ルヴァンカップでの大阪ダービーにおける衝撃的な大敗から一週間経ちました。大敗自体はもうそれはそれとして、残りのリーグ戦と天皇杯に立ち向かうしかありません。週末とミッドウィークに試合がある、長く続いた異例の15連戦もようやく終わりまして、久し振りに試合間隔が6日間もあってのこの仙台戦です。
東京五輪期間中に未消化の試合を済ませて中位まで上がったところで、ひとまず残留争いは大丈夫かな、と思いきや、また勝てない試合が続いたために勝ち点30の13位となり、17位の徳島とは7ポイント差で、その下のチームも勝ち点が増えてきました。
徳島・横浜FC相手に負けて勝ち点を供給したガンバがそもそも悪いのですが、また残留ラインを意識しながらのリーグ戦となります。
もうそろそろいい加減にここらあたりで爆発してほしい宇佐美が松波監督曰くキーマンだそうですので、同じく期待してみます。
前半キックオフ直後からいきなり攻められてシュートまで許しますが大きく枠の外。と思いきやすぐさま井手口がボールを奪ってパトリックのクロスを宇佐美がシュートも枠の外。お互いに良い感じなのか悪いのか分かりづらい立ち上がりとなりました。
9分にはPA内でパトリックが倒された後に小野がシュートを狙いますが惜しくも右に外れました。パトリックへのファウルによるPKでもおかしくないですが、そもそも小野が決めるべきでした。直後にも小野が抜け出してシュートを打ちますが外れ、良いようで詰め切れない展開です。意外と前線への縦パスが何度も通り、そこからチャンスを作れています。
そんな中、14分にこれまで良い動きをしていた小野が座り込んで矢島に交代。今年の怪我人は復帰してもすぐに離脱するケースが本当に多いですね。なんというか選手の問題なのかチームの問題なのか、あるいは本当に偶然が続いているだけなのか。
ガンバペースのまま飲水タイムへ。はっきり言うと前半の前半はガンバが先制のチャンスを逃したと言えます。
飲水タイム後はガンバも仙台もチャンスがある展開となり、31分には昌子のさすがのシュートブロックもありました。代表で出場しても遜色ないと思うんですけどね。
34分には中央でボールを受けた矢島がしっかり狙って放つもスウォビクのファインセーブに阻まれます。
これまでいくつもあったチャンスをガンバが逃し続けると、やっぱりというかなんというか、37分に右からのクロスを富樫に頭で合わされて失点。まあサッカーってそういうものです。
しかしやはり展開が分からないのがサッカーです。
39分に藤春のクロスが相手に当たって上がったところを矢島が頭で合わせてゴール。あっという間に同点に追いつきました。
さらにしかし、42分に右からのFKにまたもや富樫にヘディングシュートを決められて失点。もう4バックも3バックも関係無しに失点する試合が続いています。
前半は1−2の1点ビハインドで終了。多分、他サポが見たらどちらも残留争いして当然の両チームの試合に見えることでしょう。お互いに良いところではなく悪いところが出た45分でした。少なくともガンバはダービー惨敗を受けて大きく変わるかと思っていたのですが……。
さてハーフタイムの交代無しで始まった後半は、48分に小野瀬、49分に井手口のシュートもあり、仙台が受け身に回って始まりました。
攻めてはいるものの決められないシーンが続き、そうなるとやはり前半のような展開が怖くなります。
58分井手口のクロスを矢島がエリア内でトラップしたときに相手の手に当たってPKゲット。矢島がパトリックと少し取り合ったようですが、キッカーはパトリック。
イチャモンを言い続けたスウォビクが警告をもらう中、しっかりパトリックが左隅に決めて再び同点。
63分には少し傷んだ高尾に代えて柳澤をそのまま右サイドに配置。
64分には宇佐美がドリブルからのシュートもスウォビクの正面。そこでなぜかちょっと早いですが後半の飲水タイム。ここで仙台が3枚替えです。
ガンバは怪我人での交代なので戦術的な交代が難しい状況です。
69分、仙台が右サイドからのクロスを入れたところ、エリア内の藤春の左手にガッツリ当たってしまい、即PKかと思いきや、なぜかVARに非常に時間がかかりました。主審のオンフィールドレビューを経て、そのクロスの前にオフサイドがあったという判定になって、ガンバとしては命拾いをしました。ハンド自体は間違いないけれど、それ以前もちゃんとチェックがあったので本当に助かりました。藤春の腕の出し方が酷かったのですが、本当に助かりました。
77分には柳澤からパトリック、矢島とつないで最後に藤春がシュートも変な足の使い方になってしまい倒れたところで、山本とシウバが倉田と藤春に代わりました。
そして79分、押し気味の展開からのカウンターを食らって止めきれずに仙台に3点目を決められてしまいました。
87分には仙台のCKからあわや4点目というシュートがポストに助けられたシーンがある一方で、ガンバは何も出来なくなっていきます。
95分、パワープレーのこぼれ球を拾った井手口のシュートは枠を外れ、そのまま試合終了。先手を取れないまま結局敗れ去った、残留争い6ポイントマッチになりました。
チャンスを生かせず、幸運を生かせず、前の試合の反省を生かせず、負け続ける試合をするチームに未来はあるでしょうか?
ファンも選手も、そして多分、監督コーチ陣も焦っていると思いますが、クラブの中の人が一番焦っていないようにも思えます。
もしこのままの体制でJ1残留できたとしても、一番大きな理由は幸運だったからということになりそうです。もちろん、選手やチームスタッフの努力を認めないわけではありませんが、今のガンバは残留するに値するチームだとは私には思えません。
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