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  • 中身を読まずに買う電子書籍によるセレンディピティ

    普段読む本のほとんど全ては、AmazonのKindleで購入しています。紙の本はほぼ読まなくなりました。

    欲しい本はとりあえず「ほしいものリスト」に記録しておいて、Kindle端末で積ん読になっている本が減ってきたら、まとめて数冊購入したり、セールの時にその対象の本で気になったものを買ったりしています。

    電子書籍だけではなく紙の本の場合でも通販なら同じことですが、リアル書店で買うときと大きく異なるのは、ぱらぱらっとでも中身を読むこと無しに購入する点です。

    書店で本を探すときに楽しいのは、目に見える範囲で様々なジャンル・著者・出版社の本が平積み棚置き含めて並んでいるところだと思います。その中から目についたタイトルや表紙の本を手に取り、帯や裏表紙も読み、冒頭や中の方を何ページか読んでみて自分の興味に合致するかどうか考えてみて購入するしないを決定します。

    一方、ネット書店や電子書籍で買う場合、人によっては、そしてそのサービスによっては最初の数ページを読めることもありますが、私の場合はタイトル・著者・説明書きだけで買う買わないを決めています。

    そのため、フィクションにしろノンフィクションにしろ、Kindleで買った本をいざ読み始めて見ると、自分が当初想像していたものとは違うテイストで書かれていることがちょくちょくあります。

    だからといって嫌なこともあまりなく、それはそれで楽しんで読みますが、こういうことってリアル書店で現物を購入していた頃には無かったと思います。

    紙の本と比べると電子書籍は風情が無いとか紙の手触りや匂いが楽しめないとか言われますが、これはこれで思いがけなさを楽しめるものでもあると思います。

    音楽CDでもジャケット買いする人はいますし、書店で買うにしても表紙だけ見て買う人もいるのでしょうけれど、私にとっては電子書籍の時代になって、思いがけない出会いの本と出会う経験をするようになりました。

    あと、内容だけではなく、分量にも驚くことがあります。一応、AmazonでKindle本にページ数も書いてはありますが、そこはあまり見ずに買うので、読み始めてパーセンテージが全然進まないのに気付いてから、実は大著だったことに気が付くこともあります。これも書店であれば絶対に無いことですね。手に取る前に分厚い本か薄い本か分かります。

    ド分厚い四六判の本でも、薄い文庫本でもKindle端末で読む分には変わりません。日々持ち歩いて読むのがキツいような書籍でも手軽に読めるのはありがたいですね。個人的にはこういう点も含めて、今後も電子書籍ばっかり読むことになりそうです。

  • 配偶者控除の存在意義と今後

    日本特有の税制度として、配偶者控除・配偶者特別控除があります。世界中の税制度において全く存在しないかどうかは知りませんが、そもそもの導入の歴史として昭和中頃に農家や個人事業主から始まり、高度経済成長の中で進んだサラリーマンの夫、パートで働く妻というライフスタイルに合わせて変遷・拡充してきました。

    ただ、もはや共働きの家庭も増えてきた現代においては、過去の生活形態に合わせた、配偶者控除・特別控除はもうそろそろ役割を終えるべきなのではないでしょうか。

    フルタイムではなくパートで働く妻(母)の存在により、家庭の安定(幻想もありますが)・子どものしつけや教育についても夫が安心して働ける環境のための控除でもありました。

    夫婦共にフルタイムで働かなくてもやっていける家庭が最も得をする税制度とも言えますが、見方を変えると低所得者層の夫婦が共働きになりやすいわけであり、所得が比較的高い家庭のための特別な控除は公平性に欠くとも言えるのではないでしょうか。

    この控除のもう一つの問題は、パートで働く人が年間の収入を控除額の枠内に抑えるために勤務時間を制限しようとすることです。そのため、雇う側はそのために雇う人数を増やす必要もあり、シフトのコントロールも複雑になってきます。

    そして最低時給も上がり続けているのですから、その分、控除の枠内で働ける時間は短くなってきています。

    控除の対象になるように働く時間を制限する人が多くなってしまったために、結果的に労働者不足となるとしたら本末転倒でしょう。

    働けば働いた分だけ得をする、というのが本来の形です。控除を無くす、あるいは大幅に変更することによって、事実上の増税になる世帯からの反発は間違いないですが、雇用保険や健康保険・厚生年金なども時間の短いパート従業員は無し、という形よりも、働いている人がその個人の権利として各種保険・公的サービスを受ける方が正しい在り方なのではないでしょうか。それこそ離婚した場合にややこしくもなりませんし。

    もはや労働人口が減少をし始めた日本社会において、パートで時間制限しながら働く方が得になる税制度は過去のものではないでしょうか。

    もちろん、そのためには託児所や幼保園も足りないでしょうし、じゃあ実際にどのように控除を減らす・無くしていくかはややこしい話でしょうけれど、労働者不足のために移民を受け入れるという方針を出すくらいなら、家庭に入っている専業主婦が働いた方が良いと考える人もいるのではないでしょうか。移民嫌いというのは思想的には問題あるでしょうけれど、労働人口の減少に対して打てる手は他にもあるはずです。

