一般的に、インターネットに接続する手段としては、有線LAN、無線LAN、モバイル回線が使用されます。パソコンだろうとスマホだろうと、この3つ以外での接続はまずありませんが、もう一つ、家庭用のコンセントにつないで、部屋同士にネットワークを構築する電力線通信(PLC)というものも、機器が普通に売られていました。実際にはパソコンとPLCの間はLANケーブルでつなげるので、これも有線LAN接続ではありますが。
パナソニックのPLC(電力線通信)はいつの間にか法人向けにシフトしているようです。昔、まだ無線LANが普及し始めた頃に、私も自宅でPLCを使っていたことがありますが、通信速度は有線LANよりは遅いけれど黎明期の無線LANよりも安定していました。当時の無線LAN規格は、IEEE802.11bでしたね。最大通信速度が11Mbpsでしたが、実行速度はその数分の一でしたから、当時のPLCでも十分価値はありました。
ただ、その後は無線LAN規格がどんどん新しくなって通信速度も安定性もグレードアップする一方で、PLCはさほどの進化も無く、今では家庭で使っている人はごくわずかでしょう。
私としてはその印象しか残っていませんでしたが、
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/1360559.html
今ではHD-PLCとして速度も上がり、有線LANも無線LANも使えないような特殊な場所での通信技術として重宝されることもあるようです。
上記記事の中で、適している環境の例として挙げられているスタジアムの写真がパナソニックスタジアム吹田なのはご愛敬ですね。
こういった、個人向けの商品から法人向け・インフラ向けに移行していくのは、日本の企業にとっては今後スタンダードな流れになるかも知れません。パナソニックには既に黒物家電では一からの自社生産はほぼしていません。白物家電や美容関係はまだ健在ですが、IT関連のコモディティ化した分野ではかなり撤退しています。固定ファンがいてニッチな売り方をしているノートパソコン、Let’s noteくらいでしょうか?
SONYもイメージセンサやカメラの分野では生き残っていますが、スマホやパソコンではやはり厳しいですし。今の若い人たちは、日立、東芝、三菱、シャープ、パナソニック、SONY、富士通、NEC、京セラ、カシオ、三洋などの国内メーカーが携帯電話端末の国内シェアをほとんど占めていたことなどは覚えていないでしょう。
とは言っても、どの企業も他の製品・サービスがいくらでもあり、会社は存続していきます。シャープはアレでしたが。ジャンルは異なりますが、富士フイルムがカメラのフィルム事業から撤退しても、化粧品・医薬品やBtoBの製品で問題なく会社は続いていきます。
BtoCからBtoBに主軸を移すことが出来るのもその会社の実力でしょう。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。売れ筋商品が変わっていくのは時代の変化が激しい現代では当然のことですが、そこで生き残るか潰れるかは、その会社の体力や底力が試されます。
とりあえず、パナソニックさんには今後もいっぱい儲けていただいて、ガンバ大阪にとっての重要な親会社兼メインスポンサーとして関わっていただきたいというのが、サポーターの意見ではあるのですが。
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