平繁無忙の何でも書くブログ

  • アメリカがクシャミをしたら日本が風邪を引くということ

    いよいよ10月の消費税増税が目の前になってきました。数年前に一度、延期になった10%への増税ですが、今回は確実に実施されます。かつてはリーマンショック級の景気悪化が訪れない限りは実施する、とも言っていましたが、増税前ではなく増税後にリーマンショック級の景気悪化が起きたらどうするんですかね。

    情報取得元として日本のマスメディアだけではなく、WallStreetJournalやロイター通信の日本語版も読んで個人的に情報が偏らないように心がけていますが(それでも西側諸国よりになりますが)、それら海外メディアでは景気下降局面に入っている、あるいは入りつつある、という内容の記事をここ数ヶ月よく見かけるようになりました。様々な経済指標や先の見えない米中貿易戦争から導き出される結論なのでしょうけれど、日本のメディアではこれから世界的に景気が悪くなるという言説はあまり見かけないですね。さすがに日経は断片的には書いているようですが。

    景気下降・悪化予測の中でアメリカ初の不況の場合、日本は二重三重の意味で苦しむことになります。

    一つは、アメリカへの輸出が減ること。日本は昔に比べると内需拡大により、GDPにしめる貿易依存度はかなり低くなりました。それでもアメリカへの輸出額が減ると大企業だけではなく、下請けの中小零細企業にも大きな影響があります。

    次に、世界的な不況時に円を安全資産として買う投資家が多く、そのために円高になること。アメリカが不景気なのでドルを売って円を買う、あるいはユーロを売って円を買うという流れになると、当然ながら円高になります。そして円高は輸出には悪影響になります。

    最後に、日本以外の株式の損失のため、投資家やファンドなどが日本株を売ってカバーする動きがあること。ファンドでは強制的に何らかのポジションを取らなくてはならないルールがあることが多いですから、日本株を残しておきたくても売らざるを得ない局面もあります。日本企業の業績に直接的に関係しない理由で売られることで、日本株が強制的に値を下げることにもなりかねません。

    こういった流れはもちろん日本だけではないのですが、経済規模が大きいことと、中国ほど政府が国際ルールを無視してまで国内経済を保護することは出来ないことから、日本経済に大きな影響が現れることになります。

    結局はリーマンショック時に日本経済に起きたことがまた起きると考えればいいのですが、その時の備えは政府も民間も出来ているでしょうか?

  • 寡占化されるeコマース市場

    ZOZOをヤフーが買収するというビッグニュースがありました。

    ヤフー、ZOZOとの提携で電子商取引の物販1位が射程圏に
    https://jp.reuters.com/article/yahoo-zozo-idJPKCN1VX1FP

    その時には前澤社長に関してゴシップ的に取り上げる内容の記事が多かったですが、日本国内のeコマースがヤフー・楽天・アマゾンに集約されつつあるという流れも見て欲しいところです。個人的には、創業オーナーが巨額のお金を手に入れることはどうでもいい話です。親類でも友人でもありませんし。

    ヤフーは少し前に、ネット通販サービスであるLOHACOを巡ってアスクルと泥沼の争いを繰り広げました。

    ヤフーVSアスクル、対立の背景はソフトバンクGの親子上場 (1/3)
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1909/02/news057.html

    結果的にはアスクルをヤフーが株式では掌握しましたが、ことはそう簡単に済まなさそうです。

    アスクル新社長が激白!ヤフーとの離別に迷いなし
    https://diamond.jp/articles/-/212710

    ただ、最後には金がある方が勝ちます。二転三転するかも知れませんが、最終的にはヤフー(ソフトバンク)がアスクルを完全掌握するか、LOHACOを奪い取るでしょう。

    ただLOHACOは現時点では規模的にも利益的にもまだ魅力的な事業ではないでしょうし、ヤフーががっつり関わってどこまで伸びるか分かりませんが、ZOZOによるファッション分野、LOHACOとヤフーショッピングによる個人ショッピング分野など今後も買収は進めて行くと思います。

    将来的に日本における通販事業、金融事業なども含めたeコマースがヤフー・楽天・アマゾンの三者がビッグプレイヤーとして存在することになります。

    楽天は日本発の日本メインの事業体で、ヤフー(ソフトバンク)は日本発の海外にも軸足を置いている事業体、アマゾンはアメリカ発の世界中だがアメリカメインの事業体という三者三様の企業が競い合う形になります。

    今自分が使っている何らかのウェブサービスやショッピングサイトなども、日本ローカルのものは今後いずれはヤフーか楽天のどちらかに買収されると覚悟しておいた方がいいかもしれません。

    寡占状態になりますので、個人情報保護も含めて消費者の利益が本当に確保されるのかどうかということは不安視されますが、その一方でアマゾン独占という形にもならなさそうですので、その点は日本特有の事情ながらも消費者にとってはいいことなのかなと思います。中国ほど独自路線で行くのもそれはそれで不便というか、国家管理が行き過ぎて欲しくもありませんし。

  • 国体の共同開催を常態化することも考えるべき

    戦後、都道府県持ち回りで国体を開催することにより、その開催に合わせてスタジアムなどのスポーツ設備が全国に建設されていきました。ハコモノ行政として今では批判の対象ですが、持ち回りが一周するまでは各都道府県で一定以上のレベルのスポーツ施設を所有する、という意義はあったと思いますし、一概に批判だけするべきものでもないと思います。