  • スマホのサイズとバッテリ持ちと人間のサイズと熱生産

    楽天モバイルに乗り換えたときに、小型スマホであるRakuten miniをメインのスマホとして利用するようになり、携帯性が抜群なことには非常に満足しています。ただ、小ささ、軽さの代償としてバッテリが持ちません。非常に持ちません。Rakuten miniのレビューはネットにいくらでも上がっていますが、バッテリ持ちが悪いことに言及していないレビューは多分存在しないと思います。人によって我慢できるか出来ないか、というだけの話です。

    小型かつ軽量のスマホであればバッテリ持ちが悪い、というのは当然なことで、逆にサイズの大きなスマートフォンやあるいはタブレットであればバッテリ持ちは良くなります。iOSとAndroidの違いや、各機種の画面サイズ、画面の素材(液晶か有機ELか)やバッテリ容量にもよって変わりますが、基本的には画面サイズが大きなデバイスはバッテリ持ちも良くなります。

    画面が大きくなることで画面表示の電力消費量も増えるはずですが、サイズが大きくなる分だけ搭載できるバッテリの容量の方が大きいということです。

    バッテリ容量に対する画面サイズの比率が、デバイスが大きい方が小さくなる、という言い方も出来ると思いますが、これって人間のサイズでも同じ話ですよね。

    寒い地域に住む人の体のサイズは大きくなります。熱は体の中で作られますが、体表から熱を冷たい空気により奪われます。そのため、身体の体積に対する表面積の割合を減らすことで、作られる熱より放出される熱を減らすことが出来ます。表面積は二乗で計算されるのに対し、体積は三乗で計算されることからも分かりますね。

    スマホのバッテリーを人間の体積、スマホの画面サイズを人間の表面積に例えるとこうなります。熱帯地域と寒冷地域の人間の平均サイズは明らかに違います。ベルクマンの法則っていうらしいですね。ついさっき検索したら出てきました。

    クマとかマンモスとかを考えると人間だけではなく動物もそうなんだろうな、と思いますが、象は東南アジア・インド・アフリカなど暑い地域に普通に存在しているので何か理由があるのでしょうか。

    ともかく、小型のスマホを使う以上はバッテリ持ちが悪いのは覚悟するしかありません。モバイルバッテリを持ち歩けばいい話ですが、だったらそもそも大きいスマホを持ち歩けばいいだけの話です。

    最近は、モバイルバッテリのレンタル自動販売機なんかもありますので、いざという時には使えなくもないですが、たいていの「いざという時」にはそういうものが近くにはありません。

    Rakuten miniほど小さくなくても、iPhoneSE初代くらいのもので良いんですけどねえ。

  • 日本にとっていいのはトランプ大統領再選か、バイデン大統領誕生か

    現職のアメリカ大統領である、トランプ大統領は多分大半のアメリカ人にとっては悪夢のはずなのですが、だからといってすんなり今度の選挙で負けるかと言えばそうでもなさそうです。民主党のバイデン候補との支持率の差が、世論調査では縮まってきているそうです。

    もちろん、もともとのトランプ支持層がそれなりにいて、彼がどんなにアホなことを呟いたりしても盲目的に支持する人たちの固い支持もあるのでしょうけれど、それだけではそもそも前回も当選したりしません。
    トランプを支持しない、イコール、対抗馬に投票するということになるのですが、前のヒラリーにしろ今回のバイデンにしろ、トランプに投票するか迷うレベルの人たちへのアピールが出来ていない、あるいは信用されてないことが、トランプ大統領の前回の当選と、今回の混戦になりそうな原因でもあります。

    バイデン候補に本当に健康問題があるのか、というのは結構微妙な話で、マスメディアもうかつに報道できないと思いますが、トランプ陣営が散々に攻撃していますので知らない人はいないでしょう。信じるかどうかは別ですが。

    同じくバイデンの問題としては、息子がウクライナや中国において現地企業と繋がりがあり、その関係から外交・安保に影響が出るかどうかというところです。当然本人はそんなことはないと主張しますが、トランプ陣営はウクライナはともかく中国に対して甘い対応をするはず、と攻撃します。

    こういった非難の妥当性はともかく、非難される余地がある人が民主党の候補として選ばれたところが、反トランプグループの悩ましい問題ですね。サンダースやオカシオコルテスといった候補者が出てくるよりは、保守党中道よりの有権者を取れるのは間違いないのですが。

    トランプ続投なら2期目もこれまでの4年と同じく、失言・混乱・側近解任の繰り返しで終わると思いますが、ではバイデン大統領が実現したらどうなるでしょうか?

