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  • 2023年7月8日J1リーグ第20節ガンバ大阪対京都サンガ現地観戦の感想

    前節の横浜FC戦は残念ながらスコアレスドローで連勝が止まったガンバですが、今日はホームに京都を迎えました。

    倉田、佐藤が怪我な上に連勝の立役者でもある福岡が出場停止となりましたが、代わりにギョンウォンと福田が先発に復帰です。

    前半は細かくつながずロングボールを蹴ることを意識しているガンバが優勢を迎えます。6分にはネタラヴィ、悠樹とつないで最後はアラーノがシュートを放つも惜しくも左に外れました。

    京都は20分過ぎから得意の守備からのカウンターを武器に攻めるシーンが増えました。特に前の対戦でもゴールを奪った豊川がかなり危険な存在で、彼の意図するプレーを周りの選手が忠実にサポートしていたらガンバにとっては厳しい展開になっていたはずです。

    逆に言うと、ある意味浮いていたというか、豊川と同レベルで攻撃出来る選手がいないようにも見えました。

    さて、前半はスコアレスで終了。後半も同じメンバーで開始。

    後半の早い段階で、ファンアラーノが見るからにスタミナ切れになりましたが、ポヤトス監督が早めに手を打ち、食野と交代させ、福田と左右をスイッチします。

    その後、悠樹・食野とつないで最後はジェバリのシュートは相手GKがセーブ。非常に惜しいシーンでした。

    しかしその直後に、三度、山本悠樹が右サイドから入れたクロスに、ジェバリが頭で触れず流れたところを大外から福田が頭で叩き込んでついに先制に成功します。

    京都はパトリックを投入し、パワープレー交じりで強引に攻めてきます。ガンバはゴール直後にネタラヴィとジェバリを下げて宇佐美と鈴木武蔵を送り込みました。

    正直、0-0でどうしても得点するためという交代なら分かるのですが、長いVARの後に交代したということは単純にフレッシュな選手を入れたかったということなのか。ちょっと分かりづらい意図にも見えました。

    久し振りの先発もあってかギョンウォンが89分に持たずに下がり、江川と石毛も入ってひたすら守ります。アディショナルタイムでは最前線で宇佐美と食野が相手ボールを追いかけ、最終ラインにダワンと武蔵が入って跳ね返し要員になっているのはかなりカオスな状況でしたが、無事逃げ切りに成功して勝利しました。

    マンオブザマッチは福田湧矢でしょう。ゴールも素晴らしいですし、開始から交代するまで、インテンシティとダイナミズムに溢れたプレーでチームに貢献し続けました。ゴールの数分前には、中盤でダワンが頭ですらしたボールに反応できず、ダワンに怒られていましたが、帳消ししてお釣りがでる殊勲の決勝ゴールは見事なものです。

    インタビュー中の福田湧矢

    これで13位に上昇。下位3チームがそろって勝ち点30まで行くとは思えませんので、あと少しで残留ライン到達は間違いないでしょう。そこまでいったら、リーグ戦ではポヤトス監督の好きなように実験して来季に備えてくれても文句はありません。ルヴァンカップはガチにやってほしいですけれど。

  • 何か起きる前に対策すべきストーカーと仮想敵国

    先日もストーカーによる殺人事件がありました。この「先日」の中において1件だけとは限らないのが、もはや従来の対策では対処しきれないほどの状況に陥っていることが明らかである証拠でもあります。

    「事件が起きないと動かない」とされる警察には、もっと早い対処をしてほしいものですが、現行法の解釈の変更で良いのか、足りないなら現行法の改正を進めるべきか、ということになると、警察(イコール行政)ではなくて国会や裁判所での新しい動きが必要となります。

    こういった事件が起きる度に、「事件が起きる前の対応」を強く求めるのは多くの人に共通ですが、これが国家レベルの安全保障問題になってくると俄然変わってきて、相手(北朝鮮とか中国とかロシアとか)が日本に攻めてくることなどあり得ない、日本が相手に対抗して軍事力を強化してはいけない、という理屈に変わる人がいます。

    公然とミサイル発射による威嚇を繰り返し、または頻繁に国境侵犯を仕掛けてくる仮想敵国が存在することはスルーしてなすがままにするのは良くて、潜在的な事件の可能性についてはれっきとした対処を求めるのは矛盾してないでしょうか? 何より、国際社会には強制力を持つ警察も裁判所も存在しません。自力で自国を守る意思があれば助けてくれる国がいる、ということは、昨今のウクライナを見ていれば分かるはずです。

