ガンバ大阪は、ミッドウィークの天皇杯4回戦では湘南ベルマーレ相手に解消したものの、リーグ戦では降格圏と勝ち点差が4しかない14位と、残留争いの真っ只中にあります。今日の相手はガンバとの勝ち点差は3で13位に位置する柏レイソルであり、いわゆる6ポイントマッチとなりました。
湘南戦で活躍したパトリック、シウバ、セジョン、奥野あたりをどれだけ日曜に起用するのか、と期待していましたが、むしろ水曜に出ていた選手の方が多いスタメンとなりました。
昼間に残留争い相手の湘南や大分が敗れたので、勝てば突き放すことが出来る大事な一戦となりました。
キックオフ直後からガンバは攻め込み、倉田が何度も倒されますがそれだけ危険なエリアで動けている証拠でもあります。そして開始2分過ぎに倉田が得たFKを宇佐美が低い弾道で中に入れると、GKが菅沼の動きにつられてクリアが出来ずそのままゴール! 湘南戦に続いて早々と先制できました。宇佐美も本当に久し振りのゴールで色んな人がホッとしたのではないでしょうか。
というか、もしかして宇佐美は直接フリーキックを決めたのはプロでは初ではなかったですかね?
さて、問題はその後です。柏の時間帯が続き、シュートも打たれますが守備陣が粘り強く対応しつつも、どちらかというと柏のフィニッシュの精度の悪さに助けられています。
しかし今年は本当に試合中の怪我が多く、飲水タイムの際に倉田がアウト。開始1,2分での接触が元になったのかも知れません。歩いて下がっていたので大事には至らないと思いたいです。代わりに矢島が入りました。
先制後ずっと押されていたガンバでしたが、飲水タイム明け25分のFKを宇佐美がインスイングで鋭く曲がるキックを見せると、菅沼が頭で完璧に合わせて追加点! シュート2本で2点という何とも効率的すぎる得点経過となりました。
そしてまた柏に攻められる時間帯が続きます。得点シーンだけが試合の流れとは無関係に発生している感じですね。
セジョンの肘打ちがあわやファウルという場面もありました。ファウル認定だとレッドでもおかしくないような腕の使い方でしたが助かりました。
45分にはエリア内で菅沼がギリギリのシュートブロックを見せ、今日の守備陣は集中力が高く保てています。
そして前半終了。45分の大半で押し気味だった柏にとっては痛恨の2失点だったでしょう。
しかし、今に始まったことではないですが、シウバがボールを持ったときに裏を走る藤春に出さないどころか全く見ないのはどうかと思います。絶対藤春を使わないと分かっていたら相手DFだって人数かけてシウバを潰せば良いだけですし。
後半はガンバは交代無し、柏は浦和から移籍の武藤が出てきました。後半はどちらかというと一進一退で、ガンバにも流れの中でのチャンスが結構あります。
57分には相手のシュートがポスト! その前後は波状攻撃を受けましたが何とか凌ぎました。しかし前半からずっと柏ペースで進んでいます。対策の立てようが無いのでしょうか。
68分にもクリスティアーノが頭でクロスに合わせますが、大きく外れてくれました。73分には強烈なミドルを東口が弾きました。だんだんガンバ側のチャンスシーンも減ってきて、サンドバッグ状態になりつつあります。
75分、柳澤に替えて高尾、セジョンに替えて井手口と同ポジションで交代しました。中盤の守備・運動量と、最終ラインの高さの備えですね。
79分にシウバが倒れ込んでしまい、そのまま下がって代わりに塚元が久し振りのリーグ戦出場です。
しかしその後も柏ペースが続き、終には86分にカウンターから失点。これで2−1です。
これまでもこれからも攻められ続けますが、92分には柏のシュートも枠の外。
6分のアディショナルタイムをなんとか防ぎきって、遂に2ヶ月ぶりのリーグ戦勝利を手にしました。
これで得失点差で柏を上回り、13位に浮上しました。残り8試合で17位の徳島とは勝ち点差が7です。もう仁義もへったくれもなく、残留するだけです。
ちなみに、ヒーローインタビューで知りましたが菅沼はガンバでのJ1初ゴールでした。
今日の試合は捉え方が難しいですね。快勝した天皇杯4回戦のメンバーをベースにして挑んで勝利したことを肯定的に捉えるのか、ほとんどの時間帯で柏に攻められていたことを否定的に見るのか。
私自身は、この期に及んで内容の良さどうこうよりも、勝ち点を稼いで残留に近付いたことをプラスと考えるべきだと思っています。残留争いにはただ勝ち点だけが必要です。
内容は本当に悪かったです。ただ、今のチーム状況では、4−4−2で中盤は攻撃時ボックス、守備時フラットで2列目に運動量が求められる、長谷川監督時代のやり方で行くしかないですね。
もうなんというか、グルグル数年間迷走してこれかいな、と言いたくもなりますが、シーズン終了までは無我夢中でJ1にしがみつくしかありません。
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