2023年9月12日国際Aマッチ日本対トルコテレビ観戦の感想

先日のドイツ戦はお互いに予想していない展開と結果になりましたが、今日のトルコ戦は双方共に控え中心のメンバーになることが予想され、これはこれで内容も結果も予想は一層難しいものとなりました。

ガンバサポーターとしては堂安と中村敬斗が出て活躍してくれればそれで良いのですが、二人とも先発出場となりました。

今日はベルギーでのデイゲームとなり、日本時間でもプライムタイムの放送となって結構な視聴率になるのではないでしょうか。

試合は前半冒頭から、お互いに様子見というか、相手エリア内でのプレーが少ない展開から始まりましたが、12分、トルコのFWにエリア内でボールを受けられてシュートまで持っていかれました。

ちょっと攻めあぐねているかな、と思っていた15分、相手エリア外で左右に回して、最後は堂安の落としを受けた伊藤敦樹が左足でビューティフルシュートを決め、日本が先制。

ゴール前の数十秒間、トルコは日本の攻撃陣がボールを持っているときにガツガツ取りにこず、意外とビビっているというか、無理に取りに行って交わされたら不味いと、思っていたのかも知れません。

20分、自陣からのパスとドリブルでトルコ守備陣を切り裂き、最後は古橋が決定機を迎えますがシュートは枠の外。

しかし今日は飲水タイムあるんですね。クッソ暑そうな日差しです。

攻め続ける日本は28分、これまた相手エリア外中央でキープし続け、久保のシュートのこぼれ球を中村敬斗が冷静に押し込んで追加点をゲットし、これで早くも2-0です。

さらに分、毎熊がボールを奪ってそのままペナルティーエリアまで独走してグラウンダーのパスを入れると、受けた中村敬斗がフリーでシュートを決めて2得点目、チームとしては3-0となりました。

早くも親善試合特有の緊張感の無い試合展開になってきましたが、ドイツ戦同様にこの内容と得点経過はお互いに予想外でしょう。

38分、トルコが左に展開してクロスからボレーシュートしたシーンは日本にとってはヒヤッとしました。結構人数がいたのですがあっさりFWにクロスを合わしてきたのはさすがですねえ。

トルコは攻撃のシーンは少ないのですが、それでも日本にとっては危険な場面を作ってくるので警告は日本が2枚受けています。

そして前半45分、そのファウルから与えたフリーキックで、中村航輔が相手ヘディングシュートをキャッチしきれず、押し込まれて失点。3-1となりました。

しかし、この失点シーンで中村航輔が肩を痛めてまさかの交代となってしまいました。代わって入るのはシュミットダニエルで、この点での不安はありませんが中村航輔としては無念のプレーとなってしまいました。

前半は3-1と日本リードながらもGKが負傷交代するというアクシデントもあり、失点と相まってあまり満足できない45分となりました。攻撃は良いけど守備の対応はドイツ戦よりもかなり甘い印象ですが、町田・毎熊・伊藤敦樹と経験の少ない選手もいるのでしょうがないですね。

後半開始から、日本は前田、伊東、橋岡を入れて、堂安・敬斗・毎熊を下げました。伊東を入れたあたり、堂安の前半の出来には納得していないのでしょうね。

後半開始から3バックにしたのはドイツ戦も同じですが、あれは勝つための守備のテコ入れ、今回は選手と戦術のテストの意味合いが強そうです。

後半もどちらかというと日本ペースで進み、11分には相手のクリアが久保の足に当たってゴールに向かうもポストに弾かれました。

61分、日本は右サイドを崩され、クロスをクリアしきれずにトルコに決められて3-2、一点差に迫られました。

まだ守りを固めて逃げ切るような時間帯ではないので、普通に得点を狙い続けてしかるべきですが、後半の方が攻撃の質も低下してしまっています。

17分、前田のクロスに古橋が合わせるもこれまたポストに当たりゴールならず。

19分、伊藤敦樹を下げて遠藤航が入りました。中盤の守備を落ち着かせないといけません。

31分、トルコのコーナーキックからボールを拾った伊東純也がとてつもないスピードで相手エリア内にドリブルで侵入し、倒されてPK奪取。これをそのまま伊東が決めてようやく追加点を奪えました。

そして日本の最後の交代は、直前まで準備していた三笘ではなく、痛めたっぽい町田に代えて冨安でした。

時間と点差を考えると、もう一点取れたら試合は終わりますが、むしろカウンター主体にして守りを意識する状況でもあります。

その後はお互いにチャンスはあれど決まらず、4-2の日本勝利で終了。

勝ったことや4得点を考えると良かったと言いたいところですが、収穫よりは課題の方が大きかった試合かも知れません。

しかし、ドイツ戦と合わせた2試合トータルで考えると、得たものの方が大きいでしょう。世界のトップ16に恒常的に入っていることを証明する連戦となったのは間違いありません。

日本は世界トップクラスに挑みつつ、ワールドカップ予選やアジアカップではアジアから挑まれる立場を四半世紀続けています。トルシエの時はアジアカップで優勝して世界の高速道路に乗ったと思ったら翌年のフランス戦で大敗してクラッシュしました。そのことを思うと、現在地としてはかなり高い位置にいます。

後はヨーロッパのトップクラスのリーグ・クラブでスタメンとしてプレーする選手を増やしていくのが理想でしょう。その選手たちが集まって代表で最も高いパフォーマンスを出せるようにするのが代表監督の仕事であり、戦術家よりはモチベーターとしての能力の方が代表監督には求められます。

森保監督がハンジフリックを2度も叩きのめしたのは、その象徴ですね。

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