平繁無忙の何でも書くブログ

  • ガンバ大阪ファンクラブ・年間パス会員のクレカ問題

    タイトルではこう書いたものの、実際にはガンバ大阪のサポーターはもちろん、ガンバ大阪自体も被害者側なので語弊があるかも知れません。

    詳細についてはこちらのリンクにあります通り、

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/16005/

    https://corporate.pia.jp/news/files/pia_gamba_annualpass20231222.pdf

    ガンバ大阪がファンクラブ・年間パス受付サイトの運営を委託している「ぴあ株式会社」が、さらに業務委託している会社のミスにより、決済代行会社に保管されている決済情報を削除してしまったため、本来決済されるはずの12月14日に決済されなかったという経緯です。

    年間パスに関しては金額も高いのでクレカ決済にしている人は結構いるでしょう。かくいう私も上記リンク先にある、「別途メール」で連絡がありました。そのうち封書も届くでしょう。

    私自身が以前仕事で、顧客への請求を決済代行会社経由で行うシステム運用や経理業務に携わっていたことがありますので、今回の件について他人事とは思えません。ましてやガンバ大阪、ぴあ社を責める気にもなれないです。実際には実害ありませんでしたし。

    賠償などが発生するかは業務委託契約の中身次第でしょうし、情報漏洩もなかったのであれば、大きな問題にはならないでしょうけれど、業務委託先の担当者は冷や汗どころではないでしょうね。

    実害が無くても経緯を調査して発表してくれるだけでもマシというものです。なんせ、昨今はダイハツ・トヨタの不正試験やビッグモーターや、あるいは自民党安倍派のキャッシュバック問題等々、バレてから慌てて弁解に至るやらかしが世間に溢れているのですから。

    とりあえず、メール内のリンクからとっとと自動継続決済を済ませました。

    メールでの連絡だけだと、すわ、フィッシング詐欺かと身構えるところですが、ガンバ公式もぴあ公式もちゃんとトップページに出してくれているので安心できました。こういう時にトップに出さずに探っていかないと行けない場所にリリースを出している会社は信用出来ませんね。

  • ガンバの開幕戦はアウェイでの町田ゼルビア戦

    先ほど配信されていたYouTubeのJリーグ公式チャンネルにおいて、来シーズンのJリーグ開幕節のカードが発表されました。

    愛するガンバ大阪の第1節の対戦相手はFC町田ゼルビア。しかもアウェイです。青森山田高校を率いて全国屈指の強豪チームに育てた手腕で、町田をJ1に昇格させた辣腕の持ち主である黒田監督が率いるチームです。

    ぶっちゃけて言いますと、どう考えてもポヤトス監督の夢想攻撃サッカーだと町田に蹂躙されて大敗しそうな気がしてなりません。

    今シーズンの夏場の、現実を見据えた修正をしたサッカーであればなんとかなるかも知れませんが、ショートパス中心の遅攻サッカーだと黒田監督の得意とするサッカーの餌食になりそうです。

    まだ2ヶ月ありますし、そもそも来季の選手陣容が決まっていませんので、来年のガンバがどうなるか全く分かりませんが、既に発表されているリリースと、各種報道を考えると、そうそうポヤトス監督の理想のサッカーが開幕時点で達成できるとは思えません。

    先日のnoteにも書きましたが、大幅変革したガンバフロントが本当にポヤトス監督を支える気があるのかについても、まあまあ疑問視してしまいますが、どうなるでしょうね。

    機会があれば町田のスタジアムにも行ってみたいのですが、陸上競技場なのであまり乗り気にならないです。

    むしろ来季は、広島の素晴らしいスタジアムが使用開始となります。そこでの最初のアウェイチームは浦和レッズということで、多分というか明らかに意図しているっぽいですよね。

    意図と言えば、久し振りのJ1となる東京ヴェルディ1969の開幕節はホームでの横浜F・マリノス戦です。これこそ、Jリーグが明確な意志を持って日程君にデータ入力したんだろうなと確信できます。