    アメリカ大統領は本来は内政にはほぼ関与しません。外交・戦争といった対外的な対処が中心的な役目であり、内政は各州と連邦議会に任せるのが本来のアメリカ政治ですが、南北戦争や世界恐慌といった、国内の大問題には当然関わってきます。今年に入ってからのコロナ禍とBLM運動が大きくアメリカを揺り動かしていますが、これらについては常識的な手を打ってくるでしょう。副大統領候補にハリスを選んだのもその一つです。

    バイデンであれば、外交安保などはオバマ政権時代の踏襲となるはずです。年齢や健康問題を考えると2期目は考えづらく、それを思うとここで新しい方針を打ち出すのは難しいと思います。

    問題は日本にとってそれがどのような影響があるかです。多分、リベラルな人に取ってみればトランプ大統領はにっくき相手だと思いますが、安倍政権が集団的自衛権の限定的な運用を持ち出して安保関連法案を通したのは、まさにアメリカはオバマ政権時代であり、アメリカ軍との協働を想定しています。100%でなくても何パーセントかはアメリカ政府や軍の意向も入っていたと思います。オバマ・バイデン路線が日本の安保にとって、リベラルな人が考える方向に向いているとは限りません。

    トランプ政権は明らかに世界的な米軍展開を減らしていこうと模索していますが、バイデン大統領になればおそらく、トランプ以前の展開に戻るでしょう。ヨーロッパ・中東・アジアへの米軍のプレゼンスをトランプ時代よりも強めるはずです。それによって平和がもたらされるとは言い切れないでしょう。

    民主党の副大統領候補になった、カラマ・ハリス上院議員の安保政策がどのようなものか知りませんが、バイデンに何かあったときには昇格して大統領になる人です。4年後のことを考えるとハリス候補の思想も日本にとっては重要になってくるのは間違いありません。

  • 藤井棋聖から二冠・八段へ

    将棋の藤井聡太七段が棋聖戦に勝って史上最年少タイトル奪取した瞬間も、王位戦で勝って史上最年少二冠になった瞬間も、その日が仕事が休みだったためにAbemaTVでリアルタイムで見ることが出来ました。仕事をしている人間としては結構幸運だったと思います。ちなみに王位戦は第3局も見ていて、終盤は楽しめました。

    子どもの頃、ほんの少しの時期だけ、将棋が好きで毎日新聞の夕刊の将棋問題に往復ハガキで応募していた頃がありましたが、今では全く指さず、将棋自体も見ることもなかったのですが、AbemaTVで手軽に見ることが出来るようになったのと、この藤井フィーバーでまた興味が出てきました。

    藤井二冠の凄さというのは色んな人が言及していますし素人がわざわざ言うことも無いと思いますが、一番訳が分からないのが彼の脳裏には将棋盤が無いという話です。脳内に将棋盤を思い浮かべてその中で駒を動かして膨大な手を読んでいく、というのが将棋指しだと思っていたのですが、将棋盤を思い浮かべないというのがどうやって考えているのだろうと不思議に思います。

    そろばん・暗算が達者な人は、計算する際に脳裏にそろばんのイメージがあってその中で珠を弾いて計算していきます。そろばん文化圏では無い他の国ではまた暗算のイメージは異なるのだと思いますが、ラマヌジャンとかノイマンみたいなとんでもない数学界の天才が瞬時に複雑な計算の結果を出せるようなものなんでしょうか。

    もちろん、全員生身の人間ですから、突然天から答えが降ってくるわけではなく、事前に頭の中に入っている膨大な材料を適切に選んで超高速かつ多経路での思考が行われているものだと個人的には勝手に解釈していますが、脳のどの部分が活発に動いているのか研究してくれたら面白そうです。もしかしたら、他の棋士と違う部分が動いているかも知れませんね。

    今回の対局では、途中で何度も藤井棋聖が記録係の棋譜を確認していましたが、その辺りにも答えのヒントがありそうな気もします。

    だいたい、同僚たるトップ棋士の皆さんでも分からないとか言っている時点で、やっぱり訳が分かりません。延長線上にあるすごい存在ではなく、離れたところにあるそんざいなのでしょうか。

    とにかく凡人には全く分かりませんが、藤井二冠というスターの誕生時点で、AbemaTVという手軽に見られるサービスが存在していたのは個人的にはありがたいことです。

  • 誰が独裁者の首に鈴を付けるのか

    ヨーロッパ最後の独裁者と言われるベラルーシのルカシェンコ大統領が、ある意味予想通り、ある意味分かりきった選挙結果によって6選となりました。

    選挙前も選挙中も反対勢力への干渉、弾圧をしていたのですから当然でしょうけれど、ヨーロッパ各国含め批判が集まっています。

    独裁者は自らの権力基盤を固めて独裁者たることを維持し続けます。民主国家と異なるのは、権力の入れ替わりが無いことです。当たり前と言えば当たり前ですが、独裁者は権力を握っているから独裁者であり、失ったらただの人です。むしろ、独裁中に弾圧したことで、ただの人になった後に間違いなく糾弾されます。刑務所に入るくらいならまだマシでしょう。まず間違いなく独裁者は、私的制裁を受けかねないレベルで民衆に恨まれているはずです。

    だからこそ、老齢になっても、何十年経っても、国際社会から非難されても、国民が反発していても、権力、特に軍隊と警察を利用して独裁を続けます。

    では、生命やある程度の財産を認める代わりに、権力を手放してもらうという交換条件での取引は成立するでしょうか?

