国家資格試験の公平・平等性について

先週末の台風によって、沖縄県での中小企業診断士試験が中止になりました。

https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r05_shiken/R05_1ji_shiken_naha.html

それはしょうがないにしても、問題は、受験生に対して代替試験などの救済措置も全く無く、来年受験してくださいねというだけの対応をした中小企業診断協会への非難が起きました。

自分ももうすぐ社会保険労務士の試験ですので他人事とは思えません。8月に台風が来ること、それも沖縄県に来ることなど毎年のことであり、今年は特に直撃した台風が巨大だったからこその問題ではあるのですが、さすがに来年受けてねというだけの対応には疑問が残ります。

別途試験をしたとして、その他の地域の平均得点からの補正をして沖縄会場独自の算出を行っての合否決定で良いと思うのですよね。多少は他地域よりも厳しめになったとしても、来年受験よりはマシだと考える受験生がほとんどでしょう。

これが7月にあった司法試験・司法試験予備試験で同じことがあったとすれば、受験生も理論武装して相当に反発するでしょうし、メディアも結構騒ぐと思うのですが、そこまで話題になっていないのは中小企業診断士という資格がそんなに知名度が高くないためでしょうか。

今回の中小企業診断士試験の中止措置について、どういう結末になるか分かりませんが、揉めるくらいなら那覇会場は来年から無くしてしまえ、ということにならないかという心配もあります。それこそ、台風による中止の可能性がある時期での試験実施自体にも懸念があるのですけれど、他にも8月には税理士試験や社労士試験もありますから、日本でこの時期に救済措置無しの一発勝負の試験を行う必然性も考えるべきでしょう。

今の私にとっては、今回の中小企業診断士試験を受けられなかった人たちへの同情と、8月27日に台風などでの社労士試験の影響がないことを祈るだけですが、お偉いさん方にはもう少し考えてほしいものです。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA