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  • M1搭載Mac miniを購入した話

    11月に発表・発売されたAppleの新製品のMacが話題です。私自身はMac miniを使い続けていますので、今回も新Mac miniを購入しました。2014年モデル・2018年モデルと続けてメモリ16GBにしていましたが、今回はいわゆる「吊るし」の標準構成でメモリ8GB・SSD256GBの最低スペックです。

    各種レビューはたくさんあるので開封の様子とかはもはや不要ですが、電源ケーブルは黒のままなんですね。今回のMac miniは2014年以前のモデル同様にシルバーになりましたが、ケーブルは白には戻らず、2018年モデル同様の黒いケーブルでした。

    私個人は動画編集、写真編集など全くしないので、画像処理に長けたM1チップ搭載Macをすぐに買う必要性など無いと言えば無いのですが、そこはロマンです。ITガジェット好きのロマンは購入動機になり得ます。

    デュアルモニタでChrome・Excelを使うとどうなるか不安でしたが、そもそもそういったレビューも確認出来なかったので、自分で買ってみて試すしかありませんでした。ダメならダメで、Appleからの直購入なら返品できますし。

    とりあえず電源オン。久し振りのジャーン音です。

    今回は既に使用しているMacから設定なども引き継がず、新規で設定します。この作業も久し振りです。

    起動すると多少はやっぱり操作感が違いますね。これはM1チップだからということではなく、Big Surだからということですが。メニューバーの表示がiOSよりになっているのは知っていましたが、なかなか慣れません。とりあえず、Big Surのマイナーアップデートがあるようなのでまずはそっちを先にインストールすることにします。

    しかしそのアップデートの準備に時間が結構かかります。残り約10分の表示になってからが長い。5分になってからも長い。アップデートの残り時間表示が当てにならないのはMacのあるあるですが、かといってWindowsUpdateのパーセント表示も、進行具合が正確でも残り時間は結局不明なのでどっちもどっちですね。

    ともかく、Macの設定を引き継がなかったため、普段の使い方を一から設定していくのが結構面倒です。。三本指ドラッグでのウインドウ移動が出来ないため検索します。アクセシビリティのポインタコントロールからとかもう覚えていません。検索は偉大です。

    4Kモニタだと小さく表示されるマウスポインタを大きくする設定もアクセシビリティのディスプレイから変更です。

    一応はシステム環境設定から全部変更できるとはいえ、マウスカーソルやトラックパッドの設定がマウスやトラックパッドの設定だけで完結出来ないのは不便ですね。Windows10の設定とコントロールパネルの並立がややこしいと言われますが、Macよりはマシに思えます。

    少し使った感じでは、キビキビは確かにしています。自宅の通信回線がnuro光のため、有線でも無線でも高速なので、ウェブブラウズの際に時間がかかるのはサイト自体が重いのだろうなということが想像がつきます。前のMac miniや他のデバイスだと、ウェブページの表示が遅いのが、通信の問題かデバイスの性能かサイトの重さか分からなかったですが、これで重いページはサイト作成に問題があることがよく分かります。

    デュアルモニターについては問題ないように見えるけれど、HDMIでつないでいるフルHDの方が、微妙に色が変化するというか、チラつくように見えます。そのものズバリの不具合報告は上がっていないようですが、デュアルモニタについてはM1チップ単体の問題なのか、AppleSiliconそのものの問題なのか、単にM1とBig Surの仕上がりが未熟なだけなのかは分かりませんが、アップデートで解消すると良いんですがね。

    ちなみに、Rosetta2経由での起動させて、
    ・AppCleaner
    ・ATOK
    ・Clipy
    ・Dropbox
    ・Excel
    ・LINE
    ・Logicool G Hub
    ・Slack
    ・Word
    ・Zoom
    これらのアプリケーションは問題無く動作しました。ATOKは心配だったのですが今のところ一度も落ちていません。

    ちなみに、iriun 4k webcamという、スマホのカメラをMac上のウェブカメラとして使えるアプリがあるのですが、こちらも認識されて使えます。ただし、GoogleChromeのUniversal版ではそもそも認識されず、Intel版のGoogleChromeで動きました。Zoomのような専用アプリで使うならともかく、GoogleChromeで使う人は注意ですね。

    私の使い方だとやはり8GBメモリでは結構スワップファイルが出来てしまいます。16GBのIntelMacよりもスワップが大きくなるのは当たり前ですが、SSDもチップ内に入っていますので高速で動作していて、スワップが多くても気になりません。

    動画編集で重い負荷をかけたら違いに気付くのかも知れませんが、どっちかというとデュアルモニタの負荷が多いのなら関係ないですね。

    Rosetta2経由での起動ではなく、AppleSilicon対応のユニバーサルアプリが増えてくれば、メモリ消費量やスワップも減るかも知れません。おそらく大半の利用者にとっては8GBで十分でしょう。16GBじゃないとダメという使い方をしている人は、そもそも他の部分(ストレージ量とかマルチコア性能とか)で物足りないはずです。

    メモリスワップの多さにやっぱり気が付いて、それにに耐えきれなくなったら、来年のM1後継チップが搭載されたMacにまた乗り換えるか、16GBのMac miniを買い直すかどちらかになるでしょうね。とりあえず、個人利用ならあとはプリンタさえ動けばほぼ問題無いはずです。

    あとは、省電力性能ですが、デスクトップのMac miniだとバッテリ持ちは分かりませんが、ファンが回る音は聞こえません。こないだDAZNでの試合観戦を、フルHDの方のディスプレイで4時間流していると、筐体がほんのり温かくなりました。

    Mac miniがデスクトップパソコンの売り上げランクで1位になったというニュースもありましたが、この性能とこの価格ならさもありなんというか、そもそもデスクトップパソコン自体買う人が少ないということもあるでしょうけれど。

    AppleSiliconはまだ始まったばかりですが、ローエンドモデルに採用されたこのM1チップだけでも高性能さを見せつけました。メモリやストレージをもっと積めてさらに高性能な後継チップはおそらく来年出てくるでしょうけれど、Mac ProやiMacでどんな新製品が出てくるか楽しみですね。

  • 情報を入手するのにネット抜きという手段が難しくなってきた時代

    何かを調べようと思ったら、まずインターネットで調べてみるのが当たり前になってきました。

    インターネットを使わずに調べることがほぼ出来なくなっているとも言えます。

    インターネットは信用できないから使わない、という人もいるかも知れませんが、それはそれで情報の「量」が担保しづらくなります。

    テレビや新聞などのマスメディアでは、自分が知りたい情報を伝えてくれるとは限りません。視聴率や売上部数のために内容が選ばれていますし、例え自分が知りたい情報があったとしても、自分がそのメディアを目にしたタイミングで出てくるのは偶然に近いでしょう。