    あとは昇格したジュビロ磐田が優勝チームのヴィッセル神戸との対戦というのも分かりやすいですね。

    スタジアムに関して言うと、来年のJリーグでは、長崎や金沢も球技専用スタジアムを使用開始しますが、これらのスタジアムにも1,2年の内には行きたいですね。

    もうちょっとガンバもアウェイに行きたくなるようなサッカーや結果を見せてほしいものですが、単なる一サポーターにはままならぬものです。

  • 自動運転批判の妥当性と人間の運転によるデメリット

    自動運転のバスや自動車が事故を起こすとニュースになり、自動運転の危険性が喧伝されます。

    言わんとすることは分からなくもないですし、人間がいない乗り物に不安を感じる気持ちも理解は出来ますが、自動運転の将来まで否定するのはどうかなあとも感じてしまいます。

    一般道路を走る一般車が自動運転を行うのは、まだまだ技術的に未熟であることは確かでしょう。しかし、レールなど限られたルートで通り、壁や柵で囲われて他の乗り物や人と接触する可能性が非常に低い自動運転交通システムは既に存在しています。

    条件を整えれば自動運転でも問題ないわけで、そのハードルが一般道における一般車の場合は非常に高いだけです。

    事故が起きたとき、自動運転だから事故が起きたと非難されますが、本当に検証すべきなのは、一定の回数・時間・走行距離あたりの人間が運転したときの事故の数と、自動運転時の事故の数です。

    その両者を比較して、後者の自動運転の方が事故の可能性が低いのであれば、自動運転は一般的に採用されるべきです。

    直感的、本能的に考えると、自動運転システムだとシステム上で予期予測していないような状況になった場合に対応出来ないが、人間だと不測の事態にも対応出来るから複雑な事故や交通状況でも大丈夫、と思ってしまいます。

    しかし、事故時あるいは事故寸前の状況だと人間は容易にパニックに陥りますし、昨今では認知能力が衰えてきた高齢者による事故も社会問題化しています。そして何より、交通法規を無視してメチャクチャな運転を行うドライバーも少なくありません。

    そういった「不測の事態に対応出来ない、あるいはそもそも事故を招くような生身の人間」よりは、自動運転の方がはるかにマシなケースもあり得ます。

    そういった人間による運転のデメリットと、自動運転によるデメリットを勘案した上で、前者の方が大きくなってしまえば、自動運転の一般化は正当化せざるを得ません。今はまだその時ではないのかも知れませんが、そんなに遠くない未来なのでしょうね。

  • ガンバフロント大改革?

    ガンバ大阪の上の方が色々変わるみたいです。

    いっぱいあるのでいちいち公式リリースを貼ると面倒ですが、

    ・フットボール本部設置
    ・大黒将志アカデミーストライカーコーチ退任
    ・和田昌裕強化・アカデミー担当取締役退任
    ・松波正信アカデミーダイレクター退任
    ・松田浩フットボール本部本部長就任
    ・梶井勝志強化部長就任
    ・星原隆昭アカデミーダイレクター就任

    と、この2日で一気に来ました。

    少し前に中口強化部長退任のリリースはあり、噂で上がっていた梶井氏復帰の話は知っていたので、この箇所については別に驚きは無かったのですが、それ以外はちょっと面食らいました。

    大黒についてはもしかしたら最初からS級コーチを取れるまで、という話になっていたかも知れません。ティアモでフタ・オグリのコンビになるのはエモいですね。

    松田さんが戻ってきてくれるのは嬉しい限りです。2022年シーズン終盤での厳しい状況下で残留させてくれた恩義を忘れるわけにはいかない。

    ただ、気になるのは、だいぶ早くに契約更新を決めていたポヤトス監督の処遇が変わってしまうのではないか、ということです。

    私自身は完全にポヤトス続投反対派ですが、継続する以上は強化部がちゃんとバックアップして擁護すべきです。契約更新してから強化部長が替わり、フロントの体制が大幅に変わり、梯子を外すようなことになると、結局チームの成績にダイレクトに悪影響を与えてしまいます。

    こういう人事はそれなりに前から準備してきたのだと思いますけれど、その流れでポヤトス続投となっているのであれば、まあ大丈夫なんでしょうか。内部が権力闘争・派閥抗争みたいになっていなければ良いのですけれど。

    ちなみに小野社長の任期ももうすぐで4年ですが、だいたいガンバの社長は3年~5年くらいで代わっているのでもうそろそろでしょうか? 一番長かったのが故佐野泉氏でしたかね。西野監督との契約を延長したことが一番の功績だったと思いますが、小野社長の功績は・・・?

