先日のnoteで、使用していたPCが故障したという話を書きました。一時的に、サーバ機用に置いていたWyse5070というシンクライアント端末を、LinuxのデスクトップPCとして使用していましたが、いかんせん、CPUがCeleron J4215という、今はもちろん昔もメイン機として使用していた人はほとんどいないであろう、CPUでしたので、ちょくちょくフリーズします。
ということで、AmazonでまたもやミニPCを買ってみました。余っているDDR4 SODIMM 32GBx2を使えるものの中から、何日もかけて探し出して選んだのがこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DBLGVNXQ
goodticoというブランドのようですが、結構なレベルのマイナーさです。今では品切れみたいですが、私が購入したときには割引後で28,000円ほどでした。思わぬ出費ですが財布に優しいお値段でした。メモリ64GB積めるとはいえ、CPUのRyzen5 3550Hは2019年のモデルですので、それ相応の性能です。ぶっちゃけ、低消費電力でそこそこの性能を持つIntel N100と大差ないです。性能が大差ないのにTDPが数倍もあるのがなんとも悲しい限りですが、多分、MAX時の性能は上のはず。普段使いならN100で良いでしょうけれどね。
届いた物を早速開封。起動前にいきなり裏蓋を開いてメモリを交換します。M.2も2280のスロットにはSSDが刺さっています。もう一つの2242タイプのスロットは空いていますが、ここが私がこれを購入したポイントでした。これもまた、後述します。
さて、蓋を閉じて起動してみます。こういった、マイナーなメーカー、特に中国製ミニPCの中でもマイナーなメーカーとなりますと、Windowsのライセンスが気になります。
前にも書きましたが、Windowsのライセンスは大別するとRetail、OEM、Volumeの3種類があります。Retailは、その名の通り、一般向けに販売されるもので、インストールするためにパッケージやオンラインで購入するものです。OEMは、メーカーがWindowsを購入して、そのWindowsを搭載したPCを販売する場合に使用されるものです。そのPCと一緒に使用されることが前提になっていて、その分安い代わりに他のPCには転用出来ないのが原則です。Volumeは企業がまとめてライセンスを購入し、管理者の元でライセンス数の範囲内でインストールすることができる仕組みになっています。
正直な話、このPCもVolumeライセンスだろうなと勝手に思っていました。ですので、一応の確認をしたらさっさとLinuxをインストールしようと思っていましたが、起動して長い長いセットアップの後、コマンドプロンプトで
slmgr -dli
と入力して、出てきた画面はまさかのRetailライセンス。もしかしたら、セットアップ時にMicrosoftアカウントに接続して資格情報もコピーしたからかなとも思いましたが、もはや確認する術はありません。とりあえず、このままWindows11を使用し続けることにします。少しの間でもLinuxに慣れてしまうと、ソフトウェアのインストールや全体のアップデートをいちいちマウスをカチカチするのが面倒くさくなりますね。Linux(Debian系)なら、
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
というようなコマンドを打つだけで、あとは自動でアップデートが行われますし、ソフトウェアのインストールにしたって、
sudo apt install ソフトウェア名
というようなコマンドを打つだけで、あとは自動でインストールが行われます。CUIは慣れれば楽です。Windowsに戻ると、いちいちウェブサイトで探して.exeファイルや.msiファイルをダウンロードしてダブルクリックして起動、インストール画面でもまたポチポチクリックしてようやくインストール完了ですからね。
さて、Windows11にて環境をセットアップしてみましたが、このCPUがやはりTDPの関係か、結構ファンが五月蠅くなります。CoreTempという温度をリアルタイムに確認出来るフリーウェアを入れてみると、温度が少し上がるとファンの回転数が急に上がるようです。
そのため、CPU温度が上がり続けることもないので、それはそれで良いのですが、やっぱり五月蠅い。色々やりましたが、結果的には懐かしのコントロールパネルで電源管理の設定を低消費電力の設定にしておけば、ファンの回転数が低くなり、それだけでもだいぶ静かになります。
ちなみに、このRyzen5 3550HというCPUは当然ながらGPUも内蔵していますが、GPU専用メモリが2GBもありました。壊してしまったPCのRyzen5 5560Uの内蔵GPUは、確か専用メモリは512MBだったはず。昔の低スペックCPUの方が、内蔵のGPU専用メモリが豊富というのが謎ですが、メモリなんてなんぼあってもええですからね。もらっておきましょう。
ただ、このPCのファン音や性能に対して、自分がいつまで我慢できるか・・・。
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