人類は19世紀から20世紀にかけて石油をエネルギー源としてフル活用出来る技術を生み出し、地球上で多くのエネルギーとして消費し始めました。また、その一方で石油などからプラスチック、アクリル、ナイロンなどの合成樹脂を作り出して、モノの原料にも活用出来るようになりました。
石油はエネルギー源にも原材料にもなる物質であるわけですが、古来その役目を果たしていたのは主に木材でした。
木材も燃料にもなり原材料にもなります。燃やせば灯りになり、水を沸かせ、生では食べられない食料を食べられるように調理できます。また木材は家の柱・壁・床になり、器・家具・乗り物にも加工できます。
繰り返すと、石油と木材はともにエネルギー源にもなりますし、物品の原材料にもなる資源です。そもそも石油は植物などの有機物がものすごい長い時間をかけて変化したものではあります(無機物由来という説もあるらしいです)。
しかし石油と木材には再生産性が高い低いで差があります。
石油はいずれ資源として枯渇します(これも諸説あります)が、木材は植林によって増やすことが可能です。
もちろん植林したからといってすぐに切り出して加工できるわけではなく、数十年はかかるのですが、石油の場合は油田が数十年で元に戻るわけがありません。この点は大きな違いです。
もちろん、エネルギー源としては石油と木材以外にもたくさんありますので木材も石油も燃やすとCO2の問題があります。可能な限りエネルギー源として使わないようにした方がいいのは確かです。
原材料としての使い道で石油と木材で分けるとして先の再生産性を持ち出すと、長く使用する物品には石油由来の合成樹脂、すぐに捨てたり燃やしたりするものであれば木材由来のものを使うようにすれば、バランスは良いはずです。
日常的に使われる品でいうと、レジ袋やペットボトル、食品トレーなどにプラスチック素材を利用するのはもったいないということです。使い終わればゴミ箱直行ですから。木材由来の紙のような素材で作った方がいいはずです。また紙ならリサイクルも合成樹脂よりはしやすいはずです。
まあ、そもそも石油がまだまだ枯渇しないかも知れませんし、プラ製品のリサイクルも進歩していますし、こんな素人があれこれ考えてもしようがないかも知れませんが・・・。
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