    国家レベルの問題と個人レベルの問題をゴッチャにするな、と言われそうですが、前述の国家安全保障について日本の対応を非難する人のカテゴリーは、日本政府の莫大な債務の危険性について個人レベルの家計における借金に置き換えて「分かりやすく」非難している人のカテゴリーと、結構重なっているように思えます。

    経済問題は個人と国家を相似的に考察する一方で、潜在的危険性については個人と国家を混ぜて考えてはいけないと断じるリベラルのダブルスタンダードは、一般大衆の感覚からは相当にズレています。第二次安倍内閣から何度でも国政選挙で批判勢力たる野党が負け続けている理由でもあるでしょう。

    アカンもんはアカン、ヤバいものはヤバいというのは当たり前の話で、問題提起のやり方を変えないと、多分来年以降の国政選挙でも与野党の割合は変わらないでしょうね。

  • PayPayとYahoo!BBの比較に思う決済方法

    PayPayの手数料が高いから利用を止める飲食店について、ちょっとニュースになっていました。

    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/29/news143.html

    店と客の間に入って勝手に金を掠め取っていくようなイメージを、このお店の人は感じたのかも知れません。

    ただ、個人的には「汗をかかない」云々というのは、偏見というか解釈の違いというか、ちょっと違うかなとは思います。クレジットカード会社とやっていることは変わりませんし、パーセンテージも大差ありません。

    とは言え、そうお店側に思わせてしまったのはPayPay側の営業にも問題があるんじゃないかと勝手に想像してしまいます。

    コード決済業者が乱立した数年前、PayPayは当面手数料無料ということを売りにして、これまで電子マネーなども導入していなかった飲食店・小売店に対して、大規模な営業をかけていました。

    永久に無料にするわけもなく、ある程度シェアを取れたら有料化するのは目に見えていましたが、有料化した後にその手数料を嫌って止める店舗もたくさんありました。

    なんというか、ここまでの流れが2000年代初頭にYahoo!がYahoo!BB普及のために、駅前や繁華街で大量にモデムを無料でばらまいた時に酷似しています。あの時も、急激に契約者数を増やしすぎたために赤字になり、それでいてユーザー側もなかなかつながらずに不満を覚える人も多かったのですが、資金力がある大企業が新規事業で他社を追い出そうとする場合は同じような経緯をたどるものなのでしょうか。

    今回のPayPayは店舗側の話なので、社会問題化するほどの騒ぎにはならないでしょう。ただ、別のPayPayの話題としては、他社クレジットカードからのチャージを不可にするという方針が、批判を浴びて撤回するというリリースもほぼ同時期にありました。

    これも結局はPayPay事業の赤字を減らす方策の一環なのでしょうけれど、撤回できるということは、他社クレジットカードからのチャージをされても利益がわずかにはあるんでしょうね。

    ともかく、あっという間にレッドオーシャン化してしまったQRコード決済業界はどこか儲かっているのでしょうか? PayPayですら駄目ならどこも駄目のような気がします。

    Yahoo!BBの例にならうなら、ADSLが結局、光回線とモバイル回線に置き換わってしまったように、QRコード決済もそれ自体が残るのではなくて、別の決済手段(電子マネー、デジタル通貨など)に置き換わって生き残っていくでしょうね。

  • モバイルバッテリーをそのまま捨ててはいけない

    独立行政法人製品評価技術基盤機構から、リチウムイオンバッテリーの不用意な廃棄により火災が発生する問題について、こんなリリースが出ています。

    https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2023fy/prs230629.html

    以前から、普通の家庭ゴミに混ぜてリチウムイオンバッテリーを捨ててしまうことで、回収したゴミ収集車やゴミ処理施設で破砕した時に爆発火災が起きて大変なことになる、ということはチラホラ見聞きしていましたが、本格的に社会全体として取り組む問題になってきました。

    ある程度、こういったITガジェットやハードウェア、あるいは化学に知識がある人は、リチウムイオンバッテリーの危険性は十分に認識していますが、当然ですがそんな知識がない人もたくさんいます。というより、知識がない人の方が大多数でしょう。