    権力を握っている人間がそんな取引をするわけない、と思いそうですが、かつてフィリピンのマルコス大統領・イメルダ夫人は、大統領選挙における不正選挙に怒った民衆が立ち上がり、フィリピンを事実上追放され、その後はハワイで余生を過ごしました。

    まあ、その例にしてもアメリカの圧力によるものでしたし、そもそもアメリカの軍事的影響力が強いフィリピンだったからとも言えますが、独裁者がムキになってさらに民衆を弾圧せざるを得ない状況に追い込むよりは、双方がある程度の譲歩をして、いわば司法取引のような形で、独裁者は生命と財産を確保して外国に移住し、元の国では民主化が行われる、という解決策はあり得ないのでしょうか?

    独裁者は個人単独で権力を行使できるわけではなく、かならず取り巻きがいます。その独裁者の家族・一族、経済的な同盟者、出身の民族・部族・組織に対して利益供与する代わりに、独裁権力への支持と、反対者への弾圧をしてもらうわけですが、一番重要な関係者は軍です。独裁者はほぼ間違いなく軍隊を握っています。その軍事力あるいは警察力を独裁権力維持のために使用します。

    となると、独裁者一人を生かして外国に逃亡させても、残った取り巻き連中にとって民衆との敵対関係は残ったままです。特に軍隊は独裁者に加担して弾圧していた過去を糾弾されると逃れようがありません。

    ということは、独裁権力の問題は独裁者が軍隊を掌握しているから問題なのであって、その二者間にくさびを打ち込んで関係を破綻させれば自ずと崩壊するはずです。先のマルコス大統領の例ではアメリカ軍がマルコスからそっぽを向いたことが権力崩壊の一番の要因でした。

    軍が独裁者から離反させるには、独裁者を支持していると軍が損をする、と思わせるしかありません。大国の政府なり情報機関なりが暗躍して、今度は取引をその軍幹部に持っていくしかないですが、単なる損得だけの問題ではないでしょうね。韓国やミャンマーのような軍事政権から民主化への移行は稀でしょうし、それらの国でも多くの悲劇は生まれています。

    独裁者が権力喪失後の保護と引き換えに穏やかに権力を移譲するというのは、思考実験というよりも妄想に近いかも知れません。ただ諸外国や民衆が民主化を訴えるだけでは何も変わらないし、個人や組織が独裁権力を振るう国家が、国際社会において存在感を持ったり他国に影響力を与えたりするのは、民主国家やそこに住まう人間としては害悪でしかありません。

    かつてであればアメリカ軍が圧倒的な軍事力でドーン!とやっちゃって終わり、ということもあり得ましたが、ゲリラ戦・非対称戦が対米戦術として浸透している今では効果がある方が少ないでしょう。軍事力ではなく、また単なる綺麗事だけではないやり方で、独裁者を排除する仕組みが何とか出来ないものでしょうか。

  • 2020年8月19日J1リーグ第11節ガンバ大阪対浦和レッズDAZN観戦の感想

    先週土曜日の試合が、対戦相手のサガン鳥栖にコロナウイルス感染とクラスターが発生したことで中止になったことと、その前の消化試合となったルヴァンカップが若手中心になったため、ほとんどの選手にとってはほぼ10日ぶりの試合となりました。その間にJ3でのU23の試合もありましたが、5-5という大激戦でしたね。

    そこでも得点した唐山はどうかな?と思っていましたがメンバー入りならず。

    まあ宇佐美・アデミウソン・渡邉千真・パトリックと揃っているのはFWとしては高い壁ですね。

    また、CBはヨングォン不在ですが高尾が戻ってきました。中盤では井手口がもはや欠かせませんが、怪我や疲労が怖いところですが、しばらく休めたのはとりあえずは良かったかも。

    さてキックオフ。レッズのアウェイユニってこんな感じでしたっけ?

    前半4分にいきなり大ピンチを迎えますが、至近距離からの武藤のシュートを昌子が見事にブロックしました。

    同時に別画面で見ていた川崎−セレッソ戦がいきなりセレッソが先制していて驚きましたが、川崎には止まって欲しいけれどセレッソにも勝って欲しくないというジレンマ。

    7分には高い位置でのボール奪取からつないで井手口のヘッド。井手口のヘディングシュートってあまり見ないですね。

    11分には小野瀬の突破から圧倒的数的有利な状況から宇佐美のシュートは枠に当たりましたが非常に惜しいシーンでした。あれは決めて欲しかった。

    16分にも宇佐美がこぼれ球を拾って打ちましたが西川に防がれます。

    ガンバのこのメンバー・フォーメーションは、プレス、ボール奪取、後ろからのつなぎ、前への運び、フィニッシュまで結構バランス良く出来ているように思えます。浦和との組合せによるのかも知れませんが。

    いいシーンを作りつつ決められないまま時間が過ぎていきましたが、その間に別画面の川崎が直接FKを決めて同点。あっちは動いていますねえ。

    良い流れだからといって勝てるわけではない、ということはまさにその直後に関根に決められて思い知らされました。

    センターサークル付近でボール奪われてからでしたが、奪われ方やその後の守備がダメだったかなあ。ミドルレンジの速い縦パスを入れられたところでかなり厳しい局面に陥って、そのまま押し切られて決められた感じでした。