    過去のテレビ番組や新聞を全て保存しておくのも無理な話ですし、テレビはともかく新聞は図書館で調べることも出来ますが、膨大な時間がかかってしまいます。

    メディアも使わないとなると書籍になりますが、これもインターネットを使わずに自分が知りたい情報がある書籍を見つけるのも困難です。

    大型書店に行けば見つかる確率は高くなりますが、在庫には限度があります。絶版や流通量の少ない本であれば、ネットで探した方が圧倒的に効率も確率も高くなります。

    インターネットの情報は信頼できない、という理屈はある程度は正しいですが、信頼できないかも知れない情報だと理解した上で接していれば大きな害はないはずです。むしろ、インターネット以外のメディア・情報は信頼できると思い込んでいる方が、害は大きいでしょう。

    情報の確かさについては、量が質を担保するとは限りません。ゴミのような情報が拡大再生産されているまとめブログやSNS界隈を見れば誰だって分かるでしょう。ただ、色々な角度からの情報を得ることは、確かさにつながりやすいはずです。

    そもそもネットの情報源と、旧来の情報源が全く別のラインに存在するとも限りません。優れた研究者、専門家がネットに情報をアップしていることも多いです。何かの研究の最前線もネットで情報発信、共有もされています。

    ネットの情報が信頼できないというのは不正確であり、ネットの情報の内、発信源が不明な情報は信頼しづらい傾向にある、くらいに思っておけばいいだけです。

    しかし逆もまた真なり。ネットの情報だけに依存するのも同じく危ういです。

    結局のところ、自分がどこから情報を入手するのか、その情報は誰がどのように発信しているのか、ということは、どんなメディア経由であろうとも意識しておかないといけない、という至極当然の結論に至ってしまいますが、誰でもいつでも意識するというのが難しいことは、日々誰もが実感出来ることだと思います。

  • 賢人もどきの悲観的陶酔感

    コロナ禍によって社会の「普通」が変わってしまい、ニューノーマルの時代が来た、という言説はあらゆるメディアで目にするようになりました。
    それは正しいのかも知れませんが、本当にそうなるかはもう少し経ってみないと分からない気がします。
    むしろ、新しい常識が作られるべきだという要望、意向が働いているようにも思えます。

    マスク着用、物理的人間距離、換気・消毒の徹底といった、ウイルス感染対策に対して自由を求める過激な反対運動が欧米では広く実施されています。

    日本を含む東アジアに住む人にとっては、それらは特に個人の自由の侵害にならないと見なす人が大半です。息苦しさや面倒くささは当然ありますが、それでも感染しないためには必要だから、ということでほぼほとんどの人は政府や関係各所の指示要望に従います。

    それに対して、歴史的に権威主義的な政府があったからとか、個人の自由に関する考えが甘いとか言えなくもないかも知れませんが、言い換えれば命と自由の天秤でどちらを選ぶのかの違いです。

    命を選ぶ人は黙ってマスクを付けるでしょうし、自由を選ぶ人はマスクを付けずに狭いバーに集まって夜通しでパーティもするでしょう。

    それはそれで西欧の人達がそうするなら勝手ですが、そういった感染対策やテレワークなどで社会そのものが変わってしまうような歴史論・社会論を開陳する人もいます。

    そしてそういった、いわゆる社会的地位や知名度が高く、知的レベルも高いと見なされるような賢人っぽい人の言うことが広がっていきます。

    しかし、コロナ禍そのものの専門家でもありません。その人にとっての専門はたいていの場合全く別の分野でしょうし、ウイルス感染対策の専門家はそもそも忙しすぎてそんな大仰ぶった意見などまとめている時間などないでしょう。

    「社会が変わる」「時代が変わる」といった論説が展開されて、それを取り上げる人も多いのかというと、社会の変化に対していち早く悲観的な見立てをして将来を憂うことによって、悦に入っているようにも見受けられます。

    インターネットが普及しても人間そのもの社会そのものは変わるところもあれば変わらないところもあります。コンピュータの普及でも、電化製品の普及でも同じです。産業革命が起きて失われた仕事もありますが、変わらず続いている仕事もあります。

    あるいは核兵器の開発・拡散によって戦争の形が変わると言われましたが、確かに変わったところもありますが、通常の兵器や軍隊はなくなりませんし、クラスター爆弾や化学兵器など核兵器以外にも相手に激烈なダメージを与える新型兵器も生まれ続けています。

    100年前のスペイン風邪で多くの人が亡くなっても世界は変わりませんし、ペストによって人口が激減してもヨーロッパやキリスト教は存在し続けました。

    何かエポックメイキング的な出来事が起きることで変わるところがあるのは確かにそうです。それでも変わらないところもあります。社会はこう変わっていく、という悲観的、予言的な発言よりも、変わるところと変わらないところを見極める方が必要に思えます。

  • ヘディング議論再び

    イギリスで再び、サッカー選手がヘディングで深刻な脳障害を受けるというニュースが再燃してきたようです。

    医学上の見解の妥当性は素人には全く分からないですが、実際にそのような問題があるのであれば、何らかの対応はせざるを得ないでしょう。

    ヘディングに関しての何らかのルール変更に対して、賛成するとか反対するとかという気持ちの問題ではないと思います

    昔は革のボールで、雨や汗の水分を吸うと重くなってヘディング時の衝撃も大きかったそうですが、一方で現代ではダイナミックでエキサイティングなスピード感を出すためにボールが固くなっている面もあります。衝撃の大きさではそれほど変わりがないかも知れません。

    また、トレーニング技術の進歩により筋力が向上し、プレースピードも上がっています。それにより、ボールがぶつかった時の衝撃もさることながら、競り合い時の頭と頭、あるいは頭と足がぶつかった時の衝撃もかなり危険です。少し前からのJリーグファンなら、FC東京時代のルーカスが試合中に味方選手と激突して救急車で運ばれたシーンを覚えているでしょう。NHKBSでも放送されていて、救急車がピッチに入ってきて搬送されていきました。激突したもう一方のジャーンがずっと泣いていたのが印象に残っています。