    個人的には、何も考えずにリチウムイオンバッテリーをそのまま捨ててしまうのは、いわゆるアルカリやマンガンの乾電池と同じ感覚を持っているのかなと思っています。

    もちろん、乾電池だって何も処理せずに捨てていいわけではなくて、端子部分にセロテープを貼って絶縁して捨てるということになっています。

    じゃあリチウムイオンはどうするの、ということになり、よく分からないのでそのまま捨ててしまう、という行動を取る人がそれなりにいるのでしょう。だからこそ火事になっているのです。

    あと、その製品が充電式でも、リチウムイオンなのかニッケル水素なのかニッカドなのかもよく分からない人もいるでしょう。

    ちなみに、どうやって処分すれば良いかについては、パナソニックのホームページに分かりやすくまとめられていました。

    https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/18219/

    リチウムイオン電池は非常に危険な物質であり、発火したら消すのは困難で、有毒物質も発生します。危険性を詳細に記憶した上でしか使ってはいけないとはいいませんが、安易に傷つけたり交換したり破壊したりしてはいけない、ということだけは覚えておくべきでしょう。

    そもそも論でいうと、そんなに危険な物質をなんで使うのか、ということになってしまうのですが、危険性を許容してでもあまりに便利なので使っているとしか言えません。

    そう言えばつい先日、リチウムイオンバッテリー開発によりノーベル化学賞を受賞した、グッドイナフ博士が亡くなりました。ノーベル賞を受賞するほど、現代社会におけるゲームチェンジャーのような重大な成果であるリチウムイオンバッテリーは、今のIT社会では排除など出来ようもありません。

    安全安心な固体電池が開発されて一般化するまでは、この危険で便利なバッテリーとは付き合い続けるしかないので、重々注意するしかないですね。

  • なんでもかんでも投票で決めれば良いとは思わない

    ナイジェリア代表監督の進退を、ファン投票で決めるそうです。

    https://www.afpbb.com/articles/-/3469729

    なかなかにファンキーな話ですが、個人的には酷いものだと思っています。

    サッカー協会が呼んで就任させた代表監督を、成績が悪いから更迭する、ということは良くある話です。日本でも最近ではハリルホジッチ監督が2018年ロシアワールドカップ直前に解任されました。

    自分たちが決めた監督を成績不振を理由に解任したら、自分たちへの批判が起こります。。選ばれた人間だけではなく、選んだ人間にも責任があるのですから当然の話です。

    しかし、「ファン投票で否定されたから解任した」という建前があれば、責任はある程度回避されます。それが目的なのか分かりませんけれど、少なくとも選んだ人間が責任を取らないための投票だと思われても仕方ないでしょう。

    実際、成績が良くないことは事実だそうですから、ファンの不満が溜まっているのもあるのでしょう。ただ、それならそれで解任すれば良いだけのことで、ファン投票をする理由にはなりません。

    投票した結果を突き付けて、
    「ファンに嫌われているのだから違約金は安くて当然だよね」
    とか
    「自分から退任してくれ(違約金無しで)」
    という方向に話を持っていきたいのかも知れません。

    サッカー連盟が選んだ監督を守らないというのは、成績が悪いからといって受けるべき仕打ちとは言えないでしょう。

    投票で解任を決めるのであれば、次の監督を選ぶのも投票させろとファンが言いかねないと思うのですけれど、次期監督の選任は結局これまで通りにするのであれば、責任を取らず権限だけ欲しい、というようなもので、卑怯者のそしりは免れ得ません。

    さすがに日本で同様のことは起きないとは思いたいですが・・・、成績が悪くなったら似たような事を主張するファンはいるでしょうね。

  • 行政書士試験に関する意見公募手続き開始

    私は令和4年度(2022年)の行政書士試験に幸いにも合格しましたが、その後に色々調べていて思ったことをnoteに書いたことがあります。

    https://hrsgmb.com/n/n61d3f204d34b

    社労士試験では社会保険労務士法が試験問題に出ていますし、宅建士試験でも同様ですね。同じ士業でもその士業としての関連法律が問題に出る場合と出ない場合があるようです。ただ、行政書士は業際問題がある以上は、やっぱり何が出来て何は出来ないということは、行政書士として必要な資質であるはずです。

    それを上記のnoteに書いたのですが、

    https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban05_02000297.html

    6月26日から総務省により、行政書士試験の内容に関する意見公募手続きが始まりました。そう言えば、意見公募手続きの期間が30日以上と定められていることも、行政書士試験の試験範囲でもありましたね。