    支配率では6割弱ありましたが、それがそのまま得点差に反映できないところが川崎との差になっているかも知れません。

    34分にはPKから2失点目。前半のうちにかなり厳しい状況に陥ります。ボールを奪い返した高尾が軽率なパスミスから招いた形ですが、良い流れから悪い結果を生んでしまうとなると打つ手が無くなってきます。

    38分にはゴール前にこぼれた決定機も決められず。こういう時は流れ関係無しで得点できてしまうようなパトリックを入れるか、遠藤を入れて流れをもっと良くして得点を狙うかどちらかしか無いのではないかと。

    そして別画面で見てる川崎−セレッソ戦でもPK発生。家長が決めてあっさり前半で逆転ですか。すごいですね。

    結局0−2のまま前半終了。失点までは悪くなかったのにこのゴール差は厳しいですね。

    宮本監督は後半開始から、千真に代えてアデミウソン、小野に代えて遠藤という策を打ちました。もっと流れを良くする方を選んだのだと思いますが、こういう時は相手の一本のカウンターが怖い。それが起きる前に得点し続けないといけません。

    50分には遠藤→アデミウソン→矢島とつないでシュートまでいきました。これは続けていけばいい。後はフィニッシュの精度です。

    と思ったら川崎が3点目取ってました。がっつりオフサイドだと思うのですがVARが無い今季はどうしようもないですね。

    そして56分には昌子から遠藤への横パスがズレて奪われ、武藤に決められて0−3です。もうどうしようもない状況になってきました。去年秋に惨敗した大阪ダービー並みの絶望感が迫ってきました。

    結局3失点ともはっきり言ってガンバのミスによるものであり、防ごうと思えば防げたはずのものです。低い位置からつなぐところでこんなにミスをすればそりゃこんな結果になるわな、と言いたくもなります。

    その直後、59分に宇佐美のコーナーキックを井手口がダイレクトボレー! 1−3に追い上げます。今節のベストゴール候補なのは間違いないでしょうね。決めた後の顔を見てると気合いと気迫を感じます。

    62分に小野瀬から倉田に交代し、さらに攻勢を強める意図を感じます。こうなると3失点目が惜しい・・・。

    68分にはカウンターから杉本にやばいシュートを打たれましたが、こういうシーンがあるのは覚悟の上です。2点差ある以上はリスクをかけないとしょうがない。

    さらにここで宇佐美→パトリック、藤春→福田と交代します。後者の交代は前節も同じですね。藤春も絶対的なレギュラーでは無くなってきた感があります。4−4−2ならともかく、3−5−2の左なら中盤の選手でもいいわけで、去年ブレイクしたときの福田を思い出します。

    73分には遠藤が浮き球、パトリックが落としてアデミウソンがシュートと交代選手の絡みでフィニッシュまで行けました。

    川崎セレッソが気が付いたら4−2になって、すぐに5−2になっていました。今の川崎は得点出来ない場面は考えなくていいですね。まるで西野ガンバを見ているかのようです。あれよりも高度に組織化されているように見えます。

    さてガンバは79分に遠藤の縦の浮き球パスにパトリックに惜しくも合わず。ゴールまでのパターンは見えてきました。後10分ちょっとで少なくとも2点取れるかどうか。

    82分には三浦のロングパスを受けた福田が右に切れ込んでシュート。

    ロングボールが増えてきましたが、パワープレーをするならやはり渡邉千真も残しておきたい。となると先発が宇佐美とアデミウソンにせざるを得ません。倉田を入れて宇佐美ワントップというかゼロトップ気味でも面白いと思うのですが。

    89分には時間稼ぎの杉本と早く始めたい東口が揉めて双方に警告。かつて、苦しい戦況の時に相手のブラジル人FWを挑発して何人も退場に追い込んだ中澤聡太を思い出しました。

    0−3から1点取り返した後は良かったですが、そこで2点目を取れないとやっぱり相手はやりやすいですね。時間を使えばいいだけですから。

    結局このまま試合終了。

    うーん、始め良く見えただけにやりきれない感が強いですね。フィニッシュの甘さはあると思います。先発FWがきっちり得点したのがリーグ戦だと結構前のはず。

    去年前半、トップが苦しんでいるときにU23で得点を量産した食野を上げてもブレイクしたように、いっそのこと唐山も考えてもいいんじゃないでしょうか。PA内での精度ならトップでも遜色ないはずです。17歳に頼るのか、という思いもありますが、取るべき時に取れないことでミスが出て失点して負ける、というのは何とかしないといけないですし、先発FWがもうちょっと得点してほしい。

    もちろん、守備の甘さ、つなぎのミスを減らすことも真っ先に考えなくてはいけないですけど。

    FWの組合せ・数や福田の使い方とか、あるいは4バックとか、先発時点でもいろいろと考える必要が出てきたと思いますが、次の試合は日曜です。さてどうなるか。

  • お米を作って配るベーシックインカム

    人が生きていくには衣食住が必要ですが、それ以外にも情報が必要だと以前noteに書いたことがあります。

    https://hrsgmb.com/n/na7190d4103e7

    当然ながら全てお金で解決出来るものですが、そのお金を稼げない人、持っていない人は生活保護などのセーフティネットによってお金を受け取り、衣食住やその他の費用に充てることになります。

