サッカー日本代表にとっては最終予選が始まってからずっと崖っぷちでしたが、11月にベトナムとオマーンとのアウェイゲームで連勝したことで一息つけるところまでは押し戻せました。
この最終予選6試合全てが、1点差での勝利か敗北かという結果で、まさに森保サッカーの真骨頂のようなスコアになっています。グループ2位に浮上してもメディアでもSNSでも日本代表批判・森保監督解任論が盛んなのを見ると、天邪鬼には逆に擁護したくもなってきます。
とはいえ、選手起用とか色々言いたいこともありますので、それを除いてかばうとなると結果しかありませんので、とりあえずは日本以外の対戦相手と勝ち点状況について。
オマーンにしたら、初戦と真逆になりました。最悪引き分けでもいいか、と思い始めた時間帯での失点という点でも、初戦の日本と同じ心理状態だったかも知れません。逆に、日本はこのアウェイ戦で絶対に勝つ、得点するという強い意志を持って攻め続けた結果が伊東純也のゴールを生み出したと言えます。結局、日本もオマーンも直接対決で一勝一敗で、ともに勝ち点3ずつを得ました。2引き分けでの勝ち点2よりはよっぽどいいですね。他方、オーストラリアにしてみたら、日本とオマーンが勝ち点2ずつで終わってくれた方が良かったに違いありません。
森保ジャパンにはベトナムや中国相手にも1点しか取れないのか、という批判がありますが、サウジアラビアもオーストラリアもその2国に対して苦戦しています。先日、オーストラリアはアウェイで中国と引き分けてしまいました。サウジアラビアが一歩抜け出していますが、第8節での直接対決で叩けば日本との勝ち点差は1に縮まります。1−0でも、オウンゴールでも、勝ち点3を取り続ければ1位にもなれるでしょう。
状況的に、3位転落したオーストラリアの方が日本よりもはるかに苦境に見えます。最初3連勝の後、負け・引き分け・引き分けとチーム状況が右肩下がりになっています。
日本では試合の度に#森保解任というハッシュタグがTwitterで流れますが、日本よりもオーストラリアの方が解任が早いかも知れません。日本に抜かれて3位転落して、次戦まで2ヶ月以上空きますので、オーストラリアサッカー協会が決断する可能性はあるでしょう。
グループAがイラン・韓国の2チーム独走により無風状態ですが、日本・サウジ・オーストラリアが入っているグループBが混戦になるのはやむを得ないでしょう。4年前の最終予選も、イラン・韓国のグループと、日本・サウジ・オーストラリアのグループでした。ラス前の日本対オーストラリアで日本が勝って出場決定、オーストラリアは結局3位でプレーオフ経由での出場でした。今回も同じ結果に近づきつつあります。
日本がオーストラリアを蹴落として2位以上を決めるには、次のホーム中国戦で勝つのは当然として、その次のサウジ戦が大一番です。そこで勝てれば、オーストラリアとアウェイで引き分けても最後にホームのベトナム戦に勝てばW杯出場確定です。
さすがに得点力に課題がずっと残っていますし、選手起用にも思うところはありますが、おそらくは最後まで森保監督でしょう。次の中国戦で取りこぼさないことを祈ります。
初戦のオマーン戦、3試合目のサウジアラビア戦で敗れたときにはさすがに解任の可能性が高まっていましたが、オーストラリアが取りこぼしてくれたおかげでかなり楽になりました。もちろん、日本のチームがリカバリーしてきたことが一番大きいのですが。堂安・久保が復帰したらもう少しマシになるでしょうけれど、大迫・南野が不調というか代表で機能しなくなりつつあるのが懸念材料です。バックラインが安定しているのが幸いですね。9戦目のオーストラリア戦で勝てばおそらくそこで突破確定ですので、最後のベトナム戦ではGKの谷や、FWの前田など先を見据えた起用になるでしょう。
案ずるより産むが易しとは言いますが、不安があるから案ずるのです。順位的に良くなれば不安も減ります。ただ、スパッと決まった采配というのが、433での田中碧の起用くらいしかないのが心配ですが。
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