PayPayとYahoo!BBの比較に思う決済方法

PayPayの手数料が高いから利用を止める飲食店について、ちょっとニュースになっていました。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/29/news143.html

店と客の間に入って勝手に金を掠め取っていくようなイメージを、このお店の人は感じたのかも知れません。

ただ、個人的には「汗をかかない」云々というのは、偏見というか解釈の違いというか、ちょっと違うかなとは思います。クレジットカード会社とやっていることは変わりませんし、パーセンテージも大差ありません。

とは言え、そうお店側に思わせてしまったのはPayPay側の営業にも問題があるんじゃないかと勝手に想像してしまいます。

コード決済業者が乱立した数年前、PayPayは当面手数料無料ということを売りにして、これまで電子マネーなども導入していなかった飲食店・小売店に対して、大規模な営業をかけていました。

永久に無料にするわけもなく、ある程度シェアを取れたら有料化するのは目に見えていましたが、有料化した後にその手数料を嫌って止める店舗もたくさんありました。

なんというか、ここまでの流れが2000年代初頭にYahoo!がYahoo!BB普及のために、駅前や繁華街で大量にモデムを無料でばらまいた時に酷似しています。あの時も、急激に契約者数を増やしすぎたために赤字になり、それでいてユーザー側もなかなかつながらずに不満を覚える人も多かったのですが、資金力がある大企業が新規事業で他社を追い出そうとする場合は同じような経緯をたどるものなのでしょうか。

今回のPayPayは店舗側の話なので、社会問題化するほどの騒ぎにはならないでしょう。ただ、別のPayPayの話題としては、他社クレジットカードからのチャージを不可にするという方針が、批判を浴びて撤回するというリリースもほぼ同時期にありました。

これも結局はPayPay事業の赤字を減らす方策の一環なのでしょうけれど、撤回できるということは、他社クレジットカードからのチャージをされても利益がわずかにはあるんでしょうね。

ともかく、あっという間にレッドオーシャン化してしまったQRコード決済業界はどこか儲かっているのでしょうか? PayPayですら駄目ならどこも駄目のような気がします。

Yahoo!BBの例にならうなら、ADSLが結局、光回線とモバイル回線に置き換わってしまったように、QRコード決済もそれ自体が残るのではなくて、別の決済手段(電子マネー、デジタル通貨など)に置き換わって生き残っていくでしょうね。

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