
また、みずほ銀行にシステム障害が発生しました。
ちょっと前にこんなnoteを書いたばかりでしたが、
https://hrsgmb.com/n/naf693998b36b
その時に、人的リソースを減らしてしまったのなら必然だろうし、また数年後にやらかすんじゃないかと書きました。結果は数年後ではなく数ヶ月後でした。
ハードウェア故障はなかなか事前にチェックするのは難しいでしょうし、みずほ銀行に限らずあらゆるシステムで起こり得る故障ですのでそこは責められませんが、バックアップへの移行が出来なかったのは、やはり金融庁から特大のお叱りが出てくる問題なんだろうなと思います。
IT界のサグラダ・ファミリアとまで揶揄された、みずほ銀行の新システムが完成したと公表された時は良く出来たな、という感想だったのですが、サグラダ・ファミリアだろうとなんだろうと、その後のメンテナンスの人員・費用を削ればどんな建物だって維持できないように、ITシステムだってメンテナンスにはそれなりにリソースを割かないといけない、という教訓としてみずほ銀行の新システムは今後の歴史に残るでしょう。
システムの完成はゴールではなく、メンテナンスのスタートです。
差し当たっては、みずほ銀行に対して監督官庁たる金融庁がどのような処分を下すのかが注目されますが、これまでの度重なる失態に相応の処分を下していたと言えるのか、金融庁側として甘い処分になったためにこれまでのシステム障害を誘発する遠因になっていたのではないか、という見方をすることも出来るはずです。
みずほ銀行側にしてみれば、障害発生後においては、これまでもこれからも金融庁や、それに関わる政治家やらゴニョゴニョといわざるを得ないようなロビー活動を行って、何とか処分を軽減させようとしてきたことでしょうけれど、少なくともみずほ銀行も金融庁も消費者の利益を最優先・最大限には考えていないのだろうなと思ってしまいます。
私自身もみずほ銀行の口座やカードは持っていますが全く使っていないので、2011年から続いてきた障害発生史は赤の他人として傍観しつつ興味本位で見てきました。しかし、実際に生活上のメインバンクとして使っている人にとってはたまったものではないでしょう。勤め先やら取引先やら近隣店舗やらの様々なしがらみで、みずほ銀行を使わざるを得ない人にして見れば、
「みずほ銀行を使わなければいいじゃないか」
と言われても腹立たしいだけでしょう。
自己防衛手段としては、いざという時に使うためにいくらかの金額を入れた別の銀行の口座を持っておいて、さらにそこで使えるクレジットカードなどを準備しておくくらいのことしか出来ませんね。
リスク分散は投資だけではなく、日常生活にだって必要ということです。みずほ銀行がしっかりしてたらそこまで考える必要もないはずなのですが。
さて、みずほ銀行の障害はこれで終わりになるのか、また起きるのか。2011年から数えると面倒になるくらい起きている気がします。
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