    コロナ禍の中、世界的に限定的な生活保護、フードスタンプなどのセーフティネットではなく、国民一律に給付するベーシックインカムの導入が必要だという議論も起きています。

    ベーシックインカムが必要かどうか、実現可能かどうかという問題は人によって様々な意見があって容易に決まらないでしょうし、恒久的かつ包括的なベーシックインカムをどこかの国が導入するのはまだまだ先の話でしょう。産油国の一部ではそれに近いものがありますが、資源価格にも左右されますから収入面では不安定な悩みもあります。

    さて、衣食住に困っている人にとって一番緊急性が高いのは食事・食料です。人間は毎日食べなければ生きていけません。極限状況では1日くらい食べなくても生きてはいけますが、2日に1日食事無しという生活はまず無理でしょう。

    その一方で、戦後の日本では急速に第一次産業、特に農業が後継者不足や米離れから衰退してきました。その最たる象徴が減反政策です。

    米の余剰が出始めた昭和中頃から、米の価格調整のために逆ザヤになる価格で政府が農家から買い取り、国民に販売していました。その赤字費用を抑え、生産量をコントロールするために減反政策が導入されて、商品作物への転換やあるいは耕作放棄によって休耕田や耕作放棄地が増える結果となってしまいました。

    ライフスタイルの変化や後継者不足はもはやどうしようもない問題ではありますが、その一方で食べるものに事欠く人が存在しているのも事実です。いっそのこと生活保護費用を抑えて、逆ザヤで米を買い取って生活困窮者に政府が配った方が、水田の荒廃も防げたのではないかと思ってしまいます。

    現代社会では米嫌いの人もいるでしょうからさすがに妄想に過ぎませんが、米さえあればすぐに飢え死にすることもありません。とにかく水を入れて炊けば済みます。おいしさはともかく。標準米とかパールライス並の味になるでしょうけれど。そう言えば、今の若い人は標準米とか自主流通米とか知らないですよね。私が子どもの頃までは米は米屋でしか売ってなかったですが、今ではスーパーで買う人の方が多いんじゃないでしょうか。

    これこそ、いっそのこと全国民に一定量の米を配る、もしくはそういうチケットを配っちゃえば・・・お米券そのものですね。

    富山県 ひとり親家庭に「お米券」、約5,100世帯に配布
    https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2020/05/2020-0527-1520-16.html

    実際にやっている自治体もありますし、それほど荒唐無稽な話でも無い気もしてきました。ベーシックインカムならぬ、ベーシックライスですね。日本語に直すと基礎的なお米、あるいは標準米・・・と書くとアラフォー以上は誤解してしまいますね。

  • カイゼン目安箱よりも。

    先日、8月14日にnoteの記事内にソースコードの形で投稿者のIPアドレスが残っていたという大問題が出てきました。IT系メディアだけではなく、一般メディアにも取り上げられましたので、noteサービスにとっては大打撃でしょう。具体的な金銭レベルでの損害よりも、noteのブランド価値を毀損してしまった方が大きいかも知れません。

    noteが好きな人、気に入っている人は今回の問題があっても利用し続けるでしょう。私もその一人です。しかし、noteのライトユーザー・これから使うかも知れない潜在的なユーザーにとっては頭の中にネガティブなイメージが残ってしまった可能性があります。

    先日も書きましたが、

    https://hrsgmb.com/n/n38a062ca177a

    noteを利用する時は実名(あるいは芸名)で、その他ウェブサービスを使うときは匿名で使っているような人が、IPアドレスやその他の利用状況で類推できてしまいかねない、ということが一番大きな問題でした。ここ1,2年は大企業・著名人・芸能人とnoteのコラボが増えていましたので、今回の件で相手側が及び腰になるかも知れません。まあ、私のような個人ユーザーには直接関係ないことですが、それによってnote自体の収益が悪化して、サービスの質・量が低下されるとやっぱり困ります。

    さて、今後のnoteがどうなっていくのか、中の人はここ数日必死の対応をされていることとは思いますが中にいない人から見た方が分かることもあります。今回の件を機に、noteサービスの現状の悪いところや不満点をユーザーから大々的に募集してはどうでしょうか?

    https://help.note.com/hc/ja/requests/new?ticket_form_id=360000081181%E6%97%A2%E3%81%AB%E4%B8%8A%E8%A8%98%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%B3%E7%9B%AE%E5%AE%89%E7%AE%B1%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8C%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%AE%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%BB%E3%81%A9%E6%B0%97%E6%A5%BD%E3%81%AB%E3%81%AF%E5%87%BA%E6%9D%A5%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%84%8F%E8%A6%8B%E3%81%AF%E3%82%82%E3%81%A1%E3%82%8D%E3%82%93%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%81%E3%81%BE%E3%81%95%E3%81%AB%E7%9B%AE%E5%AE%89%E7%AE%B1%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A5%BD%E5%BE%AA%E7%92%B0%E3%81%8C%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%91%E3%82%8C%E3%81%A9%E3%80%81%E4%BB%A3%E6%A1%88%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%8B%E6%94%B9%E5%96%84%E7%82%B9%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%80%81%E6%98%8E%E7%A2%BA%E3%81%AA%E4%B8%8D%E5%85%B7%E5%90%88%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%8B%E3%82%82%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%97%E3%80%81%E3%82%8F%E3%81%96%E3%82%8F%E3%81%96%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%91%E3%81%A6%E6%8C%87%E6%91%98%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%82%82%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82