    スポーツを住民に推奨することにより、住民が充実した人生を送る手助けをするというのは大義名分としては立派なものですし、なおかつ住民が健康を維持することによって医療費削減と税収アップという政府・自治体としても利益があるものだからです。

    また地域によって整ったスポーツ設備のあるなしに差があるのもあまり良くないことでしょうし、施設を建設する理由として国体があるから、というのも無理からぬ論理です。さらにはその地域の建設業にもメリットがあるわけです。汚職の温床にもなりやすいですが。

    そうは言っても、開催が全国で一周した後、二週目に入っているわけですが、その中でもう一度ハコモノを建設していく、というのは必然では無いはずです。かつて建設したスポーツ施設は約半世紀前のもののはずですから、当然ながら老朽化していますし場合によっては耐震性に問題がある場合もあるでしょう。

    しかし、これからほとんどの都道府県では人口が減っていきます。少子高齢社会ですのでスポーツ施設を利用する人は人口減以上のスピードで減ります。それでもかつてのように1つの都道府県で国体を開催して、それに合わせてハコモノを作るというのは半世紀前に比べると費用対効果が非常に悪いはずです。その一方で開催競技が昔よりも増えています。それに合わせて必要な設備も昔よりも増えますし、建設費用も増えてしまいます。

    そもそも、国民体育大会という名前なのだから1都道府県のみでの開催にこだわる理由は無いのではないでしょうか。これまでにも複数県での共同開催はありましたが、常態化させてもいいのではないかと思います。開催のための施設建設や開催時の選手・観客が落とすお金などが開催県での景気対策になっている部分はあるのかも知れませんが、国体後の施設維持費を考えると微妙なところというかむしろマイナスなケースもあるはずです。

    交通の便によっては、隣の県の一部都市で開催するのも無理ではない地理的条件もあります。共同開催を例外ではなく普通のことにすることも検討の余地があるのではないかと思います。

    共同開催が常態化すれば、問題視されている開催地の過剰な選手強化対策やジプシー選手の存在なども減るでしょう。そもそも開催都道府県がほぼ必ず優勝するのも変な話です。開催地が優勝しなくてはならないのはおかしい、とかつての高知県が主張して実際に優勝しなかったですが、その後にその流れが続くことはありませんでした。

    施設建設にしろ選手強化にしろ、国体を開催する都道府県のメンツに関わる問題でもあるでしょうし、その国体を目指して日々練習しているスポーツ選手にとっては譲れないところもあるでしょう。しかし今後も少子高齢化は必ず進んでいきます。それに伴い、現状のような国体開催が都道府県にとって過剰な負担、言うなればお荷物になってしまうと国体の存在理由自体を問うてくる地域住民、あるいは政治家が出てくるかも知れません。国体がポピュリストの目の敵にされてしまった場合、どのように反論するのか、反論の根拠としてどのような国体開催の変革を行うのか、そこまで考えておくことは決して無駄にはならないと思います。

    滋賀県で国体で使われるスタジアムの入札に関してのニュースがありましたが、

    国体主会場の予定価格増額へ 滋賀知事「見通し甘かった」
    https://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20190909000050

    今後はこういう問題が各都道府県で出てくるのではないでしょうか。人口が多いところならその分スタジアムなども多いはずですし、改修で済ませるなども出来るでしょうけれど、人口が少なく、国体で作られたスタジアムが一番大きなスタジアムという県の場合は、お金が無いのに新設せざるを得ないというジレンマが出てきます。共同開催や、開催後の施設利用も同一条件で出来るといった対策があれば、費用負担もかなり減るのではないでしょうか。

  • 平繁無忙的noteのつづけ方

    今年の1月から始めた新参者ですが、今のところ8ヶ月間毎日投稿を続けて来られました。
    今回書くことの主題としては

    https://hrsgmb.com/n/n90c22936290b

    こちらにも書いてあることではあるのですが、書くことを続けてこられた一番大きな理由は、何でも書くと言うことだったと思います。

    ブログの書き方、特にアフィリエイトブログの稼ぎ方などでは、特定のジャンルに絞って投稿を続けることで、その道の専門ブログとしてのGoogleに評価されるがSEO対策となり、検索結果の順位も上位になってアクセス数が増え、結果的にアフィリエイトの収入も増える、ということがよく言われます。

    私がこれまで書いてきたのはその真逆で、興味があるものをジャンルも問わず取り上げて来ました。そのため、ワードプレスなりAmebaBlogなり、普通のブログとして世に出していたら読む人がかなり少ない結果になっていたのではないかと思います。

    もちろん、noteで投稿する場合にも上記のブログの書き方は応用できるはずで、特定のジャンルに絞った方が良いことは間違いないと思いますが、私個人はジャンルを絞ったり、あるいは字数を制限したりすると多分書けなくなります。書いてもいいけど続かないはずです。その辺は自分の性格によるものですので、人によってはある程度の制限を付けた方が書きやすいというケースもあるでしょう。

    内容の取り上げ方は以上として、では実際に書いているやり方としては、まず書きたいネタ、気になった情報などはGoogleKeepにまとめます。

    情報をまとめるサービスはGoogleKeepに限らず他にもたくさんあります。個人的に気に入っているのは、
    ・デバイスを選ばない
    ・OSを選ばない
    ・ブラウザを選ばない
    ・テキストだけではなく画像も保存できる
    といった利点です。
    クラウドサービスなので機種などを選ばず、ネットにつながっていれば使えるのは当たり前ですが、Googleのサービスが使えないものを探す方が今では難しいでしょう。

