ガンバ大阪絡みの差別的投稿と、スウェーデンにおけるコーラン焼却デモ

先日、ガンバ大阪関連のTweetにおける差別的な書き込みがあったとのことで、クラブとしての公式のリリースが出されました。

https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/15236/c/0/year/2023/month/06/

こんなことをクラブに出させるようなことを書く人間はそもそもサポーターではないので、草の根を分けてでも探し出し、ケツの毛まで引っこ抜かれて地獄に落ちてほしいものです。

そうは言っても実際の具体的な対応としては、SNS運営業者、プロバイダ、警察と協力して、見つけた上で告訴して裁判にかけて、有罪判決が出てやっと制裁が加えられることになります。

被害者側、クラブ、各企業及び国家権力の多くのリソースを本当に馬鹿げた下らない愚か者のために割かないといけないことが情けないし残念です。

もし、こんな馬鹿げた投稿に関して、厳罰に処するための調査にクラブの大事な予算が使われるくらいなら、クラウドファンディングで募ってもらっても良いです。そうなれば、私は協力するつもりです。

表現の自由は確かに日本国憲法でも、そして多くの国の多くの憲法や法律で認められていますが、無制限の自由などは存在しません。他の憲法・法律に抵触しない限度における自由に過ぎません。

基本的人権を尊重しない表現の自由は制限されるのです。

そう言えば別のニュースで、NATO加盟がトルコの反対により遅れているスウェーデンにおいて、ストックホルムのモスク前でコーランを燃やすデモが行われました。

https://www.cnn.co.jp/world/35205887.html

極右、差別主義者が政府の反対を押し切って強行した、ということならまだしも、このデモは政府当局によって正式に認められたことは、トルコによるスウェーデンのNATO加盟に関してさらに悪影響を与えることは間違いありません。

ヨーロッパの大半の国では、ナチスドイツを賛美するような言動は表現の自由とは当然認められず、厳しく処罰されるので、無制限の表現の自由があるわけではないことは確かなのですが、モスク前でコーランを焼くことは表現の自由の範疇に入る、というスウェーデン政府の見解は、なかなかに理解しがたい面があります。

極東の日本人がどう思おうと勝手なのでしょうけれど、ロシアによる軍事的脅威が増す中で、国家安保よりも異教徒排斥を選択する極右主義者というのは、国家のためにはならない存在だと思うのですけれど、こういう点もスウェーデンは寛容なのですね。

そもそも、スウェーデンのNATO加盟にトルコが反対した理由は、スウェーデン国内のクルド人移民がトルコ周辺におけるテロ活動に関わっている、という理屈からでした。その点から考えると、イスラム教徒でもあるクルド人移民を追い出したい極右勢力はトルコ政府と協調してもおかしくないはずです。

しかし、現実はトルコ人の宗教でもあるイスラム教そのものを根本から否定して、スウェーデンの文化も安全保障も否定するデモを選択したのは、大いなる矛盾と言えるでしょう。

差別的投稿をする人も、コーランを焼く人も、多分そこまで考えていません。ユダヤ人差別は処罰されるのに、イスラム教徒差別は政府のお墨付きが出てしまうのは、スウェーデンにも社会的政治的矛盾が存在する証しですね。

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