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  • ブラウブリッツ秋田の入場者数の水増し問題について個人的に思うこと

    先日、J3リーグ所属のブラウブリッツ秋田が入場者数の水増しをしていたことが判明して、Jリーグから罰金処分を下されました。

    懲罰決定について
    https://www.jleague.jp/release/post-64470/

    2014年開幕戦から2019年開幕戦という長期間での不正に対して、罰金400万のみというのは個人的には軽い気がします。入場者数は秋田やJリーグ全体の広告にも影響します。

    不正で増やした人数や本来の人数との割合の大小も処分の軽重に関係しているのかも知れませんが、だとしたらちょっとだけならいいのかな、というモラルハザードにもなりかねません。

    昨年末にJFLの奈良クラブが同様に入場者数の水増しを同じく5年間やっていた問題

    (http://naraclub.jp/cms/wp-content/uploads/2019/12/d16a262dc4d6a7fb123b83b8a2c11800.pdf)

    では、Jリーグ所属ではないながらもJリーグ百年構想クラブ資格認定を限定的に解除されました。

    奈良クラブのJリーグ百年構想クラブ資格認定について
    https://www.jleague.jp/release/post-62833/

    秋田のJ3リーグ参加の資格をシーズン中に停止するのはあまりにも影響が大きすぎるし、そこまでの問題ではないのでしょうけれど、罰金と資格停止ってどっちが厳しいんでしょうね。JFL所属の奈良クラブにJリーグが罰金処分を下せませんし、JFLが奈良クラブに罰金100万円の処分を下しましたので、その点を考えると今回の秋田の処分は妥当だったのかも知れません。

    お知らせ「奈良クラブ入場者数の水増し行為に対するJFLの対応について」
    http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1531

    こういう問題が起きると、極論というか厳しい処分を下せ、という主張が出てきますが、厳罰化で犯罪があまり減らない問題を考えると、リーグがクラブに厳しくしてもメリットが少ないかも知れません。もちろん、リーグが舐められるレベルでは困るのですが。

    でも、もしガンバ大阪がやらかしたとしたら自分自身はどうするだろうかと考えてしまいます。全力で擁護するレトリックを工夫するか、あるいは逆に思いっきりクラブを非難するか。まあガンバのサポーター団体の方がクラブよりもやらかした実績が圧倒的に多いので、クラブ批判よりもサポーター同士の内ゲバの方が可能性が高いかも知れません。

    Jリーグ参加資格や、J2昇格条件などに入場者数があることが、これら水増し行為を誘引してしまう、という批判もあります。それもあるのかも知れませんが、だからといって入場者数のノルマを無くすのもどうかとは思います。入場者数に頼らない経営となると、一社だけのスポンサー収入頼みになりかねませんし、そうなるとそこが撤退したらクラブが即倒産しかねません。入場者数が多ければそれだけ地域で愛されている、根ざしているという証拠として、新しいスポンサー探しにもつながるはずです。

    ともかく、ブラウブリッツ秋田にしろ奈良クラブにしろ、自分にはどうしようもないのに悲しんでいるのは純粋に、真面目に応援しているファンやサポーターでしょう。彼ら彼女らには同情してしまいます。

  • 「〜〜ノミクス」はそろそろ止めませんか?

    「アベノミクス」という言葉は、この9年で摩耗するくらい頻繁に使用されてきました。

    もしかしたら本人も言っていたかも知れませんし、その言葉自体を本人も否定していないので、安倍政権やその経済政策に対する批評に利用するのは別に構わないと思いますが、先日発足した菅新政権に対する評で、「スガノミクス」云々かんぬんと言われることがあります。

    「スガノミクス」という言葉については別に本人が言っていないでしょうし、この単語を安易に用いることで、正確な分析や批評の妨げになる可能性があるのではないでしょうか?

    もともと「アベノミクス」も、80年代のレーガン大統領による経済政策「レーガノミクス」の真似です。人名+「エコノミクス」という造語です。

    ネーミング、ラベリング、レッテル貼りなどいろいろ言えると思いますが、現代国家の複雑な経済とそれに応じた政策を一言で指摘してしまうのは、詳細な問題を見逃してしまうような気がしてなりません。フレーミングされているとも言えます。

    「スガノミクス」と呼ばねばならない理由があるのでしょうか?

    数十年経って歴史的な政権評価を行う上で、それまでの安倍政権のアベノミクスをほぼ継承していることが分かったのなら、「スガノミクス」と歴史用語として使用するのは適切だと思いますが、まだ始まってもいない菅政権の経済政策を「スガノミクス」とラベリングするのは不適切ではないでしょうか。

    はっきり言うと、意図的に安倍政権のアベノミクスを継承するに「違いない」と決めつけて、政策批評を放棄している行動だと思います。

    アベノミクスにしても、約9年続いた政権において、ずっと中身が同じだったわけでも無いでしょう。「アベノミクス」の中での変化についても論じるべきでしょうし、もっと言うと、「アベノミクス」のみで政権評価するわけにもいきません。政権そのものの方が概念としては「アベノミクス」より大きいはずです。

    批評する側も、政権側も「アベノミクス」「〜〜ノミクス」にとらわれ、振り回されてきた9年間のように思えます。

    アベノミクス崩壊とか終焉とか書くのも別にいいのですが、アベノミクス批判自体も終焉をとっくに迎えているのではないでしょうか。

    春秋左氏伝襄公二十五年の条で孔子曰く「言は以て志を足し、文は以て言を足す」とあります。

    言葉によって自分の意図が相手に伝わり、文辞(レトリック)によって言葉を助けるという意味です。正確かつ工夫を凝らした言葉を使うことで、ようやく相手に自分の思っていることがちゃんと伝わるのです。

    他人から借りた概念と言葉をそのまま上滑りさせて使うことで、かえって自分が問題視している内容や論点がぼやけてしまい、結局読者や視聴者に真剣に受け止めてもらえないとしたら、それは表現する側の責任と言わざるを得ないでしょう。

  • 台風中継にこそロボットを

    最近は批判もあってテレビ局のニュース番組内で、暴風雨の中からリポートすることもさすがに減ってきたと思います。ただ、まだ無くなってはいないのですが、各地の監視カメラや無人カメラが増えた今、リポーターとカメラマンなどスタッフ合わせて何人も、危険を冒して危険を伝えることが本当に必要でしょうか?

