聞きたい音だけ聞こえる未来

ワイヤレスイヤホン、さらにノイズキャンセル機能付きワイヤレスイヤホンは今ではいくらでも選び放題のような時代になりました。私自身、ノイズキャンセル機能付きのワイヤレスイヤホンとワイヤレスヘッドホンを所有しています。性能はともかく、数千円レベルのノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンがゴロゴロしているのは、数年前との格段の進歩を感じます。

ノイズ消去の技術や低価格化は今後も進んでいくでしょう。将来的にはノイズキャンセリング機能が特定の音だけを聞く機能になるかも知れません。既に今ある製品でも、人の声は聞こえやすくて、雑音・電車や車の音などはカットしてくれるものもあります。

おそらく全ての外部音を切ることは、ハードもソフトも進化していけば難しくないように思えますが、全く外部音が聞こえなければ不便だろうことは容易に想像が付きます。

電話やメールの着信音、話しかけてきた人の声、インターホンのチャイム、救急車など緊急車両のサイレンといったものが全く聞こえなければ、動画や音楽の視聴、あるいはウェブ会議に集中できるでしょうけれど、街中なら間違いなく危険です。どこかに落ち着いて視聴しているとしても、話しかけているのに知らないふりをしていると誰かに思われたらトラブルの元です。

そう言えば、ウォールストリートジャーナルのこんな記事もありました。

https://jp.wsj.com/articles/are-airpods-out-why-cool-kids-are-wearing-wired-headphones-11637046565

有線イヤホンでもノイズキャンセル機能付きはありますが、少なくとも他人へのアピールにはなります。

ともかく、もっとノイズキャンセル機能が充実すれば、特定の音を聞くか聞かないか選択出来るようになるでしょう。

完全に外部音を遮断するモード
特定の音を遮断するモード
キャンセル無しモード
と選択出来て、さらに特定の音を
・自動車
・電車
・話し声
・動物の声
・パソコンなどのファン
・エアコン
・扇風機
といった音をオンオフ出来るようになれば、

テレビの音は聞こえるけど、窓の外から聞こえる車の音がカットされるとか、ニュースのカスタマイズ、キュレーションサービスのように、この種類の音だけを聞こえるように事前設定するような時代になれば、快適になります。

もっと進めば、個人ごとに話し声の特徴を記録して、特定の人の声だけを聞きやすくすることもあり得ます。人混みの中でも大声出さずに会話できるという捉え方をすれば素晴らしい技術ということになりますが、嫌いな人・苦手な人の声をミュートにしてしまうというのは、良い面もあれば悪い面もあるでしょうね。音として嫌なものをただカットするだけだと、まさに馬耳東風になってしまいます。

ニュースを読む時も既にキュレーションサービスやサジェスチョン機能によって、目に映るものはかなり選別されている時代は既に到来しています。将来的には耳に聞こえるものも選別されて受容する時代になるでしょうか。

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