仕事イコール金儲けと言うと角が立つ

仕事をするのは色んな理由が人それぞれあります。ただ、ほとんどの人に共通するのはお金を得るためという理由でしょう。

中には自分は仕事に金銭を求めていない、自己実現のためだとか、世のため人のためだとか言う人がいるのは確かですが、だからといって無収入で働き続ける人・働き続けられる人は本当にごくわずかです。

好むと好まざるとに関わらず、働かなければ生きていけません。働く理由が金銭だろうと生きがいだろうと社会貢献だろうと、生きることと働くことは関係性が非常に強い概念です。

働くことにとらわれすぎたり、無理して働きすぎたりするとそれはそれで過労死・ブラック企業・うつ病などの問題になってしまいますが、働くことや仕事についての重要性はたいていの人が同意できると思います。

ところで、「仕事のため」と「金儲けのため」では結構イメージが異なります。どちらも金銭を得る行動の理由説明ですが、「仕事」=「金儲け」ではないということでしょうか。

「金儲け」という言葉には、「必要以上に金を得る行動」のイメージがあるかも知れません。「他の人に行くはずのお金も貪欲に奪おうとする行動」と言った方が良いでしょうか。

しかしそれなら「必要以上に仕事をすること」も同じでしょう。「他の人がするはずの仕事も貪欲に奪おうとする行動」と同じはずです。

一部の人間が過労死するほどの時間外労働をするくらいなら、ワークシェアリングで一人の労働時間を二人で分け合った方が、健康にも良くて健康保険の利用が減り、失業保険・生活保護も減らせて、社会が結果的に安定するはずですが、なかなか社会はそうなっていきません。

それはともかく、仕事と金儲けは近いようで異なるようです。また、前述の「自己実現」とか「生きがい」とか「社会貢献」なども重なる部分はあれど「仕事」とは別でしょう。

仕事とは何かという考え方は、仕事と近いけれど違うモノを考えて、どこにも属していない部分が「仕事」の中心になるはずです。ベン図の論理積みたいなものでしょうか。

ベン図ほどはっきりした境界があるわけではなく、ぼんやりとした「仕事じゃない方」の境界があって、さらにぼんやりとした「仕事」の境界線がある気がします。ぼんやりした部分が人による差異になるでしょうか。

仕事とは何かという命題に対する答えなんて人それぞれというありきたりな結論になりそうですが、仕事とは言えないものからそぎ落としていった方が、本質には近づけそうな気がします。

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