新型コロナの感染状況の悪化により、6月に発表された全国旅行支援という政策は延期となりました。ただ、そもそも本当に必要なのかな?という気が個人的にはします。
旅行業界・観光業界を否定的に言うつもりはなくて、そういう政策・支援が無くても旅行したい人はすると思うのですよね。
私自身は4月に静岡、5月に北九州・福岡・鳥栖、6月に札幌と、全てサッカー観戦ながらも久し振りのアウェイゲーム絡みの旅行を楽しんできました。
もちろん、子供連れなどの家庭だと費用的に旅行するのも厳しいでしょうから、そういった支援はあっても良いでしょうけれど、ぶっちゃけ私みたいに独り者の旅行なんか支援しなくてエエやんと思います。
そもそも政府の役割というのは、根本的には規制をすることと規制を緩めることです。規制は憲法・法律で行い、状況や必要性に応じて緩めます(運転免許とか規制緩和政策とか)。
2年以上続く新型コロナに起因する消費マインドの冷え込みは、もちろんテコ入れして改善すべきことなのでしょうけれど、大々的に政策として
「大規模な支援を行います!」
と発表しておいて、感染状況の悪化によって
「やっぱり止めます!」
と取り止めてしまう(まだ最終判断は下りていませんが)というのも、当の業界関係者にしてみたらハシゴを下ろされたような気持ちになるでしょう。
前述のように、旅行したい人、観光したい人は政府による支援が無くても勝手に行きます。私の職場のある京都でも土日平日構わずに観光客も増えてきました。外国人観光客も見かけるようになりました。
かつてのGo Toトラベルや、自治体で行われている割引などは、色々と批判もありました。今回の全国旅行支援によって、過剰に人が殺到してしまったらそれはそれで問題というか、業界としてはそんなに儲からないのではないかと思います。
新幹線など各種公共交通機関は既に大半の鉄道会社で減便していますし、バス会社も同様です。そこでいきなり客が増えてもいきなり増便できないでしょうし、もうちょっと安易にピークを作らずに、平均的に利用者が増えるような状況の方が良いんじゃないでしょうか?
夏休み、お盆あるいは土日祝日に観光地や主要交通機関が混雑するやり方は、あまり良いものではないでしょう。平日や早朝・遅い時間の交通機関の利用をする人が増えれば、無駄な空席を減らせますし、エネルギー的にも地球に優しいはずです。
たくましく客を増やそうと考えているところは考えています。
JR西日本は某有名番組の旅企画のような切符を売り出しますし、
https://www.jr-odekake.net/aotabi/feature/dice/
続いてJR東日本もJREポイント利用のみながらこんな企画を出しました。
ピーチ航空もガチャで売る旅くじという企画をやっていますし、工夫するところは工夫するのですよね。
それでも旅行・観光業界は厳しいのは間違いありませんから、政策としての予算は付けないといけない、という意見もあるでしょうけれど、だったら直接その業界にお金ばらまく方が手っ取り早いですよね。
混雑する日や時間にしか動けない人からは文句が出るでしょうけれど、平時に画一的な支援金は適当ではないでしょう。冒頭に書いたように、子供連れ旅行だけ支援するとかでも良いので、もう少し細かい支援の方が良いんじゃないでしょうか?
コメントを残す