先週土曜日の試合が、対戦相手のサガン鳥栖にコロナウイルス感染とクラスターが発生したことで中止になったことと、その前の消化試合となったルヴァンカップが若手中心になったため、ほとんどの選手にとってはほぼ10日ぶりの試合となりました。その間にJ3でのU23の試合もありましたが、5-5という大激戦でしたね。
そこでも得点した唐山はどうかな?と思っていましたがメンバー入りならず。
まあ宇佐美・アデミウソン・渡邉千真・パトリックと揃っているのはFWとしては高い壁ですね。
また、CBはヨングォン不在ですが高尾が戻ってきました。中盤では井手口がもはや欠かせませんが、怪我や疲労が怖いところですが、しばらく休めたのはとりあえずは良かったかも。
さてキックオフ。レッズのアウェイユニってこんな感じでしたっけ?
前半4分にいきなり大ピンチを迎えますが、至近距離からの武藤のシュートを昌子が見事にブロックしました。
同時に別画面で見ていた川崎−セレッソ戦がいきなりセレッソが先制していて驚きましたが、川崎には止まって欲しいけれどセレッソにも勝って欲しくないというジレンマ。
7分には高い位置でのボール奪取からつないで井手口のヘッド。井手口のヘディングシュートってあまり見ないですね。
11分には小野瀬の突破から圧倒的数的有利な状況から宇佐美のシュートは枠に当たりましたが非常に惜しいシーンでした。あれは決めて欲しかった。
16分にも宇佐美がこぼれ球を拾って打ちましたが西川に防がれます。
ガンバのこのメンバー・フォーメーションは、プレス、ボール奪取、後ろからのつなぎ、前への運び、フィニッシュまで結構バランス良く出来ているように思えます。浦和との組合せによるのかも知れませんが。
いいシーンを作りつつ決められないまま時間が過ぎていきましたが、その間に別画面の川崎が直接FKを決めて同点。あっちは動いていますねえ。
良い流れだからといって勝てるわけではない、ということはまさにその直後に関根に決められて思い知らされました。
センターサークル付近でボール奪われてからでしたが、奪われ方やその後の守備がダメだったかなあ。ミドルレンジの速い縦パスを入れられたところでかなり厳しい局面に陥って、そのまま押し切られて決められた感じでした。
支配率では6割弱ありましたが、それがそのまま得点差に反映できないところが川崎との差になっているかも知れません。
34分にはPKから2失点目。前半のうちにかなり厳しい状況に陥ります。ボールを奪い返した高尾が軽率なパスミスから招いた形ですが、良い流れから悪い結果を生んでしまうとなると打つ手が無くなってきます。
38分にはゴール前にこぼれた決定機も決められず。こういう時は流れ関係無しで得点できてしまうようなパトリックを入れるか、遠藤を入れて流れをもっと良くして得点を狙うかどちらかしか無いのではないかと。
そして別画面で見てる川崎−セレッソ戦でもPK発生。家長が決めてあっさり前半で逆転ですか。すごいですね。
結局0−2のまま前半終了。失点までは悪くなかったのにこのゴール差は厳しいですね。
宮本監督は後半開始から、千真に代えてアデミウソン、小野に代えて遠藤という策を打ちました。もっと流れを良くする方を選んだのだと思いますが、こういう時は相手の一本のカウンターが怖い。それが起きる前に得点し続けないといけません。
50分には遠藤→アデミウソン→矢島とつないでシュートまでいきました。これは続けていけばいい。後はフィニッシュの精度です。
と思ったら川崎が3点目取ってました。がっつりオフサイドだと思うのですがVARが無い今季はどうしようもないですね。
そして56分には昌子から遠藤への横パスがズレて奪われ、武藤に決められて0−3です。もうどうしようもない状況になってきました。去年秋に惨敗した大阪ダービー並みの絶望感が迫ってきました。
結局3失点ともはっきり言ってガンバのミスによるものであり、防ごうと思えば防げたはずのものです。低い位置からつなぐところでこんなにミスをすればそりゃこんな結果になるわな、と言いたくもなります。
その直後、59分に宇佐美のコーナーキックを井手口がダイレクトボレー! 1−3に追い上げます。今節のベストゴール候補なのは間違いないでしょうね。決めた後の顔を見てると気合いと気迫を感じます。
62分に小野瀬から倉田に交代し、さらに攻勢を強める意図を感じます。こうなると3失点目が惜しい・・・。
68分にはカウンターから杉本にやばいシュートを打たれましたが、こういうシーンがあるのは覚悟の上です。2点差ある以上はリスクをかけないとしょうがない。
さらにここで宇佐美→パトリック、藤春→福田と交代します。後者の交代は前節も同じですね。藤春も絶対的なレギュラーでは無くなってきた感があります。4−4−2ならともかく、3−5−2の左なら中盤の選手でもいいわけで、去年ブレイクしたときの福田を思い出します。
73分には遠藤が浮き球、パトリックが落としてアデミウソンがシュートと交代選手の絡みでフィニッシュまで行けました。
川崎セレッソが気が付いたら4−2になって、すぐに5−2になっていました。今の川崎は得点出来ない場面は考えなくていいですね。まるで西野ガンバを見ているかのようです。あれよりも高度に組織化されているように見えます。
さてガンバは79分に遠藤の縦の浮き球パスにパトリックに惜しくも合わず。ゴールまでのパターンは見えてきました。後10分ちょっとで少なくとも2点取れるかどうか。
82分には三浦のロングパスを受けた福田が右に切れ込んでシュート。
ロングボールが増えてきましたが、パワープレーをするならやはり渡邉千真も残しておきたい。となると先発が宇佐美とアデミウソンにせざるを得ません。倉田を入れて宇佐美ワントップというかゼロトップ気味でも面白いと思うのですが。
89分には時間稼ぎの杉本と早く始めたい東口が揉めて双方に警告。かつて、苦しい戦況の時に相手のブラジル人FWを挑発して何人も退場に追い込んだ中澤聡太を思い出しました。
0−3から1点取り返した後は良かったですが、そこで2点目を取れないとやっぱり相手はやりやすいですね。時間を使えばいいだけですから。
結局このまま試合終了。
うーん、始め良く見えただけにやりきれない感が強いですね。フィニッシュの甘さはあると思います。先発FWがきっちり得点したのがリーグ戦だと結構前のはず。
去年前半、トップが苦しんでいるときにU23で得点を量産した食野を上げてもブレイクしたように、いっそのこと唐山も考えてもいいんじゃないでしょうか。PA内での精度ならトップでも遜色ないはずです。17歳に頼るのか、という思いもありますが、取るべき時に取れないことでミスが出て失点して負ける、というのは何とかしないといけないですし、先発FWがもうちょっと得点してほしい。
もちろん、守備の甘さ、つなぎのミスを減らすことも真っ先に考えなくてはいけないですけど。
FWの組合せ・数や福田の使い方とか、あるいは4バックとか、先発時点でもいろいろと考える必要が出てきたと思いますが、次の試合は日曜です。さてどうなるか。