毎年この時期恒例の全国地域チャンピオンズリーグが今年も始まりました。まずは11月12日(金)〜11月14日(日)が1次ラウンド、決勝ラウンドは11月24日(水)〜11月28日(日)に行われます。
http://www.jfa.jp/match/regional_league_2021/schedule_result/
キャッチフレーズというか一部サッカーファンの間での通称が、
「世界一過酷な大会」
ですが、3日連続で行われる上に、地域リーグで一位やそれに準ずる順位になってようやく参加出来ることもあってそう言われています。
単にスケジュールが過酷なだけならブラジルのプロリーグもスケジュールの組み方は滅茶苦茶らしいので近いケースはあるでしょうけれど、この全国CLの場合は参加チームが、
・将来のJリーグ入りを目指す元Jリーガーだらけのチーム
・プロ加盟はない純粋な企業チーム(そのため仕事で出られない選手もいる)
・Jリーグ入りを目指さない(目指していない)クラブチーム
・公務員のチーム
などなど入り混じります。特に企業チームの場合、平日土日合わせて3日間というスケジュールが厳しく、金曜日の初戦では主力選手が社業で普通に働いていて出場できないことが多々あります。
また、全国リーグであるJFLに参加するには地域リーグ時代よりもはるかに経費がかかりますので、その辺の有形無形のプレッシャーも選手にはかかりますので、色々と難しい大会です。
今年の参加チームでは、沖縄SVには高原直泰、福井ユナイテッドFCには我那覇和樹といった元日本代表選手に加え、おこしやす京都ACには原一樹、Criacao Shinjuku(クリアソン新宿)には小林祐三といった、Jリーグファンにはお馴染みの選手も所属しています。高原v.s.我那覇とか熱くなりますね。
グループA、B、Cでの2試合とも全て同時キックオフですので、Mac・iPad・iPhoneで3試合とも同時に視聴しましたが、集中して試合を観戦すると言うよりは、経過や悲喜劇のこもごもを楽しむような見方になっています。
今では全試合、YouTubeのライブ配信で簡単にどこでも見ることが出来ます。良い時代になりました。7,8年前でしたか、JFAのテクニカル映像(実況や字幕もない、プレー分析のためのもの)が試験的にネット配信されていたことがありましたが、あれから比べるとかなり変わりました。
JFLはもちろん、地域リーグでも全てではないもののライブ配信は珍しくなくなりました。どんどん配信のハードル(プラットフォーム、機材費用、通信費用など)が下がっていますので、権利関係さえクリア出来ればいずれは、都道府県リーグの試合でも配信が当たり前になるでしょう。
その一方で、最高峰たる日本代表のワールドカップ予選の中継が、アウェイ戦はDAZN独占となったことが、サッカー人気が落ち目とか日本サッカーの危機とか言われていますが、これは単に代表戦の放映権料をFIFA・AFC・広告代理店がべらぼうな価格に設定したことが原因なのであって、直接的に日本のサッカー界が出来る対策はありません。やるならFIFAやAFCの要職に人を送り込んで、放映権料の高騰に歯止めをかけるくらいでしょうか。
各国協会と手を組んで放映権料を下げさせる圧力をかけるという手段も思いつきますが、金持ちの国からとった放映権料で途上国のサッカー発展の費用を賄うのだ、とFIFAが主張したら終わりです。どう考えても日本が孤立するだけです。
以前よりも暴騰した放映権料をテレビ局が払えなくなったというだけのことであって、日本サッカーそのものの問題ではなく、異常な放映権料を貪るFIFA・AFC・広告代理店の問題です。放映権料を下げさせるために、それらをターゲットにネガティブキャンペーンでもやってくれればいいのですが、マスメディアがそんなことをするはずもなく、結局サッカー協会が悪い、日本のサッカーが人気の凋落だ、という理屈で終わってしまっているのは、残念なことです。
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