    ただ、不満を覚える点もあります。
    ・読み込みに時間がかかる
    ・上から並ぶ順番が更新順ではなく作成順なこと
    この2点です。

    スマホ・タブレット・PCそれぞれでアプリでもブラウザでも利用出来ますが、専用アプリの方が読み込みに時間がかかっているような気がします。またクラウドサービスなのでネット回線がつながっていなければ使用できません。

    後者の方の更新順ではなく作成順なことというのは、メモに何か追加しても並び順は替わらないこということです。EvernoteやAppleのメモ機能は更新順で書く度にソートされますので、個人的にはその方がありがたいです。書きたいネタはある程度溜まっていきますので、溜まったものの古い方に何か書き足したときに上に上がらないのが面倒です。ただ対策もあり、一度そのメモをピン留めすると最上位に固定され、ピンを外しても最上位に位置されます。また、ラベルカテゴリの中でなければドラッグアンドドロップで並び順も変更出来ます。

    何か思いついたときや気になるニュース、ホームページなどを見たときに、このGoogleKeepに保存します。保存する際にもリンクと一緒にメモを書けるので、ざっと思いついたことを書くこともあります。それを元に休日などにまとめて投稿する文章を一気に書いていく感じです。

    書くネタも選ばず、書くネタをいつでも保存(まさにKeep)することで、これまで毎日noteに投稿することが出来ました。またやり方が変わってこの方がいいかな、と思ったときにはそのこと自体をネタにして投稿すると思います。

  • 2019年9月14日J1リーグ第26節ガンバ大阪対サガン鳥栖試合観戦の感想

    ルヴァンカップ準々決勝で一瞬忘れていましたが、現在14位のガンバ大阪はJ1残留争いの真っ只中にいます。そして今節の相手は16位のサガン鳥栖。勝ち点差はわずか1です。お昼の試合で仙台が札幌に快勝したため、暫定順位は15位対16位の試合というとてつもない裏天王山のゲームとなりました。

    ガンバのフォーメーションはルヴァンカップから続けて4バック。先発には怪我明けの藤春が左サイドバックに復帰しました。宇佐美もスタメン復帰です。新加入のスサエタは控えです。

    画像1

    FC東京との2連戦では4バックが功を奏しましたがどうなるか。

    試合開始直後に枠内ミドルを東口が横っ跳びでセーブするという緊迫した始まりを迎えましたが、前半は大まかにいうとガンバペース。お互いにチャンスはあれどGKがいい仕事をして防ぎました。

    両チームとも交代が無いまま迎えた後半、今度はどっちかというと鳥栖ペースとなり攻められ続けますがバーやポストに助けられたりして何とか0−0のまま終盤を迎えます。

    そしてガンバがアデミウソン・渡邉千真・スサエタを投入し、鳥栖も切り札の豊田を入れてどちらかが決めそうな雰囲気が漂う中、84分にアデミウソンのドンピシャクロスを千真が頭で決めてガンバが先制します。スサエタがその後ろにいましたが上手く千真が相手DFの間に入り込みました。

    その後、宇佐美やアデミウソンがミドルを打つも決められなかったですが、意外とピンチを迎えることもなく逃げ切り、リーグ戦では久し振りの勝ち点3を得られました。

    試合終了の瞬間に倒れ込んだ藤春がそのまま立てず、担架で運ばれていったのが気になります。幸いなことに次節は2週間後ですのでそれまでには回復して欲しいところですね。何せ次節はアウェイでの大阪ダービーですから。

    さて、注目のスサエタですが、出場直後にゴールが決まったこともあり、攻撃よりは守備に回ることも多くあまり特徴というプレーは見られませんでした。今日はお試しということでセレッソ戦での活躍を期待しましょう。

    そして最後によく分かりませんが、なんかピカチュウがいました。

    画像2

    さてこれでガンバの順位は12位まで上がりました。勝ち点31で11位から15位まで並ぶ混戦です。16位の鳥栖と4ポイント差になって一息付けた5チームとも言えます。下3チームが今節そろって負けましたが、最下位以外はまだまだ分かりませんね。磐田は勝ち点差を考えるとかなり厳しいかなと思います。

    今年の自力残留ラインは37くらいになるんですかね。残り8試合です。出来れば後3つは勝ちたい。

  • トランプ大統領が2期8年やった後には・・・?

    予測に願望を交えるとロクなことになりません。これはあらゆる場面で応用できる真理だと個人的に勝手に思っていますが、アメリカのトランプ大統領に振り回されている人々(主にアメリカ人ですが)は、振り回される理由がそこにあると思います。

    つまり、この3年の間、「いくらトランプでもそこまではやらないだろう、言わないだろう」という願望を、トランプの言動の予測に加えてしまってきたということです。

    トランプは商売人(優れているかどうかはともかく)です。相手の思い通りに行動すると損をすると考えているはずで、相手の意表を突く、相手の裏をかく、相手の思い通りにならない言動をこれまでしてきました。だからこそ、常識をわきまえているという自負がある欧米のエリート連中はトランプに裏切られ続けたために非難し続けています。

