことを恐れて、まだ動けるうちに後継首相を決める余裕を取っておきたいということなのでしょうか。

    大平正芳、小渕恵三の急死(後者は昏睡状態で交代していますが)を思い起こしてしまいますが、もともと持病があって一度辞任したことがあり、新薬もあって再登板できましたが、やはりやばそうな感じは本人が一番分かっているのかも知れません。

    あるいは、鳩山一郎のように半身不随の状態でもこなした人もいますが、任期の長さを考えると今の安倍首相の身体的負担は結構なものなのでしょう。

    辞任を発表しても自民党の後継総裁が決まるまでは執務を行うでしょうけれど、レームダックになりますから新しい大きな政策は実行できません。現状で各政策が固定化されることになりますので、政治家も官僚も早く後継は決めたいところでしょう。

    最近はメディアでも安倍後継をいろいろ取り沙汰していましたが、岸田・石破・茂木・菅・麻生といった名前の他にも出てくるでしょうし、多数派工作が繰り広げられそうです。ただ、超長期政権を担った安倍首相の意向も結構左右すると思います。そうなると菅・麻生が最有力ですがどうなるでしょうか。

    安倍首相の通算での評価は後の話になります。歴史的な評価というものは時間が経ってなされるべきものであり、同時代的な評価とは分けて考えないといけません。せめて10年は経たないと出来ないでしょうし、30年くらいは見ておいた方がいいでしょう。

    このコロナ禍での対応で言えば、2月末の休校要請は正しかったと個人的には思いますが、その後の給付金やGoToキャンペーンなどで迷走した感があるのはもったいなかったと思います。同時代的評価は今日から後継に引き継ぐまで一気に噴出するでしょうけれど、評価する側の立場・思想・利害が絡むものになりますので、割り引いておく必要があります。

    ちなみに辞任発表が突然だ、無責任だ、という意見もありますが、そもそも首相の辞任なんて事前に情報が漏れている方がおかしいです。重要な人事は突然の公表でないとデメリットが大きすぎます。ジワジワと辞任が憶測されるような状況というのは、そもそも政権が崩壊しかかっている状況ですのでそんな状態が長引く方が問題でしょう。

    さて、盟友とも言えるトランプ大統領にとっては今回の安倍首相の辞任発表はどう影響するでしょうか?

    首相だろうと大統領だろうと、体調に問題がある人間は就くべきではない、という理屈を持ち出したら、健康問題に関する疑惑を追及している民主党のバイデン候補に対する攻撃材料になり得ます。図らずも、安倍首相辞任のニュースはトランプ陣営にとって援護射撃になってしまうかも知れません。

    まあ難病を持ちながら歴代最長政権となった安倍晋三という政治家は、少なくともその点では偉大であったのは間違いありません。前述の通り、歴史的な評価が今後どうなされるか分かりませんが。

  • インターフェイスの革命は起きるのか

    パソコンなどのデジタル機器において、選択するデバイスとしてはマウスに変わるインターフェイスデバイスが画面直接タッチしかありません。

    Macなどのトラックパッドはマウスの代替品で使いやすくなっているだけでカーソルを動かすという点では抜本的には変わっていません。マウスやトラックパッド、トラックポイントのどれも、マウスカーソルを移動させてクリックすることには変わりません。

    スマートフォン・タブレットの普及により、画面そのものをタッチ(タップ)する操作も一般的になりました。

    文字入力についても長い間キーボードが使用されています。タイプライター、ワープロ、パソコンと進化してきましたが、結局はQWERTYキーボードが文字入力のデバイスとして利用されてきました。(富士通の親指シフトとかありましたが)。

    タイプライター以前は紙にペンで書く方法だけでした。紙の種類やペンの種類は文明の登場から様々存在しました。牛骨や亀甲に書く甲骨文字や、土の板に書く楔形文字、パピルスに書く象形文字など書かれるものの性質は文字の形状にも大きな影響を与えました。

    今の世の中では紙とペンが残ってはいるものの、書かれる情報のほとんどはデジタル機器においてキーボードかタップ(フリック)で入力されています。

    選択するデバイスにしろ文字を書くデバイスにしろ、この次のインターフェイスデバイスはどうなるのでしょうか?

    SF作品に出てくるような、空中タッチパネル操作か、目線入力でしょうか?

    先日のニュースにありましたが、こういったものも開発されているそうです。

    明るく高コントラストの「空中ディスプレイ」、マクセルが開発 感染症予防に
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/27/news125.html

    未来は入力デバイスと出力デバイスが一体化したブレイクスルーが起きるのではないでしょうか。

    こういった空中ディスプレイの利点の一つに、投影するサイズをデバイスよりも大きく出来るところがあると思います。

    パソコンにしろスマホにしろ、通常はそのデバイスのサイズ内でしか画面表示出来ませんが、投影するタイプのものであれば、プロジェクターのように表示サイズを数メートルレベルにすることも可能です。同時表示情報を大きく増やすことが出来ます。

    紙とペンで情報の入出力を行うのであれば、紙を置く机のサイズギリギリまで広げることが出来ます。その費用も数十円もかかりません。一方で、1メートルなり2メートルなりの大きさの液晶画面を用意しようとすれば数万円〜数十万円かかってしまいます。しかもタッチパネルにするならさらに費用がかかります。

