次の日本代表監督人事を妄想してみる

今年のワールドカップ本大会は11月から12月にかけて行われます。その影響でJリーグの日程が早まったりしていますが、これまでのワールドカップと異なるのは、大会終了後に新しい監督人事が行われるのが、Jリーグのシーズン終了後と重なることです。

Jリーグと関係が無い人を連れてくるのであればJリーグのシーズンとは無縁ですが、2006年ドイツ大会後に就任した故イビチャ・オシム氏のように、Jリーグクラブを率いている人を横取りするには色々な問題が出てきます。

その一方で大半の国は秋春制シーズンですので、いつも6月7月で開催されるワールドカップに合わせて、監督人事も激しく各国代表とクラブで動いていました。

そのサイクルが今回のカタールワールドカップでは異なり、Jリーグはオフシーズン、大半のリーグはシーズン中に本大会が開催されますので、クラブ監督をしている人を引っ張ってくるのはどこの代表でも難しくなります。

つまり、シーズンオフになって監督交代しやすいタイミングではないリーグが多いので、クラブの監督をしている最中の人と、代表監督として契約するのは非常に難しいということです。

そうなると、必然的に日本代表の次期監督も日本国内から連れてくるか、あるいはザッケローニのようにどことも契約していない人を選ぶかになります。もちろん、契約が切れる他国代表監督もその対象でしょう。

予想と言うほどではありませんが、3パターンに分けて考えてみると、

(1)日本代表がW杯本大会でそこそこの結果だった場合
過去3度達成した、グループリーグ突破を今回も果たせば一応のノルマは達成でしょう。ラウンド16進出で、かつ森保監督が契約延長しないものとすると、日本国内にいる人、フリーの人、他国代表が候補となります。
Jリーグ経験者がおそらく最有力候補でしょう。日本人に限定されず、Jリーグでの指揮経験が豊富な外国人も対象になると思われます。

(2)日本代表がW杯本大会でダメだった場合
この場合は、
「日本人の代表監督は駄目だ! 欧州のトップシーンを知っている人が必要だ!」という意見が沸き起こるはずです。
ただ、前述のようにクラブの監督をしている人は対象外になるか、高額な違約金が必要になります。おそらく、同じ本大会で躍進した国の監督で契約切れの人を狙う確率が高いのではないでしょうか。

(3)日本代表がW杯本大会でむっちゃ良い成績だった場合
この中では一番可能性が低いかと思いますが、ベスト8以上の成績を達成した場合、JFAとしては全力で森保監督との契約延長に努めるはずです。そこで固辞された場合は、(1)と同じ経緯で国内、あるいはJ経験者がターゲットになるでしょう。

具体的な人の名前を出す気にはなれないし、そもそも12月時点でその人がどこかと契約中あるいはフリーなのかも全く分かりませんので、今の時点で踏み込んだ予想をしてもしょうがないですが、予想の基準としてはこの(1)〜(3)で大きく外れてはいないでしょう。

ものすごく素晴らしい監督と、それほど高くない金額で契約できて代表監督をしてもらえるのが一番良いのは当たり前です。それが出来るに越したことはありませんが、条件交渉プラス日本代表監督の地位のブランド力によって、契約できる監督は絞られます。

結局はそれなりのレベルのところに収まるでしょうし、本当にトップクラスの監督は豊富な資金力があるビッグクラブが抱え込んでしまっています。かつてベンゲルが言っていましたが、クラブの監督は毎日選手を見ていられるが、代表監督は年間数十日、十試合程度しか選手と一緒にいられません。自分の理想のサッカーを体現させるなら代表よりもクラブの方が良いに決まっています。

それでいて、代表監督は厳しい仕事でもあり、中心選手が大事な試合で怪我で不在となっても負けたらその国中から非難されます。

結局、次の日本代表監督はそれなりのところに落ち着くでしょうけれど、誰が選ばれても多分、絶賛されるよりは不安視の方が大きいでしょうね。これまでもずっとそうでしたし。

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