    この資料によれば、行政書士の業務に関して、欠格事由・懲罰・罰則などについても改正など考えているようですので、色々問題があることは総務省側でも認識されていたのでしょう。

    実際にどのような意見が届き、どのような結論となって、どのような試験に変わるのか分かりませんけれど、これまでの一般知識問題は結構削られそうな雰囲気です。

    私自身は、一般知識問題14問中13問に正解して、法令問題で失敗した分をカバーした人間です。政治・経済・社会・情報・文章理解での得点が合格の助けになったので、試験の仕組みが変更される前に合格できて幸運でした。

    ただ、法律知識バッチリの人が、一般知識問題の足きりに引っかかって落ちちゃうのは可哀想でもあるので、改正後はそういう悲劇も少なくなりそうです。

  • 21世紀の牛首馬肉を地で行く中国金融業界

    https://jp.reuters.com/article/analysis-china-bankers-idJPKBN2Y504T

    中国では贅沢を見せつけるSNS投稿をしてはいけない雰囲気とのニュースがありました。

    これを見てパッと思い出したのが、「羊頭狗肉」の故事成語の元にもなった「牛首馬肉」の故事です。

    「牛首馬肉」については、私が好きなエピソードなためにnoteでも2回、取り上げています。

    https://hrsgmb.com/n/n88b2494d8d08

    https://hrsgmb.com/n/nf60bc97b15b1

    古代中国春秋時代、斉の国に晏嬰という名宰相がいました。その彼が子どもの頃に、当時の君主が世間の女性に流行していた男装を禁止したのに一向に民衆が従わないということがありました。悩んだ君主が側に使えていた晏嬰に意見を求めたところ、
    「民衆には禁令を出す一方で、君公のご妻妾には同様の男装をさせているから禁令を民衆は真剣に捉えません。高い牛の首を店先に掲げて中では安い馬肉を売っているようなものです。後宮にも禁止させれば民も従うでしょう」
    という痛烈な皮肉のこもった諫言を行いました。そしてその通りにするとあっという間に男装の流行は収まったという逸話です。

    今回は、本家本元である中国でのニュースですので敏感に反応せざるを得ませんが、派手な生活をするな、目立つことをするな、という禁止令を上から言われても、言われた下っ端(といっても15億人の国民全体から見ればハイクラスですが)にしてみたら、お偉いさん方が贅沢に暮らしているのを見たら、やってられないでしょうし、守る気にもなれないでしょう。

    「上に政策あれば下に対策あり」
    も中国のことわざです。お上がアレコレ規制したところで、民衆はなんとかしてやり方を見つけるという意味ですが、今回の金融業界における倹約令も同じ、どうせ大した効果は発揮しないでしょう。

    この21世紀においても牛首馬肉の実例が出てきそうなのは、さすが本場だと言わざるを得ませんが、中南海にいる国家中枢の御仁たちは、贅沢せずに暮らしているのでしょうか?

    共産主義時代はぶっちゃけ全員貧乏だったものの、改革開放後は両極端になりました。だからこそ、習近平が締め付けを強化して「共同富裕」の理念を掲げているのですが、実現不可能性としては共産主義思想と大差ないような・・・。

  • 2023年7月1日J1リーグ第19節横浜FC対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    リーグ4連勝で迎えた本日は横浜FCとのアウェイゲームです。ホームでは攻めに攻めるも引き分けに終わり、勝ち点を取りこぼした格好でしたが今日はしっかり勝っておきたいところです。

    横浜FCはエース小川航基が欧州移籍により離れることが決まっていますが、そもそもコンディション不良のために試合に出られないそうですね。

    ガンバは代表明けのネタラヴィ、出場停止明けのジェバリが戻ってきました。倉田・佐藤が怪我のため不在ですが、石毛・三浦が同ポジションに入ります。

    前半開始後の序盤は穏やかな立ち上がりでしたが、どちらかというよ横浜FCの方が良い形を作れています。積極的に前掛かりになってプレスしてこないので、横浜の裏に単純なボールを入れることも難しく、ブロックを作って守る守備に手こずったのは前半戦での対戦でも同じでした。

