昨年11月25日の投稿で、
https://hrsgmb.com/casaosworu-reteirudebianyaubuntuwoatupudetositaracasaosgaokasikunatutajian-fu-jiu-ji-mi/
docker ce がバージョン29以上になると、CasaOSが正常に機能しなくなる、と言う問題があり、結局その時はその場しのぎの対策として、dockerのバージョンを古いままに固定する、という対策を取りました。
3ヶ月近く経ちましたが、やはりCasaOSの未来はもうないみたいですのでどうするかを考えなければなりません。
今後の選択肢をGeminiに聞いてみたらこんな返答がありました。
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CasaOSの開発が停滞しているため、長期的な運用を考える場合は以下の選択肢を検討してください。
案A:ZimaOSへ移行する
IceWhaleが公式に推奨している後継OSです。CasaOSをベースにしていますが、よりNAS向けに洗練されています。現在、CasaOSからZimaOSへの移行ガイドも公開されています。
案B:管理ツールを「Dockge」や「Portainer」へ切り替える
CasaOSは「見た目の良いランチャー」として使い、実際のDocker管理(更新・作成)はよりメンテナンス頻度の高いDockge(軽量・直感的)やPortainer(多機能)に移行する手法です。これらはCasaOS上のアプリとしてインストール可能です。
案C:APIを修正してこのまま使い続ける←(API修正については後述)
CasaOS自体はDebian上で動く「単なるWeb UI」に過ぎません。OS(Debian)とDockerさえ自分でセキュリティアップデートしていれば、UIが更新されなくても致命的な問題にはなりにくいです。
まとめ
まずはAPI修正での対策を行ってください。これにより、Debian側で自由にDockerをアップデートしてもCasaOSが壊れなくなります。その上で、UIの古さが気になるようであればZimaOSやDockgeへの移行を検討するのが最もスムーズです。
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さらに言うと、案DとしてProxmox上のコンテナやVMにCasaOS上のアプリケーションを移行していく方法がありますが、それはあまりに面倒くさい。面倒くさすぎる。
案Bは結局API修正しないと、CasaOS上のアプリとして起動できないはず。
案Aがスッキリはしますけれど、CasaOSからZimaOSへの移行が果たしてすんなり問題なく実行できるか不安。
ということで案CのAPI修正で、ひとまず現行のCasaOSの寿命を延ばすことにします。これも推奨される方法ではないのでしょうけれど。
1,SSHでCasaOSを入れているDebian13にログイン
2,Dockerサービスのオーバーライド設定ディレクトリを作成
sudo mkdir -p /etc/systemd/system/docker.service.d
3,設定ファイルを作成・編集
sudo nano /etc/systemd/system/docker.service.d/override.conf
4,以下の内容を貼り付けて保存して、終了
[Service]
Environment=DOCKER_MIN_API_VERSION=1.24
5,設定を反映してDockerを再起動
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl restart docker
6,バージョンアップされないようにしていたdockerの設定を解除
sudo apt-mark unhold docker-ce docker-ce-cli
7,もう一度Dockerを再起動
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl restart docker
これで、CasaOSが入っているOSでdockerを最新版にアップデートしても、CasaOSが起動しなくなることがなくなりました。
いつかはちゃんとした環境を構築しないといけないのでしょうけれど、今のCasaOSに入れている各種サービスが以下これだけあると、なかなか踏ん切りが付きません。
FreshRSS
Jellyfin
Nextcloud
AdGuardHome
Memos
Vaultwarden
PhotoPrism
環境構築、移行、正常動作まで持っていくのに土日潰れても駄目だと、平日の仕事終わった後の夜にも作業をしないといけなくなります。
RSSとかJellyfinとかMemosとかは別に1週間でも10日でも止まっていても問題ないですが、AdGuardHome・Nextcloud・Vaultwardenが止まるとマジで不便です。まあそういう不便が嫌ならセルフホストのサービスなんか使っちゃいけないのですけれど。その点、ローカル環境がどうなっていようとネットさえつながれば問題ないクラウドサービスはさすがに便利ですね。
メールのセルフホストが廃れたのは、迷惑メール対策が個人レベルでは非常に面倒になったことが大きいのでしょうけれど、常時接続時代にはメンテナンスや再構築で数時間〜数日メール受信出来なくなると相手方に面倒を掛けてしまうからかも知れませんね。
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