不穏な一年になりませんように

戦争は、起きないと思っているタイミングで突如起きるものです。

緊張が最大限に高まっているとき、すなわち戦争が起きそうなタイミングではなく、「まだ大丈夫だろう」「もう起きないだろう」というタイミングで、開戦されるのです。第二次世界大戦時のナチスドイツのポーランド侵攻、日本による真珠湾攻撃、イラクによるクウェート侵攻、ロシアによるウクライナ侵攻などなど、緊張状態にあるが今のタイミングではまだ起きないだろうと思われるタイミングで、発生してきました。

現在、台湾を巡る安全保障上の問題は、中国軍が果たして台湾侵攻するのか、という点にあります。中国は台湾近海に海軍を展開して包囲するように演習を行っている状況であり、これがそのまま軍事侵攻に回るには準備が足りないでしょうけれど、いつでも攻め込めるぞという威嚇だけで済ますのか、果たしてそれ以上の行使になるのか。

高市発言で日中間で緊張状態が生まれたとされていますが、中国がここまで強硬に出てくる理由に、近々台湾侵攻の意図があるからという妄想を重ねると、あの過剰な反応は宜なるかなと思わざるを得ません。

アメリカが台湾に武器の売却を行うことを承認したのも、米軍が中国軍の侵攻準備の情報を掴んでいるからかも知れません。

同様に、高市首相が年始の外遊をキャンセルして日本に留まるのも、日本政府にも確度の高い台湾情勢の情報が入っているのかも知れません。

この1月4日から7日まで、韓国の李在明大統領が訪中する予定ですので、こんなタイミングで台湾危機が起きるわけがない、という「常識」こそ、中国軍から見れば狙い目でしょう。

こんな懸念が単なる思い過ごし、邪推として笑われるのであれば良いのですが・・・。

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