    リポーターが風雨にさらされながらでも何とかリポートしているのを見ている視聴者側が、まだこの辺は大丈夫だからちょっと田んぼを見に行こう、船の様子を見に行こうという誤解をさせかねません。

    そうはいっても、完全に台風リポートを無くしてしまうと、それはそれで外の様子が全く視聴者に伝わりにくくなるため、逆に田んぼや港が気になってしまう人も出てくるかも知れません。

    だからこそ、そして今だからこそ、自律だろうが他律だろうがカメラ・マイクを搭載したロボットを走行させて様子を撮影させればいいはずです。

    ロボットを遠くまで出せないのなら、安全な場所から出せる範囲までのリポートでもいいでしょうし、そもそも本当にロボットも、あるいは操作・管理するための人間も行けないような荒天であれば、人間のリポーターだってリポートは無理です。

    人間にとっては危険な場所だからこそ、中継用ロボットの価値もあると思います。福島の原発事故後の内部探査もそうです。

    暴風雨の様子をロボット経由で見ても視聴者に緊迫感が伝わらないという意見もあるかも知れませんが、そうなると実際に危険な状況に生身の人間を派遣して危険な状況を焦った様子でリポートさせる必要があるのか、という問題になってきます。

    ロボットがダメなら、VRカメラをどこか外に固定しておいて、その生中継をヘッドマウントディスプレイで様子を言葉にしてもいいのではないでしょうか。

    機械に費用がかかるのは分かりますが、暴風雨の中にリポーター、カメラマン、音声、ディレクターなど複数名を送り込んで、それで事故が起きたときのリスクを費用化したらそんなに大きな差がないような気もするのですが、どうなんでしょうか?

    もしかして、事故が起きてもテレビ局側の責任ではないことにして、大した費用もかからないから・・・

  • マイナンバーカードを使いやすくしたほうが良いか

    少し前に、マイナンバーカードが健康保険証になるように決まりましたが、財布の中身はこれだけだと減りません。そもそも普段からマイナンバーカードを持ち歩いていないのですから。

    カード枚数が減るにはマイナンバーカードが従来もっているカードの2つ以上を統合しないといけません。少なくとも、健康保険証に加えて運転免許証も統合してほしいところです。あと、個人的には献血カードもしてくれるとありがたいですね。まああれは磁気カードで薄いので厚さ的にはあまり変わりませんが、枚数削減にはなります。

    献血カードもですが、民間企業・組織のカード機能をどこまでマイナンバーカードが兼用できるでしょうか?

    銀行のキャッシュカード機能は磁気テープ部分は無理でもICチップに内蔵できたら出来そうですが、券面に何もかけませんので使い勝手としてはどうでしょうか。

    同じ理由でクレジットカード機能も出来るかどうか。

    電子マネー機能は可能だと思いますが、taspoなどのTypeAでもなく、SuicaやEdyなどのFeliCaでもなくTypeBなので、新しい電子マネー規格を作って、販売店もリーダーも対応しないといけないですよね。

    それ以外の各種ポイントカードも、大半はマイナンバーカードに載せるくらいならスマホアプリ化してバーコード、QRコードで読み込ませるようにした方が便利でしょう。

    そうなってくると、そもそも民間サービスであえてカードでないといけない機能があまり無い気がしてきました。

    むしろ、マイナーでも公的機関のカードに特化した方がいいでしょうか? といっても、他には実印を登録する印鑑カードくらいでしょうか? 古さの象徴みたいな実印管理を最新のカードで行うというのも変な話ですが。

    民間開放は危険という考えもあるでしょう。電子政府として有名なエストニアで実現されているサービスを見るに出来なくは無いと思いますが、日本だと反対も多そうです。

    そもそも、セキュリティとユーティリティは両立しません。使い勝手を良くすると安全性が損なわれがちです。逆にガチガチにしてしまうと使いづらくなるのは目に見えています。

    先日のドコモ口座のトラブルでは使いやすくするために本人確認を大幅に省略したことが問題でした。

    マイナンバーカードと別のサービスのカードを連携するにしても、ドコモ口座のように本人確認を簡潔化してしまうと、大きなトラブルが出てくるのは間違いありません。

    そもそも、いつまでもカードによって本人確認、本人認証を行う社会システムが続いていくのかどうかも分かりません。全てをスマホに集中させてしまった方が便利なことは便利です。

    そうは言っても、スマートフォンがITデバイスとしてあと何年、利用され続けるのかも誰にも分かりません。スマートフォンが人々に利用され初めて十数年、その前のPDA時代を入れても二十数年間です。これから20年後も今のようなスマートフォンが、誰もが携帯するITデバイスであり続けるのか、全く別のデバイスが登場するのか。どちらかというと後者の可能性の方が高いでしょう。

    そう考えると、おそらく進化してしまうであろうITデバイスにIDカード機能を持たせるよりも、持ちやすいカードそのものを残し続けた方が、結局は良い結果になるのかも知れません。

  • プラットフォームの手数料は何パーセントが適切なのか

    アップルがEpicやFacebookなどの企業と、App Storeでの手数料を巡って大揉めに揉めています。特にEpicはApp Storeでの課金を回避する仕組みを採用したことで、Apple製品の開発者アカウントまで停止されたことで、争いに拍車がかかっています。Facebookはそこまでではないものの、不信感を持っているのは間違いないようです。