    しかし、そもそもの自分たちエリートが
    「アメリカ合衆国大統領はこうあるべき」
    という前提、言い換えれば思い込みがあるために、トランプの言動に意表を突かれるのです。

    では、どうするか。こんなこと言うはずがない、するはずがない、ということを想定しておくべきです。日本人としては、それこそ日米貿易摩擦や在日米軍費用負担などどころではなく、日米安保の破棄や在日米軍撤退、巨額関税の設定なども想定しておくべきでしょう。朝鮮半島の問題が万が一、トランプ政権期間中に解決すれば次は在日米軍の整理を考えるはずです。貿易では米中貿易戦争の片がつけば、次は日米貿易戦争の始まりです。そこまで想定した上で、トランプとの付き合い方を考えていくべきです。アメリカに近付くか離れるかはその国の独自の情勢によるので、他国の行動を参考には出来ても真似するべきではありませんが、地政学的にも経済貿易関係的にも日米関係は、これまで通り解消ではなく同盟であるべきです。

    「トランプ政権は早くてあと1年、長くてもあと5年で終わり」という考えがあると思います。多分ヨーロッパ諸国はそう考えているでしょうし、韓国や中国もトランプ後の大統領と上手くやっていくことを想定していると思いますが、果たしてそう簡単に行くでしょうか?
    しかし、中東、朝鮮、中国などの問題を抱えながら致命的な失敗さえしなければ2期8年は全うできるでしょう。そして2期目の終わりが見えてくるところで、おそらく、良識あるアメリカ人にとっては想像したくない、

    「なぜ私が3期目の大統領職に就いてはいけないのだ?」

    という驚くような発言をするのではないかと密かに思っています。

    「中国の習近平は任期制限を廃止した。ロシアのプーチンは大統領→首相→大統領という裏技を使って任期を事実上延ばした。日本の安倍も首相としては制限は無く、党総裁の任期は在任中に延ばした。ドイツのメルケルも十数年首相をやっている。なぜ偉大なアメリカ合衆国の大統領は2期8年しか出来ないのだ」

    と言いだしたら、民主党はもちろん共和党のほとんどの人間が過去一番のトランプ批判を行うでしょう。

    ちなみに第二次世界大戦中の大統領だったフランクリン・ルーズベルトが4期途中で亡くなりましたが、その時には実は大統領の2期までの制限は明文化されていませんでした。あくまで建国時からの慣習として存在していたルールで、アメリカの両岸で大戦争に突入していた非常事態ということもあって4期まで再選を果たしたという経緯があります。しかしその後、憲法が修正されて3期12年を務めることは出来なくなりました。

    さて、このルーズベルトの例を持ち出して、トランプが「今はアメリカ合衆国の非常時だから私が3期目の大統領職に就くことも問題ない。他国のように任期制限を撤廃すれば良い」と主張し始めたらどうなるでしょうか? そしてそれにトランプ支持者が乗っかってきたらどうなるでしょうか?

    人は動物とは違い、想像による恐怖に基づいて行動できます。まさかそんなことを、という想像をしておいても損はしないでしょう。

  • Apple=Simple?

    日本時間の9月11日未明にAppleが新商品・サービスを発表しました。

    Apple Special Event 2019年9月10日
    https://www.apple.com/jp/apple-events/september-2019/

    iPhone、iPad、Apple Watch、Apple Arcade、Apple TV+、といった商品・サービスをいつものようにスティーブジョブズシアターで、プレゼン形式で公開していきましたが、ここ数年のAppleの発表と同じく、既にリークされているものが多く、驚きを覚えるようなものはほぼ無かったと言えるでしょう。Apple TV+ が競合よりも安いかな、と思えるくらいではないでしょうか。

    個人的にはiPhone8 Plusのままでとりあえずあと一年使い続けるのは間違いありません。今回発表されたiPhoneには買い換える気にはなれませんでした。

    iPhoneはスマホだけではなく、Apple WatchやAirPods、iPad、Macと連携して使用しているので、今さらAndroid端末と比較して機能がどうこういうつもりもありません。5Gにも対応出来ていませんが、そもそも日本でも5G展開はずっと先のことですので来年のiPhoneからでも早すぎるくらいでしょう。

    また、Lightning端子ではなくUSB-Cに対応して欲しいと思い、先月にはこんなnoteを書いたくらいですが、

    https://hrsgmb.com/n/n83d670882aa0

    やはり今回もiPhoneにはLightning端子が搭載されました。まあこれも想定の範囲内でしょう。

    あとはほんの一部の噂として、ApplePencilに対応するのではないかという、さすがに無理筋な情報が流れていましたが当然の如く対応もなにもありませんでした。まあそりゃそうですよね。

    Macは6月の発表でいろいろ出ましたので今回は無し。これもいつもの通りですね。しかし、Appleのラインナップもかなり増えました。ジャンルというかカテゴリーというか、パソコン・スマホ・タブレット・時計といった種類そのものが増えるのは良いと思います。スマートウォッチ分野では独走していますし。むしろそれらカテゴリー内でのラインナップが増えすぎのような気がします。

    今回発表されたiPadは一番安いiPadとしての存在価値はありますし、iPadProは一番高性能なiPadとしての価値もあります。しかしiPad Airがその中間に存在しています。値段と性能がその中間にあるのでちょうど良いと言えばちょうど良いのでしょうが、古いiPad Proを値下げして売った方がマシのような気もします。

    iPhoneはネーミングが毎年迷走しているくらいラインナップに混乱が見受けられます。その一方でちょくちょく出てくる5インチiPhoneの噂や求める声にはiPhoneSEを最後に無反応です。

