天皇杯決勝の開催日を固定することで年中行事化しよう

少し前の話ですが、全国高校サッカー選手権大会の決勝戦の観客数が6万人超えとなり話題になっていました。

その一方で、プロも含めた社会人チームの日本一を決める天皇杯決勝がその半分強程度しか入らなかったことも嘲笑を添えてネタにされていました。

詳しく見てみましょう。

11月の天皇杯決勝が31,414人
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2025/schedule_result/pdf/m87.pdf

1月の高校サッカー決勝が60,142人
https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2025/match_report/m47.pdf

でした。

カテゴリの違いを考えるとJリーグ情けないという話になりますが、決勝進出した2チームのファン・サポーター・関係者だけが観客になるわけではありません。

かつて、天皇杯は元日決勝がおなじみでした。両チームのサポ以外にも、東京近郊に住むサッカーファンが、明治神宮にお参りしたその足で国立競技場に来て観戦していました。晴れ着姿の観客も結構いましたよね。

しかし、元日決勝ではなくなった今、その習慣が失われてしまったため、決勝進出チームの人気の有る無しによって、動員数が変わるようになってしまいました。

https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2024/schedule_result/pdf/m87.pdf

その証拠に、同じ11月下旬の土曜日に行われた2024年の天皇杯決勝は、東京から遠いヴィッセル神戸対ガンバ大阪の関西対決だったにもかかわらず56,824人の動員でした。2025年との差は、ガンバと町田の差でもありますし、そもそも神戸がそんなに・・・ということでもあります。

ちなみに2023年は、川崎対柏の関東対決で、共にサポーターが多いクラブでもありますので62,837人と大入りでした。
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2023/schedule_result/pdf/m87.pdf

その前年の2022年は、J2の甲府が広島との大熱戦を制した決勝でしたが、地方クラブかつ片方はJ2ということもあり、37,998人と少なめでした。
https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2022/schedule_result/pdf/m87.pdf

毎年のように決勝の開催時期が異なるのは大きな問題です。サポーターが多いクラブかどうかという問題もさることながら、その両チーム以外のサッカーファンへの訴求が全く出来ていない状態です。

むしろ、11月最初の休みにほぼ固定されているルヴァンカップ決勝の方が馴染み深くなってきたくらいです。

そして、高校サッカーの決勝戦も、基本的に成人の日周辺に決勝が行われるという「習慣」は、「年中行事」化することで、出場チームに左右されない動員数をもたらしていると言えます。Jリーグクラブよりも遥かに、決勝進出高校のファン自体は少ないはずですから(多かったらプリンスリーグとかにも客がたくさん入っているはずです)。

奇しくも、元日のnoteで私が書いたように、

https://hrsgmb.com/n/na487f171ed66

天皇杯の元日決勝が復活します。この一回限りにせず、その後も10年20年と元日決勝を続けていって、毎度おなじみの年中行事にするべきでしょう。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA