急増する移民問題を抱えるアメリカでは、ニューヨーク州を始めとするリベラルの強い地域は、人道的理由及び商業の人手不足解消のため、不法であろうと移民を大量に受け入れるべきという考えを持っています。
その一方で保守の強いテキサス州のような地域では、当然ながら不法移民は強制的に排除すべきだと考えています。そういった地域は、中南米からメキシコ経由でやってくる移民の最初の到着地であるため、なおさら移民に対して厳しい対応をする当局や知事が支持されることになるのですが、テキサス州からリベラルの強いニューヨーク州にバスで移民を移動させるという、直接的な解決方法をとっていることが、改めて問題になっているようです。
https://jp.reuters.com/world/us/PPOMBRLHQRNBHGCWRLUORKKQCE-2024-01-05/
この記事を読んだときに思い出したのが、かつて(もしかしたら今もあるかも知れませんが)、日本の一部の地方自治体で生活保護を求める人に対して、ここでは生活保護を出せないが大阪なら出る、と言って片道の高速バス料金を出して生活保護希望者を送り出していたことです。
http://www.asahi.com/special/08016/OSK201002090064.html
アメリカの移民の保護費用にしろ、大阪に来る生活保護希望者の保護費にしろ、支給する側としては送り出した側に文句を言いたくなりますし、最終的には国家で面倒を見ろ、と言いたくなるのも当然です。
まあ、ニューヨーク州の場合は国外からの移民を拒まないリベラル・ビジネス界に原因があるでしょうし、大阪の場合は市政にも問題があったのでしょうけれど、困窮する人間の面倒を誰が見るのが適当なのか、という問題は、やっぱり最終的には政府レベルでの解決しかありません。
大阪は維新が府も市も掌握して、良くも悪くも変わったとは思いますが、アメリカはどうなるでしょうね。
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