    MacはiMac Proの登場やMac Proの刷新などありましたが、MacBookで搭載されているキーボードの不良問題を数年かけても解決出来ないなど、ブランド力と品質の差が広がっているようにも思えます。

    さすがにキーボードに問題を抱えているノートパソコンにあの値段を払って新規購入するのは結構厳しいんじゃないでしょうか。

    MacやそのOSの設計思想、使いやすさはいいものがあるだけにその辺はもったいないなと思います。個人的にはMacBookを買い換えるのはキーボード問題を解決出来てからだと思いますが、CPUファンがついているのもいやなのでいっそのことiPad Pro+スマートキーボードをノートパソコン代わりにして、パソコンとしての機能が必要なときには自宅のMac miniにリモートでアクセスするようにしてしまえばいいかなとも思っています。その場合通信環境を常に整えないといけませんが。

    Appleの今のCEOである、ティム・クックがジョブズの後を継いでから丸8年が過ぎました。Appleに入社してから営業や調達を担当していたはずですが、CEOになってAppleの企業価値を高めて利益を確保する、という面では素晴らしい経営者だと思います。その点ではスティーブ・ジョブズ以上でしょう。しかし、AppleイコールSimpleという思想からすれば年々逸脱していっているように思えます。

    儲かっているのだから株主も他の経営陣も文句は言えないでしょう。だからこそこれまでCEO職を続けてこられたのだと思います。しかしApple製品を選択している消費者が株主と同じ考えを持っているわけではありません。むしろお金を間にして相反関係にあるはずです。今のところAppleのように自社製品群を密接にリンクさせたエコシステムを築けたメーカーはありません。GoogleもSamsungもその辺は中途半端です。しかし、HUAWEIはアメリカから閉め出されるのを機にその道を進むのを加速させそうです。中国国内で成功したエコシステムをひっさげて世界市場に乗り出したら、その時にもAppleが利益を最優先させる姿勢をかえていなかったとしたら、果たして対抗できるでしょうか?

  • 顔認証技術には功罪があるが確実に今後も増えていく

    ガンバ大阪が今度の試合でこんなことをやるそうです。

    9/14(土)明治安田生命J1 第26節 鳥栖戦 パナソニックによる調査のお知らせ
    https://www.gamba-osaka.net/news/game/no/10102/
    ご来場の観戦体験向上を目的とした研究開発のため、パナソニック株式会社がすいたんゲート4コンコース付近において映像収録による観戦者調査を実施致します。

    そしてこのリリースの数日前に、ウォールストリートジャーナルでこんな記事が出ていました。

    欧州のサッカー場、顔認証技術で過激サポーター対策 – WSJ
    https://jp.wsj.com/articles/SB10814821955818634058604585533604008615776
    デンマークのクラブ「ブレンビューIF」は7月中旬、コペンハーゲン郊外にある本拠地のスタジアムに、パナソニックが開発したセキュリティーカメラとソフトウエアを導入した。

    これらが同じシステム・技術によるものか分かりませんが、パナソニックがカメラとそれを用いた新しいシステムをBtoBで売っていこうとしているのは間違いないと思います。そもそも吹田スタジアムに入っている色んな設備もそうですし。

    カメラを増やせば増やすほど精度が高まるし、それによってカメラやシステムの値段が下がり、さらに普及していきます。そしてデータが増えればさらに精度が高まりますので、今後もどんどん実験やサービス価格での提供を進めていくでしょう。特に日本でもJリーグや日本代表戦での問題客を排除する動きは今後も加速していくと思います。

    さて、顔認証技術はプライバシーの問題が常につきまといます。その一方で犯罪者対策(上記記事ではフーリガン対策)に大きな威力を発揮します。これは指紋の取扱いやマイナンバー制度などと同じでしょう。賛成・反対の理屈は結局平行線です。保守とリベラルの戦いでもありますが、リベラルよりも左の方に行った共産党支配国家(共産主義とは限りません)は、保守以上に国民のプライバシーを無視します。

    その最たるものとして中国、中華人民共和国が存在します。

    AI監視国家・中国の語られざる側面:いつから、何の目的で?
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/ai-48_1.php

    中国国内にいる人間は当局が把握しようと思えば把握できると考えて良いでしょう。その一方でプライバシー保護の問題でそこまでの監視社会を築けない西側国家においては今後もテロが絶えないでしょう。そうなると制限や留保を付けて監視カメラ網による管理を謳う政党が大きく支持を得てもおかしくありません。

    ジョージ・オーウェルの名作「1984」ほどの状況にはならずとも、上述のような監視国家と自由主義国家の非対称性が、少しずつ詰まっていくのではないでしょうか。

  • 「楽しかった」という経験がリピーターを生むはず

    飲食店では、美味しかったという感想のお客はそれきりで、楽しかったというお客はリピーターになるそうです。何で読んだのか忘れてしまいましたが。

    でもこれって飲食店に限ったことではなく、ほとんどのエンタメ産業にも共通する理屈なのではないかと思います。

    当然ながらサッカー観戦でも同じはずです。サッカー観戦で「美味しかった」というのは応援しているチームが勝ったあるいは劇的な試合展開だったとかいうものに当たります。そして「楽しかった」というのはチームの勝敗に直接は関係ない部分でしょう。

    そしてガンバ大阪はどうでしょうか?

