情報を入手するのにネット抜きという手段が難しくなってきた時代

何かを調べようと思ったら、まずインターネットで調べてみるのが当たり前になってきました。

インターネットを使わずに調べることがほぼ出来なくなっているとも言えます。

インターネットは信用できないから使わない、という人もいるかも知れませんが、それはそれで情報の「量」が担保しづらくなります。

テレビや新聞などのマスメディアでは、自分が知りたい情報を伝えてくれるとは限りません。視聴率や売上部数のために内容が選ばれていますし、例え自分が知りたい情報があったとしても、自分がそのメディアを目にしたタイミングで出てくるのは偶然に近いでしょう。

過去のテレビ番組や新聞を全て保存しておくのも無理な話ですし、テレビはともかく新聞は図書館で調べることも出来ますが、膨大な時間がかかってしまいます。

メディアも使わないとなると書籍になりますが、これもインターネットを使わずに自分が知りたい情報がある書籍を見つけるのも困難です。

大型書店に行けば見つかる確率は高くなりますが、在庫には限度があります。絶版や流通量の少ない本であれば、ネットで探した方が圧倒的に効率も確率も高くなります。

インターネットの情報は信頼できない、という理屈はある程度は正しいですが、信頼できないかも知れない情報だと理解した上で接していれば大きな害はないはずです。むしろ、インターネット以外のメディア・情報は信頼できると思い込んでいる方が、害は大きいでしょう。

情報の確かさについては、量が質を担保するとは限りません。ゴミのような情報が拡大再生産されているまとめブログやSNS界隈を見れば誰だって分かるでしょう。ただ、色々な角度からの情報を得ることは、確かさにつながりやすいはずです。

そもそもネットの情報源と、旧来の情報源が全く別のラインに存在するとも限りません。優れた研究者、専門家がネットに情報をアップしていることも多いです。何かの研究の最前線もネットで情報発信、共有もされています。

ネットの情報が信頼できないというのは不正確であり、ネットの情報の内、発信源が不明な情報は信頼しづらい傾向にある、くらいに思っておけばいいだけです。

しかし逆もまた真なり。ネットの情報だけに依存するのも同じく危ういです。

結局のところ、自分がどこから情報を入手するのか、その情報は誰がどのように発信しているのか、ということは、どんなメディア経由であろうとも意識しておかないといけない、という至極当然の結論に至ってしまいますが、誰でもいつでも意識するというのが難しいことは、日々誰もが実感出来ることだと思います。

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