デイゲームで熊本相手に押されながらも見事に勝利したU23チームに続いて、トップチームも夜にアウェイで広島戦です。
U23に川﨑が入らなかったのでトップにいるんだろうなと思っていたら、やはりトップのベンチに入りました。その他のメンバーは、福田と藤春が入れ替わった以外は前節と同じです。名古屋戦の決勝ゴールを決めた宇佐美もベンチです。今年のガンバは先発FWがあまり得点出来ないので、シュートが上手い宇佐美・千真が控えでも、切り札が揃っているとポジティブになれます。
試合前にパトリックがかつて所属した広島の選手やスタッフに挨拶しているのは微笑ましいですね。前節の名古屋戦でのジェソクもそうですが、かつて所属したクラブにも愛される選手というのは見ていて良いものです。
さて試合開始。いきなりミドルシュートを打たれます。ここ二つ勝っている試合では開始直後の失点は防げていますが、今日も無いように願います。
5分にはするする上がった高尾が惜しいシュートを放ちます。
序盤は様子見展開でイーブンな内容でしょうか。広島のコーナーキックが立て続けにありましたが、それほど危険には思えないなあと見ていたら、16分に相手のクリアが小さいところを拾った倉田が即シュート。見事なコントロールでゴールに吸い込まれて、意外と早い時間に先制できました。
その後も18分に井手口のパスを受けた高尾が右サイドから上げたクロスにアデミウソンが惜しくも合わなかったものの、良い形の攻撃を続けます。
そして20分には東口のキックから倉田が受け、すぐに縦パスを入れるとパトリックがトゥキック気味でニアサイドをぶち破って追加点。サポとしてもちょっと驚く時間帯で2−0です。押している時間できちんと追加点を取れたのは今シーズン何度あったでしょうか。しっかりとした戦い方が出来ています。
さすがにその後は広島の時間帯が続きます。それでも決定的なところで危なくはないので守備も前から後ろまでプラン通りではあるでしょう。
35分にはドリブルで運んできた浅野のシュートを東口がブロック。出る出ないのタイミングはさすがです。
40分と41分にも左からの柏のクロスから惜しいシュートを浴びました。前半の後半はちょっと守備が甘くなってきたかも知れません。44分には浅野に翻弄されてシュートまで打たれています。その直後のCKからも決定的なヘディングシュートを打たれますがポストに助けられました。
前半はこのまま終了。ガンバにとっては理想的な展開でハーフタイムを迎えました。前半、両チームとも押している時間帯はありましたが、確実に決めたガンバ、東口とポストに阻まれた広島でした。
後半開始直後も48分に強烈なシュートを東口が防ぎます。広島は当然やり方を変えてくるでしょうが、しのぎつつ3点目を取れればほぼ試合は決まります。
53分には山本のロビングパスがPA内に突入した藤春に合いますがトラップミス。これは惜しかった。
56分には青山に強烈ミドルを打たれますが右に外れて助かりました。ちょっと守備がずらされているのかも知れない。
ちょっと厳しい時間が続きます。こういう時に縦一本から追加点を取れると相手の気勢を殺げのだけど、と思っていたら、広島の交代に続いてガンバもアデミウソン→宇佐美への交代です。
直後に宇佐美がシュートもブロックされますが、あれこそ求められているプレーですよね。下がってパスを回す宇佐美もそれなりにこなせますが、エリア近くでシュート打ってなんぼですよ。
しかし70分、柏のクロスからペレイラに決められ失点。クロスに対してファーサイドに四人固める広島の特攻を止められませんでした。
左からの柏のクロスがヤバいということは試合前から分かっていた広島の特徴で、前半は対応出来ていましたが、さらに受け手の人数を分厚くするという広島の対策にやられてしまいました。
さあこれで一点差になった以上、余裕はありません。追加点をそれなりのリスクを負いつつ取りに行く必要があります。
74分にはパトリックが佐々木を弾き飛ばしてシュートを打ちましたが左に外れました。
攻められる時間帯が明確に増えてきました。相手の分厚い攻めに守備がパニック気味にもなっています。しかし、相手のサイド攻撃を防ぐためにそちらを厚くすると中央が手薄になるのは目に見えています。
ここで77分、パトリックから千真、倉田から福田と得点者が下がる形になりました。福田が運動量でサイド攻撃を防ぐのと、少なくなるであろう決定機で千真が確実に決めてくれることを祈ります。
88分には福田が中央で受けてシュートを放つも枠の外。
90分にはビエイラのシュートは東口がキャッチ。なかなかにドキドキする展開が続きます。追加点……。
95分には直前に痛んだ小野瀬から川﨑に交代。
最後の広島のCKも冷や汗どころか心臓がバクバクしましたが防ぎきり、これで三連勝となりました。三試合とも一点差ゲームなのでずっとヒヤヒヤし通しでした。ともかく勝てて良かったです。
山本はもうポジションをモノにしたと言っても良いでしょうね。仙台戦・名古屋戦での得点以外でのプレー、特に縦に入れるボールが良いですね。多分、宮本監督好みだと思います。もちろん、矢島の怪我があってのことでもありますが、矢島が戻ってきて即スタメンは怪しいレベルで山本が馴染んでいます。控えの遠藤も名古屋戦の2点目のような決定的な仕事はお手の物ですが、今年の過密日程では控えが多くなるのはしようがないでしょう。
川﨑は試合には最後に入りましたが、小野瀬並に守備が出来るようにならないと時間もなかなか増えないかも知れませんね。トップ帯同で試合経験が減っているのはもったいないようにも思えますが、トップに帯同することで得られる経験も大きいでしょう。せめて土曜日トップの試合、日曜にU23の試合というスケジュールならトップで出番がなくてもU23の方に出る、ということも出来るでしょうけれど、控えに入っているのは監督から認められている証しでもあります。
前半は理想的、後半は防戦一方でしたが、力の差が明確にあるわけでもないのでそんなものでしょう。チャンスの続いた前半の時間帯に二点取れたことが勝因だったと思います。
次は土曜日に連勝中の鹿島と、と思ったら同時刻開催で大分に負けていました。鹿島との勝ち点差が1ですので、勝てば上回れます。もうそろそろアデミウソンが決めてくれると思うのですが。