民放・芸能と新型肺炎

新型コロナウイルスの感染は現時点ではまだ収束しそうにないですね。

学校が休校になった子どもをどうするか、というのは親御さんにとっては一番の悩みのタネかも知れません。

子どもが学校に行かずずっと自宅にいるために仕事を休まざるを得ない、というのは収入面でも、あるいは業務の進展面でも問題を抱えることになります。

気が気でないでしょうがさらに、子ども達も自宅でじっとしているわけもないでしょうし、多くのエンタメ企業が無料や格安で利用できるようにサービスを提供しています。教育系企業も、オンラインで勉強できるサービスを同様に開放しているケースも多く見られます。

これらの企業は、社会貢献的な意味もあるでしょうけれど、これを機に自社サービスを体験してもらい、先々に有料の顧客になって欲しい、という思惑も当然ながらあるでしょう。そうはいっても、必ず利益に結びつくとは限らないわけで、本当にこの問題に企業として出来ることを提供する、ということの方が強いでしょう。

こういった企業各社の動きも、この新型肺炎問題に対して社会全体で協調して対処しましょう、という意欲の表れだと思いますし、それは一般人としては心強いことです。

せっかくですので、毎日朝から晩までニュースや情報番組でさほど代わり映えのない放送をしている、テレビ局もいっそのこと真っ昼間にアニメ映画でも流したらどうでしょうかね。

日テレはコナンとジブリ
テレビ朝日はドラえもんとクレヨンしんちゃん
フジテレビはドラゴンボールとONE PIECE
といった、各局キラーコンテンツを抱えているのですから、昼間に2時間子どもをテレビに釘付けにしてくれるだけでも、保護者にとってはありがたいと思うのですが、どうでしょうか?

もし、その時間帯に重大ニュースがあったとしても、地デジのサブチャンネルに切り替えればいいはずです。あるいは、アニメを流しながらL字型の字幕で文字ニュースを絶えず流し続けてもいいでしょう。

ふと思ったんですが、スポーツイベントは無観客や中止・延期を受け入れているのに、芸能の世界では反発があるのはなぜなんでしょうね?

もちろん、スポーツ側だって個人個人ではそれなりに不平不満はあるでしょうし、生活の不安を抱えている人もたくさんいるでしょうけれど、公然と自粛批判をする人はいないように思えます。

一方で、演劇や音楽などの芸能関係ではライブや公演を実施して批判を浴びたり、自粛していたら生きていけないということが取り上げられます。

この違いはどこから来るのでしょうか? 以下は個人的な想像です。

スポーツは体育会系なところもありますが、日本ではスポーツが国策として実施されてきたこともありますし、体育はまさに国家が関わる分野です。いわばスポーツは国家権力との結びつきが深い分野でもあります。オリンピックやサッカーワールドカップのような、国家的大規模スポーツイベントは国家・自治体と密接につながっていないと実施できません。

一方で芸能は歴史的に差別されてきた問題もありますし、戦前戦後の演劇では左翼的な思想も強かったこともあるでしょう。もちろん、政府や自治体などがパトロンとして関わることもありますが、ニュース・報道も含めて芸能分野は反権力的な姿勢があるのは想像に難くありません。

また、スポーツは野球やサッカー、大相撲のようなプロスポーツは所属している団体が個人の収入をそれなりに保証しています。今回のような無観客・延期・中止などによって収入が減った団体が、100%満額で抱えている個人に報酬を支払うかどうかは分かりませんが、ゼロにはならないでしょう。

しかし、芸能イベントはスポーツイベントと比べると、事業主体として芸能事務所や個人レベルで行うのも多く、失った収入をカバーしてくれる存在がないのかも知れません。芸能界全体をカバーするような保険的なものがあれば、また違うのでしょうか。

そういえば、一部の芸能人が労働組合的な動きを見せたこともありました。芸能人の権利保護が他の分野、労働者よりも遅れているのかも知れませんね。

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