    既に上記のカイゼン目安箱はありますが、この入力ってそれほど気楽には出来ません。こうしてほしいという意見はもちろん建設的なものであり、まさに目安箱として好循環が生まれるのでしょうけれど、代案というか改善点を見つけるのはそれなりにハードルがあります。また、明確な不具合なのかどうかも分からないこともあるでしょうし、わざわざ時間を書けて指摘しなくてもいいやと思っている人もいるでしょう。

    そうではなくて、現状の問題点・疑問点・悪い部分についての指摘だけを受け付けて、さらに通常のnoteや掲示板のように、他の人も閲覧できるような形式にして、他人の指摘に乗っかって指摘できるようにすれば、より多くの不満が集まっている問題点に気がつけるかも知れません。

    もちろん、意見に対して人的リソースを振ったらそれだけ経費がかかりますから、そんな気楽にポンポン意見されても困るのでしょうけれど、今回の問題を受けてピンチをチャンスに変えるくらいであってほしいものです。

    とりあえず、個人的には今回の問題の謝罪のメールが16日の午前中に届いたのはどうかなあとは思いました。noteのユーザーって、常にノートを開いていたり、noteのTweetを見ているとは限らないんですし。

  • 人間対人間、人間対コンピュータ、コンピュータ対コンピュータの遊び

    コンピュータ、ソフトウェア、AIが発達してくるとチェス、囲碁、将棋で人間が勝てなくなる(既にチェスは負けましたが)と言われています。ハードウェアもソフトウェアも向上していけば、時期はともかくいずれは必ずそうなるのは間違いないでしょう。

    それは間違いないのでしょうけれど、それでその競技がなくなるかというとそんなわけもありません。そもそも人間同士が戦うから、その様子を人間が見て楽しい、というのが本来の魅力のはずです。

    AIに限らず、機械が進歩したことで人間同士争うことがなくなるわけでもありません。例えばピッチングマシーンが野球のボールを時速180kmで投げるから、人間が160kmで投げても意味がない、という野球関係者・ファンなど一人も居ません。機械は、ボールが耐えうる限り200kmでも300kmでも速い球を投げることが出来ますが、プロ野球のマウンドに立つわけではありません。あくまで人間同士の戦いです。練習で200kmのボールを打つ練習をすることで打者の技術は向上するでしょうけれど、それはこれまでと変わりません。

    囲碁将棋だってAIが強くなっても同じことです。対局は人間同士で、練習ではAIに鍛えられる、という流れに変わるだけでしょう。

    eスポーツも同様でしょう。それこそゲームなんてAIにさせれば、他の競技以上に適性があるでしょうし、人間対AIではかなわない時代があっという間に来るでしょうけれど、そのことによってeスポーツを面白くないと思うわけではありません。

    人間同士の戦いを人間が見ることでエンターテインメントとして成立するわけです。もちろん、異種格闘技戦みたいな人間対AI、人間対ロボットというものもあり得ますが、多分今後もスポーツにしろボードゲームにしろeスポーツにしろ、人間対人間での競技が続くはずです。

    それでは、人間が人間対人間の戦いを見て楽しめる、ということであれば、コンピュータがコンピュータ対コンピュータの戦いを見て楽しむ、ということもあり得るのでしょうか?

    そもそもAIが楽しい、面白いという感情を持つかどうかという問題がありますが、自分が何かをして楽しむということは、例えば動物でもイルカや犬は遊びを行うと言われています。自分がする分には遊びというものを楽しむのは人間だけではないでしょうけれど、他者が遊んでいるのを自分が見て楽しむ、という行動は人間特有のものでしょうか?

    AI対AIの試合・遊びを他のAIが見て楽しむことにそもそも人間として意味があるのかという大問題がありますが、それをさらに人間が見ることもあるのでしょうか。機械内だけで行われていたら全く見ることは出来ませんが、なにかモニタリング出来るようにしておけば可能ですかね。

    本当にそもそもの問題として、AIがそこまで発展するのかどうか分かりませんが。

  • noteの今回のやらかしについての感想

    もう既に色んな人が書いているので出遅れ気味ではありますが。

    このnoteサービスを使っている人の多くに関わる問題なんだと思いますが、昨日、こんなことが発覚していました。

    https://note.jp/n/n3e6451c9b147

    https://note.jp/n/naf3775e93a58

    「note」投稿者のIPアドレスが確認できる不具合発生、他サイトの投稿と紐付けようとするネットユーザーも現れ騒動に
    https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1270884.html

    リンク先に書いてあるとおり、IPアドレスのみによって本人は特定できません。

    IPアドレスをバーンと表示して、振り込め詐欺を行う詐欺サイトやサービスがあります。そこで表示されるIPアドレスは本人を特定できるものではありません。そういったところでは、本人を特定できるので支払わなかったら高額の賠償金を請求するだの、周囲に連絡するなど脅し文句が書いてありますが、全て嘘です。

