ケーブルを知らない子ども達・・・が出てくるかも

世の中全てのケーブルがUSB-Cのケーブルに統一される未来が来るかも、という内容でnoteを書こうと思っていたのですが、なかなか書けないまま時が過ぎ、itmediaでこんな記事を見かけました。

夜明け前の“ワイヤレス給電”技術 目指すは「電気って何?」と言われる世界
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/16/news137.html

今はスマホ充電ではおなじみになったQiなどの近くに置いてあるデバイスに充電する方式が一番、一般的に普及しています。上記の記事では部屋の中に置いてあるデバイスに場所を問わず給電する技術が紹介されています。現実に売られているスマートフォンなどで利用されるようになるのはまだずっと先だと思いますが、工場や実験室などでの限定的な利用であれば実用性も高く、結構早めにそういう時代が来るのではないでしょうか。

記事の最後には

「子ども達が『電気って何?』と言うようなワイヤレス電力社会を作りたい。それも日本発で」(篠原氏)。

とありますが、まずはその前に「ケーブルって何?」という時代が先に来るはずです。既に、無接点充電可能なスマホを利用する分には、ケーブルがなくても充電出来ます。確かにケーブルを使った方が充電が速く、充電器の値段も差があります。しかし充電以外でケーブルを接続することも以前に比べると減りました。スマホで利用する各種データはネット経由でやり取りすることが非常に簡単になったため、データ転送のためにケーブルをつなぐこともめったにありません。

スマートフォン以外でも、タブレット、パソコンなどもいずれは無接点充電が主流になるでしょう。それは今のQiを拡張した規格になるのか、全く別の技術を用いるのか色々可能性はあると思いますが、
・有線充電→急速に充電する場合
・無線充電→放っておいて充電する場合
という使い分けになるでしょう。

スマホ同様、タブレットやパソコンでもデータのやり取りは無線LANで行うのが主流になりつつあります。充電以外でケーブルを接続することも無くなりつつあります。今のUSB PowerDelivery(USB-PD)は100Wまでですが、ノートパソコンのほぼ全ては100Wで充電出来ます。一部のゲーミングパソコンは出来ませんが、逆に小型のデスクトップパソコンでも100W以内に収まります。USB-PDが規格を拡張していければ、USB-Cケーブルのみでたいていの機器は充電出来るようになるでしょうし、デジタル機器以外でも充電出来るでしょう。そしてUSB-PDで充電出来そうな機器は、さらに将来的には無線で充電出来るようになるでしょう。

エアコン、冷蔵庫や電子レンジなど、高出力の電力が必要な家電製品以外は全てUSBケーブルもしくは無線で充電出来る時代が来ると思います。そしてそうなればライフスタイルによっては、
「ケーブルって何?」
「電気って何?」
と子どもに尋ねられるような家庭もあり得るでしょうね。

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