    以前からApp Storeでの手数料については不満を持っている企業は多かったですし、さらにややこしいのは、Appleは一部のアプリについては手数料割合を減らしているのが不公平感を生み出している要因でしょう。しかもその根拠を示していません。

    デジタルプラットフォームを利用する上で手数料が存在するのはしょうがないことですが、その割合について揉めるのは今に始まったことではありません。しかし優良な対抗業者がいれば、是正はされます。

    楽天市場とYahoo!ショッピング、ヤフオクとメルカリなどであれば、どの企業もどちらのプラットフォームにも出店可能です。独自のネットショップページを持っている企業だって山ほどあります。

    AppleもGoogleも、その所有するプラットフォームであるApp Store(iOS)、Google Play(Android)を利用する企業(アプリ提供者)に手数料を要求するのは当然ですが、一番の問題は他のプラットフォームを事実上利用出来ないようにしていることでしょう。

    ここが独占禁止法に引っかかるはずのところです。Androidはまだ、セキュリティ上の問題を認識した上で設定から、いわゆる野良アプリ(.apkのファイル)をダウンロードして実行すれば、Google Playを経由せずにスマホにインストールすることが出来ます。単体アプリだけではなく、Google Play以外のアプリストアも存在します。ただし信頼できない危険なアプリを配布しているところもあるので、信頼できるアプリストアなんてそうはありませんが。

    AndroidよりもiOSの方がアプリのインストールは厳しい制約があります。というか、脱獄と呼ばれるハックをしない限りは、AppleのApp Store以外でのアプリインストールは出来ません(ただし開発用途は別です)。脱獄自体がいろいろと問題というか法律違反でもありますし、セキュリティ上の問題を招きますのでお勧めも実行もするつもりはありませんが、今回のEpicのようにAppleと究極的に揉めた場合にiOSにアプリを提供する手段が無くなってしまいます。

    Epicにしてみれば、ここがAppleが独占的地位の濫用に当たると言えますし、逆にAppleにしてみればプラットフォームにタダ乗りされては困る、という理屈になります。

    アメリカの裁判ですので短期間で結果が出るのだと思います。個人的なイメージというか、アメリカの裁判所は独占に対しては厳しい見解を下しがちな気がしますので、そうなるとAppleに対して厳しい判決が出るのではないかと思いますが、それ以前に双方が何らかの妥協をするかも知れません。

    しかし、いわゆるこのApple税についてはいまいちよく分かりません。

    例えば私がよく利用するDAZNでは、ガンバ大阪に限らずJリーグクラブやプロ野球チームが、単価が少し安くなる年間視聴パスを出していて、それを利用しても当然ながらiOSで問題なく視聴できます。App Storeを経由せずに、ブラウザなどで契約しても問題ありません。iOSのアプリ内課金だと税込1,900円/月ですが、ブラウザ経由だと税抜1,750円/月なのでほんの少しお得になります。

    YouTubeプレミアムでは、iOS版アプリ内課金経由では1,550円/月、それ以外だと1,180円/月です。いわばApple税のために高くしているのだと思いますが、当然ながらiOSアプリ内課金を使わなくても、iOSでプレミアムアカウントを有効に出来ます。

    DAZNの場合はDAZN側が、iOSアプリ内課金の場合は自腹を切っているのかも知れませんが、これも手数料的に割引がされているかも知れません。

    AppleもDAZNも手数料率がいくらか公表するわけはないので真相が分かることはないでしょうけれど、不公平さと不透明さと代替手段の無いことは、揉める原因としては十分でしょう。

    ロシアみたいにAppleやGoogleにアプリストアの手数料を20%に制限する法案を出す国が、他にも出てくるかも知れません。フランスとかやってきそうなイメージがありますがどうでしょうね。

    法律で規制される前に先手を打って民間レベルで引き下げに同意して、その代わりにアプリストアの審査の自動化・簡略化をもっと進めるというのが、揉め続けるよりは妥当な結論だと思いますが、安易には引き下げないでしょう。

    手数料率を引き下げたらその分だけ明確に売上・利益が減るのですから、利用者から喜ばれても株主からは猛烈な反発を食らうでしょう。裁判や法律で無理矢理押さえ込まれたから、あるいは押さえ込まれる前に、やむを得ず手数料率を引き下げます、という言い訳なら出来るんじゃないですかね。

    株主にしてみればロビー活動が下手くそだったからそうなったんだろ、とさらに文句を言いそうですが。

  • 2020年9月13日J1リーグ第16節ガンバ大阪対湘南ベルマーレDAZN観戦の感想

    昨日のU23の試合で、唐山・川﨑・塚元のルーキートリオが揃ってメンバー入りしていなかったため、2試合出場中の川﨑に加えて唐山や塚元ももしかしてメンバー入り?という推測もされていましたが、今日もメンバー入りは川﨑だけでした。

    ただ、スタメンは少し変更がありました。ヨングォンが外れて高尾、中盤に福田、前線に千真が入りました。宇佐美や井手口は連戦でもずっとスタメンが続きますが大丈夫ですかね。

    ちなみに、対戦相手の湘南でシーズン途中からスタメンで出続けているGKの谷が、ガンバからの期限付き移籍時にガンバとの試合では出場しないという契約があるため今日は出ません。ルヴァンカップでも同じでしたね。その時に2得点した唐山が出るかと思ったのですが・・・。

