来シーズンの話をするとガンバボーイが笑う?

ガンバ大阪の来シーズンの監督に、大分の片野坂監督が有力、という一部報道がありました。

残留争いがまだ続いているこの時期に、来季監督の報道が出たことは色々思うところはあります。内部からのリークに基づくのか、ガンバ外での取材の成果なのか、あるいは完全に飛ばし記事なのか。いずれにせよ、今のガンバが思うとおりの内容・結果でないことの証しです。まあそんなことは試合見てれば誰でも分かりますが。

先日、日本代表監督に関係してこんなnoteを書きましたが、

https://hrsgmb.com/n/nf235d5575d51

今回の片野坂監督のニュースはどうなるでしょうね。実際に決まったら決まったで、個人的には歓迎なのですが、またOBかとか、外国人監督が良いとかいう声はネットで見かけます。

それも理解出来なくはないですが、もし片野坂さんが戻ってくれるならそれはそれで今のガンバにはありがたい話です。

まず、ジンクス的な話をすると、ガンバがこれまで獲得してきた9つのタイトルのうち、8つは片野坂さんがガンバでコーチをしていた時に取ったものです。

2007年 ナビスコカップ
2008年 AFCチャンピオンズリーグ、天皇杯
2009年 天皇杯
2014年 ナビスコカップ、J1リーグ、天皇杯
2015年 天皇杯

片野坂さんが関わっていないのは、2005年のJ1リーグ優勝のみです。

また、2016年から監督をしている大分トリニータでは、主力の流出が毎年のようにある中で、3バックと4バックの併用をしつつ、戦い方も変えて順調にJ3からJ1までランクアップしてきました。今シーズンはさすがに厳しくなりましたが、Jリーグの優れた監督として評価しない向きはほぼ無いでしょう。

そりゃ世界中には片野坂氏よりも優れた監督はいくらでもいるでしょうけれど、今のガンバが引っ張ってこれるかどうかという、現実的な面を考えるとかなり上出来と言えます。もちろん実現したらの話ですが。

9月28日に、こちらもガンバOBの木山さんをコーチにした時は、もしかして次期監督かと思いましたが、現時点でこんな報道が出るということは特に決まっていないのでしょう。

今の松波監督は、元々は宮本前監督の解任後に暫定的に就任して、後任候補者に断られたり少し勝ち出したりしたために結局継続になったので、長期的な視点から監督になったわけでもないということも、次期監督が取り沙汰される一因でしょう。まあ一番の原因は内容・結果が悪い試合が多いことでしょうけれど。

結局はガンバ大阪とは何でしょうか?

大阪ダービー3連戦の直後にこんなことを書きました。

“ガンバ大阪はどのようなクラブなのか。何が求められるクラブなのか。クラブ、監督、チームスタッフ、選手、サポーター全体の共通理解はあるでしょうか?”

https://hrsgmb.com/n/n0be1e817b80f

攻撃サッカーを標榜するのは、西野監督以来のクラブとしてのアイデンティティなのでしょう。それが、2012年の守備崩壊による降格によりズタズタになり、長谷川監督が守備を整えてJ1復帰即三冠を達成して、そして行き詰まった後に2018年のクルピ監督招聘で攻撃サッカーへの回帰を掲げながらも失敗し、宮本前監督が守備をまた整えて突き詰めたサッカーで2020年に2位になりました。

そして今年の春の攻撃サッカーへの転換に失敗して、混乱しつつも何とかJ1残留まであと一歩くらいになりました。変えるとしたらこのタイミングなのは分かります。長期的視点と短期的な目標のどちらもかなえるのはもちろん難しいでしょうけれど、それを求めて応援する人もいるのです。

ここまで書いて、片野坂監督が実現しなければそれはそれで非常にみっともないですが、JFAとの競争ですかね。協会も他クラブもほっておかない指導者なのは間違いないので、勝てるでしょうか?

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