note株式会社が赤字上場するそうです。そもそも創業以来赤字続きで、資金調達時から株価が下がるダウンラウンドも相当なレベルでした。
そもそもこの経済状況が日本的にも世界的にも厳しい局面で上場することになったのは、それなりにそれなりの理由があったのでしょうけれど、さて今後はどうなるんでしょうね。
ここから急激に売上・利益が上がるとも思えません。赤字が続いても売上を上げ続けることで資金調達し続ける業界はあることにはありますが、noteのような有料ブログサービスという、IT業界では比較的古い、「枯れた」市場において、経営陣が逆転策を抱えているのであれば凄いのですが。
UberやDiDiなどのライドシェアは、普及し始めたときの投資家の期待は非常に大きかったですが、市場参入も非常にしやすい業界であったため、アメリカ内でも他国内でも競合他社が乱立し、特に政府規制の厳しい国や特殊事情があるような国では、その国発祥のライドシェア企業が市場を獲得し、Uberが先行企業としての地位を確立出来なかったという経緯があります。
noteの場合、基本無料で使えるブログサービスとしては思いっきり後発であり、しかも資本力としてはライドシェア、フードデリバリーをスケールダウンした感じです。競合他社と比べて、大きな利益を上げうる独自の強みもあまりありません。無料で書く人にとっては楽なのですけれどね。
個人的には、有料プランのnoteプレミアム(月額500円)の機能の中の「予約投稿機能」だけを、月額100円で欲しいのですが、そんな小分けにはしてくれないでしょうね。それ以外の機能に興味がないというか、インフルエンサーでもなくバズフィードをもたらす記事も書けない一般人だったら、そもそもnoteを選ぶべきではないと言われたらぐうの音も出ません。
そもそもnoteでいろいろ稼ぐ記事を書く人なら、noteを使わなくても稼げるという矛盾を内包しているビジネスモデルなんじゃないか?という疑問も沸いてきます。
noteが無理矢理単年度黒字化を目指していないのは明らかで、それでも資金を調達できるのなら、よくあるITベンチャーではあるのですが、ここに来て厳しい経済情勢の中で上場してしまって大丈夫?という気持ちはありますが、どっかに金主でもいるんですかね。そんな金があるならそもそもまるっと買収しちゃえば良いだけですけれど。
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