    そこまでは行かなくても、競り合いで流血するのは毎節どこかの試合であるような気がします。

    明確に選手にとって危険があるなら、ヘディングに対しての規制は当然でしょう。スタジアムは、古代ローマ時代の闘技場ではありません。選手の危険性が立証されているのに、昔からそうだというノスタルジーや、サッカーファンとしての楽しみの方を優先させるわけにはいかないでしょう。

    時代によってルールは変わるものですし、昔は許されたルールが時代によって禁止されるというのもおかしなことではありません。ボクシングだって昔は素手で殴り合っていましたが、あまりに死者や重傷者が出すぎたために大きなグローブが必須となりました。それでも時々、残念な被害が出ています。

    サッカーでも危険性からのルール変更はあっても仕方の無いことです。

    とは言っても、いきなり来年からとかルールで強制的にヘディング全面禁止、というのは難しいでしょう。というか無理でしょう。ヘディングの強さでならしている選手にしてみれば収入や生活に関わる問題です。

    せめて決定から数年後ということになるでしょうし、フィールド全てでヘディング禁止というのも変化が急すぎます。

    例えば、ペナルティエリア内だけでのヘディング禁止だけでも、それなりの危険性の排除という効果はあると思います。ゴール近くの場所ではどうしても競り合いも激しく、ボールに目が行って周りが見えなくなりがちです。

    逆に、ペナルティエリア内だけはヘディングを認めるというのはどうでしょうか。そうすれば今、ヘディングを武器にしている選手は契約を残せるはずです。エリア外のセンターライン付近でも高いボールの競り合いで危険なシーンはありますので、そこでの危険性は無くせます。

    トッププロではルールの適用は探り探りで毎年のように変更せざるを得ないでしょう。しかし、これもボクシングの例になりますが、ボクシングでは若年層・女子選手はヘッドギアの着用が必要ですので、サッカーでも若年層や女子サッカーでは少なくともヘッドギアは採用して良いと思います。

    ちなみに、アマチュア男子ボクシングではヘッドギアを利用して突き出したり、危険回避の危機感が無くなったり、逆に的になりやすいという理由でヘッドギアが禁止になりました。

    サッカーでもヘッドギアを利用してのプレーというか、かえってわざと頭を使っていって逆に危険が出てくることもあるかも知れませんので、トッププロでの採用はすぐには難しいでしょうね。

  • 2020年12月6日ガンバ大阪U23&ガンバ大阪トップチームDAZN観戦の感想

    土曜の試合で名古屋とセレッソが勝ったため、両チームと2位争い中のガンバ大阪にとっては前節に引き続きプレッシャーのかかる試合となりました。今日は湘南ベールとのアウェー戦です。ホームゲームでは好調時に対戦してまさかの敗戦を喫した相手です。

    最近のガンバは最下位の仙台に0−4で惨敗してから、浦和には勝ったものの川﨑にも惨敗して目前での優勝を許し、次いで下位にいる鳥栖戦でも1−1での引き分けに終わりました。4試合で勝ち点4は足踏みと言っていいでしょう。ただ、まだこれでも残り3戦全部勝てば自力で2位を確定できます。

    そんなトップチームの前に、U23のアスルクラロ沼津とのアウェーゲームが13時から始まります。湘南戦が15時からなので時間も重ならずDAZN観戦にはもってこいのスケジュールですね。

    ちなみに、今日は13時から沼津でU23、15時から湘南でトップチームの試合があるわけですが、少し時間がずれていたらはしご観戦も出来る位置関係ですよね。どれくらいの距離と時間なのかなと思って調べました。Googleマップでは車では1時間17分(東名高速経由)でした。電車では大変ですが、愛鷹広域公園多目的競技場から沼津駅までタクシー15分、沼津駅から平塚駅まで新幹線込みで1時間、平塚駅から湘南BMVスタジアムまで徒歩25分らしいので、間に3時間、例えば18時キックオフだったら大丈夫でしょう。しかし隣の県とは言え結構遠いですね。

    さて、U23の方もなかなか勝てない状況が続きます。特に得点力不足が深刻ですが、トップに唐山・塚元・川﨑の前線ルーキートリオが持っていかれているのが大きいです。ただ、去年も開幕時にはU23にいた食野亮太郎、中村敬斗、高木彰人がシーズン半ばで移籍した後もその唐山ら3人が出てきましたので、今年のU23でも最後に新しい風が吹いてほしいものです。

    先日亡くなったマラドーナへの黙祷を捧げた後キックオフ。今日は早い時間の失点が無いと良いな、と思っていたら3分過ぎにいきなりゴラッソミドルを決められました。あれは打つ直前に決めたのじゃなくて試合前から一発撃ってやろうと決めてたんでしょうね。あのタイミングはキツい。

    その後はどちらも一進一退でしたが、19分に左の山口からの早めのクロスに高木がニアで飛び込んでこぼれたところを中村仁郎がシュートするも右に外れました。これは惜しかった。

    と思っていたら21分、中央突破のパスワークから中村が短いスルーパスを出して坂本がシュート、GKのブロックで浮いたボールにまたも中村が珍しいヘディングシュートを決めて1−1の同点になりました。

    給水タイムに入る前の攻勢で追いついたのは良かったですね。給水タイムで沼津が守備のやり方を見直してくる可能性もありましたから。

    再開後、タビナスが弾き飛ばされて攻め込まれましたが最終的にシュートは石川がブロック。

    32分にはカウンターアタックで坂本のパスを受けた中村が右から切り込んでのよく打つ形のシュート、これはGKにキャッチされました。

    直後の33分にも山口からグラウンダーのクロスを中村がエリア内でシュートするも大きく外れてしまいました。

    ここ最近のガンバU23では、シュートを打つ人が中村ばっかりになっているのは気になります。個人の特性の問題もあるかも知れませんが、最前線でシュートを打つ形に出来ていない、マークされるFWを後ろからカバーし切れていないという状況でしょうか。

    37分には沼津に決定機があるも石川が粘り強く飛び込まずに対応して事なきを得ます。

    この後もガンバU23が押し気味ながらも追加点は取れず、前半終了しました。

    ハーフタイムで沼津は交代あり、ガンバは交代無しで後半キックオフです。

    50分、左サイドから攻められ中央からのシュートは石川がブロック、続けての連続攻撃も何とかしのぎます。

    52分には山口、芝本、村上とつないで最後に中村が反転して巻くシュートを打つも枠外。今日は得意の左足のシュートが枠外になるのにヘッドは決まったんですよね。

    56分には山口から受けた伊勢がミドルも枠の上。山口からのチャンスが多いというかそればっかりというか。

    59分には沼津のシュートを石川がキャッチ。後半も互角の内容が続きます。

    62分、中村からのパスに坂本がシュートするもオフサイドになったところで、伊勢から菅野に交代となりました。

    65分には中盤から左右に振られて最後には左からのクロスを頭で折り返されて至近距離からヘディングシュートされますがギリギリで石川がスーパーセーブ。今日は石川に助けられます。

