投票率から見る衆院選

2月8日、クッソ寒い中で実施された衆院総選挙は、当初の予想に反して、前回を全国で3ポイントも上回る投票率となりました。

今回、投票率が以前よりも下がった地域が、雪国や悪天候になった地域で青森、秋田、山形、富山、福井、和歌山、鳥取、島根の8県と雪の影響があったのかも知れませんが、北海道、岩手県、宮城県、福島県、新潟県、石川県といった雪の多い地域では投票率が上がっていますので、気候のせいとも言い切れないですね。

投票率は長期的に低下傾向にありましたが、今回は中国との緊張状態が有権者の意識につながったのだと個人的には思います。別に根拠は無いですが、対中融和を訴える政党が大敗している以上、そう間違ってもいないと思いますけどね。

高市総理の選挙区がある奈良県(62.17%)が全国で最も投票率が高かったから、高市フィーバーの結果に過ぎないと言う意見もありますが、そもそも奈良県は投票率が高いのです。前回2024年の衆院選でも奈良県は全国第3位の投票率(58.49%)でした。今回2位の山形県(60.78%)は前回でもほぼ同じ投票率(60.81%)で1位でした。下がったうちに入らない程度の差ですね。

奈良県の上昇幅(+3.68ポイント)よりも、投票率の上昇が大きかった都道府県は以下の通りです。高市フィーバーだっただけだ!と断ずるには、これらの県で奈良県よりも上昇幅が大きかった理由も説明しないと説得力が無いですね。

投票行動の分析や研究は、大学の研究室やシンクタンクとかがこれから調べていくのでしょうけれど、高市フィーバー・中道大失敗に終わった今回の総選挙は、調べる命題は山ほどありそうですね。

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