    しかし今のガンバはセットプレーでも打開できます。15分のCKではデザインされたセットプレーからジェバリのシュートが惜しくもブローダーセンに弾かれました。

    とは言え、ずっと0-0だと一発でやられたら終わりですので、早めに先制して欲しいという気持ちは変わりません。

    むしろ29分、左サイドを突破されてあわやというシーンも作られました。

    ボール支配率は五分五分ですが、やりたいことが出来ているのは横浜で、ガンバは本当にセットプレーしかチャンスがありません。

    コンディション十分の小川航基がいたらやられていたんじゃないかという内容です。

    左ウイングにいる石毛が、倉田ほど黒川の使い方に成熟していないというところもありますが、右の半田も防がれていて、中央もジェバリに入るところにケアをされているため、攻撃の組み立てがなかなか出来ません。

    いっそのことアバウトなボールを縦に放り込んだり、遠目からロングシュートを狙うとかしても良いと思うのですが、ポヤトス監督の指示もあるのか、そういう打開策は採らないのですよね。

    結局スコアレスで前半終了。ガンバにとっては失点せずに終えることが出来て良かったと思える45分でした。

    両チームとも交代無しで後半開始。

    開始直後もCKからチャンスは作れました。今日はこういう日なのかも知れません。

    53分には横浜の猛攻からマルセロヒアンのシュートはポスト。

    その後も苦しめられ続けましたが、61分に左右の揺さぶりからダワンのクロスにジェバリが頭で合わせるも外れてしまいました。

    そこで石毛から福田に交代。ポジションは同じでしょう。

    66分には半田のミドルシュートがありましたがサイドネット。

    裏にも出すようになったので、前半よりは後半の方がマシですが、ジェバリのボールを受ける動きが中断前ほどのパフォーマンスではないのが気掛かりです。

    ダワン・ネタラヴィ・山本悠樹のトリオは確固たるものですが、ダワン以外も得点を取るようになるとさらにFWのマークも外れやすくなって、結果としてFWのゴールも増えると思うのですが。

    そう思っていたらダワンが脇腹を痛め、その間のFKから横浜の波状攻撃を東口とクロスバーがなんとか防ぎました。

    そして77分、ネタラヴィに代えて宇佐美をピッチに入れました。今日のネタラヴィはあまり良くないというか、いつも通りの安定感はちょっと欠けたかも知れません。それ以上に宇佐美を入れてでも得点を狙うということでしょう。それは直後にファーストタッチでミドルを打った宇佐美に現れています。

    86分、今度は足を痛めたダワンに代わってクォン・ギョンウォンが入りました。ギョンウォンがどこに入るのかが謎ですが、3バックのようです。

    得点出来ないままジリジリと時間が過ぎていくとどうしても焦ります。

    90分には左を崩して黒川のクロスにアラーノが合わせるもジャストミートせず。

    アディショナルタイムにはピンチが続いてヒヤヒヤするもなんとかしのぎ切ります。今日の試合の展開であれば、武蔵を入れて無理矢理攻めるよりも、DFを増やして勝ち点1でも已むなしという意図は分かります。

    98分、ギョンウォンがクリアした後で横浜のロングスローの準備中に試合終了。時間的には確かに過ぎていたのですが、横浜の選手は納得いかないでしょうね。

    ともかく0-0での試合終了となり、勝ち点1を分け合いました。

    この試合、取りこぼしたと言えるのは横浜FCの方でしょう。ガンバはチャンスはあれど内容的に言えば引き分けに持ち込んだという試合でした。

    ガンバにとっては連勝を逃したことが残念ではあるものの、そもそも課題が多く残った試合でした。ここでもう一度やり直しで、上手く行かないときにどうやって局面を打開するかということを次の試合に見せてほしいです。

    次は7月8日(土)にホームで京都サンガを迎えます。前回対戦の雪辱のためには勝つしかありません。

  • 破天荒な創業者から見たら誰でも物足りない

    ニデック(日本電産)のトップの後継ぎ探しは相変わらずまだまだ掛かりそうです。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF2048R0Q3A620C2000000/

    先日、永守会長が後継者について発言していましたが、10年以上かけてもまだ決められていません。正確には、これと思った後継者候補を呼んで就任させても、結局永守氏が我慢できず追い出してしまうような結果に終わっています。

    これに関しては、永守氏に後継者を見る目が無いというよりも、彼の眼鏡にかなう能力を持つ人材なら、そもそも他でもっと良いポジションの仕事をしていると考えた方が良さそうです。後継者になっても永守氏が生きているうちは雇われ社長に過ぎません。だったらニデックのトップになれるほどの能力を活かして、自分の自由に出来るポジションでやっていた方が良いと考えるのも無理もないでしょう。

