PK戦の神も細部に宿る。

昨晩、U23アジアカップ準々決勝、日本対ヨルダンの試合が行われました。日本はこの大会には、2年後の五輪出場の強化のためにU21のチームで挑んでいますが、グループリーグは3戦全勝無失点10得点という完璧な結果でした。

これを受けての準々決勝でしたが、ヨルダン相手に大苦戦となりました。前半に先制されるも後半に追いつき、チャンスはあれど決めきれずに結局PK戦までもつれ込みました。

我が愛するガンバ大阪からは、GKの荒木琉偉が選出され、GLでは2試合出場するも大勝のため目立つプレーもなかったのですが、それもこのヨルダン戦のためだったのでしょう。

PK戦では4本中2本を見事にセーブして、日本代表の勝利に貢献することとなりました。マンオブザマッチは荒木で間違いありません。

そしてこのPK戦はヒーロー荒木以上にネットでYouTubeやXで拡散されるプレーが出現しました。

日本の2本目、道脇が蹴ったシュートをヨルダンGKが片手で素晴らしいブロックを見せ、ガッツポーズをしていた最中に、弾いたボールが高く上がって落ちたところで強烈なバックスピンによりゴールイン。

今後の何十年も擦られ続けるであろう、サッカー面白ゴールが公式戦で爆誕しました。

GKがボールをセーブし終えてない状況でボールから目を離して吠えた挙句のゴールですから、もう弁解の余地はまるで無いのですが、思い出したのは2004年アジアカップの準々決勝ヨルダン戦です。

この試合も大苦戦でPK戦になり、PKスポットが荒れていたために日本の1人目、2人目が足を滑らせてミス。ここで宮本恒靖キャプテン(現JFA会長)が審判にアピールしてゴールのサイドを変更という前代未聞の事態に。2本差からの大逆転劇が川口能活によってその後にもたらされましたが、このPK戦でヨルダンの選手たちは、まだ最中なのにまあまあ相手を煽るようなポーズを繰り返していました。

この2004年のPK戦では、ガッツポーズによりゴールを許す失態をしたわけではありませんが、プレーよりも優先するものがあったヨルダンが最終的に敗れたのは、勝った日本側にとっても印象的でした。

22年経った2026年の、年代別とはいえまたアジアカップでのPK戦でのヨルダンとの邂逅となったわけですが、あちらでは特に教訓とはなっていなかったのかも知れませんね。

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