    前半開始直後、いきなり連続先発中の倉田がPA内で枠内シュートを放ちます。GK正面でしたが、試合の入りは良いようです。

    2分には今度は湘南がミドルシュートを打って東口がキャッチ。今日こそは早い時間帯での失点を防いでほしいものです。いや時間帯関係なく無失点が良いのですけれど。

    5分には崩されてピンチになりましたが何とかクリア。どうもガッチリ固い守備というよりも何とか防ぐという感じになってしまいます。

    10分には三浦のパスが奪われてシュートまで持っていかれます。こういうのは減らさないと失点が減るはずがないですよねえ・・・。

    13分には左サイドで福田が仕掛けてグラウンダーのクロスもGKキャッチ。

    17分には宇佐美がキープして最後は山本シュート。久し振りに得点も失点も無い序盤を過ぎました。

    意外というかなんというか、結構湘南にボールを保持される時間があります。

    ガンバは最前線にボールが出た時に、フィニッシュの形がミドルシュートかサイドからのクロスくらいしか出てないでしょうか。悪くはないけど決定的な差を作り出せていません。

    それでも、飲水タイム後の27分には高尾が自陣から長い距離を走って攻撃に絡み、最後にはエリア内でシュートまで持っていきました。クロスではなく突破を選ぶことでまたクロスも生きるようになるはずです。

    31分には小野瀬が切り込むように見せながらクロスを上げましたが合わず。あれはちょっともったいないですね。ただ、チャンスは増えてきました。

    今日は高尾のオーバーラップが目立ちますね。

    43分には右の小野瀬からクロスを入れて大外で福田が惜しくも合いませんでしたが、ああいうのは良いですね。

    ともかく、前半はスコアレスで終了。

    山本が中盤の底でボールを普通にさばけるようになりました。仙台戦も出来ていましたが、より滑らかになっていると思います。矢島と遠藤ではタイプが異なりますが、矢島と山本もまた異なります。

    後半開始。交代は無し。このスタートも慎重に入る必要はありますが、勝つためには得点も必要なので難しいところです。

    どうもマークがずれやすいというか、最後の最後で守れているけれど、その一つ前のところでプレーさせてしまっているところも問題ですよね。

    53分にはようやく渡邉千真が左サイドからダイアゴナルパスを受けて反転してシュート。前半とペース的には変わらない感じですね。

    その後も良い場面も悪い場面もお互いに決めきれないというか、最前線のシュート精度にお互いに問題があります。まだガンバの方が枠内シュートが多いはずですが。

    60分には千真のヘディングから混戦でチャンスになりましたが打ち切れず。直後に井手口の短い縦パスから倉田がシュートもCKに。

    後半はフリック・ヒールでのプレーが増えたでしょうか? 前での工夫が足りないという反省からでしょうか。

    63分は右からのクロスに千真のヘッド。

    65分には福田のボール奪取から宇佐美のクロスに小野瀬が惜しくも合わず。左サイドで先発の福田は及第点なのは間違いありません。藤春とは種類の違うダイナミズムを生み出しています。

    73分には千真に代えてアデミウソン投入。今年はなかなか先発FWが得点出来ないシーズンです。

    74分には宇佐美のミドルも力無し。

    75分にはクロスがDFをすり抜けてしまい大野に決められて失点。いよいよ今のガンバのサッカーが追い詰められた感があります。

    78分にはアデミウソンのクロスに宇佐美が合わせますが右に外れました。

    そのCKの前に山本に代えてパトリック、倉田に代えて遠藤が入りました。

    82分には宇佐美、遠藤、小野瀬、アデミウソンとつながりますが打てず。

    その後、井手口に代えて川﨑ですが、こんな展開なら唐山も見たかったところです。

    85分にはようやく宇佐美が十分な体制でシュートしましたが右に外れます。

    91分にはアデミウソンのシュートがバーに当たり跳ね返りをパトリックが頭で合わせますが外れました。流れが悪いときはこういうものです。

    92分のFKでは三浦が合わせましたがシュートはGKキャッチ。

    直後にパトリックによる肘打ちで試合がだいぶ中断しましたが、そのまま為す術無く試合終了。

    8試合勝利無しの湘南に敗れたのは、前節の柏戦の完敗に続けての衝撃です。前節完敗した柏が鳥栖に負けているのも間接的にショックですね。

    宇佐美の使い方にはモヤモヤ感があります。たぐいまれなシューターですが、チャンスメイクに時間をかけすぎているようにも見えます。チームで一番シュートが上手い選手がシュートをたくさん打つ位置にいないというのは合理的とは思えません。

    攻撃も守備も行き詰まり感が半端ありません。閉塞感のあるサッカーというのはなんか悲しいですね。2017年シーズンの後半、長谷川ガンバが一つも勝てないまま終了した時期を思い出してしまいます。

    選手もコーチも監督も別にダラダラしていないでしょうけれど、結局出てくる結果がダラダラと今のサッカーを続けているようになってしまっています。

    次はアウェイの札幌戦ですが、次節までに何か変わるのか、何も無いままこのままずっと続くのか。降格が無いので負けることはどうでもいいという気持ちになってしまいかねないような、直近2試合の内容と結果だったと思います。

  • 2020年9月12日J3リーグ第15節カターレ富山対ガンバ大阪U23DAZN観戦の感想

    トップチームはミッドウィークの柏レイソル戦で、惨敗と言うよりは完敗と言った方が良いくらいの、かえって気持ちいいくらいの見事な負けっぷりでした。トップチームもU23もなかなか勝ち続ける、というのが出来ません。

    その観戦記でも書きましたが、

    2試合トップに呼ばれている川﨑だけではなく、最前線のボックス内で得点能力の高い唐山も呼んだ方がいい、と思っていましたら、今日のU23チームには唐山・川﨑・塚元のルーキートリオがいません。

    その3人とも明日のトップチームでメンバー入りまでするかは分かりませんが、何とか変えないといけないという意識は宮本監督も他のメンバーも強いでしょう。

    さて、そのために今日のU23の試合は前線が様変わりしました。伊勢・菅野・村上と二種登録の選手が先発です。このメンバーでは芝本・白井が攻撃の中心となって組み立てもラストパスもフィニッシュも負担がかかりそうです。また、GKも怪我が多くて二種登録の福本となりました。