    UNIQLOの柳井氏、SoftBankの孫氏も全く同じ悩みを持っていますが、そもそも後継者の選び方自体間違っているような気がします。

    自身が一から立ち上げて、世界的な大企業にまで成長させた創業者から見て、自分と同じような考えと能力を持っている人など、そうそう右から左に融通出来るはずもありません。前述のように、そんな人なら同じように起業しようと考えます。

    同じペースで企業を成長させ続ける人材でないと駄目だとこだわる限りは、多分死ぬまで見つからないでしょう。

    「創業は易く守成は難し」
    と昔から言われています。創業者の方が楽だとは言いませんが、創業者に必要な資質と二代目以降に必要な資質は異なります。もちろん、そんなことはお三方とも理解はしているでしょうけれど、守成の二代目候補の言動には我慢できないのでしょうね。

    ニデックもUNIQLOもSoftBankも、ずっとこんな感じで二代目候補を入れては出してを繰り返していくと思われます。

  • ガンバ大阪絡みの差別的投稿と、スウェーデンにおけるコーラン焼却デモ

    先日、ガンバ大阪関連のTweetにおける差別的な書き込みがあったとのことで、クラブとしての公式のリリースが出されました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/15236/c/0/year/2023/month/06/

    こんなことをクラブに出させるようなことを書く人間はそもそもサポーターではないので、草の根を分けてでも探し出し、ケツの毛まで引っこ抜かれて地獄に落ちてほしいものです。

    そうは言っても実際の具体的な対応としては、SNS運営業者、プロバイダ、警察と協力して、見つけた上で告訴して裁判にかけて、有罪判決が出てやっと制裁が加えられることになります。

    被害者側、クラブ、各企業及び国家権力の多くのリソースを本当に馬鹿げた下らない愚か者のために割かないといけないことが情けないし残念です。

    もし、こんな馬鹿げた投稿に関して、厳罰に処するための調査にクラブの大事な予算が使われるくらいなら、クラウドファンディングで募ってもらっても良いです。そうなれば、私は協力するつもりです。

    表現の自由は確かに日本国憲法でも、そして多くの国の多くの憲法や法律で認められていますが、無制限の自由などは存在しません。他の憲法・法律に抵触しない限度における自由に過ぎません。

    基本的人権を尊重しない表現の自由は制限されるのです。

    そう言えば別のニュースで、NATO加盟がトルコの反対により遅れているスウェーデンにおいて、ストックホルムのモスク前でコーランを燃やすデモが行われました。

    https://www.cnn.co.jp/world/35205887.html

    極右、差別主義者が政府の反対を押し切って強行した、ということならまだしも、このデモは政府当局によって正式に認められたことは、トルコによるスウェーデンのNATO加盟に関してさらに悪影響を与えることは間違いありません。

    ヨーロッパの大半の国では、ナチスドイツを賛美するような言動は表現の自由とは当然認められず、厳しく処罰されるので、無制限の表現の自由があるわけではないことは確かなのですが、モスク前でコーランを焼くことは表現の自由の範疇に入る、というスウェーデン政府の見解は、なかなかに理解しがたい面があります。

    極東の日本人がどう思おうと勝手なのでしょうけれど、ロシアによる軍事的脅威が増す中で、国家安保よりも異教徒排斥を選択する極右主義者というのは、国家のためにはならない存在だと思うのですけれど、こういう点もスウェーデンは寛容なのですね。

    そもそも、スウェーデンのNATO加盟にトルコが反対した理由は、スウェーデン国内のクルド人移民がトルコ周辺におけるテロ活動に関わっている、という理屈からでした。その点から考えると、イスラム教徒でもあるクルド人移民を追い出したい極右勢力はトルコ政府と協調してもおかしくないはずです。

    しかし、現実はトルコ人の宗教でもあるイスラム教そのものを根本から否定して、スウェーデンの文化も安全保障も否定するデモを選択したのは、大いなる矛盾と言えるでしょう。

    差別的投稿をする人も、コーランを焼く人も、多分そこまで考えていません。ユダヤ人差別は処罰されるのに、イスラム教徒差別は政府のお墨付きが出てしまうのは、スウェーデンにも社会的政治的矛盾が存在する証しですね。

  • コロナ後の日本は冷たいスープを冷ますか、熱いスープを飲み干すか?

