今後の日本人ノーベル賞受賞者は減り、「元」日本人ノーベル賞受賞者は増えるのでは?

日本は非欧米圏の中ではノーベル賞受賞者が非常に多い国です。多分1位のはずですが、今後はノーベル賞受賞者が減るのではないかと危惧されています。その理由は、大学・企業・研究施設において基礎研究への予算が削られているから、ということがよく言われます。

偉くて詳しい人がそう言っているので、多分そうなるのでしょうけれど、昨今の教育事情を見るとまた違う印象を持ってしまいます。

かつての日本教育は記憶偏重だとか偏差値重視だとかいろいろ批判されていましたが、現代では、進学校や私立校ではかなり工夫された、理系も含めた興味深い教育が行われています。

少子化である以上、日本人自体の分母が減っていきますから、その点から見たら確実に受賞者は減るでしょうけれど、分子たるノーベル賞受賞可能性がある人の数や割合というのはそんなに落ちないのではないかと勝手に思っています。

とはいえ、研究環境が予算などの理由で悪化していれば、結局はノーベル賞受賞に値する研究は行えません。人がいても無理になります。

ということで、今後は日本国外で研究して、それこそ南部陽一郎氏のように移住して国籍も変えてしまう形で、「元」日本人の研究者がノーベル賞を受賞するケースが増えていくのではないでしょうか。

英語さえ出来れば研究はどこでも出来ます。より優れた研究者がより優れた研究環境を選んで移住することは至極当然です。

そうしないためには、日本国内における研究環境を良くするしかないのですけれど、出来ますかね?

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