    最近は、トップもU23も序盤の失点が多すぎるので、慎重というか丁寧に試合に入ってほしいところです。

    毎試合メンバーが替わるのが当たり前のようになっていますが、今日は守備も安定していそう、と思っていたら、スルーパスを通されて慌てて戻ってきた山口のクリアがオウンゴールとなってしまいました。あれは触らなかったらその奥にいた富山の選手に決められたでしょうからしょうがないですが、むしろ

    16分にはガンバU23の反撃からミドルシュート。

    実況によるとパス数やボール支配率がJ3リーグ2位らしいです。攻撃はリーグレベルに比して十分ですが、やはり守備ですかね。失点の多さが勝敗に直結しているような感じです。

    18分には富山の戸高に1対1の場面を作られましたが、福本が落ち着いてセーブ。2点目を覚悟しましたが助かりました。

    19分にはFW起用の白井に縦パスが通りましたがシュートは枠の外。

    ガンバがポゼッション、富山がカウンター・縦パス狙いというのが分かります。攻守共にそれで押されるののなら、守備では相手のスピードを遅らせること、攻撃時には速くフィニッシュまで、という対策になると思います。

    富山の最前線にボールが出た時にキープされて、上がってきた選手にすぐに落とされるとピンチになっています。後ろからの選手を捕まえるよりも、最前線でキープされないようにしないと。支配率以前に相手ペースになってしまいます。

    29分には芝本がミドルを打つも相手に当たってGKキャッチ。30分には伊勢のミドル。

    直後に右サイドからクロスを入れられてシュートを決められるもオフサイド。ああいう狙いはこの30分で5回目くらいでしょうか。高い位置でのサイドの守備が厳しいですね。

    パス一発で得点取れる唐山や、ドリブルで突破して決める川﨑がいない以上は、攻撃で個人技に頼れないという問題がありますね。あれ? トップチームも前線の個人技頼みのような・・・。

    そんなこんなで結局前半終了。ボール支配率はあってもフィニッシュまではなかなか行けず、むしろ富山の方が決定機も多かったですね。

    両チーム交代無しで後半開始。

    50分には左サイドからのクロスから、中央でのヘディングシュートを続けて放ち、続けて惜しい場面がありましたが決めきれず。今日一番の決定機でした。

    58分には高い位置でボールを奪えて芝本のシュートは惜しくも右に外れました。

    後半は前半よりもフィニッシュを意識できているようです。こういう良い流れの時にしっかり得点出来ないと、後でやられてしまうのですが。

    その後はボールは持てても最前線にまでは運べず、飲水タイム直前に村上がシュートは打てましたが大きく外れました。

    なんとなくは良いけれどなんとなく良くないといった、曖昧な印象になってしまいますが、どうもピリッとしない感じもします。

    78分〜80分の連続攻撃でもシュートまでは行けず。

    流れを変えたり戦術的な交代が出来ないメンバー編成なので、このまま攻めるしかありません。

    84分の伊勢のミドルも左に外れます。直後に村上→永川の交代で前線に変化が出るか。

    富山は完全に守り切るスタイルになっていますが、ガンバもシュートまでなかなか行けません。

    結局そのまま試合終了。

    トップもU23も結構多い負けパターンというか、早い時間帯で失点して苦しむ試合展開でした。

    さて明日はトップチームがホームで湘南ベルマーレ戦です。唐山・川﨑・塚元のルーキートリオのうち何人試合に出るか楽しみです。もちろん出ようが出まいが勝ってくれたらいいのですが。

  • 大阪都構想の住民投票再び

    大阪に住んでいるものとしては無視できない大阪都構想に関する住民投票を、2015年に続き二回目として実施することが決まりました。

    都構想については、賛成派も反対派も主張が入り混じり、前回の投票結果同様、どちらかの意見が圧倒的に受け入れられているという状況ではありません。今回もおそらく、拮抗した投票結果になると思います。

    賛否両論あるのは当然ですし、住民にとって重大な影響がある問題を住民投票で決を採るというのはこれもまた当然のことです。

    ただ、2015年にギリギリとはいえ都構想反対の票が上回る結果が出たことに対して、再び大阪維新の会が再度の投票に向けて動き、5年後に再度の住民投票をすることになったという点に対しては、住民としては忸怩たる思いがあります。

    2015年の投票はなんだったのか?

    もちろん、一度投票で結果が出たら、未来永劫その結果を尊重し続けて変更してはいけない、と言うつもりはありません。

    社会情勢の変化に応じて対応を変えていかないといけない場面はあるでしょうし、それこそ政治家はそのために存在しています。

    EUやECへの参加を決める国民投票を、ヨーロッパ諸国はかつて実施しましたが、一度否決されてもしばらく経って再度投票を行ったケースはいくつもあります。

    しかし、投票結果が出てそれに納得いかない政治家が、再び短い間隔で何度も住民投票をさせるとしたら、それはそれで結果によって投票の意義を変えるということにもなってしまいます。

    イギリスのブレグジットがまさにそうでした。再投票を求めるブレグジット反対派に対して、内心では反対であっても、テリーザ・メイ前首相は再投票には一切踏み切りませんでした。素振りも見せなかったですね。国民が下したブレグジットの決断は、例え賛成派のフェイクニュースに踊らされたとしても結果として尊重すべきだという信念が前首相にあったのだと思います。

    5年で再投票してもいいと言うことであれば、例えば今回都構想賛成が過半数を占めたとして、さらに5年後今度は反対派が再度の住民投票を求めたときに拒否することは出来ないのではないでしょうか?