  • テストという言葉のややこしさ

    今年も入学試験の季節が近付いてきました。推薦入試だったらもう終えている人もいますね。

    学力を測る試験のことをテストといいますが、本番であるはずの入学試験自体でも「テスト」という言葉は普通に使われます。何せ、センター試験の後釜である大学入試共通「テスト」という言葉にもある通り、「入試=テスト」という構図は日本人にとって馴染み深いものです。

    しかし、本来の「test」という英単語には、入学試験のような重要で規模が大きい試験は含まれません。examinationという単語が使用されます。

    いわゆる小テストは「test」ですが、examinationのためのtestと考えれば、関係性は分かりやすいでしょう。

    学校の定期テストも、最終的には進学のための「test」と考えれば「テスト」というのは間違いではないですが、卒業して就職する人にとっては入試に備える勉強ではありません。卒業が最終目的なのですから、「test」という言葉を使うのは不適当ということになります。

    何故か日本語では定期テストも小テストも入学試験も全部ひっくるめて「テスト」という言葉が共通して使用されるようになったため、かえって英語との齟齬が生じてしまいました。

    一般人の会話レベルとか、あるいは純粋に民間レベルでの小規模なものであれば「examination」のことを「テスト」と呼んでも別に良いと思いますが、せめて学校教育の総元締めである文部科学省が実施している大学入試のための共通試験のことくらいは、「テスト」という言葉を使わなければ良かったのに、と思ってしまいます。

    そんな入試も毎年のことですが、インフルエンザの流行との戦いでもあります。特にこの冬は学校現場でのインフルエンザの流行は酷いようですので、少しでも受験生が感染せず、本来の力を発揮できることを祈ります。

  • 禁忌の卵チャーハンと屈原のちまき

    特定の日に特定の料理を作ったり食べたりしてはならない、というルールや慣習が出来たらクッソ面倒だと思います。

    そんなことあるわけない、好きなものをいつでも食べられるじゃないか、と誰もが思うでしょう。

    お金や時間があれば何だっていつでも食べられるのが当然、と感じるのは現代日本人だからこそかも知れません。

    しかし、日本がそうなったのも結構最近の話で、一昔とは言わず三昔前くらいの頃は、まだコンビニの数も少なく、スーパーも正月に開いているお店はあまりありませんでした。

    では正月、特に元日はどうするのかというと、火を使わずに食べられる「おせち料理」を前もって各家庭で作っておいて、それを食べるものでした。

    実際には、餅を焼いてお雑煮に入れたり、あるいは前もって買っておいた肉なり魚なり野菜なりを使っていくらでも料理は出来ていましたが、おせち料理の起源的には、火を司る神様に感謝の念を込め、かつ火のありがたみを感じるために正月は火を使って料理をすることを控えるものでした。また、商店街やスーパーも正月休みを取るのが当然でした。

    これは伝統や慣習により、特定の日(正月)に特定の料理(火を使うもの)を食べない、というものですが、現代中国では全く違う経緯で禁忌の料理があります。

    https://www.cnn.co.jp/showbiz/35212191.html

    少し前の記事ですが、朝鮮戦争中に毛沢東の長男が死亡した攻撃を卵チャーハンの料理時の煙で誘引したという、本当かどうか分からない伝説に関連して、その死亡した日あたりに卵チャーハンを作ったり食べたりすることを現代中国社会では問題になるという話です。

    特に法律で禁止されているわけではないのですが、そもそも中国はまともな法治国家ではありませんし、少なくともSNS上で極右系のユーザーからは猛烈に批判されます。

    ただ、これが話題になったことで、この伝説の経緯と理不尽な批判がむしろ全世界に広まってしまいました。来年の10月24日には、中国に批判的な人たちが一斉に卵チャーハンを作って食べるネットミームが流行するんじゃないでしょうか?

