オフィス環境の良さとテレワークの利便性の釣り合い

緊急事態宣言解除に伴い、社会人の勤務体制も元通りになりつつあるようです。

ただ、多くの企業で強制的にテレワークや在宅勤務を導入した結果、満員電車で通勤するよりもこの方が良い、ということを従業員に体感させてしまったために、テレワークや在宅勤務を認めないと従業員を引き留められなくなるようになるかも知れません。

人手不足の中で優れた人材を確保するために、テレワークを認める以外にも例えば週休3日とか、時差出勤やフレックスタイム制といった給与以外での待遇を見比べて企業選びする人も増えるでしょう。

それはある意味、ブラック企業排除につながるので良いことだとは思いますが、業務の効率化、特に本格的なIT化が必要ですよね。

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以前こんなことを書きましたが、アナログな作業は今後より一層批判されるでしょうし、減っていくでしょう。

しかし在宅勤務で気付いた、オフィス環境の良さもあります。

自宅の側で道路工事をしていたときの騒音には苦しめられました。初夏というより夏の感覚がしてきたここ数日では、騒音対策で窓を閉めると暑いし、だからと言ってエアコンを付けるほどの暑さでもないし、今からエアコンになれると夏を乗り切れないと思って付けませんでしたが、仕事場だとおそらくエアコンを付けていたでしょう。あるいはそこまで騒音に悩まされなかったかも知れません。

また、自室がオフィスに比べると灯りの強さが異なることにも気付かされました。当然ながらオフィスではストレートタイプの蛍光灯が何本というか何十本も並んで天井に設置されているので、人影で暗くなる机などありません。しかし一般家庭ではどの部屋も蛍光灯は丸形が上に一つ付いているだけですので、自分の影が机の上に落ち、そこに書類を置いていると明らかにオフィスとの差を感じてしまいます。

あと、朝起きて通勤するところで完全に目が覚めているのだなということも実感しました。一日中、仕事で自宅にいると朝起きてから仕事を始めるまでの途中にスイッチを入れるのが難しいですね。

全ての仕事がテレワークになるべきとは思いません。ここに上げてないようなオフィスの良さもあるでしょうし、そもそもテレワークに出来ない業務・職種もたくさんあります。テレワーク出来る職業や部署の方が少ないくらいでしょう。

ただ、無理して出勤しなくても出来る仕事が、テレワークや時差出勤になるのであれば、少なくともその人たちの分はラッシュ時間の電車の混雑が緩和されます。社会にとって欠かせない仕事をしている人がその分、満員電車で苦しまなくて済むのならそれだけでも価値があると思います。

この少子高齢社会が進む日本において、実はテレワークはその一つの解決策にもなるのではないでしょうか? 妊娠・出産・育児で職場を離れなければいけない人も、在宅勤務に切り替えればある程度は仕事を続けられるでしょう。それは実際に出産する女性だけではなく、配偶者も同じです。働き続けるか、育児休暇を取るかの二択しかなかったところを、在宅勤務で子育てをしながら、子育てのサポートをしながら仕事を続けるということも、仕事の内容によっては可能なはずです。また、通勤が大変な高齢者も、在宅勤務で短時間なら出来るかも知れません。少子高齢化で就業人口が減っていく代わりに、在宅勤務でカバー出来るところもあると思います。

ちなみに私は先日、夢の中で、マスクを持たずに外出していて、「マスク付けてないと電車乗れないなあ」と思って焦るような場面がありました。マスクを付けずに電車に乗る行為の方がノーマルではない時代になるのでしょうかね。

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