    大阪維新の会は、大阪府内において地方議会でも国会議員選挙でも、他政党や他会派に比べてずっと優勢ではありますが、無条件の信任を与えている訳ではないということは、まさに2015年の都構想住民投票で明らかになりました。

    今回の都構想再投票は、大阪維新の会が大阪市長・府知事を同時に辞職してダブル選挙を行い、それに勝ったことで信任を得たという理屈で実現させましたが、もう一度投票する以上は、僅差で勝っても正当性は微妙なところでしょう。

    わずか5年で再投票するのであれば、それだけの情勢変化の根拠が必要です。今年のコロナ禍は社会の大変化をもたらしましたが、それが都構想に直接結びつくわけでもないでしょう。

    2回目の投票をするのなら、ダブルスコアで賛成派が多数になるくらいにならないと、前回結果を打ち消すこと、かつ反対派による数年後の再々投票要求を拒否することは出来ないのではないでしょうか。

    今回の再度の住民投票が大義があるものなのかどうなのか。

    ちなみに、自民党内の内ゲバみたいな、大義の無い郵政選挙をやった自民党は選挙では大勝しましたが数年後に政権を失いましたね。

    果たして維新の会は都構想を実現出来るか、そして実現した後も大阪で支持を受け続けられるでしょうか?

  • テレビとラジオの地方局の存在理由と今後

    ラジオをインターネット経由で聴取できるサービスであるradikoで、民放ラジオ局全てを利用出来るようになりました。

    radiko、民放ラジオ全99局の聴取可能に 設立10年で業界の大同団結が結実
    https://www.oricon.co.jp/news/2170249/full/

    設立10年を前に、ネットさえあれば、いつでもどこでも過去1週間のラジオ放送を聞くことが出来、さらには有料プランを利用すれば、所在地にかかわらず全国の民放ラジオを聞くことが出来るようになりました。

    個人的にテレビもラジオもリアルタイムではほぼ利用していません。ネット上、SNS上で話題になっている番組を後から視聴・聴取することも増えてきましたが、ラジオはタイムフリーで簡単に聞くことが出来ます。別の地方のラジオ局の番組でも、有料のエリアフリー機能を使えば聞けます。

    しかし、テレビ番組の方は簡単ではありません。録画していないテレビ番組が話題になっていて、それを後から見ようと思っても、テレビの通常放送で再放送を待つのは運を天に任せるようなものです。NHKスペシャルのように再放送があることが間違いない番組ならいいですが、ほぼ全ての番組はいつ再放送があるか分かりません。

    TVer、Huluなど見逃し配信サービスはいくつもあります。

    どれが便利なのか?「見逃し配信」動画配信アプリ9種類を徹底検証
    https://friday.kodansha.co.jp/article/45101

    ただ、各局が全ての番組を配信しているわけではありません。話題になっている見たい番組がちゃんと配信されているかどうかも、結局は運次第というかテレビ局次第です。権利関係など複雑な事情があるのだと思いますが、ラジオに出来ていることがテレビで出来ていないということに法律の問題ではなくて別の問題なのかなと思ってしまいます。

    また、見逃し問題だけではなく、住んでいる地域によって見ることが出来る番組が異なるという問題もあります。当然ながら首都圏に住んでいる人は東京キー局の番組とそこでの地方局の番組を全て見ることが出来ますが、首都圏以外に住んでいる人は見られる番組が減ります。

    私が住んでいる大阪は地方の中では相当マシな方だと思います。テレビ局の数も多く、ほとんどの東京キー局の番組も見られますし、逆に大阪の放送局で作られている番組もたくさんありますので、地方感はあまりありませんが、それでもネット上で話題になっているのに見られない番組はちょくちょくあります。

    人口や経済規模がもっと少ない地方になると、民放テレビ局の数も少なく、キー局の番組のうちどれが見られるかどうかはその地方局の選択任せになってしまいます。

    東京一極集中の弊害や、地方分権・地方振興が重要だと訴える人はたくさんいますが、東京と地方のテレビにおける情報格差がとてつもなく存在していることは問題視しなくてもいいのでしょうか?

    有料あるいは無料のウェブサービスを使えば、地方在住でも東京の番組をある程度は見ることが出来るようになりました。放送波の送出、地方の需要に合わせた番組編成、ローカルなニュースなど地方局の存在意義はあると思いますが、こういったウェブサービスによって地方局の存在価値が減っていくことになります。

    もちろん、全てをネット配信になるわけがありませんし、ネット回線の障害が発生すれば視聴できません。放送波によるテレビ・ラジオの必要性は変わりません。ただ、テレビ放送を見やすく、あるいは見られない人を無くすという方向にもっと進んでいって欲しいと思います。

  • 2020年9月9日J1リーグ第15節柏レイソル対ガンバ大阪のDAZN観戦の感想

    9月5日のベガルタ仙台戦では、ガンバは早々と失点するもすぐに追いつき、前半のうちに逆転して、後半はずっと押されながらも追加点を取って突き放して勝ちました。

    今年最多の4得点ということで、課題や修正点はありながらも良い状態で柏戦に臨むことが出来そうです。そういうこともあってかスタメンは前節と同じ。やはり、山本に期待ですね。また、控えに前節同様川崎が入りました。

    小野と猿田の怪我が今週に入ってから発表されましたが、小野については出番が多い中での長期離脱は残念ですし、猿田については控えGKが今年は怪我が多いなあという思いです。J3の方はGKがなかなか起用が難しいですね。去年までの東口・林・谷・田尻の層の厚さが懐かしいです。

    対する柏レイソルにはかつてガンバに所属していた呉屋がいます。ガンバ時代はなかなかストライカーとしての本領を発揮することが出来ませんでしたが、昨年の長崎でブレイクし、今年移籍した柏でもオルンガ不在の穴を埋めていることから彼の実力は十分に見ることが出来ます。そしてその呉屋とオルンガの2トップでガンバに挑んできます。そもそも今の柏の中心は江坂なので、そこを止めないといけません。