    「美味しかった」も「楽しかった」もどちらも提供できていないのではないでしょうか。私のような年パス持っている人間はそのどちらもなかったとしてもまた見に行きますし、来年も年パス更新しますが、初めて見に来た人、誘われて来た人などはどうなんでしょうか?

    勝敗は兵家の常といいますが、どんなに強いチームでも全ての試合で勝てるわけがありません。それでも次にまた見に来たいと思わせるような経験を観客が出来ているのか、がサッカーに限らずスポーツクラブの成功の分かれ道だと思います。

    川崎フロンターレなんかは長い間その辺をやり続けているように思えます。

    今のガンバは様々な制約の中、何とか作った専用スタジアムをホームとして利用しています。旧万博スタのことを知っている人からすれば、モノレール駅前だったこと以外はあらゆる点で今の新スタの方が良いことを知っていますが、Jリーグ観戦そのものやガンバ戦に来るのが初めてという人にしてみたら、
    ・モノレールの駅を下りてからかなり歩く
    ・コンコースの人混みがすごい
    ・スタジアムグルメも長蛇の列
    ・トイレも長蛇の列
    ・コンクリ打ちっぱなしであんまり見栄えが良くない
    ・試合終了後すぐに帰れない
    といった負の要素も満載です。

    それでも勝ってくれたらある程度はチャラになるのですが、冒頭に書いたようにリピーター獲得要素は勝敗と直接関係していないかも知れないのです。

    一時的に低迷するというのはどのクラブにも訪れます。そこで踏ん張ってまた強くなるか、踏ん張れずにズルズルと弱くなっていくか、そこにこそ経営幹部・フロントの力の見せ所があるはずです。むしろその辺を出来ていないフロントに、選手や監督を入れ替える資格はあるのか。

    さて、ここで昨年、シーズンのほとんどの期間で残留争いしていて、一時は最下位にまで落ちて何とか終盤の連勝で順位を上げて残留できたクラブの社長のインタビュー時の写真をご覧ください。

    画像1

    https://www.walkerplus.com/trend/matome/article/174376/image1027649.html

    どうですか、世紀のドヤ顔です。

  • 共産主義が失敗した理由の一つ

    共産主義が失敗した理由としては、計画経済の不可能性とか権力の集中が過ぎたことととか色々あると思いますが、国民の精神的な側面として、王制・貴族制の否定と宗教の否定があったのではないかと思います。

    王制つまりは国王など生まれ持った地位によって立場が保たれる仕組みというのは、圧政を強いている場合は当然ながら国民の怨嗟の的になります。その結果の革命であれば当たり前ですが王制が廃止されます。フランス革命やロシア革命はその代表例ですが、前者はその後、共和政・帝政が行き来した挙げ句に今の共和政が定着しました。後者ロシアの方は共産主義革命後はソビエト連邦が出来、その崩壊後は現行のロシア共和国が続いています。

    共和政は比較的宗教に寛容ですが共産主義では宗教は王制と共に既得権益層として否定され、科学的(共産主義的)ではないものとされました。個人的にはここが、その国民の精神的背景を否定することになり、共産主義が上手く行かなくなったときに心のよりどころがなく、結果として国家崩壊につながったのではないかと思っています。

    それまで共産主義国家のような厳しい圧政を敷く国家や政府が無かったわけではありません。そういう国がすぐにダメになるかと言えばそうとは言えず、民衆が苦しみながらも嫌がりながらも従い続けて国家が存続するケースもありました。

    今、自分たちを苦しめている政府以外に、心のよりどころとなるような存在があれば民衆としては必ずしも政府打倒という選択肢をすぐには取らないのではないでしょうか。そこで、権力は無いけれど権威はある国王や、来世を説き精神的支えになる宗教が必要とされるはずです。

    共産主義国家はそれら心のよりどころを否定した形で国家を形成しましたので、国家的危機が訪れた時にあっさり終わったのではないでしょうか。逆に言うと語弊があるかも知れませんが、国王や宗教の存在を許しておけば政府がそれなりの酷政を行ったとしても民衆の許容度(我慢できる度合い)は比較的高くなりそうです。

    共産主義が国王も宗教も否定したのは上記にあげた理由の他に、国内における権威と権力の一極集中が必要な形態だからでもあります。レーニンが「全ての権力をソビエトに」と言ったことにも象徴されるように、共産主義国家では権力の二重構造は認められません。中世ヨーロッパにおける国王(皇帝)と教皇のような関係性は当然ながらあり得ないものとされました。

    何せ、共産主義国家では憲法よりも共産党・共産主義の方が上位に存在します。憲法はあくまで共産主義に基づく共産党の支配を支えるものであって、共産党と憲法が食い違った場合は憲法の負けです。法(憲法)よりも共産党が上位になるのです。

    共産主義において、共産党が法の上に存在するのは、絶対君主制における君主と同じであり、君主が制定する法の制約を君主自身は免れるのと同様です。

    ルイ14世の「朕は国家なり」という理屈はそのまま、「党は国家なり」という言葉にスライドできるわけです。

    また、絶対君主はその正当性を神から与えられていましたが、一方で共産党は共産主義という科学から正当性を与えられた存在です。だからこそ、共産党批判は共産主義批判となり、神=科学を否定するのと同じだから絶対的に許されない行為となります。今の中国が政府批判と党批判で対応が異なるのはそこにあります。

