現代社会ではテレビ・パソコン・スマホ・タブレットを見ている時間と、見ていない時間を比べたら、見ている時間の方が長い人も多いことでしょう。仕事にしろ趣味にしろ画面を見ることはもはや当たり前になってきました。
その中でも、動画やゲームのように「絵が動く」ものもあれば、電子書籍・ウェブサイトでテキストベースのものもあります。前者を見る画面は、いわゆるグレアタイプ(画面表面が反射する、ギラギラしている)が適していて、後者ならノングレア(画面光を反射せず、ザラザラしている)ものが向いています。
スマホ・タブレットは製品としてはまず間違いなくグレアタイプです。電子ペーパーを使っている場合は別ですが。
パソコンの画面は、かつてはグレアもノングレアも入り混じっていましたが、ノートパソコンにしろデスクトップパソコン用モニターにしろ、ノングレアがほとんどになりました。
この傾向は、製品製造上の理由もあるのかも知れませんが、利用者側の理由、すなわち、スマホ・タブレットの用途・使用時間が動画やゲームに占められているという側面も影響しているでしょう。
そもそも、20年以上前はまだまだCRT(ブラウン管)のモニターがデスクトップでは主流でした。ノートパソコンやPDAはもちろん液晶でしたが、その頃の液晶では動画は非常に見づらいものでした。残像が出るSTN液晶で動画なんて暴挙でしたし。
今と昔では技術も用途も大きく様変わりしたことが、液晶(だけではなくて有機ELも)画面だけでも分かります。今、パソコン用のモニターで使用するのは、ビジネス用途・テキストベースの利用の方が多いのでしょうね。テレビになるとまた別ですが。
グレア液晶は光の反射があり、テキストを読み続けると眼が疲れますし、逆にノングレアで動画を見ると臨場感が少し損なわれます。いい加減、その両者のいいとこ取りをした、低反射で動画が滑らかでテキストもハッキリ映る画面が出てこないものかと思います。Apple Studio DisplayのNano-textureモデルはそれに近いかも知れませんが、クッソ高いしスマホサイズにはならないでしょう。第一、IPSパネルなので有機ELほどの黒はないみたいですし。
VRゴーグルならグレアでも光が外から入らなくて反射しませんので、その点は解決するでしょう。VRゴーグルを使うのはゲームと動画ばかりですが、そのうちExcelを操作したりコードを書いたりするのにもVRゴーグルを使用する時代が来るのでしょうか?
ちなみに、SFでよくある、ポップアップするホログラム画面というのは、完全に想像ですが多分、動画もテキストもすっごく見づらいと思います。
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