ドラマ・映画の中でタバコを吸うシーン

 タバコを吸う人が減りましたが、ドラマ・映画の中でタバコを吸うシーンも減りました。特にハリウッド映画では喫煙習慣を広めないようにそもそもタバコを吸うシーンを入れないようにしているそうですが、作り手としては難しいでしょうね。特に過去を振り返るシーンとか、そもそも昔を舞台にした脚本だったら、タバコを吸う様子が無いことの方が不自然になってしまいます。

 少し前に、松本清張の不朽の名作「点と線」をテレビ朝日がリバイバルというか、現代の俳優で制作して放送したことがありました。北野武が出てたのを覚えています。

 内容はともかくドラマを見たときに一つ感心したことがありました。話の流れ的に分かると思いますが、タバコを吸うシーンをちゃんと入れていたことです。特に、当時は間違いなく男所帯だった警察署内の部屋なんかは何人もの人間がタバコを吸っていて、白い煙が立ちこめていたように記憶しています。

 ドラマの舞台である昭和30年代なんてまさしくタバコ全盛期だったはずで、タバコを吸わない男性の方が間違いなく少数派でした。建物内だろうと町中だろうとどこでもタバコを吸っていましたし、どこにでも灰皿は置いてました。今では考えられないですが、一部の電車にも備え付けの灰皿があったくらいです。

 現代ドラマでタバコを吸うシーンを撮らないというのは分かります。実際に吸う人減っていますし。しかし、過去、タバコを吸うのが当たり前だった時代を扱っているのに、そのシーンが無かったら個人的には気になるかなあと思います。私個人はタバコを一度も吸ったことがありませんが、別にそれくらいはあっても良いと思うんですけどね。この辺はフィクションにしろノンフィクションにしろ、作り手の人にとっては悩ましいところだと思います。だからといって戦後の話しで登場人物が赤線に出入りしていたりヒロポン打ってたりするシーンはまあ作れないでしょうから、程度の問題とも言えるかも知れませんね。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA