以下の話は、国家に関わる特定の某家系に関するものとしては書いていないことを最初に書いておきます。
男女差別の代表格として言われる事例として、家系の男系継承や一夫多妻制などがあります。
生物学的というか医学的に、出産自体や産後の肥立ちが悪く亡くなることは人類の歴史上長く続いていました。
また、乳児死亡率が大きく低下したのも、現代社会になってからの話です。
社会学的あるいは文化人類学的でいうと、もっと複数の理由があるのでしょうけれど、こういった妊産婦や乳児の死亡率の高さが、男系継承及び一夫多妻制が世界の多くの地域で出来上がっていた一つの理由だと思います。
一人目の出産で亡くなる可能性が今よりずっと高かった昔において、女系継承を選びづらいということでもあります。
同じように、子どもが生まれても成人する前に亡くなる確率が高かった時代には、一夫一婦制よりも一夫多妻制によって子どもの数を増やすことの方が重要でした。
ただ、この21世紀の先進国においては、女性の出産時・出差淫語の死亡率も、乳児死亡率も大幅に下がりました。もちろんゼロではありませんが、男系継承・一夫多妻制を維持し続ける社会的な問題と比較して、どちらを選ぶか、という話になってきます。
それらをクリアした現代は、男系継承と一夫多妻制の医学的・生物的な理由はありません。
あと、今どきかなり少ないと思いますが、家事は妻がするもの、という考えも現代では理由もありません。
はるか昔、狩猟によって食料を確保していた人類なら、命懸けで外で狩りをする夫の代わりに、家事を妻が全て行うのは当然でしょう。
時代が下り、国や社会の文化が生まれても、男側には外での労働の他に、兵士として徴発され戦う可能性もありました。これについてももちろん命懸けであり、長く家を離れることがある以上は、家のことを家に残る妻に任せるのは妥当なことでしょう。
もっと時代が現代に近くなって、例えば日本で言えば戦後の昭和中頃になると、戦争の恐れはなくなるものの、企業戦士として朝から晩まで仕事をします。土曜日でも半ドンと言われる、お昼の時間までは働いていましたし、日曜日にも接待だのなんだので仕事絡みで家を空けることもあります。
そういったこともなく、男(夫)が完全週休2日制で長時間労働も無い企業で働くようになれば、女(妻)に任せていた家事も割り振られるようになって当然なんじゃないですかね。
まあ、昔に比べて家事自体が家電や社会システムの進化によって楽になったということは確かでしょうけれど、だからと言って家事全てを妻に任せて、夫は週2日キチンと休んでたらそりゃ揉めますよね。
コメントを残す