    中国の伝説で、亡くなった人と特定の食べ物というと、屈原という古代中国戦国時代の楚という国の宰相だった人と、ちまき(粽)の関係性を思い出します。

    屈原は大国である楚の名門に生まれ、文学にも天賦の才を発揮しながら、宰相としても尽力しましたが、台頭する秦の圧力や国内の反対勢力に抗せず、宰相の任を解かれて失意の中、母国の将来を悲観して、汨羅という川で入水自殺しました。

    その後、民衆に慕われていたこともあり、その無念の魂を慰めるために人々が粽を作って川に投げ入れる習慣が出来たそうです。

    いっそのこと、中国政府が大々的に10月24日に卵チャーハンを作るよう推奨すれば、中国政府を煽る気持ちが一気に冷め、むしろ卵チャーハン問題は鎮静化するんじゃないですかね。

  • 大学生は、責任を取る成人か、守られる対象か

    名門と言われた日本大学アメリカンフットボール部の廃部が先日、正式決定しました。

    色んなことがあってのこの結論なのですが、赤の他人の立場からすれば、まあしょうがないでしょ、といった感じに思えます。もちろん、無関係な部員やOBにしてみたら他人事ではないのでしょうけれど。

    学生を擁護する声も多かったですが、何度も薬物事件による摘発が続いたこともありましたので、大学内部の廃部方針もかなり強い支持を集めていたのでしょう。

    日大内部の上層部では理事長や学長やその他色々な立場の人が色んなことを言って、ややこしさが際立っていますが、悪い意味での伝統から脱却できるかどうかが肝なんでしょう。出来なければまた同様の事件やゴタゴタは続くと思います。

    逮捕・摘発されていない部員は無関係なのだから廃部はおかしい、という意見もよく見かけました。連帯責任も今では古い悪習だとも言われます。しかし、アメフトはれっきとしたチームスポーツであり、一部の部員がやらかしたことが他人に影響を与えることは、部員自身が誰もが知っていたはずなのですが、その当たり前のことを何度もやらかしても徹底できなかったのは、部そのものに大きな根本的問題があったと思わざるを得ません。

    第一、部員がいた学生寮での犯罪行為であり、アメフト部そのものが無関係だという主張には無理があるでしょう。

    もしこれが大学のクラブではなく、どこかの企業で起きた事件だとしたら、その企業は徹底的に叩かれるでしょう。逮捕された従業員はもちろん、経営者も同罪のように言われるはずです。その結果、企業が倒産して無関係の社員が路頭に迷っても(実際はすぐに失業保険が出ますが)、誰もその企業を擁護しません。

    日大アメフト部は企業ではないから、あるいは大学生だから大目に見るべきなのでしょうか?

    18歳成人となった以上、飛び級入学でもない限り、全ての大学生は成人なはずです。成人である以上は自身で責任を取るべきです。部が無くなるのは無関係の部員の責任ではないですが、やらかした部員が何人もいたら、その部そのものに問題があるので潰します、という結論はおかしいものではありません。

    「今の」アメフト部が廃止された後、また新たに「別の」アメフト部を立ち上げる予定もあるそうです。学生リーグの一番下から参加することになるので、元いたトップリーグに戻るのは最低でも数年かかるとのことですが、結局それが落とし所なのでしょうかね。

  • 2023年12月17日中村俊輔引退試合テレビ観戦の感想

    昨日12月16日はガンバ大阪OBの橋本英郎引退試合がパナソニックスタジアム吹田で行われましたが、今日はニッパツ三ツ沢球技場にて日本サッカー界のレジェンド、中村俊輔の引退試合が行われます。

    生中継はスカパー!での無料放送、それと夜にBS松竹東急での無料放送がありましたが、無料ライブ配信されるスカパー!SOCCERアプリを使って観戦しました。

    横浜FCフレンズ対J-DREAMSという試合ですが、J-DREAMSの方は昨日の橋本英郎引退試合に出ていた日本代表フレンズの選手が17人も被っています。まあ土日にまとめた方が予定は入れやすいですよね。昨日の今日で大阪から移動して即デーゲームというのは現役でもキツいと思いますが。

    あと、両チームのメンバー表の中に、奥大介と松田直樹の名前があるのは、二人の勇姿を記憶に留めている中高年サッカーファンとしては思わず慨嘆してしまいます。

    サプライズで中田英寿も登場し、さらにキックオフのカウントにビデオ出演のカズを利用するという、これまた豪華な演出で試合が始まりました。

    この試合の初ゴールも主役が決めました。中村俊輔がフリーキックを直接決めた・・・というものの川口能活がギリギリ防いだっぽいのですが、昨日に続けて引退試合を連戦で裁く家本主審の忖度の結果、ゴールが認められました。

    昨日の試合でも感じたことですが、現役を引退して何年も経つのにシュッとしている人と、引退して10年も経っていないのにかなり幅がアレな人との違いってなんでしょうね。城は12キロ絞ってあの体形だそうですが。