    「羮に懲りて膾を吹く」
    という慣用句は、軽率な行為で痛い目に遭った後、逆に無駄に用心しすぎてしまうことをいう言葉ですが、コロナ禍で七転八倒したこの3年間を過ごした日本社会、及び世界は、次の脅威に対してどのように対処していくでしょうか。

    新型コロナウイルスの脅威が正確にはまだ100%去ったわけではないですが、五類移行により季節性インフルエンザと同等の扱いをされることになりました。

    街中でもマスクをしていない割合は日に日に増えていますし、私自身、外出時にマスクを外す場面はかなり増えました。というかマスクをする場面の方が限られています。

    コロナ禍前の日常を取り戻したのは間違いありません。先日Jリーグが発表した2022シーズンの先行発表においても、各クラブの収入がコロナ前の状況に回復していることが言及されています。

    コロナのことはまだ医療機関にとっては大変な相手でしょうけれど、一般人にとってはインフルエンザ並となりました。

    この3年間、日本含め多くの国・社会において、混乱と激論と軋轢を生みました。そこで食い違った人々は多分今後もニッコリ笑顔で仲直りなんてことにはならないでしょう。あまりにも感情的な中傷合戦になりすぎてしまいました。

    数々の対策と尽力と制約によってコロナ禍を克服したはずですが、もっと緩い自主規制・緩い政策・緩いワクチン方針でも良かったのではなかったか、という検証は起こり得るでしょう。そのこと自体は否定しませんが、問題は未曾有の事態にぴったり過不足無く対応することの困難さを無視して批判してしまうと、次の脅威に対抗するときに大きな失敗を招きかねません。

    もし、将来また感染症や何らかの人類の脅威に対して、
    「新型コロナウイルスの時は過剰な反応をして社会に悪影響が出たのだから、今回はそうならないように規制などを極力無しにしよう」
    ということになると、逆に被害が広がり悲惨な事態を招くことだってあるでしょう。

    羮に懲りて膾を吹く、というよりも、膾に懲りて羹を一気飲みするようなことにならないことを祈ります。

    もちろん一番良いのは、新しい脅威に対して国家・政府・社会が余分も不足もない100%ピッタリの対策・規制をすることですけれど、まあそんなことは出来るわけないのですから。

  • 公的資金注入が珍しくない21世紀の銀行業

    私の今のメインバンクというか、主に使用している銀行は新生銀行改め、SBI新生銀行なのですが、

    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-24/RWOO4YT0AFB401?s=09

    こちらの記事にある通りなら上場廃止し、SBIと政府のみが株式となって、最終的には公的資金の返済が始まるのでしょう。20世紀末の金融危機時に注入された公的資金に関しては、大手銀で唯一残っていたSBI新生銀行が返済すれば、ようやく20世紀の不景気の終わりを迎えることになります。

    その一方で、2008年のリーマンショック時にも公的資金による銀行救済は行われましたし、先般の新型コロナの際にも特例の公的資金貸出はありました。結局は借りては返済してまた借りてという繰り返しになるのは、銀行が貸し出す一般企業だけではなく、銀行自体も同じなのでしょう。

    100%純粋に資本主義と自由主義の論理だけに則り、政府及び政府系機関によって民間企業の救済が一切ない社会というのは、21世紀においてはまあ無理でしょう。

    とは言え、全ての経営難の民間企業が国家・政府・公的機関による救済を受ける訳でもありませんし、受けたからといって永久にそのままの状態が続くわけでもありません。りそな銀行だって2兆円の公的資金注入後、事業計画を抜本的にやり直し、外部からの社長も呼んで、返済に成功しました。

    今回のSBI新生銀行にしても、元々は日本長期信用銀行であり、金融危機で破綻した後に他行との合併救済を模索するものの成立せず、結果として国有化となりました。その後、アメリカのファンドに売られて新生銀行になりましたが、なんやかんや色々とあった挙げ句にSBIホールディングスが敵対的買収によって取得したという経緯になっています。

    多分、将来的にはSBIグループの銀行部門の中心になるんでしょう。民間の銀行が民間に戻るのは当然ですが、これで安定してくれると良いのですけれどね。破綻されてサービスが悪化したり身売りされたら、ユーザーとしては不便ですから。