2022年6月6日日本代表対ブラジル代表戦テレビ観戦の感想

なぜかこのブラジル代表戦を20時開始だと勘違いしていたため、危うく前半を見逃すところでした。

それはともかく、森保ジャパンがワールドカップ本大会に向けて選んだ対戦相手が、グループリーグでの対戦相手と異なる大陸である南米2チームであることは色々批判もありましたが、そもそもヨーロッパがUEFAネーションズリーグをやっているのでしようがありません。仮想ドイツも仮想スペインも対戦相手的には不可能です。

残る一つの対戦相手は、ニュージーランドとコスタリカのどちらかですが、それを考えるとパラグアイではなくパナマかジャマイカの方が良かった気もします。

ブラジルの対戦相手はセネガル・スイス・カメルーンですので、こちらも韓国・日本と対戦して仮想〜〜ということにはなりません。三つのサッカー協会のビジネス的な匂いがするマッチメイクではあります。

ともかく、色々な思惑によって実現したとしても、このブラジル代表との対戦は無駄とは思えません。圧倒的な個の仕掛けを持つチームをどうやって止めるか、のテストとなります。

雨の中で始まった前半は当然ながら守備の時間が多いながらも、幸運に助けられての無失点というよりは、集中を切らさずに守り切った45分というように思えます。

テストマッチといえばテストマッチですが、過去の対戦成績ではワールドカップやコンフェデレーションズカップでの対戦もありましたが、テストマッチ含めても勝てていません。

直前の韓国戦では結果的には1−5と大勝しているブラジルです。唯一のゴールがファン・ウィジョだったのはガンバサポとしては嬉しかったですが。

ともかく、後半開始から原口→鎌田にスイッチした日本は、いきなり9分にその鎌田が警告を受けました。こういうのはもったいないですね。

実際の勝敗も重要ですが、それよりも局面局面での切り抜け方のテストと考えた方が良いでしょうか。例えば前後半開始時に集中を切らさないとか、同点あるいはリードしている状態でのクローズの仕方とか、セットプレーでの守り方とか、カウンターの仕掛けやその逆の守りとか。

三笘、あるいは今季Jリーグで好調の上田を出して勝ってほしいという気持ちもある一方で、秘密兵器は秘密兵器として出し惜しみしたい気もします。そもそもそんな余裕なんてないのですけれど。

そうこうしているうちに75分、堂安が低い位置でボールを失った後に猛攻を受け、その中でPKを取られてしまいます。韓国戦でも2つのPKを獲ていたブラジルですから、やはりエリア内での体の使い方はアジアレベルとは一線を画しています。

これをネイマールが確実に決めて0−1。この経験を活かすとしたら、ドイツやスペイン相手に後半残り15分でビハインドを背負った状態のテストということになります。ここから総攻撃をかけて何とか同点に戻すミッションが始まります。

当たり前ですがチッチのブラジル代表の守備も固いですね。日本の攻撃を基準に考えても意味が無いでしょうけれど。2018年のワールドカップでは日本と激戦を演じたベルギー相手に準々決勝で負けた時よりも整っている気がします。

さて、結局は0−1で日本は敗れました。失点しないこと、また得点することの両方のミッションに失敗したわけで、また色んな角度での森保監督批判が出てくるでしょう。失点はともかく、得点する飛び道具的な手段が無いのは致命的でもあります。何が何でも残り数分でゴールに迫らなければならない、という場面は、本大会で必ず出てきます。

その時にポジショニングとかコンビネーションとか、あるいはパスワークとかではなくてとにかくゴール前にボールを入れて得点すること、という一点に絞った時、今の選手層ですと厳しいでしょう。

そう言えば、パトリックの日本への帰化に関するニュースが先日出ていましたが、

https://football-tribe.com/japan/2022/06/05/244724/

今回のような一点取るための数分のパワープレーということを考えると、ひょっとしたらひょっとするかも知れません。今日の試合でこれに関しての要望が一部から出てくるのではないでしょうか。

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