    ちょっとこの辺から沼津ペースになりつつあり、DFラインの裏にパスを通されますが、飲水タイムでブレイクできました。

    また同等の攻防が続きつつも次第に時間が進んできてオープンな展開になり始めます。お互いにシュートを打ち合いになりますが、85分にも石川のセーブとDFのブロックで危機を脱しました。

    ガンバも早めに中村が前線に送ると、坂本がファウルを誘ってPKゲット。これを坂本本人がJリーグ初ごーるとして決めて遂に勝ち越しです。チームとしてもかなり久し振りのリードしている状況になりました。

    必死でリードを守るU23というのも久し振りです。90分過ぎには中村に代えて荻野が入ります。もはや完全に守備固めですが、なんとか残り時間もしのぎきって遂に9試合振りの勝利を挙げました。

    個人的なマン・オブ・ザ・マッチは中村仁郎ですね。左サイドを完全に支配していた山口も素晴らしかったですが、なかなか得点出来ず勝てなかったチーム状況を考えると、同点ゴールと勝ち越しPKのパスを出した中村が殊勲でしょう。中村はもっと得点出来たと思いますが、かつての大黒みたいなもんですかね。昔、2点取った試合でも西野監督に怒られていた大黒を思い出します。

    さて15時からのトップチームの湘南戦ですが、スタメンに三浦が久し振りのスタメン復帰です。その一方で宇佐美は欠場で、前から欠場中の井手口も合わせてベストメンバーどうこう言っていられない状況です。

    ボランチが山本・矢島のコンビですので、守備に不安がありますが攻撃で圧倒できれば良いという内容になるでしょうか。

    毎試合書いている気がしますが、早い時間の失点がないように入っていけるかがまず最初の関門となります。

    5分にはパトリックが相手CBをガンガン突っかけてボールを奪いましたがGKに防がれます。あれは一つの狙いになりますね。

    6分には珍しい昌子のロングシュート。今日のガンバは違うぞ!と思わせたところでその直後に右サイドでボールを奪い、高尾、パトリックとつないで落としたところに福田が素晴らしいシュートを決めてガンバが珍しく早い時間に先制します。いやあ久し振りに早い時間帯でリードした状況です。

    その後もプレッシングは結構効いています。特に最前線でのパトリックの動きが目立ちます。そこで奪えなくても全体的に高い位置と適切な距離感でのプレーが出来ています。攻撃でもあまり手数をかけずにパトリックに当てられるかどうかを先に選択肢に入れているように見えます。

    22分にもボールを奪った福田、パトリックから最後は千真が左足のシュートを打つも枠の外。

    湘南のキーマンである茨田がパトリックとの接触で足を痛めて交代しましたが、代わりに入った齊藤未月も良い選手ですよね。

    その辺から流れが変わり、湘南の攻勢が続いたところでシュートブロックした昌子がハンドでのPKを取られ、決められて同点に追いつかれます。
    その後も湘南ペースでしたが、43分にパトリックが競り勝って落としたボールを千真がシュートするもオフサイドでした。実況・解説でも取り上げられていましたが、まさにパトリックを上手く使えたシーンでした。

    最後にパトリックが揉めましたがカードは出ずに前半終了。昼間のU23とは逆の試合展開になりつつありますが、飲水タイムまでの23分間は湘南のシュート0だったのでその間に2点目が取れていればという前半です。

    さて後半、開始直後に千真の落としを福田がシュート。前半の前半のように積極的に攻めることが出来れば勝てると思うのですが、1−1の時間が長く続くと交代の使い方が難しくなります。

    53分にはエリア内でキープした千真のセンタリングに倉田が合わせますが外れました。その前には湘南の攻勢もありましたので五分五分の状況ですが、前に比重をかけないといけないのはガンバの方が早いでしょう。どこでバランスを崩してでも前に行かないといけないか。

    59分には山本が浮き球パスで倉田に合わせてダイレクトで打ちましたが左に逸れました。

    66分には左サイドで見事に崩して、藤春のクロスにパトリックがマイナスのクロスに完璧に合わせてゴール! 再び1点リードの状況になりました。

    直後に湘南も左からのクロスに合わせましたがシュートは大きく外れてガンバとしては助かりました。

    飲水タイム直後には三浦のパスミスからシュートまで持っていかれましたがこれも枠を外れました。

    79分には福田のクロスにパトリックが頭で合わせるも相手GKに片手でビッグセーブされました。この辺の攻撃は前から追っていて良い感じだったのですが取れなかったのは残念。

    84分、倉田に代えて川﨑、矢島に代えて奥野が出場です。守備力アップと中盤での運動量を増やし、マイボール時にドリブルで時間を使うのが目的でしょう。

    90分にはクロスに深い位置からシュートされましたが東口のスーパーセーブで防ぎます。いつものことですが東口のスーパープレーで最後は何とかする守備というのは見ていてヒヤヒヤします。

    アディショナルタイムには福田に代えて塚元投入。カードをもらったことと運動量の問題でしょうけれど、さすがにこの展開では唐山は入れないでしょう。

    なんとかこのまま逃げ切って試合終了。応援するだけでも精神的な負担がかかりますが何とか勝ち点3ゲットです。

    マン・オブ・ザ・マッチは1ゴール1アシストのパトリックでしょう。もちろん、先制点の福田も、90分にビッグセーブした東口も、再三シュートブロックした三浦も良かったですが。

    これで2位キープ。次節の横浜FC戦は遂にゴールする便利屋さんにまで成長した福田が累積警告のために出場停止です。さらに今日はパトリック・渡邉千真の2トップが90分フル出場でしたが、次節は10日後なのでコンディションを取り戻してほしいものです。

    福田の代わりをどうするかですが、奥野をボランチに入れて矢島を2列目に上げるか、そのまま川﨑を入れるか、あるいは10日の間に怪我人が戻ってくるか。

    なんにせよ後2つ勝つだけです。

  • ガラパゴス化と独創性と世界戦略と島国日本

    ガラパゴスという言葉がある意味、マイナスなニュアンスで使われるようになったのはここ10年ほどでしょうか。ほとんどの場合、ガラパゴスケータイ略してガラケーを指すときに使われています。