    しかし俊輔のフリーキックはやっぱり凄いですね。

    あと前半終わり間際に何故か上がってきた川口に、中村憲剛が2本連続でCKを合わせてゴールになったのは、川口よりも憲剛が上手いと言わざるを得ません。

    あと、後半のインタビューで久保竜彦が
    「俊輔との思い出があんまり無い」
    とぶっちゃけてしまうのは本当に久保らしい。

    三都主アレサンドロがイジられまくっていたり、こういう引退試合で一番面白いのは、ピッチにいない選手がメチャクチャなことを喋るシーンですかね。

    次、このクラスの引退試合があるとしたら、今日も出ていた小野伸二、遠藤保仁くらいでしょうか。小野はそのうちやるんでしょうけれど、ヤットはまだチームを探しつつ現役続行の意向だそうですので、まだまだ先でしょうね。

  • 2023年12月16日橋本英郎引退試合現地観戦の感想

    橋本英郎がガンバでプレーしていた頃からのサポーターというのは、もしかしたら今のガンバ大阪サポーターの中ではそんなに多くないのかもと思いつつ、今日スタジアムに着くと、意外と言っては失礼ですが1万2千人を超える観客が見守る引退試合となりました。

    スタジアム入場時にもらったシール

    彼がガンバから離れてからもう12年が経ちました。2011年は西野監督のラストシーズンでもありますが、翌年の混乱と失意の降格を体験しなかったことについては、橋本選手にとって幸運なことだったかも知れません。まあ、2012年に所属していたのは一緒に降格したヴィッセル神戸だったのですけれどね。

    今日の引退試合はある意味ちょっと毛色が違います。通常は最後に所属していたチームと、これまでの所属チームでの同僚だった選手や、あるいは代表で仲良かった選手のチームとの試合になるのですが、今回は、ガンバが初タイトルを獲った2005年シーズンのガンバ所属選手対、日本代表で一緒にプレーした選手という異例の対戦です。

    2005年シーズンのガンバの思い出を書き出すと、そもそもこのnoteがそれで埋まってしまいます。一つだけ書くと、西野監督曰く「陰のMVP」だった橋本英郎のプレーに感銘を受け、そのシーズンオフに初めてサイン入りレプリカを購入したのがハッシーでした。あの頃は長袖のレプリカでしたね。

    本日の2005年ガンバを率いるのはもちろん西野朗。老けたようで老けていない感じがします。そして代表は岡田武史氏。代表だけではなくFC今治での監督であった縁もあっての依頼だったのでしょう。故イビチャ・オシム氏がもし存命であればコメントもあったでしょう。

    試合後のセレモニー待ちの西野朗・岡田武史両氏。日本サッカー監督界でのレジェンド2人です

    しかし日本代表フレンズのメンバーが豪華すぎてビビります。多分、普段ガンバの試合もJリーグも見ないけれど、この元代表選手たちを目当てにパナスタに来た人も結構いるんじゃないでしょうか。

    試合前の集合写真

    さて、試合の方は微笑みと笑いに包まれた90分で終わりました。

    前半は圧倒的に日本代表フレンズのペース。前線で本田圭佑・播戸竜二・大久保嘉人が動き回り、最後は橋本にボールを渡してシュートを打たせるという、よくある引退試合の流れでしたが、ガンバGKの日野優がファインセーブを連発。それでも日本代表フレンズが3点取って前半終了。

    後半、ガンバ大阪05がアラウージョ・大黒将志・フェルナンジーニョ・山口智・宮本恒靖・シジクレイ・二川孝広ら当時のスタメンを出してきて流れが変わります。

    18年振りに生で見るアラウージョのプレーには懐かしさと同時に上手さ・強さ・速さをやはり感じましたが、圧巻は4ゴールの大黒。現役の頃を彷彿とさせるDF裏への動き出しは本当に懐かしかったです。フェルナンジーニョも相変わらず、多いボールタッチで相手を交わしてペナルティーエリアに侵入する動きがやはりこれまた懐かしい。

    DFの方も懐かしさを覚えます。山口・宮本・シジクレイで構成する3バックは、3-5-2の弱点である両サイドから攻められる攻められる。それでも引退試合という空気もあってか、後半は2失点でしのぎました。佐藤寿人がエグいダイレクトボレーを決めてましたけど。