    さて、ガンバボールでキックオフ。

    2分でいきなりオルンガに決められて失点です。オフサイドを取れなかったからですが、今日に限らずあまりにも序盤の失点が多いですねえ・・・。

    8分にはセンターラインで奪われたボールを呉屋とオルンガがフリーで持っていったシーンはヒヤッとしました。

    中盤で時間をかけさせた時にはボールを比較的奪えますが、時間をかけずに縦パスを入れられると裏をあっさり取られます。ここは明らかに問題がありますが、前半中に修正出来ないと悲惨なことになりそう。

    攻撃面はボールを高い位置で持ててもアタッキングサードから効果的につなぐことが出来ません。こういう展開だとアデミウソンよりもパトリックの方が良いかも・・・、と思っていたらPA内でクロスを受けたアデミウソンが13分にシュートまで行けました。

    17分には長い距離を江坂がドリブルしてシュート。

    前節後半の25分くらいまで、仙台に攻められ続けた時間帯をまた今も見ているような劣勢ですが、そうなるとやはり何かをイジらないと変わらないことになります。まさか2トップを変えるわけにはいかないでしょうが。

    前半飲水タイムの直前に、左サイドのスペースに出たアデミウソンが受けてマイナスをクロスを入れましたが合わず。ようやく良い攻撃が出てきました。

    最初の15分に比べると、20分台になってだいぶイーブンくらいの状況には持って来れました。

    レイソルは分かりやすくある程度ボールを持てたら前線の呉屋オルンガに入れるというのが最優先になっています。

    31分には井手口のドリブルから倉田のシュートが惜しくもバーに弾かれます。そのCKから井手口のシュートもキムスンギュが弾きました。

    33分にはアデミウソンのシュート。流れは良くなってきました。この流れで前半のうちに同点ゴールを獲りたいところです。

    と思っていたら40分にクロスを左右から入れられて江坂にヘディングシュートを決められました。

    46分にはゴールと思いきやオフサイド。

    個人技以外で得点出来そうな雰囲気が無いんですが、後半はどうするのでしょうかね。

    前線の選手同士の即興が噛み合ったときにしかシュートまで行けていない気がします。

    結局このまま前半終了。

    山本が江坂に押さえ込まれていますが、J1でプレーし続けると言うことは毎試合、江坂クラスとマッチアップせざるを得ません。対策としては、いっそのこと山本に代えて遠藤を入れて、全く違う中盤の組み立てにしてみるのもアリかも知れません。

    さて両チーム交代無しで後半開始。いきなりPA内で小野瀬が倒されますがPKは無し。

    実況曰く4バック気味になったみたいです。

    54分には山本から倉田にロングフィードが通るもキープできず。

    56分にはオルンガがスルーパスを受けてシュート、しかしこれはDFの絞りもうまく出来ました。2点差ある柏はオルンガと呉屋がたまにシュートを打つだけでもガンバにとっては十分に脅威です。

    さて、57分には早くも昌子と高尾、アデミウソンとパトリック、倉田と千真が代わります。4バックならまあこの方が良いんでしょうけれど、そもそも今の3バックが本当に最適解なのかどうかも考えてしまいます。

    59分には右から崩して藤春の右足シュート・山本のシュートも弾かれました。

    決定機は作れるようになってきました。前掛かりになっているから当たり前ですが、後最低2回はゴールを破る必要がありますがどうなるか。

    と思っていたらまたもや江坂に頭で決められて3−0。後ろが手薄になるのはしようがないにしても、浦和戦の焼き直しのような試合展開ですね。

    その後も攻めたり攻められたりですが決定機までは作れず、結局小野瀬と山本に代えて、遠藤と川﨑が入りました。これで5人全員交代となります。

    82分には宇佐美のFKからパトリックに当てるもシュートは力なくキャッチされます。

    84分にはがっつり崩されましたが戸島が呉屋に出さずにシュートを打ってくれて助かりました。あれは呉屋は怒っていい。

    87分には呉屋が抜けてループシュートを打つもバーに当たってギリギリノーゴールでした。

    結局このまま試合終了。

    惨敗と言うよりは完敗と言った方が良いでしょうか。良いところを数えられるくらいしか出せず、スコア以上の差があった試合でした。一週間後にまた柏戦があったとしたらまた負けるのではないかと思えるくらいです。

    良いところを出せずに負けて、対策を立てて勝つか引き分けて、一つ二つ勝ったところで対策を立てられて負けて、またやり方を変えて勝って・・・というのが続いています。残念ですが、勝つ試合はあっても、勝ち続けられるサッカーではないように思えてなりません。もしくは、下位には勝てるけど上位には負けるとも言えます。

    独走する川崎には余程のことが無い限り追いつけないにしても、2位以下の可能性は後半戦次第ではいくらでも狙えます。しかし、そこに至る希望を抱けるかというと・・・。

    やり方を変えるか人を変えるか監督を変えるかしかないのですが、降格がない今年はガンバに限らずJ1で監督交代するチームは無いでしょう。

    個人的には、宇佐美がチャンスメイクするなら最前線にワンタッチゴーラーのようなフォワードを置かないと上手く生きないと思うのですが、そうなると今のFW陣だと唐山しかいないのですよね・・・。

    もしくはフィニッシャーに宇佐美を持ってくるなら、かつての二川のようにラストパスをFWに出せる選手が必要ですが、小野が長期離脱、矢島も怪我となると、これまたいない・・・遠藤2列目起用とかしか思い浮かばないなあ・・・。

    攻撃がダメだから守備が苦しくなる面もあるのでしょうけれど、そもそも失点が多すぎるのが一番の問題です。DF陣だけの問題でもないでしょうし、ここに一番修正が必要なところでしょう。

    細かい戦術的な事はさっぱり分かりませんが、簡単な修正で治る問題ではなく、攻撃も守備も構造的なところに難点がありそうに思えます。

    さて、次の試合は9月13日(日)、湘南ベルマーレ戦です。谷が途中からレギュラー奪取していますね。連敗は出来ませんし、ホームです。なんとか勝って後半戦に期待を持てるようにしたいところです。

  • オフサイドルールの変更が本当にゴール増加をもたらすか?