    本家というか実際のガラパゴスに住んでいる人達からすれば溜まったもんじゃないでしょうけれど、ガラパゴスが世界的に注目されたのは独自の進化を遂げた動植物の発見からです。

    その独自性を、スマートフォンの方向ではなくiモードなどの独自進化を遂げた携帯電話に応用したのが
    「ガラパゴスケータイ」
    という使用法でしたが、使われた時点でスマートフォンと比べて世界の進化から取り残されている、という揶揄が込められていました。

    本来はスマートフォンと比べられるのはフィーチャーフォンを言われていて、アプリのインストールなどが出来ず、通話とショートメッセージしか使えない携帯電話のことでした。

    iモードのようにアプリをインストール出来た携帯は、そういう意味ではスマートフォンと呼ばれてもおかしくなかったのですが、大画面化・操作性・拡張性などで進化のスピードが遅くなっていた「ガラケー」は、スマートフォン優勢の時代になるにつれて人気がなくなっていきました。

    ガラパゴスケータイの場合は、日本国内での進化が速すぎ、かつ世界展開に失敗したことがガラパゴス化の原因でした。そしてスマホ台頭の波にメーカーが乗りきれないままとなってしまいました。

    家電メーカーが苦戦したのはスマホだけではなくて家電・IT分野の大半ですので、ガラケーのために苦しんだわけでもないですが、インターネットなりスマートフォンなり負けている分野の負けている要因を、日本の国土、島国論とか精神論あたりに帰結させてしまいがちです。

    日本にはGAFAがないことについても、独創性の欠如を日本の欠点に上げてしまいそうですが、そもそもiモードの点からいっても独創性が全く無いわけでもないでしょう。世界展開戦略の欠如と言った方が正確かも知れません。Facebookの前のmixi、Amazonとほぼ同時期に始まった楽天市場、スティーブジョブズに大きな影響を与えたSONYといった例を考えると、本当に独創性がないのでしょうか?

    世界戦略の欠如の方こそ島国であることが一因かも知れません。大陸国家のように常に外国を意識する社会、生活ではありません。江戸時代の長期間の鎖国も影響があるのかも知れません。

    例え0を1にするような独創性があまり無かったとしても、1を10や100にする能力があればそれはそれで良いのだと思います。

    入って来た物を工夫するのが上手い、という日本の風土は、島国としてはある意味当然のことだと思います。

    その一方で、入って来た新しいものに対していわゆる「魔改造」を施し、独自の進化を遂げさせるのはまさにガラパゴス化です。こういった独自進化を「独創性」とはあまり呼びません。独特なものであることは「良い意味」で「ガラパゴス化」しているとも言えるはずです。

    戦略の欠如が問題なのか、ガラパゴス化が問題なのか。

    この辺を読み間違えると、失敗を繰り返しかねないと懸念してしまいます。

  • 「人は城」は戦術レベルの話であって、天下を取ったのは戦略で上回った織豊政権

    武田信玄の
    「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
    という言葉があります。

    人材こそが大事であり、大仰な城や堀などといった物質ではなく、人の心が一番大事だよ、と後世の歴史好きや経営者とかに人気の格言です。

    本当にそんなこと言ったのかどうか、結構怪しい気もしますが、ともかく言っていたとしても、武田家が最後の最後には近臣にも親族にも裏切られて滅亡してしまったのはエグい皮肉になっています。

    第一、武田信玄が活躍していた頃はたいていの戦国大名も巨大な城で防御していたわけではありません。北条家の小田原城とか、能登畠山氏の七尾城、尼子氏の月山富田城なんかはむしろ例外です。

    信玄の時代やその後の勝頼の時代のほとんどで、甲斐を他国から攻められること自体が無く、軍事行動のほとんどは侵攻作戦でした。守りに必要なのが城なのか人なのか。実際に織田政権から攻められると、木曽・小山田・穴山などの重臣が切り崩されて一気に瓦解してしまいました。

    そもそも城にしろ堀にしろ石垣にしろ、兵士イコール人を死なさないためのものです。武田軍団の鉄の結束とか言われますが、信玄亡き後の結束の難しさを考えると、軍事力で維持される組織・領国の持続性には難があります。

    結果的に天下を取った織田・豊臣の織豊政権は、畿内プラスその周辺国という豊かな地域に立脚していたという有利な点がありましたが、兵農分離や楽市楽座など、人を領内に集めることをしていた織田家・豊臣家が天下を取ったのは必然かも知れません。

    まあ、兵農分離も楽市楽座もそれほど進んでなかったという研究もあるので、それが天下取りの決定力につながったのかどうかは分かりませんが、単なる搾取一本槍ではなかったのでしょう。

    長篠合戦の詳細についてはまだまだ研究途上で、俗に言われるような
    「織田軍が築いた馬防柵に武田軍の騎馬隊が手こずっている間に、織田軍鉄砲隊の三段撃ちによって勝敗が決した」
    という戦の概要はかなり怪しいらしいですが、数と金で勝つことを目指すのは負けない戦としての方法としては正しいと思います。乾坤一擲とか一か八かとか運を天に任せるような戦なんてするものではありません。

    ちなみに、信玄没後の勝頼の奮闘と滅亡まで史料を豊富に参照しながら書かれた本としては、

    武田氏滅亡
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321601000712/

    こちらが個人的にオススメです。

    甲斐が比較的貧しい国であり、その軍事力を維持し続けるには隣国の信濃に進出して、信濃から上がる富を利用するしかなかったのが戦国大名武田家でした。早い時期に南の駿河か東隣の武蔵に進出出来ていれば、また展開は違ったかも知れませんが、駿河も武蔵も甲相駿三国同盟の相手である今川家・北条家の領域です。手出しところか今川・北条と争い続けていたら信濃や西上野どころか甲斐の統一や維持もままならなかったかも知れません。

    ちなみにその今川家も、武田家より先に滅びました。桶狭間の戦いで当主義元が討ち取られた後、後を継いだ氏真が無能の代表格のような言われ方をしていますが、結果的には十数年経って滅びました。本当に無能ならもっと早く滅んでいそうな気がしますが、西の徳川、北の武田家から挟み撃ちで領土を侵食されていっての滅亡ですので、誰が当主でも厳しかったように思えます。