    さて、今の中国は共産党国家ではありますが、もはや経済的には共産主義ではありません。その一方で国王も存在せず宗教も政府の支配下以外のものは認められていません。共産党が現在の経済的繁栄を保証することで国民の支持を得続けています。極端な言い方をすれば「中国共産党教」という宗教が、国民という信者に対して、経済的繁栄という現世利益を約束することで崇拝されている状態です。

    中国発の儒教も共産主義の思想とは相容れないはずですが、ほんのうわべだけ、世界的知名度を生かして中国シンパを作るためだけに利用されています。その一つが世界中の有名大学に作られている孔子学院です。共産党が否定している儒教の祖である孔子の名前を冠した施設で共産党の宣伝が行われているというのは、今の中国共産党が以下に共産主義よりも現世利益を大事にしているかが分かるというものです。

    さて、中国はともかく今の日本ではどうでしょうか?

    日本における宗教的バックボーンというのは年々減ってきています。正月に初詣、お彼岸お盆に墓参り、七五三、葬式といったくらいでしょうか。大半の日本人にとっては、イベントが無ければ日常的に宗教的な行動・解釈などは行われない状況です。

    その一方で、日本における国王でもあった天皇制についてはそれなりに存在感を保ち続けています。今年は譲位があり改元もあったからでもありますが、太平洋戦争後に比べて、それから数十年経った後からはずっと、天皇制廃止を唱える声はごく少数のままです。

    これからのことは分かりませんが、皇位継承で難しい状態になるか、あるいは重大なスキャンダルでもない限りはそんなに天皇制支持率も下がらないのではないかと思います。

    国民の間に事実上宗教が存在しなくなった今、国家が国家として成り立つ最後の心のよりどころとなるような存在としては天皇制しかないはずです。逆に言うと、天皇制を廃止して共和政に移行すると、政治的失敗がダイレクトに国民の精神に打撃を与えて共和政そのものの危機に発展するはずです。

  • 人口減の地域では公共サービスの総合化が始まるはず

    公共サービスといえば水道・電気・ガスあるいは警察・消防・役所なんかも当たると思います。またそれ以外にも郵便・金融・新聞・テレビ・ラジオ・公共交通なんかも准公共サービスと言えるのではないでしょうか。

    そういった公共・准公共サービスはこれからの日本が迎える人口減少社会において、さらにいうとその中でも特に地方の過疎地域においてはサービスを維持していくのが非常に難しくなっていくのは間違いありません。

    当然ながらどんなサービスでもサービス享受者が点在ではなく集中している方が効率は良いですし、享受者の数も少ないよりは多い方が良いからです。

    先日こんなニュースがありました。

    日本郵便とJR東日本、千葉の無人駅を一体運営。内房線江見駅
    https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1203126.html
    江見駅は、千葉県鴨川市のJR内房線の無人駅。この江見駅の敷地内に、江見郵便局を移転し、駅と一体になった郵便局舎を建設。江見郵便局において、駅窓口業務の取り扱いを行なう。

    都心部の乗降客数が多い駅では、駅ナカや駅ビル内にコンビニなどの商店やATMなどがありますが、それは利用者にとっては便利で、サービス提供者にとっては利益になるからですが、上記ニュースのようなケースでは利用者の少ない地方においてもサービスを維持するための施策です。

    こういうコラボというか併設、一体運営というのは今後も加速していくでしょう。地方における居住環境を最低限維持するためにはこういった公共・准公共サービスを維持せざるを得ません。そのためには施設や人員を共用するのが一つの解決策となるはずです。

    高度な専門性が必要な、警察・消防や水道・ガス・電気設備などは難しいでしょうが、受付業務であれば可能でしょう。その他にも、郵便・金融・交通・商店・配達・新聞・通信・役所・ガソリンスタンドといった施設・サービスは集約して管理運営することでカバー出来るかも知れません。

    もちろん、その分ひとり一人の業務が複雑化してしまいますが、IT技術・AI・RPAなどで省力化や専門的な部分はリモートでサポートするとかやりようはあると思います。

    そしてこれら全ての集約が出来る、中心になり得るのはコンビニではないでしょうか。

    地方のコンビニであればそれなりの大きさがあり、また必ず駐車場も備えています。調理設備、ATM、集配業務は既に存在します。

    コンビニの人手不足が問題になっていますが、これら公共・准公共サービスを受託する代わりに得られる収入を、人件費に直接回す(本部がピンハネしないように)仕組みがあれば人手不足解消になるのではないでしょうか。

  • 2019年9月8日Jリーグルヴァンカップ準々決勝第2戦観戦記

    引き分け続きの後に横浜Fマリノスに惨敗を喫した後、何かを変えるならこのルヴァンカップ2試合のところしかない、と思っていましたが、水曜のホームゲームではまさにその通りに4バックを試して何とか勝利を収めました。このリードを保てば準決勝進出です。

    そんなFC東京との第2戦、アウェイゲームながら大宮のNACK5スタジアムで行われます。

    水曜の第1戦が仕事のため行けなかったですが、この第2戦は空いているためANAのパッケージツアーを利用して往復飛行機+大宮駅前での宿泊のプランを利用して観戦に来ました。

