JリーグがまたもやDAZNとの契約を更新することになりました。
https://www.jleague.jp/news/article/24893/
上記リンク先にもありますが、最初に10年2100億円、次ぎに12年2239億円の契約を結び、今度は11年2395億円という金額での契約であり、1年あたりの単価は増減しています。
しかし、今回の新契約ではJ3の放送がDAZNから切り離されることが大きなトピックとして挙げられます。
すわ、J3切り捨てか、という人もいるでしょうけれど、野々村チェアマンの言葉を信じるなら、2024年以降のJ3は何らかの形で放送されるはずですから、切り捨てと言うよりもJ3だけを見るならDAZN契約不要ということになるのでしょう。
Jリーグ独自の配信システムを作るのか、YouTubeを使うのか、あるいは別のプラットフォームにするのかは分かりませんが、多分一番安くて途切れづらいのはYouTubeでしょうね。
昔、日本サッカー協会のホームページで、JFL昇格をかけた地域決勝の試合をテクニカル映像として配信したことがありましたが、最悪、あんな感じでもサポーターなら満足するかな。新規ファン獲得にはつながらないでしょうけど。
DAZN契約後はテレビ地上波放送と無縁に近い状態でしたが、今後のJリーグはテレビ中継にも積極的に乗り出すのでしょうね。
DAZNにしてみたら、注目度や利用者が少ない(かも知れない)J3の試合にもリソースを割かなくて済むのは間違いありません。Jリーグとの細かい契約で、地上波放送との関係を決めているのだと思いますが、その地上波放送によってJリーグファン総体を増やせば後々DAZNの利益にもなる、という目論見もあるはずです。
それ以外にも、地上波放送の放映権料をテレビ局に格安(もしかしたら無料)で渡す代わりに、放送・解説などをテレビ局持ちにする一方で、サイマル放送として同じ内容をDAZNでも流せるようにすれば、Jリーグ・テレビ局・DAZNが三者とも得をすることになります。
いっそのことJ3を無くしてチーム数を絞った方が良い、という人も相変わらずいますけれど、消されたチームのスポンサーやファンが残ったチームにそっくりそのまま移籍するわけがないのですよね。ゼロとは言いませんが、J3を消滅させてもJ1・J2クラブに配分されるパイが大きく増える訳ではありません。
選手が厳選されてレベルが高まると考える人もいるでしょうが、J1やJ2クラブからJ3への期限付き移籍をして、そこでブレイクする選手だっているわけです。J3が無ければ元のクラブで出場機会がないままくすぶって終わる可能性もあるのです。もちろん、そのためにJ3を残せ、という訳ではないのですが。
Jリーグにとってもクラブにとっても放映権料は大事な収入源です。その一方で、放映権料以外の収入を得ようと思ったら、DAZN契約をしていない人にもアピールする必要があります。今回の新契約は、そのジレンマ、アンビバレントを解消する一つのきっかけになってくれるのではないかと期待しています。
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