    そして甲相駿三国同盟の残りの北条家も、織田信長存命中は遠さもありましたが、豊臣政権になってから、有名な小田原評定の末に秀吉に滅ぼされました。武田信玄とは真逆のような、巨大な小田原城に籠城した挙げ句に、巨大な豊臣政権の膨大な軍事力に囲まれた絶望的な最期でした。

    結局のところ、城があろうとなかろうと滅ぶときには滅ぶものです。元も子もない話ですが。

    あくまで城の存在や騎馬隊とか馬防柵とかなどはあくまで戦術レベルの話であって、その上の戦略級の政治体制・経済力などの方が結果的に大きな影響をもたらします。

    一国、二国を取るなら戦術レベルで差がつきますが、天下を取るには戦略レベルで差をつける必要があったということになるでしょうか。

  • 識字率よりもリテラシー・読解力が重要になってきているはず

    日本の識字率は高いと言われてきました。確かに人口考えると驚異的な数字ではありますが、100%ではありません。昔ならともかく、今では大半の国が日本並みの識字率です。逆に日本が100%ではないことの方に注目すべきかも知れません。

    家庭の事情などにより学校に通えない人もいますし、国外から移住してきた人にとっては日本語そのものの壁もあります。

    貧富の格差の拡大、特に貧困層が増えると、育児放棄も増えるでしょうし、学校に通わせない、通えないということも出てきます。

    親が理由で子どもが学べないことに対しては社会全体でサポートする敷かないでしょう。さすがにそれらまで自己責任というのは無理がありますし、少なくとも子ども側にはそんなことへの責任は全くありません。

    まだまだ教育として社会として識字率の向上には出来ることがあると思います。

    識字率向上だけでいいということでもなくて、大半の国でも教育制度が整備され、あるいは日常的に大量の情報に接するライフスタイルになった今でも、「識字率」という考え方は意味があるのでしょうか?

    文字情報の少ないアナログ時代では、目にした文字を読めるかどうかがまずは重要で、そのために識字率が重視されたかも知れませんが、今は先進国でなくとも、都市部でなくとも文字情報に容易にアクセス出来るデジタル化された時代であるので、文字を読めるかどうかよりも、目にした情報を正確に読み取って理解出来るかどうかの方が重要ではないでしょうか。

    情報へのアクセスする容易さの度合いや、目にした情報を読んで理解する能力の差で言えば、識字率よりも大きな差があるかも知れません。

    いわゆる「リテラシー」ですが、就学している子どもの読解力を測ることで近似値は出せると思います。

    ただ、ネット情報をきちんと理解出来るかどうか、何が確からしいか、何が嘘くさいかを判断出来るかどうか、といったネットリテラシー・ウェブリテラシーのようなものは、ペーパーテストでは調査出来ないでしょう。

    また、そういった大量の情報に接する手段を持っているかどうか、接するための知識を持っているかどうかは、学力テストではなくて社会福祉的な調査の分野になるでしょう。

    例えば、スマートフォンを所有しているか、ネット回線契約をしているか、子どもがそれらを利用出来るか、といったことのありなしで、その子が日々接する情報量には大きな差が出てくるはずです。

    もちろん、接する情報量が多ければいいって訳ではありません。量が質を担保することができるのは、情報が限られていた時の話であって、今のネット・デジタル化社会では簡単に情報をコピー・再生産できますので、何か特定のトピックに関してゴミのような情報が大量に出回り、そればかり検索で引っかかることは珍しくありません。

    そうは言っても、ゴミのような情報があるかなしかということに気付けるかどうかも、ネットリテラシーの一部でもあります。集合知が存在する分野もあることはあるのですが。

    ともかく、識字率で教育度合いを測るよりも、スマホが当たり前になってきた現代では、「リテラシー率」みたいな尺度で測っていくことも求められてくると思います。

  • 政府のかけるべき圧力は、携帯料金の直接的な値下げよりも家庭内でのオフロード

    官房長官時代から業界に圧力をかけ続けてきた菅総理が、政権を担うようになってさらに圧力の度合いが増したのか、携帯会社側が戦うことを諦めたのか分かりませんが、値下げやサブキャリア新設など、具体的な値下げ策が出てきました。

    しかし、以前にもnoteに書いたことがありますが、利用者側のデジタルリテラシーの方を高めた方が手っ取り早いような気もします。

    https://hrsgmb.com/n/n5f1327d819cd

    毎月20GBや50GBのデータ通信を高速かつあらゆるエリアで使わないといけない人は、3大キャリアでそういう契約をするのが正解ですが、毎月数GB程度かつ自宅でも固定回線+無線LANでネットを使える人にしてみたら、3大キャリアで高額な契約をするともったいないです。

    言い換えると、スマートフォン利用において屋外で大量に通信を利用する人が、3大キャリアの料金は高いと感じるのは分からないではないですが、自宅でも固定回線を利用せずにずっとモバイル回線でスマートフォンを使い続ける人は、対策が容易です。

    一人暮らしではメリットを感じづらいかも知れませんが、家族がいるのであれば固定回線で十分お釣りが来るはずです。

    菅政権が躍起になって携帯料金、データ通信料金を下げさせようと携帯各社に圧力をかけていますが、政府としてやるべきことはむしろ、全国的に光回線の普及を地方含めて確実に行い、都会でもマンション・アパートに引き込みやすくして、遅いVDSLやCATV限定の集合住宅を無くし、各家庭へ高速大容量の固定回線を契約しやすくする方が手っ取り早いのではないでしょうか?

    光回線の確実な普及は、コロナ禍において急増した自宅でのテレワーク、遠隔授業にも役立ちます。コロナ禍が落ち着いたら元に戻るかも知れませんが、いつそうなるかの保証はありませんし、また似たような事態が起きるかも知れません。

    都市部では100%光回線の敷設は完了していますが、各戸や集合住宅では入っていないところも多いです。一戸建てならその住人が決めることですが、集合住宅だと住人だけでは決められません。大家・管理会社の了解も必要ですし、そもそも光回線を各部屋までは持っていけない構造の建物もあります。

    そういった建物でも外側からでも光回線を各戸に這わせる工事に補助金を出すとかして、国民が住む家に高速固定回線を確実に届けるのも政府のあるべき施策だと思います。

    また、各家庭にまで光回線を引っ張ったとしても、その後、家の中での無線LAN環境も整える必要があります。家の端の方に光回線設備(ONUなど)を置き、その側に無線ルータを設置してしまうと、家の逆の端の方では極端に通信速度が落ちてしまいます。

