2023年6月3日J1リーグ第16節アビスパ福岡対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

新潟戦で久し振りの勝利を掴み取り、いざ連勝を狙うガンバ大阪はアウェイで福岡と対戦です。

福岡の控えには怪我から復帰の井手口がいて、彼の良さを最も知っているガンバサポとしては、ピッチに出てくるまでにリードをして有利な状況を迎えておきたいところです。

ガンバの先発メンバーは前節から石毛とダワン、三浦と黒川が代わり、半田が左SB、福岡が右SBに入り変則的なDFラインとなりました。

その前節はロングボール・カウンターをメインに据えて3-1の快勝を呼び込みました。今日もその再現となるでしょうか。

前半開始直後は穏やかな立ち上がり。お互いにリスクを取らずに攻めます。

ガンバは新潟戦よりはポゼッションよりの攻撃のように見えます。ただ、低い位置でリスクのあるパス回しをせずに、中盤より前でのパスワークであれば問題なく、決定機やそれ未満のチャンスは作れています。

しかし17分、コーナーキックを山岸の頭に合わされて失点。やはり今日も苦手なセットプレーでの失点であり、もう確実にこの守備面の問題が顕著になっています。

ポヤトス監督に修正する気が無いのか、修正してこのレベルなのか知りませんけれど、もうちょっとやりようがあるんじゃないかと思ってしまいます。

失点直後にジェバリがエリア内で倒されてあわやPKかというシーンもVARチェックでファウル無し。

しかし24分、倉田のスルーパスにジェバリが折り返し、こぼれたところをファンアラーノが冷静に流し込んで同点に追いつきました。VARでのオフサイド確認が長かったですが、ゴールが認められました。

さらに32分、今度はガンバのフリーキックを山本が蹴り、ファーのダワンが折り返して三浦が丁寧に左足で合わせてあっという間に逆転!

先発復帰の三浦のゴールも素晴らしいですが、何よりダワンのヘディングの強さには試合の度に驚かされます。タッパが無くてもヘッドが強いというのは、技術と体幹と身体のバネによるものであり、見る度に感心します。

今日のガンバは以前のポゼッション志向と新潟戦で見せた攻撃の両取りのような、低い位置では早めに前にボールを送り、前の方ではパスワークで数的有利を作って攻める、という効果的な攻撃を見せています。

前に入れた時にジェバリが収めてくれるので出来るようになった攻撃ではありますが、これならリスクはかなり減らせますし、前線での停滞も少なくなります。

盤石の状態と言えるほどではありませんが、以前の苦しんでいた時期の試合と比べると雲泥の差であり、被決定機も少なくなりました。

前半は1-2とガンバが先制されるも逆転して終了。

後半は両チーム交代無しで始まりました。

53分には倉田のシュート、次いでジェバリがシュートするも防がれました。

54分、佐藤が山岸へのスライディングで警告を受けましたが、一発退場でもおかしくないファウルでした。まだ高い位置であり、危ないファウルをせねばならない場所でもないので注意してほしいです。

61分、ついに福岡が井手口を投入。ガンバにとっては複雑な気持ちですが、小学校までいた地元でのプレーになるのですから、ジュニアユースから預かっていた井手口を地元に戻したようなものですかね。

64分、入れ替わった山岸にやばいシュートを打たれましたがギリギリ外れて助かりました。

66分、ガンバは福田と石毛をピッチに入れて、倉田とアラーノを下げます。同じポジションでの入れ替えでしょう。

後半は前半ほどメリハリのあるサッカーが出来ず、どちらかというと福岡寄りのペースになっていますが、71分のジェバリのシュートのように一瞬のチャンスで決定機を作れてはいます。

75分、山本悠樹に代えて黒川が入りました。ちょっとフォーメーションをイジるはずですが、黒川が左、半田が右で佐藤・三浦・福岡と5バック気味になり、中盤がダワン・ネタラヴィ・福田・石毛の4枚でジェバリの1トップです。

78分、福岡は田中達也を投入。特に何も言いませんが、井手口を見る時とは気持ちが違いますよね。

そのCKで山岸のヘディングを佐藤が必死のクリア。どうもCKでの守備でやはり簡単に合わされてしまう問題はずっと悩みの種です。

そして85分、ジェバリに代わって宇佐美が入りました。後半は抑えられていたジェバリですので、前線でのキープを考えると宇佐美の1トップは理にかなっています。

攻める福岡、守るガンバのせめぎ合いがヒートアップし、アディショナルタイムには入り乱れて警告が飛び交う事態にもなりましたが、スコアは動かずガンバの勝利に終わりました。

ガンバは今シーズン、リーグ戦での連勝は初めてで、湘南が引き分けに終わったので勝ち点で交わして最下位脱出となりました。

個人的に今日の試合のマンオブザマッチは三浦です。復帰戦での決勝点は見事と言わざるを得ません。

しかし、それ以上にこの2試合はポヤトス監督の勝利でもありました。彼がリスクを調整してチームの攻守に安定感を与えたのは、これからのシーズンにも大きな影響を与えるでしょう。

福岡はかつての中澤聡太やミネイロを思い出させますね。

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