    実況の千石さんも言及していましたが、カウンターでボールを持った瞬間に、アラウ・オグリ・フェルの3トップだけで突進してゴールに向かっていくシーンが何度も見られて楽しかったですね。

    あと、ガンバチアダンスチームも当時の方が踊っていたのが素晴らしいというか、皆さんスタイルが維持されていて驚きました。BGMも当時のものでこれまた懐かしかったです。アブリル・ラビーンのあの曲とか久し振りに聞いたわ。

    結局試合は空気を読んだのかガンバ大阪05が7-5と大逆転勝利に終わりました。

    橋本英郎という選手はガンバに所属しながら大阪市立大学を卒業し、インテリとも言われることもあります。実際、考えてプレーすることが得意なタイプでしょうし、その点がオシム監督にも好まれたのでしょう。

    セレモニー時の橋本英郎。左に寄っているのは、その左にいる一般人のご家族を写さないためです

    彼がこれから指導者として歩む未来は、現役の時以上に輝かしいものになると確信しています。お疲れさまでした。

  • 戦争が終わらない時代

    あくまで大雑把な分類となりますが、20世紀までは戦争にしろ紛争にしろ、不満はあれど終結していたのに対し、21世紀の戦争(紛争)は終結しないようになってしまいました。

    じゃあ何故かつては終結していたかというと、負けた方が徹底的に負けることで終わったのです。徹底的に負け、屈辱的な条約を結ばれ、悲劇的な被害を受けて終わったのです。

    20世紀を2つに分けるなら、冷戦前(1945年以前)と冷戦中・後(1945年以降)に分けることが出来ますが、冷戦前の帝国主義列強による植民地主義が存在していた時代は、戦争は悲惨であれど永遠に続くものではありませんでした。

    日本が関わったものだけでも、日露戦争、第一次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争とありますが、長期化していたのは日中戦争だけです。ノモンハン事件のように短期的な軍事衝突もその後には続きませんでした。

    日本以外でも戦争は各地でありましたが、4年で終わった第一次世界大戦でさえ、絶望的なほど長期間続いた戦争とされていました。戦争は被害規模に限らず、長期化するものではなかったのです。

    冷戦が始まると、いつ終わるとも知れない冷戦に世界は分断され、核戦争の恐怖に怯える時代となりましたが、朝鮮戦争は双方痛み分けで停戦、ベトナム戦争は長かったですがアメリカの敗北に終わり、ソ連のアフガン侵攻は10年掛かってソ連の撤退に終わり、イラン・イラク戦争も8年掛かって痛み分け、と少しずつ戦争が長期化するケースが増えてきました。

    中には4次にわたる中東戦争や、90年の湾岸戦争のように比較的短期間で終結に至る戦争もありますが、いずれも片方がコテンパンにやられた場合です。

    冷戦そのものも45年掛かって東側諸国の完敗に終わりました。

    冷戦後の90年代に入ると世界はアメリカ一強になり、「歴史の終わり」の時代に入ると思われましたが、旧ユーゴ紛争に始まる民族・宗教間による、イデオロギーや経済上の理由ではない戦争の時代に入っていきます。

    21世紀になり、911テロによってアメリカはアフガン次いでイラクへの軍事制裁という名の戦争を始めました。出口戦略に失敗したベトナム戦争並の悲劇の始まりです。

    先日から続くガザ紛争もどのような形で終結されられるか皆目見当も付きません。

    アルメニア・アゼルバイジャン紛争もロシアが解決出来ず、西側諸国も介入できないものです。

    ウクライナ戦争は徐々に膠着化の様相を見せ始めました。

    情報も物資も20世紀に比べると格段にグローバル的移動・流通がスムーズになっています。そうなるとどうなったかというと、戦争で負けそうな方に救援が迅速に行われるようになり、「徹底的に負ける」側が存在しなくなり、そのため戦争が終結せずに永遠に続くようになりました。