    そしてそんなタイミングで襲ってくる台風15号の影響によりキックオフ時間が18時→16時半に変更となりました。

    今年は6月末の松本戦・U23長野戦と、このルヴァンカップ準々決勝第2戦しかアウェイ観戦をしていないのに、松本戦も台風が接近する中で加えて中央本線でのトンネル火災で東京経由となった遠征だったのに、今回も穏やかには済まなさそうなアウェイ観戦となりました。

    さて、今年のガンバの問題は色々ありますが、6月後半から7月にかけては比較的好調でした。その理由の一つにはその期間においてはほぼメンバー固定して戦えたことがあります。その後、中村・ウィジョ・食野の3FWがヨーロッパ移籍し、宇佐美・パトリック・井手口の復帰3人組や鈴木・高木を補強する中で、ベストメンバーを探り続けていることも残留争いに巻き込まれた理由とも言えるでしょう。

    さて、台風情報を気にしながら朝の飛行機で伊丹から羽田に飛び、まずは上野で博物館・美術館にて美術鑑賞。

    国立西洋美術館から出ると、台風が来るとは思えないレベルで快晴でしたが、とりあえず上野からJRで大宮へ。ごくたまにしか首都圏に来ないものとしては、上野から大宮まで25分で着く感覚が分かりづらいですが、新大阪から京都までも新快速で25分ですね。

    大宮駅前でとりあえず食事を摂ってすぐにホテルにチェックイン。ようやく寛げました。博物館・美術館のハシゴは結構疲れます。

    台風のため、試合終了後に交通機関がこれからどうなるか分からないので、ホテルもスタジアムも大宮駅から歩いていけるのはありがたいところですが、道路が冠水するレベルで降るらしいのでそうなると結局大変です。

    大宮駅から歩いてスタジアムに向かい、JリーグチケットでQR発券したチケットで入場。こういう時間変更があったときにどうなるのかな、と思ってJリーグチケットの購入履歴を見ましたが、変わらないんですね。

    さて、ほぼ毎試合、誰かを入れ替えてきた宮本監督ですが、この試合はさすがに水曜と全く同じメンバーで来るのではないか、と密かに予想していました。控えも含めて同じでした。個人的にはこれで勝利を確信。

    試合前は晴れ→雨→曇り→雨→晴れ→雨と目まぐるしく天候が変わりましたがキックオフ時は雨は止んでいました。

    さて、第1戦から4バックにして確かにボールは持ててます。パスも止まらないので4バックにしたことでポジションと選手間距離感が改善したのでしょう。そんな中、FKとCKが連続して蹴れた時にゴールにつながらず、もったいないなと思っていたら、菅沼がディエゴオリベイラに弾かれてボールを失い、そのまま決められてこれで2試合合計で1ー1になりました。

    あそこは菅沼には頑張って欲しかった。ヨングォンが代表で抜けている間にいいパフォーマンスを見せないと。

    しかしほぼ、あの時間帯はFC東京には縦一本しかなかったのにそのパターンで取られたのは本当にもったいなかったです。

    そのあと、ボールの失い方が悪い場面が続き何度もピンチを招きますがギリギリのところでしのぐも、ガンバは効果的な攻撃ができなくなってしまい、そのまま前半終了。

    ディエゴを上手く使うFC東京と、パトリックを上手く使えないガンバとはっきり明暗が分かれました。

    ハーフタイムで選手交代については、選手というよりは失点後、すなわち同点になったことでどう戦うかの意思統一や後ろ向きなメンタルの方が原因かと思いましたので、交代せずに行くと思いましたが確かにそのとおり。

    さて後半、いきなりパトリックからチャンスが連続します。相手も同様で、このまま延長にはならない雰囲気が漂っていると、宇佐美が入った後に見事に崩されて失点。さあこれでお尻に火が付きました。

    もっと単純にパトリックを使って、ロングボールやクロスに合わせ続ければいいのです。アデミウソンも入ったあと、右サイドから宇佐美がクロスをパトリックに合わせてゴール!

    さあこのままならガンバの勝ち抜けです。

    FC東京は前半のうちに脚を痛めたっぽいディエゴをすでに下げていますので、攻め手が少なくなっています。そしてガンバの三人目の交代は、こちらも後半痛めた菅沼に代えて青山というCB同士の珍しい交代でした。

    前を削って後ろを厚く、という交代では攻められ続けて磐田戦のようなことになりますが、これなら攻めながら守ることになります。

    実際、アディショナルタイムにも何度もチャンスを迎えたのはガンバの方で、井手口はあのシュートは決めないといけない。決まっていたらその後の2分間は遊びながら終わったのに。

    試合はこのまま終わり、2試合合計2ー2ながらアウェイゴールの差でガンバの勝ち抜けとなりました。

    反省点は山ほどあると思いますし、選手の疲労も溜まったでしょうし、そもそもリーグ戦ではすでにお尻に火がついた状況ですし、問題山積みですが今日はその辺は忘れて準決勝進出を喜びましょう。明日からはまたリーグ戦の後ろとの勝ち点差勘定の日々になりますが。

    また気にしていた台風も試合中は雨が降ったり止んだりで強風もなく、大宮駅まで歩く間も天気は悪化せず無事にホテルに再投宿して落ち着きました。

    ところでスサエタ獲得の話は進んでるんですかね? 続報が出てこないんですが。

    #Jリーグ
    #ルヴァンカップ
    #ガンバ大阪
    #FC東京
    #台風