    その対策としてはいくつかあります。部屋にさらに有線LANケーブルをつなげれば一番速いですが、ケーブルの取り回しが大変ですし、スマホやタブレットではLANケーブルは実質的には使えません。

    ルータをここ数年出てきたメッシュWi-Fi対応にすると、どうしても値段が高くなりがちですので、それを誰にも勧めるのは無理でしょうけれど、無線LAN中継器を大元のルータにぶら下げて使う分には大して費用はかかりません。ルータ本体と中継器2個でも1万円程度で済むはずです。

    各家庭で安定した高速通信が普及すれば、家庭内でのモバイル回線利用も無くなり、少なくともその分は屋外利用に回せます。携帯各社の低容量データの料金プランに変更しても良いでしょう。MVNOも十分視野に入るはずです。

    総務省が携帯各社に圧力をかけるとしたら、強制的な値下げよりも分かりやすくて幅のある料金プランの方が妥当ではないかと思います。

    さらに言うと一次請けや二次請けなどの代理店制度とかも問題があるのでしょうけれど、そこに切り込んでいったら切りが無さそうです。

    まずは光回線+無線LANの普及と、モバイル回線は外出先のみで使うこと、MVNOなどの選択肢を提示することによって、携帯料金を下げさせなくても国民一人当たりの携帯料金は下げられるはずだと思います。

  • 現役時代のマラドーナについてのテレビで観た少ない記憶とその後

    サッカーファンとしてはマラドーナ死去に触れないわけもいかないのですが、そうはいってもマラドーナ全盛期にはまだサッカーファンではなかったので、アレがすごかったと語ることも真剣味がありません。すごかった頃の映像は全て後で見たものです。

    個人的に覚えているのは、93年にワールドカップ南米予選で苦戦してプレーオフまでもつれ込んだアルゼンチン代表がマラドーナを代表復帰させて乗り切って本大会出場を決めたことと、その本大会である94年ワールドカップアメリカ大会の初戦でゴールを決めてやはりすごいと思わせた直後にドーピングで引っかかって大会から追放されたことです。

    故人となってしまったマラドーナの歴史を見ると、悪い意味で無邪気で素直な性格だったのかと思います。類い希という言葉がチンケで陳腐に思えるほどのサッカーの才能と、それに見合う収入と栄光がありながらも、それ目当てに寄ってくる人もたくさんいたのだろうなと想像します。

    もちろん充実した人生か無念の終わりを迎えたのかは赤の他人には分からないことですが、自分の気持ちに忠実な言動を取ったことで、いろいろと問題も起きてしまいました。

    無邪気とか素直ということは、聖人君子であることと同義ではありません。むしろ逆の方が多いでしょう。聖人君子になるには自分の欲望を厳しく律してこそなれるものです。悪気無く問題を起こしてしまうタイプの人だったのでしょう。

    しかし史上最高のサッカー選手という栄誉がある以上、それ以外に何も要らなかったのかも知れません。

    99年か2000年に、当時のサッカーダイジェストとサッカーマガジンがどちらも20世紀のサッカーを総括する特集号を出しましたが、どちらも表紙はマラドーナのアップでした。その頃のサッカー雑誌の編集者は皆、80年代のマラドーナに憧れた人ばっかりだったのかも知れません。しかし、並び称されるペレが引退後はビジネスの世界に進みサッカーの現場から離れた一方で、マラドーナは引退後もクラブや代表の監督を歴任しました。サッカーを愛してサッカーに愛されて、サッカーファンからも愛されてアルゼンチン国民からも愛されたのはマラドーナの方だったでしょうか。

    マラドーナの選手晩年から引退後の様々なトラブルを見ていると、同時期に活躍していたプラティニが引退後、UEFA会長まで上り詰めたのと対照的でした。しかしそのプラティニも汚職疑惑で拘束されたりしているのをみると、プラティニも上手くやっているようでそうではなく、結局サッカーをひたすら楽しんでいたのはマラドーナだったのかも知れません。

  • 2020年11月29日J1リーグ第30節ガンバ大阪対サガン鳥栖DAZN観戦の感想

    川崎フロンターレの優勝を、ガンバとしては最悪な形でアシストしてしまった水曜日の反省を生かして、2位確保のために残り4試合を絶対に勝ってほしいところですが、まずはこのサガン鳥栖戦です。

    井手口が怪我で離脱中の中、代わりに入る奥野や矢島が能力が不足しているとは思いませんが、それまで馬車馬の如く走って大車輪の活躍をしていた井手口の穴が大きいのは否めません。離脱後に仙台に0−4、川崎に0−5の大敗を喫している以上、悪いときにとことん悪くなってしまっています。

    さて、今日の試合は藤春が左サイドバック、福田が中盤に入ります。山本・奥野がベンチですので、Wボランチは矢島・福田のコンビでしょう。2列目には倉田と川﨑が入りました。

    福田はもはや便利屋のようになっていますが、元々の中盤で井手口と同じ役回りということになります。また、先発の川﨑には期待しかありません。また、鳥栖キラーの千真がいつ入ってくるか。千真頼む!という試合展開にはあまりなって欲しくないのですが。

    まずは前半立ち上がり注意、と思っていたら、低い位置でボールを受けた矢島を狙われて奪われて失点。こうなると千真先発で出た方が良かったんじゃないかという展開に10分過ぎでなってしまいました。

    どうも仙台戦、川崎戦と続けて、弱点を突かれている気がします。浦和戦はともかく。セカンドボールをかなり奪われています。

    あと、福田がボランチと思ったらいつの間にか倉田矢島のボランチで福田が右に開いています。左の川﨑はボール持ったらもうちょっと仕掛けてもいいのじゃないかと思います。

    34分にはパトリックの落としを宇佐美がシュートしますがGKに防がれます。ここまでで一番のチャンスでした。というかあれは決めて欲しい。

    30分過ぎからは押し込み始めましたが、やはりカウンターで怖い場面は何度も作られてしまいます。早いところ同点に追いつきたいところです。

    40分には宇佐美のCKにパトリックが合わせますが枠の外。

    44分のCKは菅沼が合わせますがバーに弾かれます。

    46分の福田のクロスに倉田がヘディングするもパンチングで弾かれ、直後のCKもパトリックに合いますが枠には飛ばず。

    0−1のまま前半終了。ラスト15分の内容が良かっただけに、失点がもったいない45分でした。

    後半はガンバの交代は無くキックオフ。

    後半も前半終わり間際の流れは変わらず、押し込み気味ですが得点が取れない状況が続いて、56分に福田に代えて山本が入りました。

    62分には後ろからの浮き球にパトリックが合わせますがパクイルギュに弾かれます。

    67分の高尾のクロスにもパトリックに合いますが力無くGKキャッチ。

    そして69分に川﨑に代えて遂に渡邉千真がピッチに入ります。川﨑はもうちょっと積極的というか、自分が出ている理由を見せてほしかったです。

    これでパトリック・千真の2トップに、2列目が宇佐美と倉田、ボランチが矢島と山本というかなり攻撃的な構成となりました。

    77分に遂に、右サイドでキープした千真からエリア内に走り込んだ高尾に出して、グラウダーのパスにパトリックが右足ヒールで合わせてビューティフルな同点ゴールが決まりました。さあこれでようやく同点の状況に戻せました。