    国際社会、国際組織による戦争の激化を止める動きはもちろん大事なのですが、結果としてそれが戦争の長期化に影響しているのは皮肉な話です。

    エドワード・ルトワックの受け売りじみていますけれど、戦争は片方が負けると終わります。もちろんそれが幸せにつながるとは限りませんが。

    同様に、難民も難民として固定化されてしまいます。難民が移住先で強制的・半強制的にその地域文化への同化させられれば難民ではなくなります。

    しかし、この現代において元々の民族としての誇りや出自を全て捨てて移住先に同化するよう強制することは許されません。

    その一方で、難民となった原因の戦争・紛争は前述の通り長期化して終わらないため、元の地域に戻ることも出来ません。

    かくて、難民は難民キャンプに留まり続けることになります。

    戦争にしろ難民にしろ、助けるべきだが助けることにより終結・解決しないという、この二律背反をどうすればいいのか。

    少なくとも、そもそも戦争・紛争を始めなければ良いことは間違いないのですが。

  • 害のある嗜好品の規制の正当性

    少し前のロイターでこんな記事がありました。

    https://jp.reuters.com/markets/global-markets/NYRWYEAPDFNFVN2ICYCQVXFNCA-2023-12-06/

    私自身は酒飲みではないし、お酒がない世の中になっても一向に困らない人間なので、酒税が引き上げられたり規制が強化されても別に構わないのですが、それは困るという人もたくさんいるでしょうね。

    記事にもありますが、アルコールは飲んだ人の健康を害するだけではなく、飲酒運転による交通事故や、他人への暴力の原因にもなります。ビールや発泡酒に対する課税強化については政府批判も多いのですが、アルコール飲料を飲む人に節度が無いケースも多いことは考えねばなりません。

    非酒飲みの私からしたら、そもそも泥酔して自分をコントロール出来なくなるまで飲むんじゃない、としか思えないのですが、好きな人にはどうしようもないのでしょう。だったら、酒税を高くして経済的にガバガバ飲めないようにする、という解決策が出てくるのも当然です。

    人体にとって害があるものを摂取することに対して、そんなの本人の勝手だろうと、自由を主張する意見も分かりますが、どこの政府も大なり小なり健康保険制度を維持運営している以上、自らの意志で不健康になろうとする人間を減らそうとするのもまた、当然の理屈です。

    塩や砂糖の取りすぎも不健康の原因ですが、適量はむしろ生存のために必要なものですから取り締まりは難しい一方で、酒やタバコは生きるために摂取する必要のない嗜好品でしかないので、これまでの歴史の通り、今後もずっと規制は強化され続けるでしょう。

    こういった有害な嗜好品への規制に対し、反発する人は必ずいます。それにハマっている人には堪えられないことなのでしょうけれど、ハマってない人からすれば、その人らが健康を害して健康保険制度の恩恵を受ける分の負担もしないといけないのは、理不尽としか思えません。

    嗜好用大麻の解禁を求める中毒者予備軍の人たちが色々騒いでいますが、薬物・毒物に関してはどっちかというと歴史的に規制は強化されてきたのであって、わざわざ緩める欧米を基準に日本も変えろ、というのは無理筋な話だと思っています。

  • 化石賞を捨てた化石賞

    ドバイで開催中のCOP28は、「化石賞COP」として歴史に名を残すかも知れません。

    環境NGOが参加する「気候行動ネットワーク(CAN)」が日本を化石賞に選んだことが報道されていましたが、

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2023120900347&g=int

    こちらにあるように、批判しすぎたら逮捕されたり殺されたりする国家は槍玉に挙げずに、批判したら素直に反省する日本をターゲットにしている時点で説得力もないと思っていましたが、ついに環境問題の枠組みを超え始めました。

    https://mainichi.jp/articles/20231211/k00/00m/030/004000c

    イスラエルのガザ攻撃には非常に多くの深刻な問題があるのは確かであり、そのことについては擁護する気にはなれませんが、とはいえ、環境保護活動を行うNGOとして認められている団体が、国家による軍事行動を非難するようになれば、もはや環境NGOの団体とは呼べません。特定の政治的主張を行う政治団体です。

    物資を兵器にしていると言いだしたら、世界のほぼ全ての国が当てはまります。彼らからすれば、今のイスラエルは批判しやすいのでしょうね。

    ちなみに、侵攻のきっかけとなったハマスによるテロ攻撃には言及していないのですかね。あれも「生きるための資源をテロに流用した」と言えると思うのですが。

    ここまで踏み込んでしまうと、CANから離脱して独自の主張を行う環境NGOも出てくるのではないでしょうか。手始めにはユダヤ系が強い影響力を持つNGOは離れるでしょうね。