下位レベルの資格試験にも(多分)無駄は無い

いざ、自分が中年ど真ん中くらいになると、自分のここまでの仕事上のキャリアに全く納得がいかないというわけではないにしても、もしかしたらまた違った道があったのでは、と思わないこともありません。

だからといってここから新卒レベルの未経験職種・業界に踏み込んでみようとも思いませんし、ここ最近受験してきた資格試験なんかも、自分のキャリアを裏付けるようなものばかりです。

とはいえ、若い頃にもっと色んな道に進む可能性を考えておいても良かったかなとは思います。

自分が何が向いているか、何に適性があるか、何をしたいかということは、理想と現実で結構差があるものです。ではどうやってそれを推し量るべきか。

表面的ではあるものの、各種資格試験の一番下レベルのものを受けてみるのも良いのではないでしょうか。

その資格も、そこから上のレベルに進んでいけるものや、上位資格が見えてくるものだと、将来のキャリアプランにそのまま活かせるでしょう。

例えば、簿記3級をとにかく受けてみて、そこで簿記や財務諸表に興味を持てば、将来の仕事に公認会計士・税理士・企業の経理部門という道は容易に見えてきます。

あるいは、知的財産管理技能検定3級だったら弁理士、ビジネス実務法務検定3級だったら行政書士・司法書士が視野に入ってくるでしょう。

初級レベルの資格では、それそのものでは就職には意味が無いとか、持っていても無駄ということを言う人は多いです。しかし、その資格のみですぐに就職できるわけがない、というだけの話であって、その資格を足がかりに勉強をしていけば、そのキャリアプランで活躍していけるスキルが身につくはずです。

受験資格がある資格試験ですと、学生や新人社会人では無理な場合もありますけれど、そうでなければ数十時間程度の勉強でなんとかなる初級(3級)の資格だったら、受けてみるのは一つの手です。例え合格できなかったとしても、その勉強で学んだ知識は残りますし、適性の有る無し・好き嫌いの判断は付くはずです。

最近の大学生なら、大学の就職支援課などでこういった話もあるのでしょうか。大学が就職予備校化するのはいかがなものかと思いますが、若者に進路を考える機会を与えるのは良いことです。

若い内は将来を考えなくとも、未経験でも色々な職種・業界に就職できるため、こういったキャリアの大事さに気が付いた頃には遅い、ということもあり得ます。

新卒で入って始めた仕事で定年までいられる人は、今の時代にはかなり少ないでしょう。同じ社内でも異動があるのは普通です。

業務が変わってから勉強するも良いのですが、その前に基礎的な知識があるだけでも、多分時間的にも心理的にも余裕が出来ます。

もし自分が若い人に勧めるなら、いきなり司法試験だの公認会計士試験だのトップクラスの資格ではなくて、幅広く簡単な資格を試してみる方を勧めるでしょうね。

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