    紙の資料を机に何枚も広げて、同時に目に入れながら考えたり書き込んだりする作業と比べると、パソコンやタブレット内で行える入出力作業は画面サイズ内に制限されてしまいます。ウインドウやアプリを素早く切替ながら似たような作業は出来るかも知れませんが、同じようには出来ません。

    空中ディスプレイ兼タッチインターフェイスを備えたデバイスが高性能化してSF作品内のようなレベルで自由自在に使えるようになれば、インターフェイスの革命が起きるのではないでしょうか。

    ちなみに個人的には手触りが無いという大問題もあるんじゃないかなと思います。これまで投影式のキーボードデバイスも存在しましたが、メイン利用している人なんて多分いないでしょう。もしかしたらいるかも知れませんが、社会において既存のデバイスに取って代わるレベルでは存在していません。

    真っ平らなスクリーンにキー表示があってそれをタッチすることで入力出来る擬似的なキーボードを表示する液晶画面を備えたノートパソコンもありますが、タッチタイプがほぼ出来ないという問題があります。Appleのトラックパッドにある感圧タッチのようなものがあれば、打ち込んだときのフィードバックは実現出来るでしょうけれど、それでも、タッチタイプでは指の先端でキーボードのどこにいま自分の指を置いているかを判断しますので、その問題は残ります。

    どちらにせよ、どこかのIT企業が革新的なインターフェイスを作り出して普及させられるでしょうか。それとも、当面は今のキーボード・マウス・画面タッチが支配し続けるでしょうか。

    むしろ一足飛びに、コンピュータと人間の脳が直結されてインターフェイスなどを考えなくて済むようになるのでしょうか?

  • 今年と来年と2028年までのJリーグ

    不思議なもので、あれだけ今年はJリーグが開催されるだけでありがたい、何も文句は無い!と言い切ってしまうくらいだったのに、いざリーグ戦が再開してみると、大阪ダービーに惨敗したり、宿敵レッズに惨敗したり、鹿島に終了直前に追いつかれたりしたことに対して、いろいろ言いたくなってしまいます。実際noteでも書いてしまっていますが。

    https://hrsgmb.com/n/nc649753ffd2c

    https://hrsgmb.com/n/n7033ca62a82c

    まだコロナ禍も収まっていないので、喉元過ぎればというわけでもないのですが、やはりサッカー特にガンバ大阪の試合を見てしまうと、平常心以外の感情も惹起されます。

    今シーズンはスタジアムでの観戦はしていません。人数制限があることもありますし、その前後のモノレールなどでの移動もありますので、まあ今年はいいかなとも思っています。行きたいのはやまやまなんですが、今年はDAZN観戦で我慢ですかね。

    DAZNで見ていて、スタジアムにいる観客が少ないことから歓声が小さいため、選手間・コーチなどの声がよく通ります。違和感とは言わないまでも、やっぱり本来の形のサッカー、Jリーグではないなあ、と見る度に思ってしまいます。

    名古屋や鳥栖の選手やスタッフのコロナ感染のため、試合が中止・延期になったりもしていますが、今のところはおおむねなんとかリーグ運営は出来ていると思います。

    ここまで来るのに、そしてこれからも運営に携わる方々や、感染に注意しながら練習や試合に臨んでいる選手とスタッフなど、全ての関係者にはサッカーファン・Jリーグファンとして感謝しています。

    その一方で、スタジアムに観戦に来ている人たちが、いろいろルール・マナーを破っていることがSNSなどで注目されてしまうのは残念なことです。どこの国でもどこのチームでも、やっぱりプロサッカーは観客あってのものですので、リーグもクラブもものすごく厳しく対処するというのも難しいのかも知れません。

    だからこそ、見る側に自分で律することがなおさら重要だと思いますが、律することが出来ないからそういうことをしてしまうので難しい話です。

    観戦者の人数制限についても、日本での感染者数が増えたり減ったりしている現状を見るに、当面は続くでしょう。今シーズンはやはり、最後まで何とか試合を開催できてリーグが成立してくれるだけでも御の字でしょうか。

    そうなると来年がどうなるのかという不安もありますが、Jリーグにしろ政府にしろ、来年のことまで考えていられないのが本当のところでしょうけれど、Jリーグファンとしては来年も応援すると宣言するくらいのことしか出来ません。

    そういえば、DAZNとJリーグの契約を変更していましたね。

    JリーグとDAZNの新たな放映権契約について
    https://www.jleague.jp/news/article/17729

    10年間で2,100億円だったのが、12年間で2,239億円になったそうです。1年当たりの金額にすると、割増分は1年当たり70億弱ですが、元々の契約でも10年間で均等に210億円ずつだったわけではないらしいので、増えた分は最初の方や今年の売上不足の分を参考に決められたのかも知れません。

    現地観戦が今後どうなっていくかは誰にも分かりませんが、オンラインでの観戦は今後増えることはあっても減ることはないでしょう。それを思うと、もう少し放映権料を増やしてほしかったですが、DAZN側もサッカーに限らず多くのスポーツが中止になった影響による減収減益もあったのでしょうか。

    ともかく、来年のことすらどうなるか分からない中、2028年まで巨額の放映権料を確保できたのは良かったと思います。