スカイスクレイパー、超高層ビル、高所恐怖症、宇宙エレベーターなどなど

子どもの頃、”skyscraper”「スカイスクレイパー」という言葉の意味と語源を教えてもらって印象に残った記憶があります。

超高層ビルのことを英語で ”skyscraper” と言いますが、語源は「空」”sky” を「こする」”scrape” するくらい高い建物、つまり「高い空に接するほど高い建物」を「スカイスクレイパー」というのだという話です。

どうやらこの「空にくっつくほどの高い建物」という解釈から「摩天楼」という日本語が出来たらしいです。摩天楼の「摩」は「摩擦」の「摩」と同じ意味ですね。「天」は「空」、「楼」は「高い建物」を意味します。

建物は地面に接して存在していますが、その建物を意味する言葉に「空」が出てくるのが面白いと思って記憶に残りました。

関係ないですが、「スカイスクレイパー」と聞くとアラフォーから少し上までの人はプリンセスプリンセスの「Diamonds」を思い出しませんかね。私だけでしょうか。

それはともかく、他にも建物と空の関係を思うと、昔の中国での大臣の役職として「司空」という名前のものがありました。

司空は別に建設だけをつかさどっていたわけではなく、土木工事や動員する罪人も管理していました。別に「空」=「天」を管理していた役職ではないですが、古代では宰相やそれに近い、国のトップクラスの役職でしたが、後には名誉職的になってほぼ「司空」という言葉からは離れてしまったようです。

この「司空」が城や城壁などの建設に携わっていたという記録もありますので、地平線をゆがめて空に食い込む建物を管理するのが「司空」だという考えがあったのかも知れません。

こういったことを考えていると、今の日本ではそのまま「超高層ビル」とか「〜〜タワー」と表現しているのが残念というかもったいないというか。何かありませんかね? いや、すでに摩天楼という言葉があるんですけどね。

話は変わりますが、高い建物につきものなのが高所恐怖症です。程度の差こそあれ、高い建物から外、特に真下をのぞき込むと怖さを覚えるのは恐怖症でなくても当然かとおもいます。むしろそこで恐怖を覚えない方が動物としては変かも知れません。何せ落ちたら死ぬのですから。

もちろん300メートルのビルから落ちようが30メートルのビルから落ちようが死ぬことには変わりないかも知れませんし、3メートル(2階)の高さでも当たり所が悪ければ死にます。

土地が少ない地域では高層化で床面積を増やすというのは当たり前の解決方法ですが、どこまで高く出来るのでしょうか? 日本では地震対策が必要なので高さを追い求めるのは難しいですが、ブルジュ・ハリファのような800メートル級のスカイスクレイパーが世界には存在します。地震が無い地域であれば今後もどんどん高いビルが作られていくでしょうけれど、建材の自重があるので高さには限界があるはずです。裾野を広げても解決出来ない問題があるはずですが、どこら辺まで行けるのでしょうか?

高さの限界の解決策としては、宇宙エレベーターの考えで宇宙、人工衛星から地上に向かって伸ばした建築物であれば今あるビル群とは比べものにならない高さを実現出来ますが、それはもはや地上建築物とは言わない気がします。

ただ、宇宙エレベーターも地震で地上がズレてしまったらどうするんでしょうか? ある程度の遊びを作っておくんでしょうか? いっそのこと、地上には接しないように少し浮いた状態で緩く固定しておけば解決する気がしますが、そうなると建物とは言えなくなりますね。

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