    かつて、カップ戦や一発勝負の試合で延長に入ったときに、ゴールが決まった瞬間に得点したチームの勝利で試合が終わる「ゴールデンゴール」、Jリーグでは「Vゴール」というルールがありました。

    Jリーグでは1993年の創設時から採用していましたが、世界のサッカーシーンでは当然ながら途中から採用したものであり、賛否両論でした。

    ゴールが決まった瞬間に試合が終了するというエキサイティング性がサッカーに刺激とエンタテインメント性をもたらすと思われていましたが、やってみると両チームとも先に失点するわけにはいかないので、延長戦に入るとむしろ守備的なサッカーになってしまうという弊害があったそうです。

    本当に守備的になったのか、延長戦でどちらも守備的になるとPK戦になりますが、そういうケースが増えたのかどうかは分かりませんが、それ以外にも失点しても取り戻すチャンスが無いのは問題だということで、延長前半終了時点で点差があれば試合終了とする「シルバーゴール」というルールも生まれましたが、結局ゴールデンゴールともども無くなりました。

    ゴールデンゴールは、面白くする目的でルールを変えても本当にそうなるかは実際にやってみないと分からない、むしろ逆の結果にもなり得る、という分かりやすい例だと思います。

    さて、FIFAが最近、オフサイドルールを変更するという噂があります。

    FIFAがオフサイドルール変更を検討か ゴール数“50%増加”と試算、ドイツでテスト採用へ
    https://www.football-zone.net/archives/280171

    かつて、ボールに関与していない選手はオフサイドの対象にならない、というオフサイドルールの大きな変更がありました。25年くらい前でしたでしょうか。

    それに比べると今回の変更の検討はそれほど大きなものではありません。これまでオフサイドになっていた状態がオンサイドになる、ということです。本当に予測通り50%もゴールが増加するのでしょうか。

    むしろ、それを防ぐために守備側がラインを下げることになり、かえって全体的に守備的なサッカーによってしまいそうな気がします。

    初めのうちは慣れないDFラインがオフサイドを取ったつもりで失点してしまう、ということがあるでしょうけれど、すぐに対策は立てるでしょう。

    かつて、スローインの代わりにキックインを試したケースがありましたが、ボールが敵陣で外に出る度にプレースキッカーがサイドラインまで行って、背の高い選手がゴール前に集まってからプレー再開していたので、大味なサッカーになり時間もかかったことで採用は見送られました。

    とりあえず試してみるのはもちろんいいことですが、今回このオフサイドルール変更はあんまり意味が無いか、逆の結果になるんじゃないかなあと勝手に思っています。

  • 英語教育における英文法教育と英会話教育の分離

    日本の英語教育が批判されているのは数十年間ずっとだと思いますが、批判される一番良くあるパターンは、文法にこだわりすぎる、という点です。

    ではなぜ文法にこだわりすぎるかというと、明治期に英語教育が始まったときに、英語を教育のためというよりも、英語で書かれた文献を読み解いて欧米列強に追いつけ追い越せ、富国強兵のため、英語を学んでいたからです。また、当然のことながら日常的に英語を話せる人がいない中での教育のため、英会話、ヒアリング、スピーキングなどは出来ず、文法書と辞書中心の勉強となりました。

    じゃあなぜ英文法中心の教育、学習は行き詰まらずに現代まで残ったのかというと、明治時代においては教える方も学ぶ方も勉強といえば漢学であり、漢文の読み下しは英語を学ぶ前から身につけていたものであったので、文献を読み解くために四苦八苦する、というのは自然なことだったのでしょう。

    もちろん、それだけが原因というわけでもないかもしれませんが、その後の英語教育において文法中心になってしまった理由としては分からなくはありません。では、今後の英語教育では文法を捨てて英会話中心になるべきだ、とまで主張すべきでしょうか?

    個人的には、少なくとも大学入試とそれにつながる高校での英語教育においては、やはり文法・読解・和文英訳の勉強は必要だと思います。

    英語文法、長文読解、英作文は、英語での論文を読み書きするのに直結する勉強なので、大学入試で課されるのは当たり前ではないでしょうか。研究においてはほとんどの分野において、進めば進むほど英語の論文を読んで英語の論文を書く必要性が高まります。

    また、今後もしかしたら一般人でも必要になってくるかも知れないプログラミングにおいても、英語で書かれたホームページ、ブログ、掲示板、マニュアルなどを読んで理解するという工程が出てきます。日本語に訳してくれる人を待っていては日が暮れます。

    英会話・話すこと・聞くことももちろん大事なのですが、そもそも、英会話を学校で教える必要があるんでしょうか?

    英会話はむしろコミュニケーションであり、勉強よりも生活の一部に属するものではないでしょうか?

    コミュニケーションは学校で学ぶよりも、家族、友人、その他社会生活において少しずつ学んでいくもののはずです。もちろん、学校でも会話や遊びなどを通じて学びますが、勉強としてではありません。日本語だろうと英語だろうと同じです。

    ただ、学校でもコミュニケーションのやり方を効率的に教えるということはあってもいいでしょう。そこにおいて、英語でも日本語でも対話を通じて自分の考えを伝える、相手の考えを汲み取る、議論を行う、といった作業に慣れ親しんでおく、という考えでなら、学校における英会話教育ももっと面白いものになるのではないでしょうか。

    完璧な英語を話す必要はありませんし、グローバル社会において英語ネイティブの人と英語で話すよりも、英語が母語ではない人と英語で話すことの方が多いかも知れません。今後ますます英語の重要性は増していきます。ジム・ロジャーズのように、中国語(マンダリン)・韓国語が重要だと言う人もいますが日本以上のペースで少子高齢化が進んで話者が減る言語が本当に重要なのか私には分かりません。とりあえず第二言語としての英語の必要性はまだまだ当面は変わらないでしょう。