    そして80分、宇佐美に代えて唐山、倉田に代えて塚元という、ユース出身である4名での選手交代が行われました。

    80分台もガンバが押し続けて

    89分には矢島の前線でのカットから唐山が至近距離からシュートしましたがGKキャッチ。これ惜しい、本当に惜しい。

    94分にも千真のパスを受けた唐山が似たような位置から打ちましたがDFにブロックされます。多分唐山はあの辺なら受けた瞬間に打った方がいいのでは。

    最後に鳥栖の豊田がオフサイドになったところで試合終了。得点チャンスの数を考えると2点取って勝たなければいけない試合でしたが、本当に最低限の結果だけは得られた試合でした。0−1の状況が長すぎましたね。前半の内に追いついていれば、と思いたくなる展開でした。

    これで試合数が同じ3位名古屋との勝ち点差は3のまま、今日勝った鹿島は試合数が一つ多いですが勝ち点4差で4位、ガンバより1試合残りが多いセレッソも今日勝ったのでガンバとの差は4となりました。

    唐山はあと少しでした。今日の2回の決定機を見ても、ポジショニングはJ1でも十分良いはずです。J3でやっていたプレーを出来るようになればJ1でもゴール量産できると思います。

    あと3つ。3連勝すれば自力で2位確定です。まずは一週間後のアウェイ湘南戦ですね。

  • J3入りの最後の1枠を巡ってのJFL最終節

    今日はJ1もJ2もJ3も試合があります。ガンバ大阪も水曜の衝撃的な敗戦からリカバー出来るかどうかがかかるサガン鳥栖戦です。

    しかし国内サッカー、解くにアマチュアサッカーも観る人にとっては大一番とも言える、JFLの最終節が行われる日でもあります。

    本来であれば16チームがホームアンドアウェイの30節で行われるリーグ戦ですが、コロナ禍の影響により後期15節のみの実施となったJFLでは、「門番」HondaFCの連覇を阻んだヴェルスパ大分の優勝が決まっています。後の注目は、Jリーグ100年構想クラブの中で2番目までに入り、かつ、JFL年間順位4位以内に入ったクラブがJ3に加入できる争いです。

    現在2位のテゲバジャーロ宮崎が既にJ3加入条件を確定させているため、残り1枠をいわきFC、ヴィアティン三重、FC大阪の3チームで争いますが、直接対決が無く、しかも3チームとも現時点では4位以内に入っていないため、その他のチームの試合結果も複雑に絡み合う状況となっています。

    このJFLに入る争いの、全国地域チャンピオンズリーグ決勝は先日行われて、ティアモ枚方とFC刈谷が昇格を決めました。これにより、東大阪をホームとするFC大阪がJFLに残留となると、枚方との河内国ダービーが実現します。FC刈谷の方はマルヤス岡崎と三河国ダービーが来年は実現しますね。

    そしてさらに、地域CLに上がってくる地域リーグの一つ、関西サッカーリーグも今シーズンは終了していますが、その関西サッカーリーグへの昇格をかけた関西府県サッカーリーグ決勝大会が、本日11月29日から開催されています。

    http://www.kansai-fa.gr.jp/pdf/2020/20_mos_prefleaguefinal_matching.pdf

    この試合も関西サッカーリーグのYouTubeチャンネルでライブ配信されていました。こちらは12月20日が最後の決定戦です。

    何年前だったか、地域決勝の試合がJFAのサイトでテクニカル映像としてライブ配信されていただけでも驚きましたが、今では権利関係の調整さえつくなら、どんな小さなアマチュアの大会でも誰だって配信できます。リアルタイムの細かい編集を考えなければ、スマホ一つで配信できる時代になりましたね。

    さて、先述のJ3入りを目指す3チームの試合を、いずれもYouTubeライブで同時視聴していました。FC大阪は優勝が決まった大分、いわきFCはJ入りが事実上決まった宮崎との対戦です。上位対決だから厳しくなるか、あるいは相手は消化試合のため楽になるか微妙なところです。

    前半にいわきFC、ついでFC大阪が失点してしまい苦しい状況になりました。FC大阪は前半で2失点となりさらに苦しくなります。

    後半途中には、いわきFCも追加点を奪われ0−2となり、FC大阪も失点して0−3、さらに三重も失点して0−1と、J3入りを狙うクラブがいずれもビハインドを負う展開となりました。最後にいわきが3点目を奪われて結局このまま試合終了。J入りを目指す3チームともチャンスで敗戦するというなんとも言いがたい結果になりました。

    これで来シーズンはJ3もJFLもクラブ数が奇数になり、試合編成が面倒なことになります。これの問題は最終節に不在のチームがあるので不公平な状況が起こりうることですよね。例えば優勝・昇格争いで2チームが争っているとして、最終節に試合のないチームと、最終節に引き分けあるいは大敗しなければいいチームの争いとなったとき、後者は積極的に攻めず、他会場の結果を気にせず守り続ければいいという、反スポーツ的な状況が作られる可能性があります。

    そこで提案として、今年で終わりになるU23チームのJ3参戦ですが、ガンバをJ3とJFLにそれぞれ参加させて強引に偶数にしてしまうというウルトラCとかあり得ないですかね。

    ガンバサポーターとしては、森下監督がU23からトップチームに選手を送り込み続けたこの2年間の取り組みが来年続かないのがもったいない感が半端ないので、何とかしてほしいですが、それは欲張りすぎですかね。

    そんな冗談はともかく、物好き界隈を騒がせたニュースとしては、デッツォーラ島根のトップチーム解散の話がありました。プロスポーツ界もコロナ禍の影響が大きいですが、そもそもの予算規模が小さいアマチュアチームも存続問題が出てくるのは当然ですね。今後続かなければ良いのですが。