    でも、その人のIPアドレスと、別のウェブサービスでの利用状況などをの情報を元に、このユーザーはこの人、という確度の高い推測はある程度は可能です。ただ、あくまで推測なので、本人と断定してアレコレやっちゃうと、いろいろ問題も起こり得ます。

    今回のnoteのやらかしは、こういったサービスを提供する業者としてはかなりヤバいレベルのやらかしだと思います。これによって起きる問題に対してどれだけ誠実に対処していくかが、note株式会社やnoteサービスの今後にも影響しかねません。

    私自身は1年半以上、投稿をし続けているそれなりのヘビーなユーザーですので、今回の問題は非常に残念ですし、今後このようなこと(全く同じことなど起きないと思いますが)が無いようにしてほしいと思います。

    まあ、無名かつペンネームで書いている私には被害というのもまず起こりえませんが、結構な著名人が最近は利用されているので、その人のIPアドレスと5ちゃんねるでの書き込みとかが結びつけられて、虚実ないまぜの噂が飛び交ってしまったら、その人自身にとってもダメージがあるでしょうし、note自体とその有名人との関係にも亀裂が入り、場合によってはあれやこれや大変な事態になってしまうかも知れません。それによってnoteのサービスが使いづらくなったり、有料サービスを使わないと使い物にならなくなったりならないようにあってほしいものです。

    仕事やお堅い利用方法で使うデバイス・ネット回線と、完全プライベート・ちょっといかがわしい利用方法で使うデバイス・ネット回線を完全に分けて使用していれば、今回のようなことが起きても大丈夫なんでしょうけれど、そこまでやる人なんてそうそういるわけも無く。

    というかそこまでネットリテラシーが高い人なら、今回の問題も回避できるような使い方をしていたり、そもそもnoteのこの問題にももっと早く気付いていたかも知れませんね。

    私自身も、自分が書いているnoteのソースコードなんか見たことなかったですし。

    ちなみに、この件で怒り狂ったユーザーが、note上でnote株式会社やサービスへの罵詈雑言・誹謗中傷を行った場合どうなるんでしょうね。どこら辺までnoteは許容するんでしょうか。明確な悪口や犯罪行為はもちろん削除されてもしょうがないですが、まっとうな批判、だけど強烈に鋭かった場合、そのnoteは存在を認めるのでしょうか?

  • 「100年続く」というのは凄い? 凄くない?

    「100年続いている」と聞くとどう思うでしょうか? 長いなあ、凄いなあと思うでしょうか?

    これは「何が」100年続いているかによって印象は相当変わると思います。

    企業だったら結構凄く感じるでしょう。そもそも日本で株式会社制度が出来たのが明治時代ですからそこから続いているとしたらかなりのものでしょう。3年でほとんど潰れる飲食店だとかなり珍しいと思います。もちろん、三井や住友みたいに江戸時代から続いていて途中で株式会社化するケースもありますが。京都みたいな古い町だと、100年続く店・会社というのはそんなに珍しくないですから、日本国内でも地域によって差はあるでしょうね。

    一方で、お寺や神社ですと100年続いている、と言われてもそうなんだくらいとしか思わないというか、むしろ短いと思いかねません。というか建立から100年未満の神社仏閣って今の日本ではむしろそんなに無い気もしますがどうなんでしょうか。

    学校だと創立100年となると明治時代の旧制学校制度によるものですから、やはり少ないでしょう。同じ名前の場合はほとんど無いのではないでしょうか。

    国家だとどうでしょう。日本という国は国境線の違いを考慮しなければ、奈良時代か大和朝廷かあるいは卑弥呼の時代くらいまではさかのぼってもいいのでしょうか。近代国家として政府・国民・領土が存在して国際社会から承認されている状況を考えても100年以上は続いています。しかし世界的に見ると200近い国と地域がある中で、100年前からずっと独立している国はわずかです。

    ちなみに、ウィキペディアの1920年の項目で見てみると、

    1月 国際連盟成立
    2月 日立製作所設立、箱根駅伝開始
    3月 後のスズキ自動車設立
    5月 日本初のメーデー開催
    10月 日本初の国勢調査実施

    と言ったことが書かれていました。日本では大正時代で、この前の年の方がいろいろ歴史的な事件は多かったようです。

    1919年には
    ナチス結党、パリ講和会議、三・一独立運動、コミンテルン創立、ファシスト党結成、関東軍設置、五・四運動、ヴェルサイユ条約、ワイマール共和国設立、といった歴史の教科書に載るような出来事がありました。あと、カルピスもこの年に販売が始まったそうです。

    また1921年には
    ソ連で新経済政策(NEP)施行、原敬暗殺、ワシントン会議、などありました。大塚製薬設立や日本サッカー協会創立もこの年だったそうです。あと、魯迅の阿Q正伝、ウィトゲンシュタインの論理哲学論考もこの年に出たそうです。

    一口に100年というと遠いようで近いようで様々ですね。人だったら間違いなく長寿として祝われるのですが。